楽天、政治家への個人献金サイト開設へ！

■「献金額の5.25％＋105円」は高すぎる？！
　解散・総選挙が近づいていますが、政治家にとって問題は政治資金をいかに集めるかです。そこに一つの動きがでてきました。楽天がネットによる政治献金をめざし、サイト開設に動いているのです。
　過日の毎日新聞社サイト「毎日ｊｐ」は、「楽天は７日、政治家への個人献金サイト『ＬＯＶＥ　ＪＡＰＡＮ』を27日をめどに開設すると発表した。インターネットを通じてクレジットカード決済により政治家に個人献金できるサービスで、国内で本格運用するのは初」と伝えています。
　記事によれば「自民、民主など政党交付金助成対象の８政党に所属する国会議員や候補者が対象。献金額は1000円以上で、最高は150万円。当面は、楽天傘下の楽天ＫＣのクレジットカードのみ利用可能」とされ、具体的には「楽天が対象となる全政治家のプロフィルや主張を紹介したホームページを開設、その中に献金ボタンを設置する。手数料は献金額の5.25％プラス105円で、献金を受け取る政治家の資金管理団体側が負担する」ようです。
　ネット経由の個人献金は大歓迎。しかし、楽天の手数料は高すぎるようです。献金システムの技術的なことは解りませんが、素人考えでは一度、システムを構築すれば後はメンテナンスだけ。それなのに献金の都度、「献金額の5.25％＋105円」を徴収するとは、やや儲けすぎのように思えます。
　楽天株式会社は品川区内の企業、それ故日頃からほどほどに応援しています（楽天証券の利用など）。それだけに個人の善意に基づく個人献金サイトでは、あまり商売気をだして欲しくないと思います。
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