じぃじ・スナフキンの気まま日記

スナフキン大好き「じぃじ」が、自然とのふれあいや地域の情報を、気ままに綴ります。

「SL銀河」撮り鉄の旅

2023年05月15日 | 風景・散策・旅行・撮り鉄
5月13日(土)〜14日(日)、岩手県のJR釜石線に、撮り鉄の旅に出掛けて来ました。
その釜石線では、土・日・祝日限定で運行している「SL銀河」が、老朽化等の理由で、6月上旬で運行終了となる事から、急遽、撮影に出掛ける事にしました。

先ずは、列車の「ヘッドマーク」からです。

「宮沢賢治」の代表作、「銀河鉄道の夜」をイメージしたものだと思われます。

さて、この列車ですが、「花巻駅〜釜石駅間」を2日かけて往復する運行形態になっています。
そのため、1泊2日の「撮り鉄」旅になりました。


■5月13日(土)

先ずは、始発駅の「花巻駅」からスタートします。
電光掲示の表示です。

発車は、10時36分ですが、10時20分頃に列車が入線するとの情報があったので、早速、入場券を購入してホームへ向かいます。

ホームには、大勢の「撮り鉄」や、「SLファン」が既にスタンバイしていました。
私も潜り込みます。

入線時刻が近付くと、乗客も入場し、ホームは大混雑状態です。

10時20分頃、列車がバックで入線して来ました。

停車しました。

すかさず、ホームは写真撮影会場に大変身です。
先ずは、SL本体から撮影して行きます。
SLの正面上部です。

正面全体です。

顔をアップです。

運転席です。

車体番号です。

炭水車(燃料と水入れ)の上部です。

炭水車の後ろです。

人だらけで、やっと撮影しています。

続いては、客車です。
乗務員室ドアです。

エンブレムです。

洒落たデザインですね。

続いて、車体の絵柄を続けます。
鳥達です。

「孔雀」をアップです。

これは、首が短いので「鷲座」でしょうか?

「いて座」です。

「さそり座」です。

「トウモロコシ畑」の絵でしょうか?

「行先表示器」も入れて見ました。

乗客が記念撮影をしているので、なかなか思う様に撮影できませんでした・・・。

最後は、駅名板です。

「花巻駅」の愛称名(エスペラント名)は、「チェールアルコ(虹)」だそうです。

さてさて、発車前に駅を抜け出し、次の撮影ポイントへ大移動です。

11時10分頃、「道の駅みやもり」に到着しましたが・・・、駐車場は満車です。
隣接するホームセンターの駐車場も満車です。
臨時の駐車場は、少し離れていて、そちらも混み合っていそうです。
やむを得ず、お向かいのコンビニの駐車場に置かせ貰いました。(ちゃんと、昼食と夕食のお弁当を買いましたよ。)

撮影ポイントの「めがね橋(宮守川橋梁)」は、こんな感じでした・・・。

上も下も、人だらけです。

さて、11時40分頃、列車が「めがね橋」にやって来ました。

もう一枚。

これは、写真を撮りたくなる風景ですよね・・・。

さてさて、またまた大移動です。
釜石市にある「鬼ヶ沢橋梁」と、「陸中大橋駅」に向います。

列車通過時刻までには時間があったので、先ずは「陸中大橋駅」を撮影します。
全景です。

今は無人駅ですが、昔は「釜石鉱山」で栄えていた様です。
ホーム入口です。

駅名板です。

「陸中大橋駅」のエスペラント名は、「ミナージョ(鉱石)」だそうです。
続いて、ホームの待合室です。

ホームの先に。トンネルが見えます。
この先は山越えのため、「Ω」状のルートにして距離を長くし、傾斜を緩やかにしています。
そして、そのトンネルを抜けた先に、「鬼ヶ沢橋梁」があります。

今度は、「鬼ヶ沢橋梁」に移動します。

「鬼ヶ沢橋梁」付近に到着しました。
列車通過時刻までには余裕があるので、駐車スペースに車を止めて、コンビニで購入したお弁当を食べます。
暫し休憩です。

やがて、列車通過時刻が近付くと、こちらの撮影ポイントにも大勢の「撮り鉄」が集まりました。
ポイントが狭いので、人だかりになりました。

14時30分過ぎ、列車がやって来ました・・・。

真っ赤な橋梁の上を、黒い煙を吐いてSLが走り抜けて行きました。(シャッターのタイミングが早過ぎました・・・。)

さてさて、ゆっくり出来ません。
直ちに撤収して、先程の「陸中大橋駅」に戻ります。

14時35分頃、列車が「陸中大橋駅」に到着しました。

何とか間に合いました・・・。
先程、ガランとしていた駐車場は満車で、近くの駐車スペースの他、路上駐車するほどの混雑振りです。
「SL銀河」は、凄い人気なんですね。

