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日々勉強&成長

テニス・エトセトラ・エトセトラにての成長記録

「緋色の真珠」

2010-03-21 22:01:16 | BOOK
隙間本を一冊読み上げました。
山崎洋子女史の「緋色の真珠」と言う本です。



推理サスペンスで主人公の女性は真珠占い師。
地方の親元から逃げるようにして東京に出てくるが挫折の繰り返し。
最後に見つけた職業が占い師。
真珠で占いをすることから有名になり雑誌連載をするまでになる。

占い師が事件を解くのかと興味を持って読んだのですが....。
謎解き役ではなく狙われ役が占い師。
自分を狙っている犯人を突き止めていくのです。

事件はともかく、事件が起こった発端がなんとも.....。
中学生の頃の不祥事が鍵になるサスペンスでした。
初めは興味を持って読んだのですが最後はガッカリ。


感想:小説家も大変ですね。
   同じような題材では売れないから変わった発想をするのでしょうが....。
   変わり過ぎると面白味に欠けます。
   最後まで読むと無理してるなぁ~って感じの本でした。

「仮面のマドンナ」

2010-02-11 10:53:35 | BOOK
近頃は何かと忙しいのでまともに本を読んでいません。
それでもすきま時間を使ってかろうじて単行本を読みました。
  *今までは移動本と言っていたのですが、すきま時間を使って読むのですきま本と言うようにします。
   お邪魔するブログで使われていた<すきま時間>って言葉が気に入ったので~す。
        ↓
   http://blog.livedoor.jp/tomesan831/archives/51454544.html

バスに乗るわずか20分、JR三鷹駅から吉祥寺駅までのわずか5分のすきま時間に読む本なので読み終えるまでかなりの日数を要しました。
わずか300ページちょいの本なのにね。



<日常に潜む恐怖と異常>が小池真理子さんの好きなテーマだそうですが、「こんなことがあっていいの?」と思える本でした。
また、「ありえない!」とも思いながら読みました。
コートを間違えて着てしまった二人の女性が爆発事故に遭遇し、入れ替わってしまうのです。
一人は死亡、もう一人は大やけどと大怪我のため手術を受け顔は作り変えられ声まで出ない状態。
意識ははっきりしているのに人違いであることを伝えるすべがない。
おまけに大金持ちときてる。

すきま本としては丁度良い本でした。
難しい表現もなく、こちょこちょ読んでもすんなり入れる本です。


感想:難しい本はすきま本に向きません。
   はまる本も同じです。(途中で止めれなくなる)
   内容が軽いのがすきま本には丁度良いのです。
   今回の本のようにね。

「東京駅で消えた」

2010-01-16 01:24:52 | BOOK
今週は電車での移動がたびたびありました。
車中の時間が長い時は必ず本を一冊持っての乗車。
今回の本は夏樹静子の「東京駅で消えた」と言う推理小説です。



あるサラリーマンが東京駅で消息を絶つ。
足取りを追っていくと東京駅構内の地下にある霊安室で死体が見つかります。
その後2人の死体が東京駅の敷地内で見つかります。
3人の共通点を調べると2人は25年前の東京駅の新幹線工事の関係者。
その工事の施工ミスから犠牲になった男性(死亡)の娘が怪しい。
犯人と思われたその娘も東京駅の地下で遺体発見。
4人の人が東京駅構内で死にました。
そして真犯人も東京駅で消息を絶つ。

東京駅構内を巧みに使った推理小説でした。
真犯人は思いもよらない人だったので結構面白かったです。


感想:あらすじはど~ってことない推理小説ですが、東京駅の知られていない場所が次々に出てきます。
   東京駅は表面と違って複雑な構造になっていると聞いた事があります。
   この小説で全体を知ることはできませんが、東京駅に興味を覚えました。

「ホワイトアウト」

2009-11-28 23:05:59 | BOOK
8月に神戸へ行った時、帰りの電車で読む本が無くて姪っ子に何冊か貰いました。
その中の一冊に「ホワイトアウト」がありました。
すでに映画になっていますが、ケイト・ベッキンセールの南極の話ではなく、真保裕一のサスペンス小説で新潟県奥遠和ダムの話です。
主人公は織田祐二だったとか....。



織田祐二をイメージして読んでいきました。
現実離れした内容でいかにも小説って感じです。
有り得ないと思うことが多々書かれているので反発しながらの本でした。
ただ、映画にするとそれなりに迫力があり自然の怖さを思い知らされるのではないでしょうか。
映画の方が面白いかも....。


感想:主人公の人物像を自分なりにイメージして読むのが好きです。
   今回は人物像が事前に出来ていたので小説が映画のように展開しました。
   だから「ありえな~い」って思いながらの読書になったのかも...。
   

「ルーキーズ」

2009-09-21 11:32:18 | BOOK
映画で感動した「ルーキーズ」
   ↓
http://blog.goo.ne.jp/012400atsuko-kura/e/169e5871545caa68dbe604be308188b9

漫画からの映画だとは知っていましたが漫画は見た事がありませんでした。
映画で感動したことを息子①に話すと「漫画買えばいいじゃん」と意図も簡単に言われました。
買ってまで見る???
そこまでするほどでもないしなぁ~。
誰か持っているんじゃないのかなぁ~。
漫画好きなお友達何人かに持っているかどうか会う機会ごとに聞いていたら一人が持っているとのこと。
そのお友達もまとめ買いをしたとか....(^^;)



全巻で14巻。
一気に読みました。
息子①と二人で奪い合いながら...。


感想:映画で人物像が出来ていたのですんなりと漫画の世界に入っていけました。
   映画ほどの感動はありませんが面白かったです。
   たまには漫画の世界にどっぷりもいいかも.....。
   勿論一気読み。

