愛知県春日井市東山町 字 2336
以前からここに来たかったんですよ! 中には入れません。
この中の画像が見られますよ。https://r70548295.theta360.biz/t/48b45974-4d13-11ec-b3cd-0a45e0bc344d-1
図の赤い丸をクリックすると、そこのカメラからの画像が見られます。
時代は、サタヒコの時より後になります。
ここで作られた須恵器や埴輪が味美二子山古墳(あじよしふたごやまこふん)まで運ばれていたとのこと。
味美二子山古墳の築造時期は6世紀初頭ですので、サタヒコの時代より、200年後になります。
おそらく、サタヒコとは繫がりは無いでしょう。
ところがです。
砂鉄が採れるところは、この地方では、標高80m付近にあるということなのです。
以前、引用しました、「郷土誌かすがい 」というところの 小木曾正明さんと言う方が
書いておられます。こちらです
前回ご紹介しました、「瀬戸層群矢田川累層」の砂鉄が積もった層が現れる場所なのでしょう。
以前おいらが描いた画像をもう一度見てみましょうか
紫色が、その80mラインに沿っていると思います。
左端にある高根砂鉄産地は、おそらく高根神社の付近と思います。
標高 73.8m
西には、高根遺跡(58m)があり、南には、西山製鉄遺跡(47.4m)があります。
場所はわかりましたけど、現在は私有地のようで訪問できないようです。
製鉄をしていた場所は、砂鉄が採れる所より低い所のようです。
まあ、労力的に考えても当然ですよね。
ちなみに、下原古窯跡群の標高は、62mぐらいです。
そこの、東にある桃花園団地のどこかが砂鉄が採れたところのようですけど、現在では分かりません。
団地の中をうろうろしましたけど、不審者に見られそうなので早々と退散しました・・・
真ん中の上には、塩見坂と言う所があります。最初この場所が何処だかよくわからなかったので
出かけてみました。すると、何のことは無い、以前ここに書いていた「御嶽神社」(74.4m)付近の場所でした。
巨大な鬼板が置かれているとのことですけど、いまだ何処にあるのかわからない・・・
最後に、五社大明神社ですけど、製鉄に関する話はありません。でも標高が、76.3mなんです。
もしかすると、ここでも製鉄が行われていたかもしれないと妄想します・・・