IDDM21年目

~病気のこと・日々のこと~

牛乳を見直す機会

2020年12月28日 | その他通院治療のこと
病院では毎朝牛乳が出ました。



やっぱり牛乳って栄養バランスがいいんでしょうね。



カルシウムも豊富。



病院食の生活は日頃の食生活を見直す機会にもなります。

ホットミルクをたまにコンビニで、
コーヒー牛乳を温泉で、
時々飲んだりするけど、
そのままの牛乳はいつぶりだっただろう。

「電子レンジでホットミルクにして飲んでもいいかも」
とグッドなアイデアをもらってきたけれど

電子レンジの使い方が解からず
ホットミルクにはとうとう、できませんでした。。。が
まあまあおいしく飲めたプレーンな牛乳。

これからはできるだけ飲むようにしよう。



手術から5日後。
天気は快晴。
術後の経過も順調。
めでたく、退院です。



個室に入れてもらえて、快適な入院生活でした。
この時期夜明けが遅いせいで目覚めが悪いので
カーテンを開けておきたいという希望も
夜にトイレに起きたとき気兼ねしないで
灯りを付けたり消したりすることも
空調の温度管理も
全部自分の思い通りにする事ができました。

あっという間の1週間。
でも、人生の記録に残さなくてはならない
大事な1週間でした。

こんな時に手術させてもらえたことに感謝です。

日本のどこかでは手術を先送りにしなくては
ならなくなっている人がいると聞きます。
誰もが必要なときにちゃんと必要な手術が
受けられる環境が戻りますように。

新型コロナの治療薬とワクチンが使えるように
なる日が一日も早く訪れることを祈っています。





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インスリンとのお付き合い

2020年12月27日 | 1型糖尿病のこと
入院先の病院では主治医からのFAXに書いてある
インスリン単位を忠実に守るよう指示がでました。
看護師さんの確認の元で、注射のダイヤルを回し、
数字をあわせ、注入も確認してもらって…
と厳格に管理されています。
あれ、今回って教育入院だっけ?って錯覚することしばしば。

IDDM17年目、
食事を前にするとインスリンいくら必要か計算する
習慣が身についています。

この場合、ごはんとミカンのほか血糖値が上がる要素なし

また別の日

この場合、ごはんとサバの甘みが血糖値あげるけど、
牛乳って甘いコーヒー牛乳しか飲んだことないわー
上がるのかな、牛乳、って少し悩んだ

クリスマスイブの食事では

ごはんにマカロニにパン粉にケーキと、
上がる要素多くて少し多めに打ちたいなと

「食べるときは必ず計算します」 と、

そんな話しを看護師さんにしたところ、
そこまでわかるのすごい と言うので
1型の人は解るんじゃないかな って話したら
1型の人でもこんな解る人いませんよ って

病院で面倒くさいこと言われても、主張するのも
面倒くさいから
指示通りに従っていただけなのでは?なんて
思いましたが。


入院してすぐに、県立病院のなかの消化器科も
受診するように言われ、はじめまして の
消化器内科の先生の問診を受けたところ
かなり忙しそうな先生が、
「普段、まさか間食とかしてないよね」
と聞きます。
「普通に、してまーす」と答えると
強めに
「なんの理由があって?」
と言われました。
何と答えればいいのか少し迷って、
普通の生活の流れでですとしか言い様が
なかったのですが、

17年続けてきた私のインスリン生活
もしかして間違ってるんじゃ?

