デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

かんわきゅうだい 26 (その日のまえに)

2016-04-22 16:13:17 | かんわきゅうだい
 
                    春には春の瑞々しさがある筈なのに どこか素気ない大山
 無慙な老境・・・
 QPの描く花冷えの夜の桜花と月光を見て・・・長い人生の時間が甦っては通り過ぎ、今こころ荒び無慙な老境の母がフラッシュバックします。やがて迎えるその日、私に涙があるだろうかと、ふと自身の荒ぶこころの無慙に愕然とします。
 
    

 その日のまえに
 「その日のまえに」という全2編のTVドラマを見ました。壇れいさん演じる膵臓がんで亡くなる若い母親とその家族の「その日」までの短い時間。誰にも訪れる「その日」でありながら、誰にも現実感は希薄です、余命を告げられなければ・・・

 倖せを折り重ね
 甦るのは家族の愉しく幸せな光景であってほしいと希っても、心を占めるのはそれぞれの今とこれからの日々。ドラマはその哀しいギャップを丁寧に描きつつ倖せを醸すエンディングへと予定調和のように連なります、現実はそうではなくとも・・・

    

 自動車道の樹木と花々
 自動車道のSA、PAには様々な季節の樹木、花々が植えられています。いつも気づくわけではありませんが、こぶしの白い花に思わず見とれ、関西では既に過ぎた桜が中国山脈を越える山並みに咲き誇る光景はこころに深くしみます。

 迷彩服の救命活動に敬意を表しつつ
 その自動車道でいつも必ず自衛隊の車列と迷彩服姿の隊員に出会います。この間は熊本地震への対応でしょうか、特に目立ちました。その救命活動に心から敬意を表しつつ、迷彩服姿の隊員が銃を手に匍匐前進する訓練の光景が重なります。

    

 ただただ過ぎ行く時間
 老いた両親にきりきり接する日々。長生きは時に無慙な生き様を晒すことを、そして自制可能な体力・知力があるうちに「おかしくなる」かもしれない人生の果てに備えるべきことを学びつつ、今はただただ過ぎ行く時間を幸いに思います。

    
        遠き山に日は落ちて星は空を散りばめぬ・・・闇に燃えし篝火は 炎いまは静まりて眠れやすく憩えよと

 パッヘルベルの「カノン」
 パッヘルベルの時代の欧州に桜の樹があった筈はありません。それでもこの曲を聴くと、春の光につつまれた満開の桜の樹の下で若い人たちが踊り戯れる光景が目に浮かびます、人生の黄昏が豊かで愉しげであればなぁと願いつつ・・・



  【補遺】… 2023.2.28 記
      「逃げる」と形容される二月は今日でお仕舞、明日から「別れの季節」と称される三月。
      卒業、退職など様々な別れがあるとともに 別れは新しい始まりのプロローグでもありましょう。
      このブログ記から7年。ついこのまえ記したように思うけど早や7年!
      更に7年後には80代! 更に更に7年後には "米寿" だ。でも その頃 生きているのかなぁ…私!



【過去ログ目次一覧】
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f

31 コメント

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みんなちがって みんないい (デ某)
2016-04-26 21:14:07
aimacoさん
コメントありがとうございました
きょうは一日出かけており レスが遅くなって申し訳ありません。

> iPad・・・新品交換し・・・データ は大丈夫で・・・このblogも読めました。よかったー
私、ブログはPCからUP。相変わらずガラケーです
再発・転移して なおかつ病院暮らしになれば iPadを! と・・・。

> 皆様の 色々な経験、現況を読み、
> 無駄に?長生きしたくない、人に迷惑掛けずにスッと逝きたい… などと思うばかり
無駄にも迷惑かけずにも・・・生きる! のは 誰にも至難だと思います
ただただ・・・自分の体力・知力で為し得るうちに為すべきことを為しておきたいですね。

> 良くも悪くも 認知症 になれば・・・
> 色々な考え方があっても良いと思います。ここでは 十分参考になります。
夫婦間で「どちらが先に逝くか」が現実味を帯びる命題?になって行きます
でも これってゼイタクな悩みかもしれませんね。
色々な考え方・・・「みんなちがってみんないい」(金子みすず)。
各々総てちがう・・・ことをまず認識したい! していただきたい!と思いますね。
「こうすべし」「こうあるべき」「なのにあなたは・・・」に ほとほと疲れますから。

