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川塵録

『インテグリティが浸透するコンプライアンス・カルチャーの創り方』発売!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

『今日われ生きてあり』 神坂次郎

2024年12月24日 | 
私には恩師がいる。

英語の、藤井英男先生。

中3から高3まで、田園調布の英語塾でお世話になった。

桐蔭学園を牽引してきたカリスマ教師。

バイタリティのある先生で、「人生はバイタリティだ」とおっしゃっていた。

大学生時代から卒業してもしばらく、この藤井塾で、英語塾の講師をさせていただいた。

その時に、藤井先生が、「これ、いいぞ」って勧めてくれたのが、この神坂次郎の『今日われ生きてあり』。

30年くらい前に読んだ。特攻隊について。

題名がいいですよね。

ーーーーーー

先日、勢古浩爾の以下の本を読んでいたら、勢古浩爾も、この本を勧めていた。


恩師・藤井先生を思い出した。

また読んでみようと思い、かつては単行本で持っていたけど、また、文庫で買いました。

年末年始に開いてみます。




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サマセット・モーム『雨』

2024年12月18日 | 
サマセット・モーム『雨』は、モームの代表作。短編。

雨季のサモア島を舞台にくりひろげられた宣教師と娼婦との霊肉の闘争は、予想外な結末を告げた。

ってのがAmazonの紹介。

執行草舟の本で、あらすじを知った。

人間の弱さ、脆さ、カッコ悪さを浮かび上がらせる。

これは読まねば、と思い、まだ読んでない。年末までには、読みます。


 
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三浦綾子『夕あり朝あり』

2024年12月18日 | 
三浦綾子『夕あり朝あり』は、クリーニング白洋社の創業者、五十嵐健治を書いたもの。クリスチャン。

「クリスチャン経営者」として常に名前が上がるのが五十嵐健治。

三浦綾子電子全集で買ったけど、まだ読んでない。

年末年始にでも読みたい、、

 
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『ものがたり 伝記シリーズ』

2024年12月18日 | 
森信三(号は不尽)が編集した、伝記シリーズ。小学生から読める。

大人にもいいよ、と清水克衛さんが書いていたので、購入。

私の知らない人もいる。芦田恵之助とか。

世界は広いですな、、、



森信三の書。

一日は一生の縮図なり。

今日も、一瞬を無駄にせず、頑張りましょう。






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『論語と算盤』ではなくて

2024年12月18日 | 
新紙幣・渋沢栄一の『論語と算盤』。

この本は、『論語』って題名になってますが、別に論語ばかりを書いているわけではないので、『論語と算盤』ではなくて、

 『中国古典と算盤』

って題名の方が正確。

その通り。

私の「論語と経営・コンプライアンス」ってセミナーでも、そう伝えています!





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どうなろうと知ったこっちゃない

2024年12月17日 | 
どうなろうと知ったこっちゃない。
信念に基づき、やる。とにかく、やる。

そんな「美しさ」「頑固さ」を謳った歴史小説、『燃えよ剣』司馬遼太郎。




新撰組副長・土方歳三の、敗北の、物語。

私は中3の頃に読んだ。

ーーーーーー

婦女子とか、漢・男とか、マッチョな言葉を、司馬遼太郎は使っている。

私も、昭和の終わりにこの本を読んで、男だけに、男として奮い立ったのかな。印象的なセリフ。

ただ、令和の今、男とか女ではない。

成敗がどうあろうと、やるべきことはやる。
一生のうちに達成できなくても、孜孜と、コツコツと、篤実に、訥々と、歩むべき道を進む。

そこに男も女もない。

未完のままでいい。
生きているうちに幸せになろうとしなくていい。

文化文明の発展のために、力を尽くす。自分を出し切る。
そこに「美しさ」がある。崇高さがある。

と、受け取ると、執行草舟がよく言う、「憧れ」の価値観的なフレーズに読める。
たしか執行草舟も土方歳三を高く評価している。


『燃えよ剣』は青春の必読書!


