さんべ荘のもう一方の風呂で、こちらはチェックイン時女性用。
日曜日の夕方、立ち寄り客も多くて、脱衣所は大混雑。
三瓶温泉は以前、共同浴場2軒で入っているがさんべ荘の風呂は知らないので楽しみにしていた。
内湯でちょっと温まり露天風呂へ。
うわ~、露天は多彩。
湯船がいっぱいあり、どれから入ろうか迷ってしまうが、誰か一人入っていたら入りにくい小さな湯船も多く、自然と誰も入っていない湯船に足が向く。
凄い勢いで源泉そのままと、加温した源泉が注がれる、大きな樽風呂。
ここなら4~5人入れるが、そうなればあふれ出す湯は凄い。
源泉と少し加温した湯が注がれるが、湯船の中は38度ぐらいとぬるいので、いつまでも入ってられる。
露天風呂の床は歩きにくい。
滑り止めに打ち付けてある細い木をうまく踏まないと足裏が痛い。
足裏マッサージと思えばいいし、へんにマットなど敷かれるよりは気持ち良いのだが。
看板に書かれた水一升、鮎一升とうたわれた江の川・・・興味深く読んだ。
へぇ~、そんなに鮎がよく獲れたのか、今はどうなんだろう?など、思いながらぬる湯に身を任す。
龍の口からは加温した源泉が注がれ、2つの湯船は底で繋がっていて、左側の湯船へ流れ込む。
こちらは強烈に冷たい。
左の湯口からは源泉、右の湯口は、水車で冷やされた源泉が流れ込み、湯温は28度ほど。
さすがにこの湯船に入る人は少ない。
すぐそばに加温浴槽があれば、温冷交互入浴が楽しめるのだが、熱い湯船へ行くには、細い木が張られた床をそろっと歩かなければいけないし、
熱い湯船に誰か入っていれば、もう入りにくい。
多彩な露天風呂に仕上がっているが、湯船の配置や設計は見直された方がよい。
源泉の注ぎ口。 上の水車で源泉を冷やす。
この湯船は両方共加温されているが、一人用に近く、空いている時はあまりなかった。
こちらは大きな加温浴槽。
はぁ、源泉を贅沢に使用した露天風呂には、少々文句を書いたが大満足。
私にしては長い時間をこの露天風呂で過ごした。
感心した事がある。
なんて出雲の人は行儀がいいんだろう。
浴室から出る時、タオルで体を拭いて出る人を何人も見かけた。
昨今、ぼとぼとの濡れた体で浴室から出て、脱衣カゴのバスタオルを目指す人が多い。
体を拭いて出るのは当たり前の事だが、ほとんど実行されていない。
この話を相方にしたら、男性用の風呂でも感心した事がある・・・と。
誰でも使えるサウナ用のマット、出る時に湯を掛けキチンと元へ戻す人がほとんどで、ある人は、タオルで拭いて元に戻した・・・とか。
余談はさておき、風呂は大満足、料理にもう少し力を入れて欲しいなぁ。