> 私には聞こえないけれど、曲目、歌詞で知っているものは 頭の中で歌っています
・・・と言うところが人間の素晴らしさ、奥深さでしょうか
私は 歌の場合、メロディも然りながら歌詞からもイメージが刺戟され、
すぐ歌詞を見、英語であっても貧しい知識を総動員して(笑) 自分で訳して・・・。

> 腰椎チェックはクリアしたので、次からは 頭から全脊髄チェックになります。
> 筋力が落ちすぎて 旅行どころでなかったのがショックでした。
aimacoさんのご闘病には いつも驚きと敬意を禁じ得ません
腎がんの友人の皆さんの中にも いま大変な方がたくさんいらっしゃいます。
皆さん ほんと健気に一所懸命に そして周りへの思い遣りを忘れずに・・・。

> 震災の画面は 落ち込むので あまりみたくないですが、
> 頑張ってる子供達をみると 励まされますね。
> ペット達も どうなんでしょうね?
がんばっているお年寄りにも みなさんすべてに 心うたれます。
ほんと・・・動物たちはどうなのでしょうね。
シマジロウと遊んでいて ふっと 被災地の動物たちは? と思います。

> 予測がつかない天災は 平和ボケした国民への警鐘??
これだけつぎ!つぎ!平和が脅かされては ボケてられません(笑)

> シマ くんも ノンビリ お昼寝されているのかなあ??
はい、暇をみつけては寝ています

> 絵も写真も 綺麗で、ホッとします。
> デ某 さんも 無理なさらずに、大事にしてくださいね
ありがとうございます
QPの絵も歓んでいただき嬉しくおもいます。

aimacoさんのますますのご健闘、ご活躍とご健勝を心よりお祈りします
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無… (aimaco)
2016-04-26 09:08:22
iPadを壊してしまい、在庫があったのでU+2B05U+FE0E 方が古いので、やっと 新品交換し、諦めていた データ は 以外と大丈夫でしたので、このblogも読めました。よかったー。
皆様の 色々な経験、現況を読み、若い頃から思ってた、無駄に?長生きしたくない、人に迷惑掛けずにスッと逝きたい… などと思うばかりです。今でさえ、検査、治療、通訳で人様のお世話になっているのに さらに年老いたら どれだけ 大変だろうと、考えると恐ろしいです。良くも悪くも 認知症 になれば 本人には どうしようもなく、子の心 といえど 元気な頃と違い 理解して欲しくても無理なこと。健常者側が 前向きに楽しくなれるようにするしかないのかな、とも思います。色々な考え方があっても良いと思います。ここでは 十分参考になります。私には聞こえないけれど、曲目、歌詞で知っているものは 頭の中で歌っています(⌒-⌒; ) 腰椎チェックはクリアしたので、次からは 頭から全脊髄チェックになります。絶食が辛いです。 筋力が落ちすぎて 旅行どころでなかったのがショックでした。翌日から 5.5 階 職場への階段昇降をなるべく リハビリ代わりにする様に。消費カロリー増やさないといけませんね。 震災の画面は 落ち込むので あまりみたくないですが、 頑張ってる子供達をみると 励まされますね。
ペット達も どうなんでしょうね? 予測がつかない天災は 平和ボケした国民への警鐘?? 知識の乏しい私には ここは ハードルが高くて 恥ずかしいけれど… シマ くんも ノンビリ お昼寝されているのかなあ?? 絵も写真も 綺麗で、ホッとします。
デ某 さんも 無理なさらずに、大事にしてくださいね。
返信する
讃岐さんとRarudoさんに (デ某)
2016-04-25 02:27:55

> デ某さんのブログなのに、勝手に熱くなってしまいました(by 讃岐さん)
> 私も勝手に熱くなってしまいました(by Rarudoさん)
私って マリリン・モンローではありませんが 『お熱いのがお好き』なんです

「モンロー主義」と言えば、
米合衆国の「相互不干渉主義」「孤立主義」の代名詞とされます「が、
私は、熱い議論がお好き!な「マリリン・モンロー主義」でございます(笑)

ここで大いにご議論いただき
そしてラグビーのように 最後は「ノーサイド」スピリッツで

https://www.youtube.com/watch?v=xiOJzCf_-hI
返信する
パイプオルガンによる「カノン」 (デ某)
2016-04-25 02:03:18
SORAさん
深いコメントありがとうございました