「翳りゆく夏」

2009-09-18 20:57:23 | BOOK
移動時間が多い夏時期は移動本が大活躍。
重くなく軽くなく程ほどの興味が持てる本が一番いいのですが、読んでみないと分かりません。
今回の本は移動本にうってつけの本でした。

赤井三尋の小説「翳りゆく夏」。
2006年8月に発行された第49回江戸川乱歩賞受賞作です。
この作者の本は初めて読みました。



「翳りゆく夏」
20年前の新生児誘拐事件の犯人の娘が大手新聞社の記者に内定。
それを週刊誌がスクープ記事として取り上げたことから始まります。
優秀な犯人の娘を就職させるべく、新聞記者が20年前の事件を再調査するのです。
そして真実をつきとめます。
被害者家族・犯人家族・新聞記者の家族....それぞれの家族の20年。
その部分はちょっと考えさせられました。


感想:江戸川乱歩賞受賞作だけあって面白かったです。
   殺人などは一切無く過去の事件を調べるというのがいいです。 
       

「ひかりの剣」

2009-09-15 22:16:07 | BOOK
随分前にお友達から3冊の本が回ってきました。
「2冊は面白かったよ」の一言でどの二冊かすぐに理解。
その二冊はとっくに読み終わってすでにブログに記載済みです。

http://blog.goo.ne.jp/012400atsuko-kura/e/b8a06bcd95e122f6d25286538d9671cd

残った1冊をやっと読み終えました。



完読の2冊と同様、海堂尊の小説です。
これは医療小説を得意としている海堂尊には珍しい青春小説でした。
ただ医療から離れられないのか、主人公達は医学生の剣道部員です。
二つの大学医学部剣道部の主将が剣道を通してお互いを認め成長していく過程を書いた本です。

私は結構楽しく読めましたが、「いまいち」と言った彼女の言葉も理解できました。
一気読みまでは行きませんでしたから.....。


感想:ちょっと軽めの青春小説でした。
   こういう本もたまにはいいかも。
   これで3冊一緒に返すことができます。(^^;)

「ブレイブ・ストーリー」

2009-07-24 09:26:07 | BOOK
移動本(移動中のみ読む本)を一ヶ月掛かってやっと読み終えました。
宮部みゆきの本で平成18年発行の「ブレイブ・ストーリー」
上・中・下の3巻からなる物語です。



小学5年生の少年が両親の離婚問題から現実逃避して幻界の世界で成長するあらすじです。
幻界(ビジョン)...テレビゲームの世界です。
私が知っているテレビゲームは息子達が子供の頃にしていたドラゴンクエストのみ。(近頃のは知りません)
少年が旅人だったり、ドラゴンが出てきたりとファンタジー世界の出来事が続きます。
読んでいて楽しい本でした。
この本はアニメ映画になったとか....。


教訓:少年は幻界で旅を続け、喜怒哀楽を体験し自分の心との戦いに勝って成長しました。
   生きていれば喜怒哀楽からは切り離せません。
   喜怒哀楽から学ぶことが沢山ある事は大人になれば分かります。
   大人になったこれからも喜怒哀楽から学び続けることでしょう。
   

「長い長い殺人」

2009-05-19 07:16:04 | BOOK
移動には文庫本が必要不可欠。
一冊持っていると電車やバスの移動時間も退屈しません。
内容は難しくなく、途中で読むのを中断しても気にならない程度がいいです。
移動時間しか読まないので読み終えるまでにはかなりの時間を要します。

今回の「長い長い殺人」は今まで一番時間がかかった本です。
宮部みゆきの本なので結構面白いのですが....。
登場人物の財布が語り手になって物語を進めていくのです。
目線が変わっていて面白かったのですが....。



4月下旬から読み出して4分の3くらい読んだときにテレビでドラマ放映してしまったのです。
同じ題名だったので「もしや?」と思ってみてしまったのが失敗でした。
最後まで読んでいないので結末を知らなかったのに、ドラマを観たので知ってしまったのです。
結末を知ってしまうとしばらくは本を読む気になれませんでした。
やっと先日読み終えることが出来たのです。


教訓:本と同じドラマ&映画は本を読む前に観るか、読み終わって観るかにしないとダメですね。
   途中だと本への興味が薄れて続きを読みたくなくなります。
   本を読んでいる途中で同じ本のドラマ&映画は観る物ではないことが分かりました。

2009/GW

2009-05-06 11:59:16 | BOOK
今年のGWも今日一日で終了します。
5連休だったと言うのに3日の夜に熱を出してダウン。
熱は、疲れから歯茎が化膿して炎症を起こたのが原因です。
顔の右側が腫れて全く別人の顔を作っています。
こういう時はおとなしく外出しないのが一番。

そこで溜めてあった本を読むことにしました。



今回が初めての海堂 尊の本を読みました。
「チーム・バチスタの栄光」と「イノセント・ゲリラの祝祭」
チーム・バチスタの栄光から始まったシリーズ物で、どちらも医療に係わった小説です。
そしてこれらの主人公は大学病院で神経内科教室の万年講師で不定愁訴外来責任者である田口公平と、厚生労働省役人の白鳥圭輔です。
どちらも出世に興味がない変わり者ですが、性格は正反対なんです。
読んでいて止められませんでした。

まとまった時間が取れたお蔭で有意義に過ごせたかも....。


教訓:ただぼんやりとGWを過ごすのは寂しいです。
   まとまったお休みは出かけないでもそれなりに充実した過ごし方が理想です。
   一番手軽な読書は面白い本に出合えれば充実した過ごし方に早代わり。
   寝たままでも本は読めますから....