正面の写真です。

少し引いて・・・、

ホームは、大勢の人々(乗客+撮り鉄)で大混雑です。
この時間帯は、風が無かったせいか、列車の煙が周囲を包み込んでしまいました。
こちらは・・・、

列車が止まると、技術者が降りて来て、列車の点検をしていました・・・。
運行する側も、大変なんですね。

14時42分頃、列車は終着の「釜石駅」に向けて走り出しました・・・。

後ろに、青い客車が続きます。

もう一枚。

今日の追っ駆け撮影は、これで終了です。
それでは、「めがね橋」のある、「道の駅みやもり」に戻りましょう・・・。

途中、「遠野駅」に立ち寄る事にしました。

「遠野駅」に到着です。
駅舎の全景です。

なかなか、落ち着いた駅舎ですね。

駅舎前の郵便ポストです。

何かが乗っかっていますね。
アップです。

ムム〜ッ!?、 少し不気味な「カッパ」さんでした。

さて、入場券を購入してホームに入ります。

駅名板です。

「遠野駅」のエスペラント名は、「フォルクローロ(民話)」だそうです。
そして、こんな名称板もありました。

信号機と一緒で、面白いですね。

そうそう、少し気になっていたのですが・・・、

「釜石線」各駅のエスペラント名の一覧がありましたよ。
それぞれの場所の、特徴が良く分かりますね。

さて、駅舎を出て駐車場へ向かうと、途中で・・・、

可愛い案内板を発見しました。
アップです。

可愛い「カッパ」さんですね。(カッパのイメージは、これですよね。(?))

そして、もう一つ・・・、

「遠野」らしいマンホール蓋ですね。

さてさて、今度は「宮守駅」にも向かいましょう。

「宮守駅」に到着です。

無人駅ですが、真新しく素敵な駅舎ですよ。
ホームは、奥の階段を登った先にあります。

こんな感じです。

駅名板です。

「宮守駅」のエスペラント名は、「ガラクシア カーヨ(銀河のプラットホーム)」だそうです。
カッコいい名前ですね。

さてさて、今日の最終目的地「道の駅みやもり」へ向いましょう・・・。

「道の駅みやもり」の全景です。

左手側に、ホームセンターが隣接しています。
右手側のコンクリートの建物がトイレです。

そして、ここは「めがね橋(宮守川橋梁)」に近接していて、緑地公園の様にもなっています。
案内板です。

この「めがね橋」は、「近代産業遺産」に認定されていたり・・・、

こんな感じで、「恋人の聖地」にも選定されています。
銘板をアップです。

さらには、夜間のライトアップもされています。(楽しみですね。)

そうそう、道の駅の近くでも、マンホール蓋を見付けましたよ。

「銀河鉄道」と書かれていました。
なかなか素敵な絵柄ですね。

さて、話は変わりますが・・・、

こんな感じで、道の駅の軒下では「燕」が子育てをしていたり、「めがね橋」のライトアップを待っていたら・・・、

川の向こう岸で、ひょっこり「カモシカ」さんが顔を見せたりと、なかなか自然豊かな場所になっています。

それでは、1日目の最後は、「めがね橋」のライトアップ風景です。
こんな感じです。

そして、列車が通過して行きました・・・。

幻想的てすね。
「銀河鉄道の夜」の世界ですね。

ああ・・・、今日は慌ただしい一日でした・・・。


■2日目

今日は、「釜石駅」から「花巻駅」に戻る列車を、昨日と同じ場所で撮影します。

先ずは、「陸中大橋駅」で待ち構えます。
10時26分頃、列車がやって来ました。

力強く走っています。(この風景が、たまらないですね。)

さてさて、次へ移動です。

「鬼ヶ沢橋梁」へやって来ました。
撮影ポイントは、既に人だかりでした。
運良く、駐車スペースに車を入れられました。
カメラマン達の後ろからの撮影になりました。
10時44分頃、列車がやって来ました・・・。

何とか、良いタイミングで撮れました・・・。(良かった。)

さてさて、今度はゆっくりと「道の駅みやもり」に引き返しましょう。

「道の駅みやもり」に到着し、今日はレストランで昼食にします。
迷ったあげくが・・・、これです。

「めがね橋ラーメン」です。
ピリ辛だそうですが、「辛さ控え目で・・・。」とお願いしました。
本物の「めがね橋」とは、雰囲気がチョット違いますが・・・、まぁ、良しとしましょう。(?)

さて、今日最後の撮影です。
昨日とは逆の方向で待ち構えます。
14時22分頃、列車がやって来ました。

黒い煙が、高く立ち昇って、カッコいいですね。
予期せず、列車が徐行運転しました。

想定外だったので、邪魔な木が写ってしまいました・・・。
まぁ・・・、良しとしますか・・・。

久々に、SLに出会えて感激しました。
私の幼少期は、当たり前の乗り物だったのですが・・・、実際に稼働するSLが少なくなったのは、残念な事ですね。
そして、「SL銀河」が地域興しで活躍していたので、廃止後の地域がチョッピリと心配になりました。
そうそう、小雨の天気予報も、撮影時は止んで、ラッキーな撮影旅行になりました。
もっと早く撮影に来ていれば、「四季折々」を撮影出来たかも・・・と、残念でなりません・・・。(今更ながらの、反省。)