> 長男の嫁のお祖母様が今朝88歳の生涯を終えられました。

88歳、昭和天皇と同い年だった私の祖母もその齢に虹をわたりました。
世代としては 一世代ずれますが、幾許のご縁を感じつつ 
ご長男さんの義祖母様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

> お祖母様の介護は最期まで娘である嫁のお母様がしました。
> おかしくなっていく姿と寄り添いながら時にもがき苦しみ悲しみ慈しみ・・・。

そうでしたか・・・。
お嫁さんのお母様は たぶん私の妻と同い年か少し年下でいらっしゃると思います。
或る種 世代としてある価値観 に共感をおぼえます。

前記わが祖母は、私の家族の中で妻が最も慕った人でした。
祖母も同様に妻を可愛がり、私と妻が帰省すると 
まず妻を自分の部屋に連れて行き「よう帰った」と抱くように・・・。

> 孫の花嫁姿を見て米寿のお祝いを済ませ静かな4月の早朝に・・・。
> お祖母様の介護は最期まで娘である嫁のお母様がしました。
> おかしくなっていく姿と寄り添いながら時にもがき苦しみ悲しみ慈しみ・・・。

心より敬意を表します。
わが母の現実は 詳細を控えるほかなく 「百人には百のケースが」とのみ・・・。
私も姉も妻も SORAさんが記していらっしゃるように
「もがき苦しみ悲しみ慈しみ」つつ・・・ではあります。 

> お祖母様の在りし日のお姿に想いをはせながら
> 目を閉じてカノンを聴かせていただきました。ありがとうございました。

作曲したパッヘルベルは教会のオルガン奏者でした。
お嫁さんのお祖母様のご霊前に パイプオルガンによる「カノン」を捧げます。
https://www.youtube.com/watch?v=D-AMI0XuFpk
返信する
おっしゃるとおり (Rarudo)
2016-04-25 00:40:31
自然の前では人間は無力なんです
人間は自然災害を防ぐことはできないんです
だからこそ
人間が引き起こしている戦争だけは防がなくてはいけないと思っているのです。
戦争だけなんです、人間が防ぐことができるのは。

そんな考えが現実的でないからといって
じゃあ、よその国に出かけていって戦争するのもありだな と思うことはできないのです。

デ某さん、詳しい説明をありがとうございます。
すごくよくわかりました、さすがです。
デ某さんの仰ってることは具体性があって理解しやすく
決して非現実的な夢想論とは思いません。

私も勝手に熱くなってしまいました。スミマセン。
もう寝ますね、おやすみなさい


返信する
持論を少し詳しく・・・ (デ某)
2016-04-24 23:21:07
Rarudoさん
コメントありがとうございました

> 「防災被災対策庁及び実行部隊」 
> まさにこういう組織こそが必要なんだと思います
国の機関・機能は各々 国交・厚労・経産・総務・防衛・警察各省庁にあります
これに被災地の都道府県・市町村が加わります。
しかし日常普段の連携はなく災害対策本部が設置されて初めて機能し始めます。
そして きまって初動と連携の拙さ、指揮系統の不統一が問題にされます。
自衛隊が本来任務(軍事行動)につく確率の低さと、
その逆に災害の多さ並びに世界屈指の軍事費を有する日本の現実をみれば、
私が言っていることは けして非現実的な夢想ではないと思うのですが・・・。

> 銃や大砲で人間同士が殺し合う練習や訓練・・・
> これだけ自然の猛威をみせつけられてるんです
> 戦う相手は人間じゃない、この大自然なんだってことに早く気づいてほしいです
残念ながら日本周辺には軍備増強に走る国があり、歴史的な反日感情があります
だからこそ日本には一層の平和主義、平和外交が求められるのですが、
軍備優先の「力の政策」、反日に対する「嫌韓・嫌中」に走っているのが現実です。

> 自衛隊がそのまま災害救援実行部隊へと移行してくれたら・・・予算的にも無駄がなく・・・
自衛隊には「専守防衛」の本来任務を全うして頂くことを期待したいと思います
当然、予算配分としては27年度4兆9800億円の防衛予算は大幅削減し、
プロフェショナルの実行部隊をもつ防災被災対策庁を設置、予算配分すべきと・・・。
勿論、海外の被災地にも「集団的被災地相互支援」として専門家集団を派遣すれば
質的に数段高い「国(民)の安全保障」につながりましょう。
なんて言えば「非現実的」とか「平和信仰原理主義」と揶揄されるのですが・・・
返信する
それぞれの人生の黄昏・・・ (SORA)
2016-04-24 23:10:07
カノンを聴きながら

