川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

霊感商法と南京大虐殺は同じ(改訂版)

2023年06月05日 | 社会・時事など
【昨晩に眠い中書いたので、最後の方は改めました】

霊感商法と南京大虐殺は同じ。

そんなことをひらめいた。

1987年くらいから、今の霊感弁連さんが言い出した、「霊感商法」。共産党が名付けたネーミング。それまでは「開運」商法とか呼ばれており、経済企画庁もこの「開運」商法という呼称を使っていたとか。

家庭連合の古い信者には、「敵が付けた呼称をそのまま使うのはまかりならん」ということで、「霊感商法」という言葉を利用することに拒否感をあらわにする方もいました(『霊感商法の真相』)。

その霊感商法って、南京大虐殺と似ている。以下の2点で。

1 存在するか/しないかに争いがあるのではなくて、「どの程度」存在するかが問題だという点
 
 「霊感商法」と攻撃されるような、やり過ぎの取引は、過去あったようだ。
 もっとも、これは、当時の統一教会ではなく、その信者がハッピーワールドという会社で行ったもの。統一教会の責任が認められた民事・刑事裁判は1つもない。

 しかし、霊感弁連さんがおっしゃるような(今はもうおっしゃってないか)、とてつもない大きな被害があったわけではなさそう。
 その被害の多寡については、踏み込まない。あまり私にも情報はないし。
 いずれにせよ、民事でも刑事でも、それほど大きな被害額・責任にはなっていないはず。

 いまは誰も霊感商法をやっていないので、もうその被害額を論じることはほとんどナンセンスですが、「どれくらいの被害なのか」についてはだいぶ争いがありそう。

 これって、南京大虐殺と同じ。虐殺がゼロでも、中共が主張する30万でもない。いずれも極端。その間の、どこが真実なのかって話。

2 ネーミングによるレッテル貼りが成功した
 
 「霊感商法」と名付けることで、あたかも「霊感」を用いる商法がみんな邪悪であるかのようにイメージさせた。
 それは事実と違う。今年1月、日本宗教連盟の方が、「宗教なんてすべて霊感の話しをしている」っておっしゃっていたし。こちら(過去記事)
 
 「南京大虐殺」ってネーミングがあると、あたかも「大虐殺」があったのだと、世間に認知されちゃう。人は言葉により影響される。特に大衆は。
 
 実際、20年近く前、司法研修所で、同級の友人(今は裁判官)に、「南京大虐殺って、何人が殺されたと思う?」って訊いたところ、その現裁判官は、中共が主張する数字に近い、「20万人くらいでは」って言ってました。

 将来裁判官になる人でも、こういう(誤った)認識をもっているのね、というのが印象に残っている。
____________

今さら、誰も論じていない霊感商法のことをほじくり返そうと思いませんが、「ある事象をネーミングすることで、印象操作する」ことの例として、挙げました。

既成事実を作った方が勝ち。ネーミングしちゃったもん勝ち。マスメディアに報道してもらったもの勝ち。そんな側面はある。

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便利屋さんの仕事

2023年06月05日 | 日記・雑記・独り言
地元のお祭の後の懇親会で、便利屋さんと一献。

便利屋さんにお世話になったこともなければ、会ったこともなかった。いろんな職業の人と会えるのが、地元交流のメリット。

その便利屋さんに訊いた、「へえ! こんな仕事あるんですか」って仕事は:

■ ゴキブリ駆除

 一匹6000円らしいです。
 桁1つ上げて、6万円にしても、人によっては払ってくれるよ、ってアドバイスしておきました。

その便利屋さんに訊いた、「さっすがに、その依頼は受けられない…」って仕事は:

■ 夫婦の営みの撮影

 実際にあった依頼だそうです。

 「夫婦(旦那)の営みを、代わりにやって」という依頼はないんですか、って訊いたら、さすがにそれはない、と。
 もしそんな依頼があったときには、私が代打をします! と言っておきましたw
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祭り 2023

2023年06月05日 | 日記・雑記・独り言
祭りの写真。




私のように背が高くないと、案外楽だったりする。

前の外国人さんと一緒に楽しみました!