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自宅書庫

2024年12月17日 | 
自宅の書庫をチョぴっと紹介。

学生時代に読んだ千冊?くらいの本が眠っています。

メルカリで売っていた時期もあったけど、今は事情があって頓挫。

もっと広い家に住めば、もっと蔵書を活用できるな、、、

そんな選択肢を現実化できるように頑張る!
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人間の上中下 ー全ては自己責任

2024年12月16日 | 
江戸川区の変わった本屋「読書のすすめ」店主の清水克衛さんが、人間の上中下みたいなことを言っている。

下は、自分のことばかり考えている人。
中は、人に対して畏敬と尊敬の念を持っている人。
上は、、、、

 全てを自己責任として受け入れる人。

何か問題が起こったときに、自己責任が取れる人。
決して言い訳をしない人。

森信三が言う「絶対最善、即、絶対必然」みたいな境地ですね。

孟子が言う「天の将に大任をこの人に降さんとするや、、」みたいな境地ですね。

論語が言う「君子はこれを己に求め、、」みたいな境地ですね。

聖書が言う「Rejoice always… Give thanks in all circumstances」(常に喜んでいなさい、全てに感謝しなさい)とか、「He will not let you be tempted beyond what you can bear」(神は越えられぬ試練は与えな)みたいな境地ですね。

ヘレンケラーは、三重苦を「苦」と捉えていなかった。

盲人の中には、「生まれ変わってもまた盲人として生まれたい」という方もいらっしゃる。

私も、全ての逆境、あらゆる試練を「是」として受け入れていきたい。



↑ この本、なかなかおすすめです。読みやすいし、いい本を紹介している。

この本から、10冊くらい、いい本を買いました。
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執行草舟 『脱人間論』

2024年12月14日 | 
執行草舟 『脱人間論』 から取り急ぎ抜粋:

◆ ヒルティ この世のさまざまな喜びは不完全なものであり、神のそばの近くにあることが完全なものなのだ

◆ 「人間のため」「人間性」「人間ならば」「人間だもの」という言葉が、ありとあらゆる自己欲求を正当化する謳い文句と化している。 

 「人間」の大氾濫

◆ フランスの哲学者ルネ・ジラール 人類の営みすべて、神に近づくための模倣から生まれた

◆ 宇宙的に見て、神が何ものかを証明するための存在として生まれてきた生き物が人間である

◆ ヒューマニズムが完全にファシズムと化した

◆ 現代の宗教家は、キリストや釈迦の持っていた「優しさ」や「慈愛」そして「博愛」の部分だけを都合良く解釈するだけに堕している

◆ 人間がその誕生以来、「信じる存在」だ  本能のままに生きているのが動物  何らかの価値観を信じるということによって「人間」が誕生した  信じることがなければ人間にはなれない

◆ 「出エジプト」は「脱世間」だねということを内村鑑三は言っている

◆ ヒルティの『幸福論』  真の幸福はこの世の幸福ではない

◆ 愛は、信じる力  人生を本当に動かすものは、なにかを信じた力だけなのである

◆ 現代のエクソダス

 分を弁えていたのが、人間の文明だった

◆ 神武天皇の建国の詔 正しさというものは「養う」ものなのだ

◆ ヘブライ語の語源で「サタン」の意味が、「告発する者」

◆ 宗教とは、どういう風に愛とか信とか義のために我々の肉体を投げ捨てるかという、その投げ捨て方の教えなのである。

◆ 聖フランシコも「福音書」に書かれていることをそのまま自分の人生で実行したのではないか

◆ 「人間でいい」と思ったら動物で終わる

◆ ルカ福音書 この世に分裂をもたらすためにきた

◆ 自分たちの幸福を求めることが人間の一番の弱さなのだろう

◆ エックハルト「虚心」  心があればあるほど、強力な、より大きいものが天から  「虚心」こそが一切のことを為す原動力

◆ ヒューマニズムの過剰  
「人間のためと言ったらすべて信じるな」ソロン

◆ 箴言 主を畏れることは知識のはじめである

◆ マーク・トウェイン 「人間は赤面する唯一の動物である」(Man is the only animal that blushes.)

