克己の工夫は、一呼吸の間にあり。
『言志四録』 佐藤一斎
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言志四録の中でも、好きな言葉。
息を吸って、吐く。その一刹那の間に、克己の工夫がある。
ま、ある程度、誇張した表現かもですが。
克己の工夫ってのは、イザと言うときにするものではない。
いつもしている。常にしている。
イザという時が、今である。
そんな「常住坐臥」の精神。常在戦場の精神。
私も、今日も、「1秒たりとも無駄にしない」感じで仕事しました。
克己の工夫は、一呼吸の間にあり。
以下のリンクの『限られた人生を「生き切る」哲学』
から。
この本は、久しぶりに出た(私が出会った)陽明学の本。引用が多く、古典好きのマニアック向けですね。