と思ってしまうこと続出の入院生活でした。

ってまだ退院してないけど





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病院のクリスマスディナー

2020年12月26日 | その他通院治療のこと
ぎりぎりクリスマスイブに普通食まで復活。
イブの夜、



海老ピラフにチキンフライ!
病院食に必ず入っているニンジンも今夜は



星形でした。
そして、ちゃんとケーキまで付いてきました。


ありがとうございます。
友達がここの病院ではないけれど病院で栄養士さん
しているので、
友達の仕事ぶりを見るようで私の場合感じ方も
ひと味プラスされています。
感謝の気持ちを伝えたくて
アンケートにも積極的に答えたりして。

その友達に書いたアンケート見せたら
喜ばれるよ、調理室に貼られるよ
と言われました





インスリンはここまで来るともういつもの単位で
心配なくなりました。
それどころかご飯の量が多くて残さず食べれば
高血糖でした。。。




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病室

2020年12月25日 | その他通院治療のこと
範囲が狭すぎて全国ニュースにはならないけど
入院数日前から地元では災害レベルの雪が降りました。

入院で留守の間、家に車を置いていくのも不安でした。
貯まりすぎた雪でもうすでに置き場所もなくなっていて

さらにこの先屋根からの落雪も心配されました。たまらず、
急遽、家から徒歩20分の場所に月極駐車場を借りたのです。

入院する前日の契約。会社の帰りに停めて、
そこから歩いて帰りました。

狭くなっている歩道。
車よりももう、20分かかっても徒歩の方が安全です。
屋根のある月極駐車場。
もうこの冬はずーっと借りたい気分です。

家に着くとこの雪。
車を避難させることが出来てよかったと、ほっとしたのでした。


入院の日も道は酷い状況。
絶対に遅れてはいけないので
駅まで、親の車に乗りかなり早めに出発し
新幹線とタクシーで
病院までやってきました。
コロナ騒ぎでずっと乗っていなかった新幹線に
こんな形で乗ることになるとは。

スーツケースで新幹線。
誰が見ても私はGoToトラベラー。

この雪なのでと、予約を断られたタクシーも
運良く1台だけ駅前に停まっていて
無事時間までに病院に着きました。

病院に早く来たのはPCR検査を受けるためです。
これがなければ入院手続きは昼前だったのですが。

PCR検査を受けた後、玄関付近で
結果を待ってくださいとのことで、

コーヒー飲んでツムツムして、ゆっくりと待ちました。


自撮りなんかもしたりして時間を潰しました。

昼前、検査の結果に問題がなかったようで病院内に通され
いよいよ病棟へ。

入院にあたり、
個室を希望しましたが、
こんな時なので発熱のある人を個室に入れるとかで
希望出来ませんと言われました。

前回もそうでしたがひとりを快適と思う私はやっぱり
個室がいいのだけれど
面会もないんだから4人部屋でもま、いっか
と潔くあきらめていました。

ところが、
4人部屋の4つのベット周りは
カーテンを完全に閉め切っているので
どんな人がいるのかわかりません。
煩わしい挨拶などもなくらくでよかったことは
よかったのですが、
カーテンの外でばったり出会ったら気まずくね?
しかもみんな息を潜めるようにしぃーーーんとしていて
荷物の整理がしにくいんですけど…
リブレの音も消しました…

昔は退院の時部屋の人にティッシュ配ったりしたもんだけど、
今どきは完全無視なのか!

