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日々勉強&成長

テニス・エトセトラ・エトセトラにての成長記録

「ブルータスの心臓」

2011-01-08 10:21:11 | BOOK
今日はお友達が一時の独身になるとか。
鬼(ご主人)のいぬ間にストレス(?)発散希望で急遽新年会をすることになりました。
きっと帰りはシンデレラ。
よって今日の更新は早めに.....。

更新と言っても残った3冊目(最後)の本記録。
最後はやっぱり安心して楽しめる作者を選びました。
選んだ作者は東野圭吾。
文庫本の推理小説「ブルータスの心臓」です。



3人の男性と肉体関係を持ち、子供が出来たが誰の子供か判らない。
それぞれの男性を脅かすことで男性達に殺害を目覚めさす。
3人はA殺害・B運搬・C後始末の役割を決めて完全殺害リレーを決行するが、殺されたのは殺害担当のはずのA。
その後、後始末担当のCも何者かに殺される。
はてさて誰が殺したのか....。
刑事は完全アリバイを崩せるのか....。


感想:最後の最後まで犯人判らず。
   思い当たる人物にはことごとく裏切られる始末。
   軽いけれど面白い東野圭吾らしい本でした。
   お次の本は単行本。
   楽しみにしていた本がやっと読めます。(借りるのに手間取った)
   


「償い」

2011-01-06 22:41:37 | BOOK
年末年始に3冊読み終わったからもう一冊いっとこう....。

矢口敦子の小説「償い」をお友達から借りました。
この作者の本は読んだことがないので興味津々で読みました。



まず初めに...この本はミステリーです。
主人公は元医者の36歳ホームレス男性。

連続殺人事件が起き、知り合った刑事の依頼で探偵を引き受ける。
この刑事は15年前に彼が幼児誘拐犯を捕まえた時の担当刑事。
彼が連続殺人の犯人ではないか?と思う少年が15年前に助けた幼児。
看護婦も15年前の事件に関係していた。

....と、まぁ~偶然、偶然、偶然の積み重ね。
小説だから何でもあり...でいいんだけれどぉ~....。


感想:テレビの2時間枠の○○サスペンスのような本だった。
   小説でも初めての作者は最初に読む本が大切です。
   面白かったら別の作品を読みたくなるし、そうでなかったら....。
   興味の持てる新しい作者に出会うのは難しいですね。

「震える岩」

2011-01-05 16:45:21 | BOOK
4日からテニス。
通常の生活が始まりました。
こまごまと用事はあっても記事にするほどの事は無し。
よって暮れからお正月に掛けて読んだ本を書きとめておくことにします。

宮部みゆきの時代小説を読むのは2作品目。
今回は捕物控の「震える岩」を読みました。



お初という霊感を持っている娘が主人公です。

長屋で暮らしていたろうそく売りの死から始まる奇妙な出来事。
死んだはずのろうそく売りが別人になって蘇るのです。
それから起こる奇妙な出来事。
赤穂藩主浅野内匠頭長矩が切腹した場所に100年後も目印の石が置かれている。
その石が夜更けになると鳴動するのも奇妙。

そんなこんなの謎解きで話は進んでいきます。


感想:話は突拍子もないことだらけですが、結構面白かったです。
   移動本としてはいいかも....。




2011年に向けて

2010-12-31 15:46:32 | BOOK
2010年とも今日でお別れ。
2011年を迎えるにあたって準備したものは.....。



2011年のカレンダーと「本暦」。
カレンダーは例年と同じこねこのカレンダー。
新しく加わったのが占いの本です。

「本暦」は九星気学に基づいて作られています。
2011年の全体運から月は勿論の事、毎日の運勢も書かれています。
毎日のラッキーカラーもね。

「テニスの試合の時には常にラッキーカラーを身につけている」と先輩(全日本NO.1)から聞いて真似っこをしようと決めて購入しました。
これで2011年はバッチリ!


感想:信じる者は救われる....って言うしね。
   新しい試みとしては良いんでないかい?

挨拶:2010年も休み休みですが、なんとか続けられました。
   読んでくださった方、コメントを入れてくださった方...ありがとうございました。
   2011年もボチボチ更新していきたいと思いますので宜しくお願い致します。
   皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

「永遠の0(ゼロ)」

2010-12-08 23:55:42 | BOOK
香川から遊びに来ているY-子ちゃんに面白い本を聞かれました。
「今は何を読んでる?」と聞くと彼女から帰って来た言葉は「永遠の0」。
「えっ!私も今丁度読んでるところよ」
お互いに本を取り出してどこまで読んだかチェック。
彼女は304ページで私は286ページ。
そんな偶然って珍しいです。
まして1年5ヶ月前の発刊の本なのに....。

百田尚樹の<永遠の0>は2009年の最高に面白い本大賞の第1位に輝いた本です。



戦後60年に母が死亡した。
一人娘は母から父親は特攻隊で戦死したとしか知らされていなかった。
娘は知らない父親の事を知りたいと自分の娘&息子に調べて欲しいと頼む。
孫達は影形のないところから祖父を知っていると言う人達に会って話を聞くことで、徐々に祖父と言う人を知ることになる。

