古稀を過ぎた主夫の独り言日記

主夫の独り言
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アフリカの想い出

庭に出て

2017-03-26 09:11:17 | 主夫のつぶやき
メロディーが脳裏を駆け巡り 
私はおぼろげな記憶をたどり声を出して歌った 

「浅い春が好きだった
死んだ父の口癖の 
そんな季節の訪れが 
私に近頃では早く来る、早く来る 
一月ばかり早く来る・・・ 」

父が手入れをしていた庭が荒れてしまった 
そんな庭を見て父を思い出す兄弟 
そんな詩だったと思う 

昨年末から家の庭が荒れている 
私が逝ったあと、この狭い庭はどうなるのだろう 
誰かが手入れをしてくれるだろうか 
雑草が気持ちよさそうに育っている 

蔕がついたままの柿に、芽が大きく膨らんでいる 
満天星ツツジの芽が醜く伸びている 
蝋梅が1センチ刻みに芽を蓄えている 
そんな中で、一昨年植えたパッションフルーツの蔓に 
芽になるであろう小さなつぶ産毛を見つけた 

人の手が入らなくとも 
季節が訪れ、植物は育つのだ 
成るに任せようか 
コメント
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