◆ 現代人の人間と自分とは違うのだという「誇り」が最も重要

◆ 「脱人間」をすれば、ただ独りで生き、ただ独りで死ぬことになる。

◆ 人生という人間の性は、すべて自分の主観から成り立っている。 だから元来、正しいものもなければ、間違っているというものもない。すべては自分の捉え方によって良くも悪くもなるものだ。

◆ 人間は宇宙意志のエクリチュールである

◆ 荘子 生を殺す者は死せず、生を生かすものは生きず

◆ カルヴァン 理性とは神だけが持てるものであり、神から見たら人間はみな狂気でしかない

◆ ユダヤ人の鉄則 「全員が賛成したらそれは間違いだ」

◆ キルケゴール 情熱のない時代

◆ ニーチェ 神は人間に同情したことから、引きずり降ろされることが始まった

◆ シャルルマーニュというただ独りの人間の信念  

◆ すべての物事は、誰かがただ独りの人間の魂の中に芽生えた考え方によって生起される

◆ 野口晴哉  我動けば宇宙に動き、宇宙動けば我動く  『臨済録』をいつも懐に入れていた

◆ 私は選挙に行ったことはいまだかつて一回もない

◆ 人間は魂である。決して肉体ではない。肉体は魂を乗せる乗り物に過ぎないのだ。その魂のために肉体を犠牲にする者だけが人間だった

 
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『現代の考察』 執行草舟

2024年12月14日 | 
『現代の考察』 執行草舟から取り急ぎ抜粋:

◆ 相克しているものが自分の中にドーンと落ちるのが核融合

◆ 死ぬほどの体当たりで全力を費やせ 
  私は、結果は考えていないです。

◆ ファウスト  不可能を欲する人間を私は愛する 

◆ 人生とその自由は、日々これを戦い取る人にのみ与えられる。  努力しているうちに苦悩するものだ

◆ 人にものを教えることなどは、根源的にできない。  人というのは、親もそうですが、先生も感化しかしない。

◆ 小島直記の書いた本は、すべて不良の極道ですよ。

◆ 二時間で六万人にも及ぶほどの人が亡くなる  ソンムの戦い、第一次世界大戦

◆ 自分の人生が本当に下らないと思うぐらいの人生を送らないと、私は人間的に生きたとは思わない

◆ 十三世紀のイランの、イスラム教徒の詩人でサアディー 

徳高き人は、たとえ無頼の徒に辱めらるるとも、悲しむことなし。性悪き石、黄金の盃を砕くとも、石の価値は増さず。黄金の価値は減ぜず。

◆ 自分の人生で、ただ一つでも、他人のせい、または親のせいとかね、思うんだったら  何もわからない すべて自分のせい。

 ただの一つも、人のせいにしたら終わりだ。 
 今は何でも人のせいにする時代だけど

◆ 機関銃に向かって突撃できる国は日本とヨーロッパしかない。なぜかというと武士道精神が国民に浸透していたから。つまり、自己犠牲ということです。

◆ 日清戦争のときに清国の軍隊なんかはご存知の通り、足を鎖で縛られていた

◆ 民主主義の一番の国が一番の戦力を保持して、一番好戦的な国になっている。

◆ 宿命は受け容れる 

◆ うだつが上がらない人を見てくださいよ。必ず自分が持って生まれてきたなにかに文句を言っているから。自分が損したと思ってる。そういうケチくさい魂を持っているから。一生うだつが上がらない。宿命を受け容れていないということ。

◆ 成功した奴が一番人生は駄目ですよ。失敗に次ぐ失敗の人間が、尊い人生を送る可能性がある。

◆ 人間としての肉体や精神を鍛えることに繋がる事柄を、私は「毒」という概念に纏めて考えている

◆ 毒を食らわなかったら、自分が幸せになりたい、自分が成功したい、自分が仲良くなりたいという欲望だけになる。そのように生きた場合はどういう人間になるかというと、動物になるということです。

◆ 男は子どもに嫌われるのが役目だった。

◆ シェイクスピア リア王 Thou must be patient. 