零戦闘機や特攻機に乗る若者達。
読んでいて涙が止まりません。
面白い小説と言うには抵抗さえ感じるよく出来た小説でした。
男女関係なくお薦めの本です。


感想:「零戦は生が1%でもあるが、特攻は生が0(ゼロ)だ」
   こんな無茶な戦いをさせた上官・参謀・国に対して腹立たしぃー。
   生と死を理解できてもその恐怖は当事者でないとわからないと思う。
   想像をはるかに超える事くらいしかわからない。
   戦後に生まれたことを神様に感謝したいです。

おまけ:今日は忘年会。
    ブログ更新の為に急いで帰って来たが...ギリチョン。
    一日26時間欲しいよぉ~。
   


「ナイチンゲールの沈黙」

2010-11-21 17:40:51 | BOOK
海堂尊の「ジェネラル・ルージュの凱旋」に書かれている丁度同じ時期の看護師の物語が「ナイチンゲールの沈黙」。
たとえで言うなら表と裏って感じかなぁ~。

裏にも物語があったのです。



小児病棟にはいろんな病気の子供達がいます。
子供達は大人と違って恐怖心は半端じゃありません。

眼の癌(網膜芽腫)で眼球摘出を余儀なくされた子供達の不安。
手術前の不安定な精神をメンタルサポートするのが愚痴外来・田口医師ですが、そんなときに眼の癌患者(少年)の父親が殺される。
小児病棟で子供達からも慕われる看護師と父親が殺された少年は....。

犯人探しには厚生労働省の白鳥氏も出てきます。
役者は揃った。


感想:海堂尊の小説では常に何かしらの医療器材や医療に係わることが書かれています。
   今回の医療器材はMRI画像診断ユニット。
   初めて知る診断でしたが、状況によっての脳変化には興味を持ちました。

   

「邀撃捜査」

2010-11-19 01:42:49 | BOOK
今野敏の小説は警察物だから好きでした。
ところが前回の「宿闘」といい、今回の「邀撃捜査」といい武術がメインになっています。



アメリカが東京の機能を麻痺させるべき送り込んだ3人のプロ。
その3人と戦うのが、選ばれた武道家の中国人・沖縄出身者・東京出身者の3人。

本の前半は沖縄出身者の武勇伝。
中盤は3人の武道家に共通する武術<犬神族の拳>の由来など。
要所要所でプロの行動など....。
アメリカVS日本の戦いは本の後半であっと言う間に終わり。
日本が選んだ3人の武道家の勝利。


感想:つまんなかった。
   もっと早くに戦いを入れていたらこんな感想にはならなかったかも。
   いや、やっぱり同じかなぁ~。

「誰か」

2010-10-30 12:36:41 | BOOK
移動本として読んでいたのが宮部みゆきの小説「誰か」。
宮部みゆきの小説にはいろんな書き方(展開)がありますが、これも一風かわった小説でした。



会社社長の運転手が自転車事故で死亡。
犯人はひき逃げ。
犯人が見つからない事から、姉妹の妹は「父の死を本で訴えたい」と本の出版に踏み切る。
姉は本の出版に反対。

展開は父親の過去にさかのぼるのです。
そして姉妹の関係も複雑に....。


感想:いくら考えても題名の意味が分かりません。
   どうして「誰か」なのかしら?

「宿闘」

2010-10-08 00:31:11 | BOOK
近頃は警察小説が面白くて続けさまに読んでいます。
前回は単行本だったので今回はもっと(重さも内容も)軽い本を選びました。

警察小説でお馴染みの今野敏の「宿闘」。



芸能プロダクションを経営する共同経営者3人の内二人が死亡する。
死因は二人とも脳内出血による死亡なのだが....殺人。
二人とも誰かに襲われ数時間後に脳内出血で死亡したのである。
襲った人を確実に死に至らしめるには.....?


感想:前半は急性硬膜外血腫と慢性硬膜下血腫の違いを知る。
   後半は武術や格闘技について知る。
   刑事物なんだけれどちょっと変った刑事物でした。
   医学の勉強と武術の勉強にもなったし.....。

追伸:今日は朝7時出発(車)で名古屋まで行きます。  
   今全日本ベテラン選手権の真っ最中。
   二人のコーチと友人の応援に行って来ま~す。

「刑事たちの夏」

2010-09-30 23:05:28 | BOOK
今週は雨の日が続いています。
予定が全てキャンセルになり、家にいることが多くなりました。

近頃は隙間本(短時間を利用して読む本)を読むことが多かったのですが、久しぶりに単行本を読むことにしました。
単行本は重くて持ち運びには不便だし、睡眠前に寝ころがって読むには腕が疲れるし...。
まとまった時間がないと読めません。

選んだ本は久間十義の「刑事たちの夏」。
日経新聞に連載された警察小説です。



大蔵省のキャリアである審議官の墜落死は自殺か他殺か?
事件を自殺で済まそうとする警察トップに反感を持ち独自で捜査をする一刑事。
彼に共感して一緒に捜査をするいろんな職種の仲間。
彼らは自分達の信念を貫き通し上層部と闘う。


感想:警察、大蔵省、政界のトップに加えて総会屋との繋がりなど出てくる出てくる。
   日ごろのニュースと大差ない悪事に自分の中の正義感が試されたかも...。