最近、よく、「1,000億人で1番」を意識しています。
筋トレのときとか。
佐藤一斎が言志四録で「世間第一等なんか小さい、古今第一等を目指せ」って言っている。
世間第一等の人物とならんと欲するは、其の志小ならず。余は則ち以て猶お小なりと為す。(中略)志ある者は、要は当に古今第一等の人物を以て自ら期すべし。
30年前からこの文句が好きで、古今第一等を目指してきた。全然届いてないけど。
「古今第一等」って、定性的で抽象的。定量的に考えると「1,000億人の中で1番」です。古今東西の人類(ホモ・サピエンス、最古は20万年前)って、累計で約1,000億人いるから。
だから最近私は、筋トレするときも、
- この30秒で、1000億人で1番、筋トレの効果を上げてやる
- この30秒、1000億人で1番、美しいランニングフォームで走る
- この30秒の腹筋で、1000億人で1番、自分をいじめてやる
って思って筋トレしています。ちなみに、なんで30秒ばかりかというと、私のやっているHIITトレーニングが30秒インターバルなので。
今日も、仕事、家庭、交流、頑張った。1000億人で1番頑張ったと言えるかどうか。
明日も、1000億人で1番、充実した一日を送りたい。