たまにはぼそっと

ふと思いついたことをボソッと書いてみます。

倭姫命伊勢に行く その 8 天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)

2021-10-20 06:22:55 | レイライン
天叢雲剣については、丹後半島のレイライン その 28 三種の神器に書いていますので、参考にしてください。

その中では、中を見た人の話が描いてありますけど、「全体が白く、錆はなかった 」とのこと。

とすると、銅剣と推定されるとのことです。

色が白いということから、錫の添加量が多いとのこと。

しかし、次のような説明もあります。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
青銅は大気中で徐々に酸化されて表面に炭酸塩を生じながら緑青となる。そのため、年月を経た青銅器はくすんだ青緑色、つまり青銅色になる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本当に白い色だったのだろうか?

「錆はなかった」とのことなので、何か加工でもしてあるのだろうか?専門外なので分かりません。



三種の神器(さんしゅのじんぎ)についてですけど、

日本神話では、天孫降臨の際に天照大神がニニギ(瓊瓊杵尊)に授けた三種類の宝物

すなわち八咫鏡・天叢雲剣(草薙剣)・八尺瓊勾玉のこと。

ニニギが、その後どうしたかは書かれていないようです。


古語拾遺(平安時代の神道資料、807年)では、

天目一箇神とイシコリドメの子孫が「神鏡」と「形代の剣」を作ったと書かれているようです。

またまた、石凝姥命(いしこりどめ)が出てきましたね。今回は、本人ではなく子孫ですね。


「形代の剣」と、形代と言う言葉が使ってあります。

「コピー」と言う意味だろうか?それとも、魂が宿るという意味だろうか?

「コピー製品」と言う意味が強いように感じます。

ウィキペデイア見たら同じことが書いてありました。レプリカを作ったようです。



日本書紀では、「崇神天皇の時代に、皇女である豊鍬入姫命により、

八咫鏡とともに皇居の外の笠縫邑で祀られるようになった」とあります。

その後、倭姫に渡されます。これって嘘ですよね。

元々宮中には無かったのですから、それをごまかそうとしている。

倭姫に渡したところで、つじつまを合わせているのでしょう。

そして、伊勢に運ばれ、後にヤマトタケルにより、ミヤズ姫に渡されその後、熱田神宮に祀られます。

ヤマトタケルは架空の人物です。この場合、景行天皇でしょう。



天叢雲剣とは何だろうと考えたとき、最初はこれに丹波能阿治佐波毘売(たにはのあじさはびめ)

の御霊を移したのかなと思いましたけど、女性の御霊を武器に憑けるのはおかしいですね。

これからは、妄想になりますけど、天叢雲剣は、八咫鏡と一緒に伊勢に行ってるので、サタヒコの分身か?

もしかすると、サタヒコが愛用していた「剣」が、天叢雲剣かもしれない。

そうすると、アジサハヒメの御霊を憑けた物はなんだろう?

もうひとつありましたね。

八尺瓊勾玉。























コメント
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