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「さわかみファンド」銘柄+ナンピン買い

2005年07月20日 | Weblog
 昨19日、燃料噴射ポンプで有名なボッシュの株価が48円アップしました。長い間、500円台をうろうろしていた地味な会社が急騰したのは驚きです。今日以降の動きを注目したいところです。
 ボッシュ株急騰の材料は特にないとのことですが、もともと配当は10円有り、またヨーロッパや中国での販売は好調とのことですから、目標株価700円へ向けてようやく動きだした、というところでしょうか。このボッシュ株は、あの澤上篤人氏が運営している「さわかみファンド」の組入銘柄でもあり、澤上氏のお勧めである資源エネルギー・環境関連株と言えるものです。
 さて私たちのような素人・アマチュアの株式投資で最も困るのは、「いつ買うか、いつ売るか」の判断ができないことです。そこで参考にしたいのが、澤上篤人氏の投資方針であり、「さわかみファンド」の組入銘柄です。
 私たちにとって大切なことは、理屈やチャートではなく、運用結果つまり利益です。ですから澤上篤人氏の知恵を拝借して株運営を行うのも、一つの方法です。しかし、「さわかみファンド」の上位10社(住友重機・住友金属・三洋電機・トヨタ・松下・三菱重工・豊田通商・ボッシュ・東芝・シャープ)の中から自分の判断で銘柄を選択したとしても、問題はいつ買えばよいのか、ということです。
 澤上篤人氏は、「目標株価まで下がったら買う、下がらなければ買わない」と割り切っているようですが、私たちシロウトには目標株価が分かりません。そこでお勧めなのがナンピン買いです。
 私たちの株運用方針は明快・単純で、「先ず買う。上がったら売る、下がったら買う」というものです。株の購入適正価格が分からない以上、先ず買い、そして20%アップしたら売り、20%ダウンしたらナンピン買いを行う、というのが私たちの考えです。さらに値下がりしたらどうするのか、との疑問もでますが、その時はさらにナンピン買いを行います。
 私自身も某銘柄を4回ナンピン買いし、最終的に利益を確保しました。この方法(平均2回のナンピン買い)で、今まで負けたことはありません。もちろん時間がかかり、塩漬け期間の永さに弱気になったこともありますが。
 そこで結論。株式運用の勝利の方程式の一つは、次の通りです。皆さんもこの方程式を実践してみませんか。もちろん株は自己責任ですから、当倶楽部は一切の責任を負いませんが。

    株利益=「さわかみファンド」銘柄+ナンピン買い

                                    以上