>老いた両親にきりきり接する日々・・・。長生きは時に無慙な生き様を晒すことを、そして自制可能な体力・知力があるうちに「おかしくなる」かもしれない人生の果てに備えるべきことを学びつつ、今はただただ過ぎ行く時間を幸いに思います。

この言葉が胸の奥深く沈んでいきます。
長男の嫁のお祖母様が今朝88歳の生涯を終えられました。
孫の花嫁姿を見て米寿のお祝いを済ませ静かな4月の早朝に・・・。
お祖母様の介護は最期まで娘である嫁のお母様がしました。
おかしくなっていく姿と寄り添いながら時にもがき苦しみ悲しみ慈しみ・・・。最後まで寄り添い続けたお母様のその姿に尊敬の念を抱きつつ 私もいつか訪れるであろう母と私を重ねながら様々な思いが巡ります。

明日は通夜です。
長男夫婦の結婚式に参列下さったお祖母様の在りし日のお姿に想いをはせながら目を閉じてカノンを聴かせていただきました。ありがとうございました。
返信する
すみません (讃岐おばさん)
2016-04-24 22:45:04
デ某さんのブログなのに、勝手に熱くなってしまいました。
返信する
自然と戦う? (讃岐おばさん)
2016-04-24 22:26:11
そんなことはできません。
大自然を相手に戦うなんて無理です。
自然の前で人間は無力です。
返信する
Unknown (Rarudo)
2016-04-24 19:02:12
名前を書き忘れました
返信する
その通りです (Unknown)
2016-04-24 18:56:38
「防災被災対策庁及び実行部隊」
まさにこういう組織こそが必要なんだと思います。
というか、今までなかったことの方が不思議ですよね。

銃や大砲で人間同士が殺し合う練習や訓練
そんな虚しいことしてどうなるんですか。
これだけ自然の猛威をみせつけられてるんですよ
戦う相手は人間じゃない、この大自然なんだってこと
はやく気づいてほしいです。

自衛隊がそのまま災害救援実行部隊へと移行してくれたら
国の予算的にも一番の無駄がなくなっていいと思うんですが・・
返信する
本質的には・・・ (デ某)
2016-04-24 14:54:15
讃岐さん 
コメントありがとうございます

> 私のブログ友も熊本市内に居ます。
> ブログを通じて元気がもらえてブログをやってて良かったと。
> まだまだ余震が続いて車の中で眠る毎日だそうで・・・
ブログの輪、絆が生きる力になって・・・嬉しいですね
腎がん界?にも在熊本の方がおられ、やはりスーパーの広い駐車場暮らしと・・・。
私の旧勤務先の後輩6人も熊本に派遣され支援活動に取り組んでいます。
日本中が心を寄せ支援に動いていることを心強く思います。

> 義母は最近カラスと仲良しになっています。
> 義母が裏口から出るとカラスが後ろからピョンピョン、ついて行ってます(笑)
カラスは、見かけの印象が悪いのが可哀想ですね
黒猫は可愛いく思う方が多いのに・・・不公平だ! と思っていることでしょう。
そんな人間界からお義母さんがお詫びのシルシに支援されているのかも・・・

> 人間には命令口調で言う義母がカラスだと素直なんです。
> 夫がカラスに食べ物をやるのなら施設に、と言ったら泣いて絶対嫌と。

優しさ、謙虚な気持ちがあるかぎり、人は人として・・・と思います
ただ その一線の先に かなしく至難な現実が控えている場合もあります。

> 匍匐前進、でも訓練をしないとまさかの時には何もできません。
> 水害でのヘリコプターでの救助も、普段の苦しい訓練をしていないと実行できないと・・・
地震、台風、大雨などこれだけ年中災害に見舞われる日本列島
スポーツ庁や観光庁の新設より 最優先すべきは
「防災被災対策庁(実行部隊を含む)」の新設だと思いませんか?
国土交通省、自衛隊、市町村消防等がふだん共に訓練することはありません。
消防の人たちは匍匐前進訓練などよりず~っと実効的な訓練をされています。
災害の時だけ脚光を浴びる自衛隊、戦闘行動がもしあれば脚光を浴びる自衛隊、
私はそのどちらも「本当の意味で脚光を浴びる」ことにはならないと思います。