 死ぬまで耐え抜かなければ駄目だということです。耐えねばならないという思想はどこまでやるのかというと、人間は死ぬまでだということです。途中で一休みしようと思うのが現代思想なのです。それでこのひと休みが動物を作ると思ってください。

◆ 六十万人の死ぬ人間を助けたのが原爆だ
 …アメリカから見たら。正義はいつも相対的。

 今の人間がやることは、それこそ「人間のため」というお墨付きがあればすべて正しいのだから、原爆もできてしまう。

◆ 良い芸術には祈りがある

◆ 「ただ独りで死ぬ」というのは有名なパスカルの言葉です。

◆ 後世のためにといっても本当は駄目なのです。魂を磨くのは「今、ここで」ということです

◆ 本も、その文によって決まる。文に力がなければ、人間論はすべて説教になる。文が体当りするかどうかで決まる。

◆ 自分の考え方に一人賛同してくれる人がいたら、もう本当に御の字だと思わなければなりません。歴史上色々な人を見ていて、物事をある程度成した人というのは、みんなただ一人でやった人です。

◆ 武道なんかを好きな人間は、地獄にいかなければ駄目です。
だから、私は地獄に行くに決まってる。

◆ 古代ギリシャにおいて初期の民主主義政治を樹立したソロンは。「人間のため・・・・・」という考え方を信じてはならなと言っていた。

◆ ホセ・オルテガ・イ・ガセットの『大衆の反逆』という有名な本

 エリートとは何かというと、「自らに困難と義務を負う者」です。

◆ 義が最大の美徳なのが社会で、家族というのは、仁が最大の美徳なのです。

◆ 不良を定義するならば、それは「損害を一顧だにしない人間性」ということです。

◆ キルケゴール 信仰とは「自己自身を獲得するために、自己自身を喪失することである」と書いてある。

◆ 自己満足が民主主義社会の敵

 民主主義というものを生み出した人間たちが、今の人間が見たら考えられないほど厳格な生活を、神の下でしていた人たちだった。

◆ 人間のことを思わなければならないと言う人たちに従ってはならない」―ソロン

 絶対者を見つけ出した人は、ソロンに言わせればエリート、一方見出せなければ大衆

◆ 絶対者を見出した人の人生というのは、オルテガが書いているように、義務を重んじ、国に命を捧げ、そういう生き方をする人に自ずとなっていく。

◆ ニュートンはキリスト教の狂うほどの信仰心の持ち主で、一日じゅう時間近く祈っていた

 著作の三分の二は神秘思想とキリスト教と錬金術の書物しかない。

 ニュートン自身は一生涯孤独で 強烈な狂信者

◆ 小学校で学級委員とか何かを選挙しているのか、低俗なゴマすり根性

◆ 私は死ぬまで「不良」で生き、そして死ぬつもりです

◆ 社会に枯渇感と同時に向上心があるのがいい

◆ クリストファー・ドーソン 偉大なる文明は、その基礎を偉大なる宗教に負っている
(The great religions are the foundations on which the great civilizations rest.)

◆ シモーヌ・ヴェーユ 
 
 恩寵は満たすものである。だが、恩寵を迎え入れる真空のあるところにしか、入って行けない

◆ 本当の自己自身を獲得するために、自己自身を喪失しなければならない」というのが、キルケゴールによる信仰の定義

◆ 芸術作品というのは、できた原初にはそのすべてが呪物だった

◆ パウル・クレー 芸術とは、見えるものを再現するのではなく、見えないものを見えるものにするものである

◆ 私は文学作品を読むときには、呪物や供物として読んでいる

 すべての文字は甲骨文字であり、すべての本を私は石碑だと思っている。
人類の石碑が書物だと思っているから、尊敬心が理解力を助けてくれている
私は本というのは紙だと思っていない

