「出張」当日の夕方、羽田空港へ向かう。ご契約者様の住む熊本地域には「コージーコーナー」が無いとの事で、新小岩駅で「ジャンボシュークリーム」と「ジャンボプリン」を購入する。お決まりの「お持ち歩き時間は?」の問いには「三時間」と答え、少しだけギョッとされながら、がさばるコージーを抱えて電車に乗る。
浜松町でモノレールに乗り換え、終点の第二ターミナルで下車する。初めて搭乗するスカイネットアジア航空のカウンターはとても控えめに隅の隅にひっそりとあった。搭乗時間になり、機内に進む。これが三列、三列か~とコンパクトな機内に感動しつつ、テレビもイヤホンも無い座席に着くと数分後に搭乗準備が整い、機体は動き出す。何て早いのだろう。恐らく30名も搭乗していないだろう?目の前では幼い頃に見て以来のCAによる救命胴衣装着の方法を実演してくれている。これまた感動だ。
離陸後、シートベルト着用のサインが消えると同時に宮本笑里のバイオリン曲を流し、目には事前に購入していた「蒸気でアイマスク」を着用し、長いであろう今夜の為に仮眠をとる。瞼がじわっと熱くなり、すっと深い眠りへと入る。機内アナウンスに反応してガバッと起きるともう間もなく阿蘇熊本空港に到着である。
この街には何度も来た事があるが、この空港に着陸するのは実に数十年ぶりである。到着ロビーには見慣れた太い眉毛が笑顔で出迎えてくれた。久し振りの再会である。同時に「がさばるコージー」を解放するかのように手渡す。約1000kmの宅配完了である。空港の外に出ると事前に聞いていた通り20℃は嘘では無く、ムア~とした気温が体を包む。やはり上着は不要だったようだ。マフラー置いてきて良かったと思いつつ、明日以降の服の選択ミスを軽く嘆く。
ご契約者様の車で熊本市内へと向かう。さて今宵はどちらに連れて行ってくれるのだろうか?(つづく)
【ご契約者様の知り合いの大将がサービスしてくれた「かさごのお刺身」】
【今回最初の馬刺し】
有限会社やな瀬不動産
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