弁護士ランキング1位の弁護士による,後輩弁護士への指南本。口語体。
気になったところ 気に入ったところを取り急ぎメモ:
◆ 早朝型の勤務にせよ
クライアントも喜ぶ
◆ まずメール返信などの小さな仕事
その次に厄介な大きな仕事
その順番でやる
◆ 1日12時間までしか仕事をしない
…sustainableであるためにはこう決めるのがいいかもしれない
◆ 「馬鹿野郎,電話は早く取れ! 弁護士はケツが軽くなきゃ駄目なんだ」
Q(久保利)先生に,弁護士初日の朝8時にこう言われた。
◆ 電話では,相手方が分かるようにゆっくり話す
◆ 「了解です」って言葉は昔は総会屋しか使わなかった
…ほんまかいな。
◆ 納期に遅れたら二度と仕事は来ない
30年弁護士をやって,納期に遅れたことは一度もない
◆ 事件記録は,1つしか机に広げない
…そうそう。これ大事ですよね。
◆ モノは決まった場所に置く
…日本の工場がそうやって管理をしているから。
…うん。私もこれちゃんとやっている。デスク周りは「コクピット化」しないとね。
◆ 若手が主任となる
…中山国際法律事務所でもそう。
◆ 若手同士で組まない
「馬鹿野郎! 馬鹿と馬鹿が合議をするな!」とK(久保利? 後記:MHMの先生に聞いたら,古曳)先生に怒鳴られた
…下手の考え休むに似たりですからね。
◆ 大部屋方式がいい
個室ではなく。若手のミスを先輩が気づけるから。
Q(久保利)先生が,若手の電話をパッと取り上げて「今の(若手の説明は)違います。こうですから」って説明したこともあり。
◆ 法律相談に対する回答は,原則として今日か明日には返すべき
…そう。そのスピード感が大事。仕事は早くちゃだめだと。圧倒的に早くないとダメだと。
◆ 若手弁護士を同席させるときは,クライアントに同席させていいか,訊く
…勝手に若手の分をチャージしない。
◆ 期日前に,訴訟記録は熟読しておく
裁判官に,何を聴かれても咄嗟に答えられるように
…う,,これたまに私できていないことある。。。
◆ 準備書面は,書き出したら一気に書く。途中で別の仕事をしない。迫力がなくなるから。
準備書面は,誰かを説得するための書面。裁判官とか,敵とか。
なので,これは迫力が要るんです。押し出しが強くなきゃだめで,一気通貫性とかそういうものが必要でありまして,人を説得する書面というのは、厳密な正確性とかそういうことよりも、迫力。ドーン!ときて「おお!確かにそうだ!」と思わせるような説得力が必要なんですね。
そのためには,…一文は短くしろとか,…タッタッタ! こうだ! 以上! っていう書面がいい。
◆ 「森綜合は素晴らしいところだよ。何が素晴らしいか分かるかい?」とクライアントに言われる。
「あんたの事務所はね,楽しく仕事してるだろ。これがいいんだよ。」
◆ 上場会社の法務部の7割は今の弁護士に満足していない
…だからいい仕事をしていれば付け入る余地はある。
◆ 中村直人弁護士の事務所は,クライアントにお中元もお歳暮も送ってない稀有な事務所
…変に下手に出ない。
◆ 研究者が書いた文章は,永遠に遺るオブジェ。
弁護士が書いた文章は,生鮮食料品。
◆ 精神的に嫌な事件。知恵も出ないし,元気も出ない。すごくストレス。それは先輩弁護士に相談する。
…そうだよね,そういう案件はあるのだよね,と思うだけでも気が楽になる。
◆ アソシエイト弁護士の報酬は全額その弁護士が取る。
…お客さんをつけてパートナーになってもらいたいから。
…この太っ腹は中山国際法律事務所も見習おうかな。。。たしか今でもMHMのアソシエイトはこれですね。
気になったところ 気に入ったところを取り急ぎメモ:
◆ 早朝型の勤務にせよ
クライアントも喜ぶ
◆ まずメール返信などの小さな仕事
その次に厄介な大きな仕事
その順番でやる
◆ 1日12時間までしか仕事をしない
…sustainableであるためにはこう決めるのがいいかもしれない
◆ 「馬鹿野郎,電話は早く取れ! 弁護士はケツが軽くなきゃ駄目なんだ」
Q(久保利)先生に,弁護士初日の朝8時にこう言われた。
◆ 電話では,相手方が分かるようにゆっくり話す
◆ 「了解です」って言葉は昔は総会屋しか使わなかった
…ほんまかいな。
◆ 納期に遅れたら二度と仕事は来ない
30年弁護士をやって,納期に遅れたことは一度もない
◆ 事件記録は,1つしか机に広げない
…そうそう。これ大事ですよね。
◆ モノは決まった場所に置く
…日本の工場がそうやって管理をしているから。
…うん。私もこれちゃんとやっている。デスク周りは「コクピット化」しないとね。
◆ 若手が主任となる
…中山国際法律事務所でもそう。
◆ 若手同士で組まない
「馬鹿野郎! 馬鹿と馬鹿が合議をするな!」とK(久保利? 後記:MHMの先生に聞いたら,古曳)先生に怒鳴られた
…下手の考え休むに似たりですからね。
◆ 大部屋方式がいい
個室ではなく。若手のミスを先輩が気づけるから。
Q(久保利)先生が,若手の電話をパッと取り上げて「今の(若手の説明は)違います。こうですから」って説明したこともあり。
◆ 法律相談に対する回答は,原則として今日か明日には返すべき
…そう。そのスピード感が大事。仕事は早くちゃだめだと。圧倒的に早くないとダメだと。
◆ 若手弁護士を同席させるときは,クライアントに同席させていいか,訊く
…勝手に若手の分をチャージしない。
◆ 期日前に,訴訟記録は熟読しておく
裁判官に,何を聴かれても咄嗟に答えられるように
…う,,これたまに私できていないことある。。。
◆ 準備書面は,書き出したら一気に書く。途中で別の仕事をしない。迫力がなくなるから。
準備書面は,誰かを説得するための書面。裁判官とか,敵とか。
なので,これは迫力が要るんです。押し出しが強くなきゃだめで,一気通貫性とかそういうものが必要でありまして,人を説得する書面というのは、厳密な正確性とかそういうことよりも、迫力。ドーン!ときて「おお!確かにそうだ!」と思わせるような説得力が必要なんですね。
そのためには,…一文は短くしろとか,…タッタッタ! こうだ! 以上! っていう書面がいい。
◆ 「森綜合は素晴らしいところだよ。何が素晴らしいか分かるかい?」とクライアントに言われる。
「あんたの事務所はね,楽しく仕事してるだろ。これがいいんだよ。」
◆ 上場会社の法務部の7割は今の弁護士に満足していない
…だからいい仕事をしていれば付け入る余地はある。
◆ 中村直人弁護士の事務所は,クライアントにお中元もお歳暮も送ってない稀有な事務所
…変に下手に出ない。
◆ 研究者が書いた文章は,永遠に遺るオブジェ。
弁護士が書いた文章は,生鮮食料品。
◆ 精神的に嫌な事件。知恵も出ないし,元気も出ない。すごくストレス。それは先輩弁護士に相談する。
…そうだよね,そういう案件はあるのだよね,と思うだけでも気が楽になる。
◆ アソシエイト弁護士の報酬は全額その弁護士が取る。
…お客さんをつけてパートナーになってもらいたいから。
…この太っ腹は中山国際法律事務所も見習おうかな。。。たしか今でもMHMのアソシエイトはこれですね。