はじめに...ブログ村「カテゴリー」の件
前回「腎がんのメモリー」に記したブログ村「カテゴリー」の件、村長さん宛てに送ったメールと返信を「腎がんのメモリー27」に追記しましたのでご覧ください。拍子抜けするほど素っ気なくスレ違い気味の返信ですが、意図したことは通じたようです。

京都御所「迎賓館」・・・ 9月8日~26日一般公開(当日申込可:300名限)
最初の術後検診
5年前の7月下旬、腎がんを手術しました。1か月後、最初の術後検診で「T1a(初期)ながらG3(悪性度最高)レベルのがん細胞」「今後3月毎に術後検診を要する」と告げられました。がん告知よりショックで、「G3」についていろいろ調べました。
心が凍りました
「5年前に読んだその10年前」の資料(ドイツの事例)に、G3について「5年生存率は数%」「10年生存率ゼロ」とありました。進行度(ステージ)もその後の急速ながん医療の進歩も反映していない旧いデータだとは思いつつ、心が凍りました。
再発転移なしに5年生きる
その後、様々な情報を得て、凍っていた気持ちはみるみる希望に変りました。しかし最初のインパクトは強く「再発転移なしに5年生きる」との目標(強い意思)を立てました。食生活はじめ良い!とされることに積極的に取組み、悪い!ことは絶ちました。


鳥居に掲げられた「梨木神社」の額と 境内にある「ご神水」の井
採尿・採血そして骨シンチ
その術後5年検診の日。採尿・採血を済ませ、骨シンチの注射(アイソトープ:放射性同位元素)を受けました。看護師さんが「先生!」と呼ぶ若い女医さんが注射。右手...失敗!でした。左手...成功!も、絆創膏を貼った後、隙間から血が吹きこぼれました。
注射液がしみとおるまで2時間・・・
かなり動揺してはりました。まあ血が吹きこぼれても拭き取ればいいです。それから2時間余、ひたすら時間をつぶすほかありません。すぐ近くが京都御所、一般公開されていると聞いた迎賓館に行きました。が、一日ちがい、翌8日からでした。
ご神水をゴックン!
仕様がないので?梨木神社に寄り「ご神水」をいただきました。なんでも縁起を担ぎたい心境ですから「無事クリアーできますように」とご挨拶、否! お祈りしてゴックン! 三々九度と言いますから(笑)更に丁寧にお辞儀してゴックン!ゴックン!
結構なお味でした
病院に戻ったものの、まだ1時間ほどあります。骨シンチは「食事はご自由に」と書いてありましたので、採尿・採血も終わったことだし、朝ごはんを食べてなかったし...と院内のレストランへ。大学生協の経営するレストラン、結構なお味でした。
恐怖と救い
検査時間は40分程でした。仰向けに寝ていると、眼の上2~3cmまで検査盤が迫ってきます。これ、かなりの恐怖!です。一瞬チラ見した後はひたすら眼をつぶりました。2年前に受けた時より機械音が格段に小さくなっているのが救いでした。


廬山寺ご門と 「源氏物語」を執筆したとされる紫式部旧邸
また時間つぶしに...
これで午前の検査は終了、午後は3時にCTです。3時間近く、また時間をつぶさなければなりません。お昼は先刻いただいたばかりですし、喫茶店でも行くか...と寺町通りを歩いていたら「天台圓淨宗 廬山寺」、紫式部が源氏物語を執筆したと...。
さすが紫式部さん 男性は私だけ!
ほんとかどうかそんな物的証拠はなさそうですが、状況証拠はあるそうです。お蔭様!でしょうか? でしょうね、ごくありふれたお寺さんに見えますが、つぎつぎ人が訪れ拝観料500円なりを気持ちよく納めてはりました。なんと...男性は私だけ!
予約より1時間早くCT検査
なんとか1時間半は時間をつぶしました。で、ダメモトで「ちょっと早いですが...」と放射線科の受付に行くと、「いいですよ。ちょっとだけお待ちください」。ラッキィ! 午後3時の予約ですが、2時に検査開始。血吹きこぼし事件、マケてあげます。
猛暑の中を...
