詩歌探究社 蓮 (SHIIKATANKYUSYA HASU)

詩歌探究社「蓮」は短歌を中心とした文学を探究してゆきます。

鳥打帽。

2020-05-17 11:38:23 | 千駄記

長元坊の羽の柄せる鳥打ち帽を父の形見の品と受け継ぐ  石川幸雄

本日は晴天なり。
自粛生活は私を無気力人間にします。
これではダメだと工場に出てきましたが
見慣れた景色ですので飽きます。

本屋でも覗こうかと思いましたが
行きつけの大きな書店は休みだそうです。
具体的に欲しい本があればネットで買いますけども。

私はご存じのとおり
帽子が似合わないのですが
ほぼ新品の鳥打帽を父から受け継ぐことにしました。
刺し子の柄がチョウゲンボウの雌の羽衣に
よくよく似ているのです。
鳥に限らず動物の色のバランスというものは
よくできています。
天敵から身を守るためとか
獲物に気づかれ難くするためとか
もっともらしい進化の理由はあるのでしょうが
それだけではない何か。
もあるのではないか?っていうくらい
お洒落で美しい。
猛禽類の中ではチョウゲンボウ。
特に雄は綺麗です。

もうすぐ昼です。
どこかでボーっといたしましょう。