> 食事の炊き出しをして、自分たちは缶詰で冷たい食事を陰でひっそりとしている・・・
被災地で救援活動にあたるものは総て!そのスタイルです
被災地のみなさんは「交替」することはできませんが、
救援支援にあたるものは食糧、洗面用具、下着はじめ何もかも総て持参しますし、
概ね1~2週間で次の人たちと交替するのが一般的ですから・・・。

> (自衛隊を)災害の時だけにありがたく思うのでは、あまりにも可哀想な気がします。
そのお気持ちは私も同じです
でも この先 戦車・大砲を連ねて海外に派遣される部隊があるとすれば
こころから感謝し敬意を表することは、私には・・・できません。

少し感情が入りましたでしょうか・・・申し訳ありません。
でも 本質的に 気持ちに大きな乖離があるとは思っていません。
地震がこれ以上広がらず一刻も早く復旧されますよう共に祈りたいと存じます

※阪神大震災の6日後に収録された鶴瓶さんと上岡龍太郎さんの対談をご覧下さい↓
 既に20年余も昔の旧聞ながら、現在に通じることばかりです。
 救援にかかわる「自衛隊」についても 9分00秒 あたりから少し触れています。
https://www.youtube.com/watch?v=xYcw-zMtvlk&feature=youtu.be
返信する
震災 (讃岐おばさん)
2016-04-24 09:45:37
こんにちは~
私のブログ友も熊本市内に居ます。
ブログを通じて元気がもらえてブログをやってて良かったと。
まだまだ余震が続いて車の中で眠る毎日だそうで、どんなに平凡な日常が良かったか思い知らされますとの事。
現地までは行けないけど精いっぱい応援したいと思います。

義母は最近カラスと仲良しになっています。
夫が向かいの義母の家に行くと、いつも食べる物が無いと。
そういえば義母が裏口から出るとカラスが後ろからピョンピョン、ついて行ってます(笑)
右手には杖、左手には大事そうに何か載せて。
無い時はカラスに誤っているんですよ、ごめんよ、何もないんや~と。
人間には命令口調で言う義母がカラスだと素直なんです。
夫がカラスに食べ物をやるのなら施設に、と言ったら泣いて絶対嫌と。
複雑な心境ですが、でもまぁ、元気が一番、でしょうか。

匍匐前進、でも訓練をしないとまさかの時には何もできません。
水害でのヘリコプターでの救助も、普段の苦しい訓練をしていないと実行できないと思います。
今回も食事の炊き出しをして、自分たちは缶詰で冷たい食事を陰でひっそりとしているそうです。
災害の時だけにありがたく思うのでは、あまりにも可哀想な気がします。
返信する
All pray for Kyushu,Kumamoto. (デ某)
2016-04-24 01:27:09
リーのママさん
コメントありがとうございました

> 桜と天守閣。熊本地震で変わり果てた熊本城の天守閣を思わずにはいられません
> 闇に浮かぶ天守閣から・・・立ち上る土埃を見て、屋根瓦がダメージを受けたのだと・・・
私も その瞬間の映像を見て同様のことを思いました。
「想定を超える」ということは、
誰もが想定に異議を唱えなかったということであり、
熊本城の姿にそのことが象徴されているように思いました。
みんなで嘆き、みんなで悲しみ・・・
受けたダメージ、傷ついた誇りは、みんなで我が事として取り戻したいですね。

> 熊本で施設に入っている伯父(父の兄)は、地震の影響で水がとまり・・・
私の旧勤務先の後輩6人が、仕事としてではありますが、救援に行っています
想定外のことばかりですから 暫くパニックは避けられないようです。
日本中が応援していますから 心も含めて必ず復旧します。

> 伯父に会いたいという父の願いをやっと実現できる計画が進んでいた矢先の地震・・・
> もっと早く熊本に父を連れて行けばよかったと・・・
その願いを希望にかえて頑張っていただきたいと 心から願います
ママさんも取材に行かれることがあるかもしれませんが、
そのときは どうかくれぐれもお気をつけてお仕事なさってくださいね。
返信する
桜のたのしみ方 (デ某)
2016-04-24 00:41:59
Anneさん
ご無沙汰しています。コメントありがとうございました