◆ 本を本だと思っている人は駄目です。本は人類の石碑であり、遺産つまりストーンヘンジや何かと一緒です

◆ 一冊の本といえども、本人が本当にその本を愛し、中にか、神の顕現を見れば、その本は芸術作品に変容していく

◆ 高村光太郎の「義ならざるものは、結局、美ではない」

◆ エドマンド・バーク 固辞で量感がある。人間に畏れを抱かしめるものであり・・・・・ごつごつしてて荒々しく、直線的で暗く陰鬱である
これが崇高の定義

◆ ヴァレリー 発見は何ものでもない 困難は発見したものを血肉化することにある

◆ 持続した人生というのは、空気と流行を拒絶した人間に与えられる恩寵だと断言できる

◆ すでに善人になってしまった人というのは人類をやめたということ

 善を行いたい、善人にならなければいけないというのが人類

◆ 西田幾多郎 善を行う努力そのものを宇宙的実存の実行として捉えている

 文明を担うのが人間の役割なのですから、文明を受け取る力が強いほど、人間としては価値が高いのです。

◆ 労働時間などというのは、マルクス主義の物質至上主義から生まれた考え

◆ 人間として価値のある人生を送りたかったら、誰にもわかってもらわなくていいと思わなければいけません。

ただ独りで生き抜くということは何かと言うと、幸福も成功も求めないということ

◆ 失敗ばかりの人生だったけれども、失敗そのものが成功の母になってくる。でも、失敗が成功の母にならない人は、みんな知っていると思うけれども、その人のせいにしている人です。

◆ 「土百姓とは自分は違う」という、そういう心持ちが武士道を遂行する。

◆ 諦めて、仕事を淡々と体当たりでやっていくだけなのでしょうか。最初に言っておきますが、体当たりに淡々はありません。体当たりとは、すべて全身全霊をもって、死ぬ気でぶち当たることを言います。

◆ 周りのことを気にしている人間は、永久に自分の生命が燃焼しないので、感化力がありません。体当たりで生きて、ただ独りで死ぬというつもりでいれば、運が良ければ、周りにいる人が感化を受けることもある。
 感化を受ける人が現われることを期待するしか人生はない

◆ カントを読んでから、哲学書でわからない本が一冊もなくなってしまった。これは経験しないと分かりません。命懸けで体当たりすると、自分の脳回路が変わってくるのだと私は思います。

