今日は祝日「海の日」で喫茶店を手伝いました。３連休の最終日、仙台は曇り時々雨の肌寒い一日でした。
海の日は平成８年から実施された祝日で、当初は７月２０日と決められていました。海の日ができる前は、５月５日の「こどもの日」から９月１５日の「敬老の日」までの４か月以上祝日がありませんでした。なので 「その真ん中の７月のいつかを祝日にして、国民を休ませてあげよう」 的な発想で作られた祝日だと思います。制定の経過もよく知らなかったので、私には〝ある日突然現れた祝日〟に感じられました。もちろん、勤め人でしたから、公然と休める日が増えて嬉しかったのは言うまでもありません。でも今となっては 日本人は休み過ぎ という気がしない訳でもないのですが。
それが祝日法の改正によって、平成１５年から海の日は７月の第３月曜日になり、必ず連休になるようにされました。連休となると、どこかに泊まりがけで出かけなくてはいけないような気になる方が多いかと。法の改正もそれが狙いだったのでしょう。でも私の場合は、みんなが出かけるときには家でゆっくりしたい、というタイプでしたので・・・。
海の日は「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う日」なのだそうです。何を祝えばいいのか良く解りませんが、東日本大震災の津波を見てから、海は恐ろしい という気持ちが先に立ってしまう私です。
本日 喫茶には、初めての方や久しぶりの方たちも来てくださって、静かに雑誌を読んだり、賑やかに歌ったり、思い思いに過ごしていらっしゃいました。今日のカラオケで私が一番だと思ったのは、中島みゆきの「時代」。仙台に来て、初めてできた友達のＡちゃんが、静かに歌ってくれました。