そんな、シーンとした部屋で下剤の効果が出た私は
部屋のトイレで腹の物を出し切る作業をする勇気がなく、

病棟の多目的トイレにこもり数回に渡る作業を終えました。

歯磨きも部屋の洗面台を使いたくなくて
部屋の外の水道に行きました。

看護師さんと話す声が聞こえるだけ。

シーンとした4人部屋。

机の扉を開けるのも、封筒から書類を取り出すのも気を使う。

息がつまりました。

幸い、手術の日だけは個室に移動とのことだったので
とりあえずガマンしてあとは慣れよう、

と思ったとき看護師さんが来て
「明日以降個室を希望されますか」って、
えー!希望します希望します!
と言うことで希望が叶いました。


トイレもこもり放題
灯りも空調も好きに設定できる
音も気兼ねすることなくだせる



個室、快適。。。。。


外では…雪害で苦しんでいる時にね…
申し訳ない気持ちになりました。

けれど、4人部屋のことも、
こんな時の入院ということも、
私は気を使いすぎなところがあります。

少し鈍感にならなければ、

いつもそう思うのだけれど…

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入院時のインスリン

2020年12月24日 | 1型糖尿病のこと
手術の前日に入院し、流動食がはじまりました。



その後、前回よりも口に合う、意外とイケる下剤を飲まされます。



インスリンは没収され、
その都度看護師さんに単位を確認してもらって打つこと
という厳密な管理下におかれました。

肌身離さず持ち歩いているインスリンが、
いわば私の命のインスリンが、
手元にないと言うこと、
とても不安になりました…

さらにさらに、その夜には
処方上朝昼晩寝る前のインスリン単位が書いてある
お薬手帳を渡すと、

この流動食に対して、
お薬手帳通りの「超速効 夜15単位」を
看護師の前で単位を確認の上打つようにとの
指示がありました。


申しわけありませんが重湯におかず無しのこれに
通常の夜ご飯の単位打てば低血糖確実です



と言っても取り合ってもらえません。

流動食も下剤も始まり、補食もできないのに、
どうしたらいいの!

絶体絶命でした。

15単位はどうしても打てませんと言うと

偉い先生がきて、諭されます…

手術は何が起こるかわらないから、
万全な体制で臨みたいため、
処方通りの単位を打たせる方針とのことでしたが、
それじゃ万全じゃ無くなるんだってば!

何と言われてもこの重湯に15は打てません

半泣きで抵抗すると、

主治医からの指示がない限りはお薬手帳通りで、と
理解してくれませんでした。

もうね、
打ってもいいかなとも思いましたよ。
重湯に15単位。

そして激しい低血糖出して見せましょうか?って。

もしくは15も打つなら別に重湯なんか
食べなくてもいいんだけど


助けを求めて主治医に電話すると、
こちらもこちらで忙しいらしく
煙たがられる結果に

「そんなの、半分打てばいいでしょう」
と、そうです、そう私も思います。
が、それが伝わらず
いつものご飯なら倍の30単位打てと
言われているようなもの

県立病院では、糖尿病の方の主治医に電話を
繋いで欲しいとのことでしたがとてもそんなことを
お願いできるような状況ではなく、

もういいや、15打って、最悪グルカゴンか と思いました。


一応、主治医は今忙しくて電話できない
ただ、半分でいいでしょうと言っていた

と伝えると、
じゃあそれを信用しましょう

と言って

フィアスプ、7単位になりました。

それでも、多いと思うけど
オロナミンCでなんとかなる単位です。





手術の前夜だというのに、とても混乱し、
とても不快な夜でした。


フィアスプを出すと毎日代わる代わる来る看護師さん
数人から

「初めて見るインシュリン」

と言われます。

初めて見て、効果もわかんないのに
事務的に指示されるのが
とても苦痛な入院生活。

そんな私を慰めるように手術の日の朝
窓辺にとまっていた



ピッピちゃん。しばらくの間そばにいてくれました。



無事に手術は終わったけど。

このインスリン問題はかなり問題かなと思いました。


その後知りましたが、電話した後
主治医から重湯の時、おかゆの時、の指示単位が書かれた
FAXが届いていて、

その後はその指示単位で打ちました

手術後でまだ食欲がなくても、
おかゆが苦くて食べられそうになくても、
自分の意思ではインスリン単位の変更は出来ません。

これってほんとに問題じゃないのかなと


疑問に思うし、こんなに理解がないならもう2度と
入院などしたくないな。


でも、後から思えば…
食べなくていいですと言えば済む話しだったなぁと。
術後で元気になるための重湯なら大事だけど
この場合、食べなくてもよかったのですから。

この先も数年は診てもらわなきゃならないのに、
要注意患者になってしまったことが悔やまれます。





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