先程今年初の山籠もりから帰ってきました。天気は昨日、一昨日と今一つ。それなりに渓流魚にも会えたし、何より山菜の天婦羅が最高だったのだ。
花と鳥に関してはやや寂しい状態。追ってブログアップします。
写真は5月4日に撮影した河口のミサゴ。
ミサゴのシーズンは秋から冬にかけてだと勝手に思い込んでいたが、そうでもないようだ。
考えてみれば渡り鳥でもないし、年中シーズンと言えばシーズンなのだ。
この日はコアジサシでも撮ろうかと河口に出かけてみたが、コアジサシはたまに波打ち際の向こうを飛んでいる程度。
コアジサシの代わりに登場し、いきなりダイブしてくれるとはサービス精神満点だね。
ところが実はここからが大変。ミサゴが飛び上がれないのだ。
ガボッと引きずり込まれそうになる。相当大きな獲物を掴んでいるようだ。
必死に羽ばたいて上昇しようとするが、無理のようだ。
こんなことを何度も繰り返し、30秒以上経過しただろうか。力を振り絞って上昇しようとする。左足で確かに何かを掴んでいるようだが確認不可。
この段階でどうやら自ら獲物を離してしまったようだ。
豪快なダイブが売り物のミサゴだが、結構リスクの大きな狩りかもしれない。爪が魚体のどこかに引っかかって抜けなくなったりしたら非常にヤバイ。
ミサゴが獲物を離した瞬間、近くで見ていたウが俄然突っ込んで獲物を獲ろうとする。
魚にとってみれば一難去ってまた一難。自然界で生き延びていくのは大変なのだ。