串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

初紅葉の北海道旅-13

2008年10月12日 | 旅-北海道

ここは、国道391号線に面した川湯温泉「ホテルパークウェイ」。

男女別内湯+露天の他に混浴の露天風呂があり、
↑の写真は、その混浴露天です。

庭先を抜けると立派な門があり、その奥に大きな石を
くりぬいた湯船が見えてきました。

脱衣所は、男女別にありますが、湯船は一つ。
湯船の真ん中に大きな石がどんと居座り、
この石で男女入り分けをしているようです。

おもしろい給湯方法ですが、熱い源泉をそのまま
湯船に注ぐには、いい方法でしょうか。

いちおう、向かって左側が女性用。

混浴露天は、写真に収めるだけで、館内の内湯に向かいました。

湯がどんどこあふれ出しています。

内湯に浸かりながら、露天風呂への出口の方向を眺めます。

湯船から湯がたっぷりあふれ出る所に座り体を洗うのが大好きです。
顔も頭もカランの湯で洗うよりここで洗いたい。
そんな事が出来るお風呂が一番好きです。

露天風呂は、ぬるくて入ってられません。
それに男湯とのすきまから、女湯が見えるらしいです。

川湯温泉といえば、白濁した硫黄泉という印象を持っていましたが、
ここの湯は、重曹泉。

ふっと薬品臭が漂う薄茶色の湯で体はつるつる。
いいお湯でした。

硫黄山もアジア系の観光客で多賑わい。

ここでも駐車場料金410円が必要で、この半券で
摩周湖第一展望台にも駐車出来るという。

摩周湖は、駐車料金不要の第三展望台で堪能してきたし、
この硫黄山には、広いスペースがあるのに
駐車料金など徴収する必要があるのだろうか?

摩周湖第一展望台の駐車場は、呼び込みしていたよ。

阿寒湖でも、エコミュージアムの広い駐車場は、閉鎖している
のに、車を停めようと思ったら横にある駐車場に
入れるしかない。そこも410円必要だった。

(財)自然公園財団の仕業みたいです。

http://www.bes.or.jp/nature/index.htm

整備、清掃・・・などなどお金がかかる。
そこで、駐車料金と野営料金でその資金を稼ごうという・・・。

環境省の肝いりで作られたんだろうが、
正当にそのお金が使われているのなら文句は言わないけど、
役人の天下り先になり、椅子に座ってる人の高給に化けて
しまうのなら許せないなぁ。

硫黄山は現在、落石の危険性があることから立ち入り禁止
となっているらしいが、ほんとに今にも崩れ落ちそうな岩が
すぐそばで見られた。

硫黄の採掘は1876年から始まり1897年頃には終わったという。
短い期間だなぁ。

標茶にあった刑務所の囚人達も採掘に係ったらしい。
囚人道路といい北海道の近代化には、囚人の存在は
欠かせなかったんだろう。

どこからも、その特徴ある山容が眺められる斜里岳。

硫黄山を後にして、屈斜路湖に向かいます。
湖岸に湧き出る温泉がいっぱいあるのですが、もう夕刻。

37年前に訪れた想い出の地、和琴半島の温泉へ行くのも
目的の一つだったが、諦める事にしました。

今宵の宿、屈斜路プリンスホテルに到着。
部屋の窓からは屈斜路湖が一望できます。

 

 

 

 


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