全豪・男女勝利者

２週間に及んだ全豪大会で、ついに男女共に決着がつきました。

土曜日は女子の決勝戦でした。
戦うのはＮＯ．３シードのアザレンカｖｓＮＯ．４シードのシャラポア。
アザレンカは準決勝で作年の優勝者クライシュテルスをファイナルの末に負かしました。
シャラポアは昨年のウインブルドン決勝戦で負けたクビトバにリベンジして逆転勝利しての決勝進出です。
その二人の決勝戦なので激戦が期待されたのに．．．．結果はあっけなく（６－３・６－０）幕を閉じたのでした。



グランドスラム初優勝のアザレンカ。
彼女はピンチになった時に歌を口ずさんでリラックスするんですってぇ～。
メンタルが弱いと言われていたのを克服する、彼女なりの工夫だったのね。
本当に強くなったわ。

昨日行われた男子の決勝戦は歴史に残る試合になりました。
なんと、試合時間５時間５３分で終ったのが現地時間の午前１時３８分。
（５－７・６－４・６－２・６－７・７－５）
最後は気力＆体力勝負になり、勝ったのは準決勝でも４時間５０分戦ったジョコヴィッチだった。
ただただジョコヴィッチの体力と精神力に感心するばかりです。



ジョコヴィッチの精神力と体力に脱帽。
もう限界でしょう．．．と思っても蘇る底知れない限界。
まるでゾンビのようだったわ。


感想：ナダルにもチャンスはあった。
　　　＜攻撃は最大の防御なり＞をナダルがやっていたら勝利者はナダルになっていたかも．．．。
　　　半殺しは生き返るからねぇ～。
　　　

全豪・見応えある準決勝

男子準決勝の試合は二日間に亘って行われています。
一日目は守備のナダルが攻撃のフェデラーに勝って決勝進出。
もう一つのＳＦであるジョコヴィッチｖｓマレーの試合は昨夜ありました。

似たようなタイプの二人。
試合は４時間５０分も掛かって決着がつくという、もつれにもつれた試合となりました。
勝利の女神様もどちらに微笑むか迷いに迷ったと思います。
昨年の決勝戦と同じ顔ぶれなのに内容はまるっきり違う、がっぷり四つの試合。
最後の最後まで勝利の行方が見えない素晴らしい攻防戦。
勝利は終始一貫して戦ったジョコヴィッチにころがって決勝進出を決めたのです。
スコアは６－３・３－６・６－７・６－１・７－５

ミスの許されない場面での勇気あるショット。
ブレークのしのぎ、ブレークバックの気迫、攻撃＆守りありのロングラリー。
素晴らしい準決勝でした。

おまけ：今年からマレーのコーチになったレンドル（元ＮＯ．１プレーヤー）。
　　　　マレーにとって大事な場面に二度もトイレットブレーク。
　　　　心配で観ていられなかったのかしら？？？


感想：今年は質の高い準決勝２試合だった。
　　　さすが四強と言われるだけのことはあるわね。
　　　２０１２年最初の大会がこれだから．．．これからの大会も期待しちゃうわ。

苦手？

全豪男子のＳＦが昨日＆今日で行われます。
昨日はフェデラーｖｓナダルのファイナル進出を賭けた試合がありました。

今回のフェデラーは全盛期に戻ったような完璧な戦いぶりで勝ちあがっています。
過去の対ナダル戦の試合とは一味違うのでは．．．と期待したんだけど．．．。
終ってみればファイナルセットまでもいかず１－３で負け。
ナダルに攻め込まれるバックの強化は見れたんだけど、ここぞという時のフォアのミスが多かった。
ナダルのディフェンス能力を見せ付けられた試合だったわ。

フェデラー対ナダルの試合は今回で１０回目。
その内フェデラーが勝ったのはたったの２回。
どうもナダルには苦手意識があるように思います。（勝てそうで勝てない）

そのナダルもジョコヴィッチには６連敗中。
ジョコヴィッチに苦手意識を持ってると思うよ。

マレーもジョコヴィッチが苦手のように見えます。
フェデラーやナダルだと戦術が見えるのにジョコヴィッチ戦に関しては見えない。

ジョコヴィッチはフェデラーを苦手としている。
昨年の連勝記録を止めたのもフェデラーだもん。

そう考えると
フェデラー⇒ナダル＆マレー⇒ジョコヴィッチ⇒フェデラー

フェデラーは苦手を克服できなかったけれど、今日の試合のマレーはどうかしら？
マレーが克服できなかったらナダルに克服のチャンスがめぐってくるんだけど．．．。
これからの試合はそれを楽しみに観るヮ


感想：フェデラーは唯一弱いとされるバックを強化し、自信を持って挑んだと思うんだけどね。
　　　どうも対ナダルになるとミスが多くなってしまうんだなぁ～。
　　　必要以上に意識しすぎなんじゃないのかしら？（無心になれてないって感じ）
　　　