会計も順調にすすみ 28,110円也。やはり骨シンチがある分、かなり高い! 帰路、たぶん今夏最後の?猛暑の中、四条河原町までウォーキング(30~40分)。検査結果がわかるのは13日...無事クリアーしてウォーキングして帰りたいなぁ。
ウォーキング



昨年の術後4年検診の拙ブログ記をみると、QPの秋らしい窓辺の風景をUPしていました。なんでも縁起を担ぐついでに?このQP画を再掲します。クリアーしてウォーキング、どこかで喫茶店に入り薫り高い珈琲をいただき、美味しいランチを!



※ 明10日~二泊三日の短い介護帰省、PC環境がなく10日以後のコメントへのお返事は12日以降に。

【過去ログ目次一覧】
腎がんのメモリー http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/bee90bf51656b2d38e95ee9c0a8dd9d2
ごあいさつ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/7de1dfba556d627571b3a76d739e5d8c
旅行記 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/23d5db550b4853853d7e1a59dbea4b8e
閑話休題 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/c859a3480d132510c809d930cb326dfb
かんわきゅうだい http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/a0b140d3616d89f2b5ea42346a7d80f0
吾輩も猫である~40 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/58089c94db4126a1a491cd041749d5d4
吾輩も猫である~80 http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/dce7073c79b759aa9bc0707e4cf68e12
吾輩も猫である81~ http://blog.goo.ne.jp/00003193/e/f9672339825ecefa5d005066d046646f
注射はね… 最近は 失敗が多い?特に点滴だと針が長くなったので、何度も失敗されると 痛い、で終われない… 病院によっては、2回 失敗したら 上級者に交代とか… 。我慢しても、跡がねえ… 。技師さんの方が上手だったりするんだけれど…💧 京都は、見所多くて羨ましいですね。検査合間に 行けるところ こっちはないなあ… ( 田舎?都会?)。知識もないけど( 恥) 。余計なことばかり考えてしまう つまらない自分が情けない。 デ某さんのしゃしん、絵を見て 、美術館巡りに行きたくなってきました。心を真っ新にしなくては… 。近場で何かやっているといいなあ… 徳川美術館は 、真夏に刀で 行列とか… いやあれは あまり 鑑賞向けとは… 鍔 とかならまだしも… うーん、綺麗なもの? 和洋いろいろあって 難しいですね。 さあ、午後から もう一息 頑張らなくては… 皆様も ご一緒に ファイト〜
コメントいつもありがとうございます
> 無事な結果報告が聞けます様 お祈りしております。
明日から二泊三日の短い介護帰省、そして戻った翌日が「結果」の診察日です
まあ慌ただしく過ごすほうが 気が紛れていいかもしれませんね。
> 注射はね… 最近は 失敗が多い?
採血の方はたぶんその道一筋の方でしょうか、チクリともしませんでした
しかし若い女医さんは 注射されるぜから「やめて!」と言いたく雰囲気でした
まあ 命に関わる問題ではありません(笑)
> 京都は、見所多くて羨ましいですね。
まあ世界指折りの観光都市であり、いずこも交通アクセスがいいですからね
必ずしも 人間は良いとは言い切れませんが(笑)
一度住むと離れがたくなるところは まさに「都落ち」現象の裏返しです。
> デ某さんの写真、絵を見て 、美術館巡りに行きたくなってきました。
ちょっと刺戟されましたか? 何であれ 刺戟しあうことって...とてもいい!
> 心を真っ新にしなくては… 。
> 綺麗なもの? 和洋いろいろあって 難しいですね。
身体はなかなか真っ新になりませんど、心は心がけ次第でかなり!甦ります
ジャンルを問わず何でも見てみよう! 聴いてみよう!スピリッツですね
> さあ、午後から もう一息 頑張らなくては… 皆様も ご一緒に ファイト〜
もう深夜になってしまいましたけど、aimacoさんの元気、いただきま~す!
