デ某の「ひょっこりポンポン山」

腎がんのメモリー(術後10年クリアーし"卒がん")、海外旅行記、 吾輩も猫である、人生の棚卸しなど。

限りなくブラックに近いグレー

2019-05-24 22:19:29 | 新聞・TV・映画・舞台・書籍etc.
 大相撲についてはもう書くつもりはありませんでした。でしたが、前回の【補遺】の【補遺】として ヨヨイのホイ! と書かずにいられなくなりました。

 今日は大相撲夏場所も大詰めの13日目。前日は一敗の平幕朝の山と横綱鶴竜に共に土がつき、「あと一勝」で大関復帰が叶う栃ノ心も敗れました。関脇以上で誰一人勝つ力士がいないという波乱の土俵ではありましたが、それはそれで大いに結構!楽しめます。



                     手!は朝の山の手。足!は栃ノ心の足。

 さては今日13日目、栃ノ心朝の山の一番です。立ち合いを制した朝の山がぐいぐい栃ノ心を土俵際までもって行きました。が、その瞬間、くるりと体をかわした栃ノ心、足が俵に乗りながらも朝の山を突き落とし「ヨォ~シ!」と拳を握りしめました。

 ここで勝負審判から物言い。栃ノ心の右足(かかと)が俵の外の土に着いているのではないか!と・・・。TVでは「びみょ~ですねぇ」と相撲協会に配慮していましたが、スロービデオを視る限り栃ノ心の足は残っています。が、協議の結果「足は出ている」と。




 は問題!の直前の右足かかと。は「最も土に近い右足かかと」で、コマ送りで視てもこれ以上に土に近い(=土についている)画像はありません。支度部屋に戻った栃ノ心はこぼれ落ちる涙を拭うのがやっと!のようで・・・心中!察するに余りあります。

 早速! You tube にUPされるんですねぇ。少し位置が悪いですがご覧ください。


 佐高信「巨大ブラック企業」では東電・東芝・日航・トヨタ・松下(パナソニック)のブラックぶりを暴いています。とりわけ特徴的なのが各社の広報。会社に都合悪い記事を書くと取材を断られ、事実上「出入り禁止」。勿論、逆の場合は手厚いオモテナシ。

 まさかNHKはじめ報道機関が相撲協会に気配り or 忖度のあまり「勝負ごとにはつきもの」などと、この誤審を免罪するのではないか・・・と思うのは私だけではありますまい。先日のサッカーJ1のように、事後であれ誤審は誤審と認めていただきたいものです。


 コメント欄】前回の【補遺】の【補遺】ですからコメ欄は閉じておきます。

補遺の補遺の補遺のホイ!
 今日14日目、栃ノ心鶴竜を下し10勝、大関復帰を決めました。昨日の今日!だけに限りなく安堵に近い歓びです。そして朝の山の平幕優勝には、限りなく疑問に近い祝福をおくります。朝の山も、十両に落ちてもがいている豊山も、ずっと応援しています。