◆ 大体みんな、不幸です。私はああいう歴史的に不幸だった人に憧れています。

◆ 内村鑑三 日本の多くのキリスト教徒は、人に親切にしたりすることがキリスト教だと思っているということを嘆いている

◆ 「般若心経」が歴史的に言うと、仏教を救った

◆ 死が決まっていなかったら絶対に、体当たりや突進はできないです。  死を決めていないと必ず怯みます。そして周りに合わせるということになってしまう

◆ モンテーニュ 哲学を学ぶとは、死を学ぶということ

◆ 亀井勝一郎 『愛の無常について』 

 「生は未完の死である」

◆ 幸福になりたいと思っている人が一番駄目
生きている間、楽しもうでは 餓鬼道

◆ 『我と汝』 マルチン・ブーバー
  人生は一回性の恐るべき眼差しにさらされなければならない

◆ 大西瀧治郎 わが声価は棺を覆うて定まらず。百年ののち、また知己なからんとす

◆ 西洋文明というのは、ゲルマン民像が造り上げたキリスト教との融合なので、キリスト教というのは知っての通り砂漠で生まれた宗教から、裁きが厳しいわけです。

◆ 教師の人格がどうかということだけが問題で、 人格が無ければ何を教えても駄目

◆ 無限経済成長に生きる人は、私から言わせれば、これは戦前の軍国主義と何も変わらない。みんな揃ってインパール作戦を敢行しているというやつです。

◆ 唾面自乾 

 顔に唾を吐かれても乾くまで待てばいいではないか

◆ 大体、利他なんてことは、言っていると駄目なんですよ。 もう少し具体的でなければ駄目 逃げ道があるのは駄目なのです

◆ ダグラス・マレーの『西洋の自死』がいい

 
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『定年後に読みたい文庫100冊』 勢古浩爾

2024年12月12日 | 

買おうとすると高かったので、図書館から借りた本。とてもよかったので、買って蔵書にしたいくらい。 

◆ 柴五郎の活躍が日本人の株を上げ、日英同盟に繋がった

◆ 大空のサムライ坂井三郎の視力は鍛えて3から3.5に上がった

◆ 渡辺洋二『彗星夜襲隊 -特攻拒否の異色集団』

 特攻を拒否した人たちもいた。同調圧力に負けない人たちもいた。
 
◆ 妻とともに特攻に旅たった兵士もいた

◆ ハワイ日系二世の隊の渾名・スローガンは Go for broke 
  訳すなれば「撃ちてし已まん」

◆ 主に交わって赤くならない福澤諭吉
 …諭吉は、生涯、女遊びをしなかった。

◆ 昔の寝台車とかの座席は「直角」で硬かった
 …たしかに。昭和の東海道線とかの座席は「直角」だったかも。
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『人間の運命』 執行草舟 

2024年12月11日 | 
『人間の運命』 執行草舟 から取り急ぎ抜粋:

■垂直を仰ぎ、不合理を愛し、革命に生きる

■今の母親は、ものすごく子どものためにいろいろとやっています。私の母の百倍か二百倍以上です。しかし私が見ていて感じるのは、全部が自分のためなのです。

■この「スカッとする」ようなものを一般民衆は望んでいるのです。

■義和団事件のときに、列強各国は眼前の日本人の「武士道」に驚愕しました。その武士道を知り、イギリスが日本と条約を結べば、多大な国益をもたらすと考えたのが、ヴィクトリア女王でした。

■シモーヌ・ヴェイユ フランスの哲学者 「心に真空を作る」

■「骨のある人間」 「骨身を削る」 「粉骨砕身」 「気骨に満ち」 
土性骨が据わり、骨折りを厭わず、骨惜しみをせず、
すべて人生上で重要なことは、骨という単語が使われている

■『老子』 「その志(し)を弱くしてその骨を強くす」 

■(立派な人間は骨があるから、物理的に)骨壺が二つ必要。父も骨壺が二つだった

■「肉欲」とか、欲望を肉と呼び、精神を骨と呼びました。

■フランスの哲学者シモーヌ・ヴェイユ 「真空は、最高度の充満である」

■本能寺で死ぬときに、 「是非に及ばず」
 …刹那の気合で、一言目に何を言うか。

■私は私のエネルギーを生かす生き方をした。それが私は親孝行だ

 自分が力いっぱい生きて、自分が信じる人生で、信じたまま自分の死を堂々と迎えられるような人生を生きることが、 私は最大の親孝行だと思うのです。

■私は魂論者なので、親と上手くやっていこうとか、そういう気は全くありません。

■ミルトンは全盲になってから『失楽園』を書いた

 
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『超葉隠論』 執行草舟 

2024年12月11日 | 
『超葉隠論』 執行草舟 から気になる言葉を取り急ぎ抜粋:

■ 恋死なん
 後の煙にそれと知れ
 ついにもらさぬ
 中の思いを
  『葉隠』

■I can no longer live without elegance.
 エマソン

■本気にては大業はならず、気違ひになりて死に狂ひするまでなり
 …これはいい言葉。短冊に書こう。

■ジョージ・オーウェル
 「偽りの蔓延する時代には、真実を言うことが革命の遂行になる」

■人をだますときは、新しい言葉をつくって概念を変えてくる。
 ✓ 借金のことをローン
 ✓ 売春のことを援助交際
 ✓ マインド・コントロールとかカルトもそうですね、、、
 言葉の乱れは心の乱れ