検査から検査結果を聞くまでの期間は、気持ちがしんどくなりがちですもの。
良い検査結果を聞けますよう、私もお祈りさせていただきます。
また、乳がんを寛解し、3年目に卵巣に腫瘍が見つかるも良性だった私の強運パワーもお送りします。はいーっ!!!
コメントありがとうございました
> 検査後まもなく介護帰省...忙しい方が気が紛れて良いですね!
> 検査結果を聞くまでの期間は、気持ちがしんどくなりがちですもの。
出発30分前
二泊三日ですから ほんとせわしない日程で、気が紛れるほかなさそうです(笑)
と言いつつも 検査のことはやっぱり...頭から離れませんかねぇ
> 良い検査結果を聞けますよう、私もお祈りさせていただきます。
> 乳がんを寛解し...卵巣に腫瘍が見つかるも良性だった強運パワーもお送りします。
強運Power! ありがたく拝受いたします
では 行ってまいります。
大山は優しく迎えてくれたことでしょう。
お父様は誕生日を迎えられたとのこと、おめでとうございます。
今回はお父様に誕生日のプレゼントを届けにですか?
前回の記事にはコメントできず、失礼しました。私も皆さんのコメントを読みながらうんうんとうなずいておりました。
検診の結果はお帰りになってからですね。美味しい珈琲が飲めるように祈っています。
それにしても検査の時間待ちは長いですよね。
私も最初の頃は検診に行くと言うより待ちに行くようだと思っていました。
数年前に、まず朝一に骨シンチの注射を受けてから、CT、エコー、採血などを回り、軽く昼食を食べてから骨シンチの検査という具合に医師がスケジュールを組んでくれるようになりました。
半年後の検査の予約だとそういうこともできたのでしょうね。
そうそう、検査費用が思ったより高く、足りなくて父に持ってきてもらったこともあります。薬代を加えると、五万を越えた時期もありました。
去年10年を迎え、今年からはマンモグラフィーとエコーだけの検査になりました。その日に結果を伝えてもらえるのでヤキモキしなくてすみます。
近くに散策できるようなお寺も神社もないので、早く終わってくれると助かります。
私も暑い中歩いて帰りましたが、猛暑に40分も歩くのは心配なので止めて下さい。え?体力には自信があるって?
お父様の95歳のお誕生日おめでとうございます。
今頃は帰省されて
お父様とゆっくりされていらっしゃるのではないでしょうか。
ブログ村とのやり取り、驚きました。
一つはカテゴリーの選択について、
もう一つは、
それぞれのブログをそれなりにチェックしていることです。
カテゴリーは、ブログの持ち主各々の考えやこだわりがあります。
持ち主の気持ちを尊重してほしいと思います。
私は生死をさまよう病気をして、2~3か月は都立の病院に転院までさせられました。
手術もしました!
日本で5本の指に入る先生とか・・・
(そう言われて転院)
大きな違いは私の病はそれで完結したことです。
傷さえ癒したら終わりです!
都立の有名病院ですから、同室には全国から患者さんがいました。
沖縄からも北海道からも・・・
そして癌の方は傍から見ていてはっきり分かりました。
手術後、癌の方は新たな治療が始まるからです。(化学治療かな・・・)
それでもそういう病院で大きな手術をした私も、その時には、どうしてそこまで発見されなかったのか。。。等も含めて闘病生活を公にしたい!等、そんな思いに駆られました(*^_^*)
今はすっかり消えています!
あの時の情熱は、私の場合は完結してしまったから、病気や治療のことより心は先を見ることが簡単だったんだと思います!
癌を宣告されたら完結出来ないって思うと私はどんなふうに過ごせるのか自信ないかも(^_^;)
前向きな情報を手に入れても頭の隅から消せるのは難しいですよね!
改めてデ某さん、凄いなあ・・・
コメントありがとうございました
> 今日はちょっと曇り空のドライブでしょうか?