> パッヘルベルの「カノン」は可愛くて
> クラシックを聴かない人にも人気ですよね~!
曲名も作曲者も知らなくても 誰もが一度ならず聴かれた曲だと思います

> 可愛いアレンジを見つけると楽しくなります!
> アレンジも色々あって、同じ曲なのに好みが出ます(*^^)v
ピアノもあればストリングスも・・・
パッヘルベルもきっと驚いてることでしょう(笑)

> 最近、私の母も気持ちが弱って来て、桜を楽しむ余裕もないようです。
> たぶん母の兄が亡くなったからだと・・・
両親、兄弟・・・旅立ちにそれぞれの人生、それぞれの思いが映ります
桜には齢をおって或る種の執着が生まれますけど、
桜の楽しみ方は 齢とともに寧ろ難しくなるように思います。

> その年まではまだまだよ!って励まして・・・
その年になられたらど~なさるんですか?
私は母に「百歳をこえて生きるつもりなら今からでも生き方を変えるべし」と
完全に無視され現在に至っています
返信する
カノン (リーのママ)
2016-04-23 22:49:47
親しみやすいメロディーに耳をすませながら、桜の映像を見ていました。
桜と天守閣。
今はやはり、熊本地震で変わり果てた熊本城の天守閣を思わずにはいられません。

最初の地震の時、闇に浮かぶ天守閣から煙の様に立ち上る土埃を見て、屋根瓦がダメージを受けたのだと直感しました。

その後の揺れで、見る間に無残な姿に変わり果て、その姿を全国にさらしている熊本城は、かわいそうで、熊本市民の誇りさえ無残な姿に変わり果ててしまったような…

私が嘆いても仕方のないことですが。

熊本で施設に入っている伯父(父の兄)は、地震の影響で水がとまり、食事がパンだけだったりするそうです。従姉に、「入所する時の契約では食事はパンだけの様なことはないはずだ」と電話をしてくるそうです。地震の影響で水が出ないからだと説明すると納得するそうですが、翌日はまた同じことを電話してくるんだとか。
痴呆が始まったのではと、従姉は心配していて、それを聞いた父はもっと心配しています。

伯父に会いたいという父の願いを、やっと実現できる計画が進んでいた矢先の地震でした。
もっと早く熊本に父を連れて行けばよかったと思うこの頃です。
返信する
Unknown (Anne)
2016-04-23 21:31:55
パッヘルベルの「カノン」は可愛くて
クラシックを聴かない人にも人気ですよね~!
可愛いアレンジを見つけると楽しくなります!
アレンジも色々あって、同じ曲なのに好みが出ます(*^^)v

最近、私の母も気持ちが弱って来て、桜を楽しむ余裕もないようです。
たぶん母の兄が亡くなったからだと・・・

兄だから、その年まではまだまだよ!って励ましても本人には無理があるのかもです(^_^;)

返信する
この辺で・・・〆 (デ某)
2016-04-23 16:28:06
コンちゃん
再コメントに気づかず失礼しました

> お疲れのところ、又熱くなっては疲れが取れないかと思って・・・思いやりです
上野千鶴子センセイではありませんが、「売られた喧嘩は買う」を信条にしています(笑)
また 面と向かって! 喧嘩を売ってくださいね

なお 他にも
「急がば走れ」「負けるが敗け」「出る杭は伸ばせ」「石の上にはせいぜい三日」etc.
返信する
見えない時間に・・・ (デ某)
2016-04-23 16:16:53
ムベさん
再コメントありがとうございます

> 12歳の私・・・母の死に涙も見せず「良かった」などと言って親戚から呆れられました
周りの人々は 「事実の断片」 しか見えていませんから・・・
総てにおいて 百人に百のケースがありますけど
客観的?であろうとして ひと括りにまとめパターン化して理解しようとすれば
やはり真実は見えなくなると思います。
親戚や友人にも それこそ その数だけのパターンがありますね。
信頼できる人には詳しく話し 可能なかぎり理解を求めるとしても
そうではない人から 誤解や謗りを受けることは覚悟して臨むほかありません。

> 母が苦しみから解き放たれたことだけが、その時の私のすべてだったのですが・・・

私の友人は生まれつき心臓が悪く 過激な運動を禁じられていました。
子どもが大きくなり 覚悟して「成功率半々」の手術を受けました。
幸い成功し その後 彼が語った言葉はとても印象的でした。
『普通の人には当り前でも、速歩きしてこんなに(呼吸が)楽だとは思わなかった』と。
何事であれ 当人にしかわからないことって きっとたくさんあると思います。
よく耳を傾け 実情を理解することも大切ですが、
当人にしかわからないことがたくさんある ことを認識することこそ
かけがえのない思い遣りなのかもしれません。

