東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

ダイハード出来るのか?

2010年01月18日 09時35分11秒 | 二代目のつぶやき
昨年のクリスマスに「ファミコン」のゲーム機を頂戴した。リクエストしていたものとは言え、実際に頂戴すると嬉しいもので、正月休みに息子とやろうと決めていた。



押入れの奥からカセットを探す。もちろん探しているのは以前ブログでも書いた「ダイハード」である。



息子と一緒にテレビに接続する。逆に今でこそ新鮮にも聞こえるシンセサイザーの軽やかで単調な音楽が数年ぶりに画面から流れる。



早速始めるが見事なくらいすぐに呆気なくゲームオーバーの文字が表示される。続けて出来て10分あるかないか、早ければものの数分で終了・・・。息子に変わるが最新のゲーム育ちの彼には8ビットの「荒い」ゲームは難しいだろう。下の画像のように誰が敵なのか自分なのかが解らない・・・二人のため息で部屋が埋め尽くされる。コンティニューが無いので一回ですべてクリアしなければならないシステムは当然変わっていない。



40名のテロリストをすべてやっつけなければならないのだが、何度やってもどうしてもクリア出来る気がしない。息子は私に気を使って懸命にコントローラーを動かすが、その指先からも絶望感が漂っているのが判る。あれこれと行ったり来たりして解決の糸口を探すが全く見つからない。そもそも糸口があるのか?そもそもこれは絶対クリア出来ないゲームなんじゃないか?と思い始めてしまう。昭和生まれと平成生まれの力を合わせた所で全く歯が立たない。やはりこれは難攻不落の超難関なゲームだった。



それから数日間、どうもスイッチに手が伸びない。あの絶望感を自ら進んで味わう勇気がない。いつしか二人の間には「ダイハード」の言葉はタブーにもなっていた。テレビの横には手つかずのゲーム機が置かれているので、嫌でも目に入ってしまい、その都度気が重い日々が続いている。私たちはこのままダイハード(die-hard:最後まで抵抗する)出来ないのだろうか?

ちなみに後日息子に確認すると映画自体観た事無いとの事。ならばこのゲームの面白さは半減である。

※Mちゃん、どうも有難う今年のクリスマスには簡単でほのぼのとした平和なカセットをサンタさんにお願いしようと思ってます

有限会社やな瀬不動産
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