花輪ばやしを見て湯瀬ホテルへ戻ったのは23:00頃。
一風呂浴びようと吉祥殿の12階にある風呂へ行ったが、0:00から1時間は清掃中。
ここにも偉人がおられた。
湯瀬ホテルや玉川温泉の創立者関直右衛門翁。
ご子息が描かれた大きな肖像画が廊下に展示してあり、思わず見入った。
自らも頑固な皮膚病に苦しみ、玉川の湯で治癒したのをきっかけに
玉川温泉の経営も始めたという。
湯瀬ホテルの朝食はバイキング。
品数も多く、味も良い。
そして嬉しかったのは、右手前のミズ。
しゃきしゃきした食感、クセがなく一番好きな山菜。
鹿角の道の駅「あんとらあ」でも売られていたので、傷むのが心配だったが
3束ほど買って帰り、自宅でも楽しんだ。
もっと嬉しかったのは、このぜんまい。
太い!これは国産だわ。
味付けもいい。
う~ん、朝食だけのプランだったが、これじゃきっと夕食もいいだろう。
口コミ評価は普通だけど・・・。
そして宿泊料金もリーズナブル。
秋にも泊まろう!
部屋の備品、風呂場のアメニティ・・・多いに満足しました。
国道341号線の開発に今の価値に換算すると2億円以上の寄付をしたり、
北海道で開墾した土地を農民に解放したという、直右衛門さんの心意気が
今もこのホテルに息づいているように感じて、凄く好感が持てる宿だった。