> 涙を流すことで・・・
> でも、あまりにも荷物が重いと、時間が必要なのだと思います。
涙の力って大きいですから 涙すべき時に涙が出ない辛さ・・・をこそ思います
そして 涙よりもっと大きな力となるのは 仰るとおり「時間」ですね。
長い短いにかかわらず 時間に傷口を癒されていることに気づくと
見えない時間の中に 見えない神さまを見る思いがいたします。
返信する
まだ幾つもの山が・・・ (デ某)
2016-04-23 14:15:34
沙羅さん
書きづらいブログ記ですのにコメントくださりありがとうございました

> その日に涙が出ないとしても荒ぶこころの無慙と思わないでください。
ありがとうございます
憐憫と情愛はわかず 疑問と憤りばかりあふれ 自身つくづく荒んでいると・・・
いま少し落ち着き 時間という見えないものに救われています。

> 私が涙が出たのは母が亡くなって半年後のお墓の前でした。
> その時はお墓を抱きしめて号泣したかったですが。。
「その日」は 実はそう早いその日ではないと思いますし
そのに先にまだまだ幾つもの山が待ち構えていると覚悟しています。
ただ 取り敢えず「∑3か月」は穏やかな心でいられるのかなぁと・・・。
沙羅さんの「お墓を抱きしめて・・・」に至る日々にこそ 私 こころに涙しました。  
> 変化してしまった人格に接するとき、様々な思いがあって当然です。
> これから来るいろいろのシーンでも自分を責めないで下さいね・
変化の過程を遡りながら自身の在り方を含めて考えました
そう考えることが なぜか幾許かこころ穏やかにさせています。
お心遣いに心よりお礼申し上げます
返信する
これまでとこれからと・・・ (デ某)
2016-04-23 13:48:30
pukarikoさん
コメントありがとうございました
それぞれにご想像なさったことと思いますが、リアルばかりではと・・・

> お察しします。
容易に想像できることではありませんが、たぶん お察しのとおりかと・・・

> 人間老いると・・・
老いるとは・・・そういうことだと この間 なんどもなんども肝に銘じました
しかし 人はただ単に老いるのではなさそうですね。 
人生の行いと言説の総てが そこにしっかり顕れることをこそ 肝に銘じました。

> 60余年の人生でさえ、振り返れば後悔の山…
> 90年であれば如何ばかりかと想像すれば、それも無意識の自己防衛術かと。
本当に・・・
過ぎた日々は取り戻せませんが、少なくとも これから!に心したいと存じます。

> うまく気分転換してくださいね
ありがとうございます
もっと大きな何事か向き合えば自ずから気分転換できそうです
でも それなら このまま 今のままでもいいですかねぇ・・・(笑)
pukarikoさんも どうぞ 良い日々をお過ごしくださいますように
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 (ムベ)
2016-04-23 13:29:55
12歳の私は、心臓弁膜症だった母の死に涙も見せず「良かった」などと言って、親戚から呆れられました。
ただ、ただ、母が苦しみから解き放たれたことだけが、その時の私のすべてだったのですが・・。

涙を流すことで、労苦を洗うことも、胸の奥にあるものを解放することも出来ると思いますが、
でも、あまりにも荷物が重いと、時間が必要なのだと思います。
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Unknown (沙羅)
2016-04-23 10:27:02
>やがて迎えるその日、私に涙があるだろうかと、ふと自身の荒ぶこころの無慙に愕然とします

もしデ某さんがその日に涙が出ないとしても荒ぶこころの無慙と思わないでください。
それまで一番の責任者として多くのことを背負い解決してきて荒ぶる心に接してきて、その日の取り仕切りもしなければいけない人に感情に浸る涙がなかったとしてもそれは当然だからです。
その日にデ某さん以上に悲しみ涙にくれる人がデ某さんよりも尽くしてきたわけではないのです。
私が涙が出たのは母が亡くなって半年後のお墓の前でした。
その時はお墓を抱きしめて号泣したかったですが。。

親を思っていても変化してしまった人格に接するとき、様々な思いがあって当然です。
これから来るいろいろのシーンでも自分を責めないで下さいね・
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子の心、親知らず (pukariko)
2016-04-23 10:10:32
こんにちは。