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最新の東洋経済 暗殺犯の伯父の手記が残念…

2023年06月05日 | 人物
最新の東洋経済で、安倍元首相暗殺犯の伯父の元弁護士(山上東一郎さん)が、手記を寄せている。弁護士ではなく「元」弁護士なんですね。

内容は、ざ、残念…

失礼ながら、元弁護士先生、、 甥の暗殺犯を身内贔屓で見苦しく擁護している的に読まれちゃいますよ、、 身内が可愛いのは人情として分かりますが、、、

暗殺犯の伯父さんが曰く:

  • 殺人罪でも「やむを得ずにした」場合の緊急避難(刑法37条)がある
  • 江戸時代、佐倉惣五郎は死罪となったが、義民として評価された
  • 法より「正義」が上位にある
  • 暗殺後、高額献金の事実が明るみに出て、救済法が成立した
  • それまで声を出せなかった2世信者たちが、声を上げられるようになった 
  • 徹也には、全国各地から多くのエールが送られている
  • 徹也の行為について、正義を感じている人が少なからずいる
  • 和歌山に平家の落人の里があって、そこの上人(中山註:氏名不詳)が「この世のことはすべて天命。到底人知の及ぶところではない」と言った
  • この上人が徹也の祖先
  • 本件事件についてもその真の意味、価値については到底人知の及ぶところではない
…。

大変失礼ながら、読んで呆れるようなレベルと思っちゃいましたが、多少のツッコミをば。

■ 2世信者たちが「それまで声を出せなかった」??
 なにか、声を出すことを禁じる動きってのがあったんでしょうか。

■ 暗殺事件の真の意味、価値は「人知の及ぶところではない」??
 いやあ、法的には刑事裁判で裁かないとね。
 事件を「真に」どう解釈するかは、その人次第の、主観的なことですね。
 それをわざわざ「人知の及ばない」なんて仰々しく言う必要はない。
 んなこと言ったら、「世の中のすべての事件の真の意味、価値は到底人知の及ぶところではない」といえる。

斯界の大先輩に大変失礼ですが、この伯父様にしてこの甥あり、と思ってしまった方は、私のみではないのでは、、


 
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家庭連合に関する東洋経済の記事が残念

2023年06月05日 | 社会・時事など
最新の東洋経済6月10日号は、「宗教」特集。

 

家庭連合のことは2頁のみ。うち1頁は、東洋経済・野中大樹記者の記事。

よ、よくわからない、趣旨が…

鈴木エイト氏の見解を取り上げ、「暗殺犯がエイト氏の記事を読んでいたら、動機が微妙に変わる」って言っているだけ、、

動機が変わったらどうなるのか、の深い洞察もなし。

鈴木エイト氏の言っていることを受け売りにして、自らの影響力を高めたいという同氏の下心をマッチポンプしているだけのよう、、、

僭越ながら、東洋経済と野中記者の、レベルを感じました。

かつての主幹・石橋湛山は泉下でこの記事を見てどう思うだろうか。名門・東洋経済のために、この記事のレベルの低さを惜しみます。

頑張れ東洋経済!

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might とcould の違い

2023年06月05日 | English/language
might と could の違い。

弁護士はほとんどcould を使い、might はほとんど使わない。

なぜか。

以下のサイト(あってリンク貼ります)にバッチリ書いてました。

根拠ある推測には、might ではなく could を用います。

弁護士の推測は、すべてそれなりの根拠がないとダメ。

だから弁護士はmight ではなくcould を用いるべきなのです!


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地元のお祭り

2023年06月05日 | 日記・雑記・独り言
地元のお祭りで、お神輿を担いで来ました。




お神輿を担ぐのは初めて。




多摩川の浅間神社(シン・ゴジラの映画で有名)は大盛況。




浅間神社からのパノラマビュー(武蔵小杉=川崎方面を望む)




地元をこうして練り歩くお祭りの意義については、別稿で。






天気に恵まれ、いい経験ができました!


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管理職像の大きな変化

2023年06月05日 | コーチング
10年前と比べて、管理職像が、大きく変わっている。
なんとなくは感じていたが、ここまで大きな違いを数字で示されると、びっくり。

「コーチング」がここまで前面に出して報道されることも、あまりなかったのでは。
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