全豪・四強

昨日は日本中のテニス愛好家がテレビに釘付けになったと思われます。
ＷＯＷＯＷ＆ＮＨＫでＬＩＶＥ＆録画と錦織君の試合を二度づつ放送したくらいだもの。
私は．．．って言うと、ＬＩＶＥは見れずまたまた実況メール。
帰宅後に頑張った錦織君の試合を録画で観たしだい．．．．（＾＾；）

取れそうで取れないゲームの多かったこと。
デゥースはあってもゲームはくれないのが強い選手．．って思っていたけど、昨日のマレーは正しくそうだった。
攻撃しても返され、繋いでいたら攻撃され、その攻撃にミスがない。
決して錦織君が自分のプレーができていなかったわけではないと思う。
会場をうならせる攻撃が一杯あったんだから．．．．。
それでもスコアは３－６・３－６・１－６。
やっぱりマレーは別格（四強）選手の一人だったわ。

ジョコヴィッチ＆ナダル＆フェデラー＆マレーはＱＦでも動じることなく勝ちました。
順当と言えば順当なんだけど、ＱＦのどの試合を観てもレベルの差を感じるほど４人は強かったです。
４人にとっての２０１２年全豪はここからが始まりって思わせるほどです。

４強が出揃ってのＳＦはフェデラーｖｓナダル＆ジョコヴィッチｖｓマレー。
どちらも目が離せない試合内容になりそう．．．．。


感想：錦織君とマレーの４２ショットのラリーは凄かったね。
　　　そのポイントを錦織君が取っていたら試合内容も変わっていたかも．．．．。
　　　試合結果に＜かも＞はないけれど、ついついそう思いたくなる。

　　　錦織君はまだ若いから怪我さえなければ４強に勝つチャンスは必ずくると思う。
　　　頑張れ！ニ・シ・コ・リ！

美しいフェデラー

昨日は全豪の男子ＱＦ２試合がありました。
その一つにフェデラーｖｓデルポトロの対戦がありました。

これまでのフェデラーは余裕の戦いぶりで危なげなく勝ち進んでいます。
でもＱＦの相手はデルポトロ。
過去の試合でデルポトロには苦戦したり全米では負けたこともあるので心配でした。
ところが終ってみればストレートでの勝利。
６－４・６－３・６－２。
デルポトロは、調子もよくてエース級のショットを何度も打ち込んでいたんだけど相手が一枚も二枚も上だったって感じ。

私はフェデラーが好きです。
フォームの美しさや戦術の見事さは勿論の事だけれど、昨日やっとそれ以外で好きな理由が分かりました。
昨日の試合では何度もフェデラーのスローが出てきました。
フォームはさておき、他の選手と違って顔のゆがみがない。
力んだり歯を食い縛ってるような顔のゆがみが一度もないのです。
スローのどこをとっても美しい。
理想のフォーム＆フェイスだから好きだったんだわぁ～。

おまけ：土橋さんの解説は良かったです。
　　　　凄く分かりやすいから「そうなんだぁ～」と思いながら観れたしぃ～。
　　　　フェデラーの進化も詳しく解説してくれたので観ながら確認できましたよ。


感想：今回の録画はフェデラーの永久保存版第一号にします。
　　　泣きたかった録画消去が嘘のようにすっきり晴れ晴れ。
　　　全盛期のようなフェデラーが録画できたんだもん。
　　　　

やったね！

錦織君が世界ランキング６位のツォンガに５セットの末に勝ったぁ～。
ベスト８進出です。
４強時代と言われている４強へのチャレンジ権を勝ち取ったのです。
凄いことをやってのけたよ。
今日の新聞の１面にも載せられるほどの勝利なんだけど、錦織君は既に次のマレー戦を見据えてる。
私達も浮かれている場合じゃないんだけど．．．．でも、浮かれた～い♪

昨日は自分の試合で朝から出かけたため、錦織君の試合は録画予約。
５セット戦ったとしても９時スタートの試合なら普通１３時には終るはず．．．。
１３時過ぎても誰からもメールがこないので試合結果が気になって気になって．．．。
（後で録画をみて１０：３０スタートだったと知る）

そうこうしていると何人かから経過報告メールが送られてきました。
セットカウント２－２からの実況メール。
３人からだったので試合経過が手に取るように分かるし、彼女達の心拍数と同じ状態を味わうことができました。（みんな、ありがとうね）

自分の試合は終わっているんだけど心配で帰るに帰れず結果が出るまで＜待て！＞状態。（運転の妨げになると判断）
勝ったメールが届いた時は「やったぁ～」と雄たけびを上げちゃったよ。
本当に嬉しい♪

