7月15日11時現在の日経平均は、11800円台を回復しました。背景にアメリカ経済の好調、日本経済の踊り場脱却、企業の頑張り(リストラ、コストカット、本物の頑張りなど)、などがあるようです。
アメリカ経済や日本経済の状況について、素人の私にはよく分かりません。企業の頑張りはその通りでしょう。しかし企業の頑張りが、単なる従業員のリストラやコストカットであったなら、寂しい限りです。
一時期の日本企業のリストラがいかに激しいものであったかは、労働組合員数の減少から見ることができます。労働組合の中央労働団体である連合(笹森清会長)は、1989年の結成時には800万組合員を擁していましたが、2004年の組織人員は700万人を切っています。15年間で100万人以上の仲間が職場を去り、ピーク時には1日あたり738人の連合組合員が減少を続けていたのです。
リストラの多くは、従業員1000人以上の中堅・大企業で行われました。特に一時期の電機産業でのリストラは激しいものでした。終身雇用制を標榜していたあの松下電器でさえリストラに踏み切ったのですから。その松下電器のリストラが数日前のテレビで報道され、「今回でリストラは、ほぼ終了」とのコメントが成されていました。そのせいでしょうか、松下電器の業績は回復し、株価は高水準にあります。
「さわかみファンド」の澤上篤人氏は、「頑張る企業を応援する」と発言していましたが、その企業の頑張りの中身が従業員に犠牲を強いるリストラや下請けいじめの単なるコストカットでは残念です。企業には本物の頑張りを期待したいところです。
さて今週の品川投資倶楽部保有9銘柄の株価(7月15日11時現在)は、下記の通りです。
会社名(コード)・取得価格→7/15株価
寺岡製作所(4987)・1000円→1028円
セメダイン(4999)・・420円→*401円
日本軽金属(5701)・・270円→263円
日本精工(6471)・・・546円→576円
ソニー(6758)・・・3970円→4000円
いすゞ自動車(7202)・251円→307円
田中商事(7619)・・・710円→762円
テーオーシー(8841)・415円→487円
JR東日本(9020)・551,000円→553,000円
以上
アメリカ経済や日本経済の状況について、素人の私にはよく分かりません。企業の頑張りはその通りでしょう。しかし企業の頑張りが、単なる従業員のリストラやコストカットであったなら、寂しい限りです。
一時期の日本企業のリストラがいかに激しいものであったかは、労働組合員数の減少から見ることができます。労働組合の中央労働団体である連合(笹森清会長)は、1989年の結成時には800万組合員を擁していましたが、2004年の組織人員は700万人を切っています。15年間で100万人以上の仲間が職場を去り、ピーク時には1日あたり738人の連合組合員が減少を続けていたのです。
リストラの多くは、従業員1000人以上の中堅・大企業で行われました。特に一時期の電機産業でのリストラは激しいものでした。終身雇用制を標榜していたあの松下電器でさえリストラに踏み切ったのですから。その松下電器のリストラが数日前のテレビで報道され、「今回でリストラは、ほぼ終了」とのコメントが成されていました。そのせいでしょうか、松下電器の業績は回復し、株価は高水準にあります。
「さわかみファンド」の澤上篤人氏は、「頑張る企業を応援する」と発言していましたが、その企業の頑張りの中身が従業員に犠牲を強いるリストラや下請けいじめの単なるコストカットでは残念です。企業には本物の頑張りを期待したいところです。
さて今週の品川投資倶楽部保有9銘柄の株価(7月15日11時現在)は、下記の通りです。
会社名(コード)・取得価格→7/15株価
寺岡製作所(4987)・1000円→1028円
セメダイン(4999)・・420円→*401円
日本軽金属(5701)・・270円→263円
日本精工(6471)・・・546円→576円
ソニー(6758)・・・3970円→4000円
いすゞ自動車(7202)・251円→307円
田中商事(7619)・・・710円→762円
テーオーシー(8841)・415円→487円
JR東日本(9020)・551,000円→553,000円
以上