>しかし 年老いた両親の人生の黄昏には
>しばしば昏く暗澹たる思いに駆られます。
>それもまた人生とは言え・・・。

心中お察しします。
人間老いると、自分のこと目先のことしか
考えられなくなるのだろうと思います。
60余年の人生でさえ、振り返れば後悔の山…
90年であれば如何ばかりかと想像すれば、
それも無意識の自己防衛術かと。

うまく気分転換してくださいね (^-^)
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そのわけ (こん)
2016-04-23 08:21:26
だって、お疲れのところ、又熱くなっては疲れが取れないかと思って…
思いやりです(^-^)/
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やっぱり大山、大山です。 (デ某)
2016-04-23 01:24:44
コンちゃん
コメントありがとうございました

> 夕焼け綺麗ですね~
郷里で 従妹の家を訪ねた帰りに見た夕焼空でした
郷里は 大きな砂州ですから
景色は 広~く 遠~く ぐるりと 見渡せます。
誰かが空に珠を撒き また誰かが刷毛で一面を塗りたくるのでしょうか、
小さい頃 そんな夕焼空を見ながら 空のそんな誰かを見ていました。

> 大山、言われてみるとそっけなく見えてきます
夏までのこの季節が最も味気ない大山ですが、
それでもやっぱり 大山! ですね。
「ローマの休日」のラスト、アン王女風に『やっぱり大山、大山です』と・・・(笑)

ところで 自衛隊には触れられなかったのですね
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友情と友愛 (デ某)
2016-04-23 01:06:32
mokaさん
コメントありがとうございました
こちらこそご無沙汰で申し訳ございません。

> 生きていれば、上手くいかない事もありますね。
> このところ、そんな気持ちになる日が続いています…
かつて現職にあった頃 刻一刻・・・判断、決断を迫られる日々がありました
臍を噛む失敗に泣き 打ちのめされ茫然自失・・・もしばしばでした。
それでも生きていることを実感させ 胸の奥を揺り動かす刺戟でさえありました。
しかし 年老いた両親の人生の黄昏には
しばしば昏く暗澹たる思いに駆られます。
それもまた人生とは言え・・・。

mokaさんがブログに書かれた「心の痛みが・・・」今わかり過ぎて困ります(笑)
蒜山高原に咲き誇っていた「こぶし」の花言葉は・・・友情・友愛。
mokaさんにこぶしの美しい白い花をさしあげます、Air Present? ですが・・・(笑)

> 夜桜と月の幻想的で美しいQP画に癒されました。
QPの絵は いつも心の奥ふかくに優しい温もりと和らかな光をとどけてくれます
やわらかな若葉の季節・・・体調に留意されつつ ますますのご活躍をお祈りします
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身に染みて・・・ (デ某)
2016-04-23 00:26:58
ムベさん
お訪ねとコメントありがとうございました
聖書のことば・・・を紐解きたい心境ではあります。

> 美しいカノンを聴かせていただいて、ほっとしました。

「珠玉」という言葉からは、宝石を散りばめた眩い様子が浮かびます。
それでも 私には
「たった一つのかけがえのないもの」こそ珠玉にふさわしいように思います。

パッヘルベルの作品は「カノン」が殆ど唯一!と言っていいそうです。
あるいは (不遜ながら)この作品のためだけに彼は存在したのかも知れません。
そう思うと わがささやかな人生にあって
「珠玉」にふさわしいものが生み出せるような気がしてまいります、
たとえ たった一人のため!の珠玉であったとしても・・・。

> 書かれていること・・・身に染みます。

簡明に記すには心が揺れ過ぎています。
身に染みて・・・ご想像くださりありがとうございました。
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Unknown (こん)
2016-04-22 20:13:49
おかえりなさい。
夕焼け綺麗ですね~
大山、言われてみるとそっけなく見えてきます
今は普通の生活に感謝の毎日です。
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ご無沙汰しています。 (moka)
2016-04-22 20:07:15
デ某さん、こんばんは

生きていれば、上手くいかない事もありますね。
このところ、そんな気持ちになる日が続いています…

デ某さんの優しいブログと
夜桜と月の幻想的で美しいQP画に癒されました。

ありがとうございました
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ありがとうございます (ムベ)
2016-04-22 19:29:06
美しいカノンを聴かせていただいて、ほっとしました。
書かれていること・・身に染みます。
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