録画を一人で観るのでは盛り上がりに欠けるので、急遽お友達を呼んで二人で観戦。
いやぁ～本当に強かったわ。


感想：この試合で錦織君の顔が青年から大人の顔になってるのを発見。
　　　技術以外のメンタル＆体格＆表情なども大きく成長してるなぁ～。

全豪・ミックス・ドリームペア

今年の全豪は錦織君＆伊藤君の初戦突破から始まって、錦織君がＲ・３Ｒと勝ち進むことで話題には事欠きません。
もう一つおまけの話題はクルム伊達＆錦織のミックス出場。

ミックスの初戦が今日ありました。
ミックスが初めてという二人なのでどうなるか心配だったのですが、心配をよそに初戦突破。
スコア：６－４・６－１
相手が下手なわけではなくて、錦織＆伊達ペアのミックスが強かったのです。
錦織君のストロークはやっぱり別格だし、伊達さんのストロークも良かった。
錦織君は一人だけオーラみたいなものがあったものし、伊達さんは男性顔負けの動き。
本当にドリームペアだった。


感想：ツォンガとの大事な試合を前にミックスなんかやっていいの？
　　　体力温存しなくていいの？
　　　．．．と思っていたけど、リラックスした試合で気分転換になってよかったかもね。
　　　

全豪・錦織君・３Ｒ

今日も朝から雨とも雪とも言えない冷たいものがポツポツ降っていました。
大会６日目の全豪は錦織君の３Ｒが組まれています。
雨を口実に練習の中止決定を早く連絡し、錦織君の応援に専念するべくスタンバイ。

錦織君の３Ｒの相手はフランスのベテラン選手ベネトー（３０歳）
いきなりベネトーのサーブをブレイクして２Ｒとの違いを見せてくれました。
いいねぇ～いいねぇ～と安心して観ていたら８ゲーム目の錦織君のサーブをブレイクバックされてそのまま逆転で１セットを取られてしまった。（＞＜）

２セット目も３セット目もブレイク＆ブレイクバックの繰り返しでハラハラドキドキ。
共にタイブレークで取ったからいいようなものの、心臓に悪い試合内容。
４セット目はベネトーとの歳の差がでたって感じだったなぁ～。
４－６・７－６・７－６・６－３で錦織君４Ｒへ．．．．．．。

長～～い３Ｒだったワ。

おまけ：ベネトーは３０歳。
　　　　同じ３０歳のヒューイットが若手のラオニッチに逆転勝ちしました。
　　　　ラオニッチは錦織君と同じく若手の中でも注目選手の一人です。
　　　　ベテランもまだまだ侮れないんだなぁ～。


感想：今日のＷＯＷＯＷ視聴率は上がったと思うよぉ～。
　　　東京は外出したくないくらい寒かったから、錦織君の試合を観た人が多いんじゃないのかな。
　　　勝った瞬間と同時に「良かった」メールが飛び交ってたも～ん。

泣きそう（；。；）

今日は朝から雪。
今年初の雪は積もるかと思いきや、徐々に雨っぽくなって積もっていた雪までも溶かしちゃった。
根性なしの雪だったわぁ～。
それでも予定のテニスは中止になったから全豪オンリーの一日にしました。

ＨＤＤ録画をしながらの観戦はナダル＆フェデラーの試合。
どちらもストレートでの勝利。

さてさてＨＤＤで録画したのをＢＤとＤＶＤにダビングしようと．．．．。
余計（不必要）な箇所を消す作業中にどこをどう触ったのかナダル＆フエデラーの試合が消えた。（＞＜）
編集のつもりが消去してしまったようです。

も～う～がっくり。
残った画面はドローだけで時間は１８秒だってぇ～。
ナダルはともかく、フェデラーの試合は残したい内容だったんだけど．．．．。
ダビング成功は錦織君の試合のみ⇒


教訓：初めての機械操作はお試しをするべきだったと反省。
　　　どうなっても後悔しないＨＤＤ録画で練習して慣れてから行うべきだった。
　　　消えたものはもう元には戻らないから．．．．。
　　　後悔先に立たず！ってね。

全豪・錦織君・２Ｒ

今日は午後から試合で全豪２Ｒは録画にお任せ。
錦織君の２Ｒの対戦相手は格下のランキング。
１Ｒの調子から簡単に勝ってるだろうと思っていました。

試合から帰って来てテレビを点けたらまさかまさかの２セットダウンでの３セット途中。
着替えもそこそこテレビに釘付け．．．。



３－６・１－６・６－４・６－１・６－１の大逆転勝利。
３セットから観たので１＆２セットのスコアがなしてあんなスコアになったのか？？？まるで分からない。
疑問解決の為に録画チェック。

錦織君は攻撃的テニスはしているけどミス多し。
相手のエブデンは無理な攻撃はしないで辛抱強いテニスから確実な攻撃。
その違いがスコアに出たみたい。

とにかく、３Ｒに進めて良かったわ。
シモンは同じような試合展開で負けちゃったからね。


感想：トータルポイントが１ポイント差だったみたい。
　　　いやぁ～本当に勝てて良かったよ。