10日は爽やかな秋空でしたが、帰阪した今日は途中まで土砂降りでした
2泊3日、中1日で300kmのドライブは結構!ハードです
> お父様は誕生日を迎えられたとのこと、おめでとうございます。
ありがとうございます
今回は、父が二日とも目をパッチリ開いていたことに感激しました。
言葉は既になくしてしまいましたが、いつもは眼を閉じたままでしたから...。
> 前回の記事にはコメントできず、失礼しました。
> 私も皆さんのコメントを読みながらうんうんとうなずいておりました。
様々な意見があってもいいかなぁと思っていましたが、
私の考えがそれなりにご理解いただけたと、嬉しく思いました
> 検診の結果は...美味しい珈琲が飲めるように祈っています。
> それにしても検査の時間待ちは長いですよね。
明13日...年2回、いつまでたっても 厭~な一日ですね
まだ長~い検査のほうがマシかな...。
> 検査費用が思ったより高く...薬代を加えると、五万を越えた時期もありました。
私の場合、カードで引落とされますから足りなくて困ることはありません
でも5万円超!はきついですね、病院にかかりたくてかかってはいませんから!
> 去年10年を迎え、今年からはマンモグラフィーとエコーだけの検査になりました。
> その日に結果を伝えてもらえるのでヤキモキしなくてすみます。
10年、まず完璧に寛解ですね。良かったですね
その日に結果がわかるのって...いいですよねぇ。そうあってほしいです
> 私も暑い中歩いて帰りましたが、猛暑に40分も歩くのは心配なので止めて下さい。
だって毎夕1時間半ほどスロージョギングしますから、それくらいは!
尤も 結果が深刻なものだとタクシーじゃなきゃ帰れないでしょうね
明日...かなりひどい雨模様ですけど、歩いて帰りたいです
コメントありがとうございました
> 遅ればせながら お父様の95歳のお誕生日おめでとうございます。
ありがとうございます
お蔭様で 先月よりはグッと元気で嬉しかったです
ただ点滴は毎日1000ccということに心が痛みますが...
> ブログ村とのやり取り、驚きました。
> カテゴリーの選択...もう一つは、それぞれのブログをそれなりにチェックしている
ブログ村が 主体的に!チェックしているというより、
投書その他に基づきチェックしているようです。
ただ 本質的なところで噛みあわなかったところに運営者の限界を思いました。
運営される方にも色々事情があるのでしょうが、大山鳴動...拍子抜けでした
まずは 気をとりなおして!ですね
ありがとうございました
コメントあがどうございました
> 改めて癌って、その不安を引きずって行ってしまう病なんだと思いました。
眼には見えない分子レベルで起こっている細胞変異ですからねぇ
眼に見えないものほど難しいものはありません
> 生死をさまよう病気をして2~3か月は都立の病院に転院までさせられました。
> 手術もしました! 日本で5本の指に入る先生とか...
Anneさんの身にそんなことがあったとは...存じませんでした
それぞれに様々な深刻な体験をお持ちですね。
> 大きな違いは私の病はそれで完結したことです。
> 癌の方は傍から見ていてはっきり分かりました。
> 術後、癌の方は新たな治療が始まるからです。
はい、それが「がん」の大きな特徴の一つです
ただ 腎がんでは術後の「補助的な化学療法」はしないのが一般的です。
理由は 「効かない」からなのです。
> それでもそういう病院で大きな手術をした私も、
> その時には、闘病生活を公にしたい!等、そんな思いに駆られました。
> 今はすっかり消えています!
がんの場合、術後が長く、生きている限りつづくかもしれませんから
患者としての情報交換、支え励まし合う「場」としての公開!でもあります。
> 病気や治療のことより 心は 先を見ることが簡単だったんだと思います!
「先を見る」という言葉には...様々な要素がありますね
見なければならない先、希望あふれる先、見れば凹むかもしれない先etc.
> 癌を宣告されたら完結出来ないって思うと どんなふうに過ごせるか自信ないかも
> 前向きな情報を手に入れても頭の隅から消せるのは難しいですよね!
「国民の二人に一人が がん」の時代って、自身ではなくても身近な誰かが...
消せず 否応なく受け容れるほかありません。
受け容れがたく、しかし避けがたく...難しいですけど、
「人の命」とは須らくそういうことなのかもしれません。
Anneさんのコメント、いつも良い刺戟をいただきます
ありがとうございます