■孤独とは 「自立」「独立自尊」 

「孤立」は幼稚だからみんなと群れたいけれども、嫌われて相手にしてもらえない状態、社会から疎外されること。孤独とは違う。

■「道」の付くものはすべて、命懸けでそれと対面すること
 柔道、空手道、、、

■インドのバイブルみたいな『バガヴァッド・ギーター』は『葉隠』

■我々の魂は死の中にあって、初めて肉体の欲望に打ち勝つことができる

■ 死を考えない人は動物的な欲望に振り回され、一生を終えてしまう

■ まず「どう死ぬか」を決めるのがすべての文化の始まり

■ 死生観は「死」が先。「生死観」ではない。

■犬死とは自分の人生が「未完」で終わっても構わないという覚悟

■上を目指さない(向上心がない)ということは「今の自分でいい、今の自分が最高」、つまり傲慢。

■(執行草舟は)現世なんかは問題にしていない。
 私は天の彼方にしか興味はありません
 
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『夏日烈烈』 執行草舟

2024年12月11日 | 
『夏日烈烈』 執行草舟 から取り急ぎ抜粋:

■ 中川八洋先生の『正統の哲学 異端の思想』はいい

■ 僕(執行草舟)が宗教を好きな理由は、宗教は人類の文明の中で「憧れ」が形態を変えたものだからなんだ。

■ 生命的に価値があったことというのはやっぱり、「かっこいい」という感動性だけなんだ。

■ 武士の帯刀を「銃刀法違反」というか? その「時代精神」に従わないといけない。

■乃木希典は、学習院の生徒皆に日本刀を持たせて、犬とか豚をズバズバ斬らせて、生命を殺す練習をしていた

■ 「歴史は親だから、歴史の欠点を愛する」

■ 「ともしびそのものがともしびなのではなく、ともしびに向かうことがともしびなのだ」

■ 「陽明学徒 三島由紀夫」という署名のある書で、「義」と大書した色紙を三島は執行草舟に渡した

■ 不幸から逃げようとしたら、汚れきってズタズタの豚になって死んでいく 立ち向かって初めて人間として何かを一つ摑んで、頑張れば人間として死ねる そのための根本思想が、「毒を食らえ」という思想。

■ 大切なものをどこで擲つか

■ 本当に崇高さのある宗教はキリスト教だけ。
 崇高さって何かというと、野蛮性
 
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『風の彼方へ』 執行草舟・横田南嶺

2024年12月11日 | 
『風の彼方へ』 執行草舟・横田南嶺 から取り急ぎ抜粋:

■ 武士道とはやせ我慢とダンディズムだ

■ 世の流れとか、世間で役に立つことを否定するのが坐禅 禅は否定です。武士道も全て否定なのです。 

■ キリスト教では死ぬことによって永遠の生命を受ける

■ 「体当たり」  先入観も、打算も計算も全くないという生き方

■ 禅は不合理の極み

■ 宗教の本質は生命論であり、親の親の親の親が宗教なんです。ですから、神仏に対しては、与えられた生命に感謝を捧げその燃焼を祈願するだけでいい。 いまはほとんどの宗教がご利益信仰になってしまっている。現世のことは全て自己責任なのです。

■ 「死は最大の施しである」

■ 僕(執行草舟)の妻は二十七歳で子どもを産んで、三ヶ月後に死にました。スキルス性の乳がんです。

■ 面白い奴は、みんな痩せ我慢をしている。本音はもちろん大切ですが、嘘がまた面白いんですよ。 嘘が真実にならなければ人生ではない。 

■ 文化は人間の心にあった夢や憧れが真実と化したもの

■ 武士道や禅における修行とは、悪いものとか汚いものをきれいなものにする力を養うことであり、それが「痩せ我慢」である

■ 松尾芭蕉  「旅に病んで 夢は枯れ野を 駆け回る」 死への覚悟

■ 現世を重視している人には魅力がありませんね。そして、みじめで弱いです。人に認められたがり、この世で成功したがる。だから、保身的になります。現世で得をしてしまうと、いい人生にならないのです。 

■ 報いを受けないと決めると、何でもできるようになる。
 逆に報いを受けようと思うと、臆病になります。

■ 荘子は「人間の迷いのうち最大のものは、生に対する執着である」と言っています

■ 与謝野鉄幹 「義のため恥を忍ぶとや」「人を恋ふる歌」

■ 文七元結 - 江戸時代の人は目の前の不幸を見捨てて自分だけが幸せになることはありえないということを、博打好きの左官でもわかっていた

 
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