山形県手をつなぐ育成会 日々徒然なること

育成会の事、関係ないことも勝手につぶやきます

吉川かおり氏のエッセイ開始!

2015年10月05日 | 就労
いつも送っていただいている冊子「働く広場」


障害がある人を雇用する立場の企業の話や
実際に企業で働いている障がいのある本人の話などを
とても興味深くよませていただいているのですが、
今月号をめくっていたら、全国手をつなぐ育成会連合会の理事で
山形にも何度もおいでいただいている明星大学教授の吉川かおり先生の
エッセイが書かれておりました。

≪障害のある人と家族、そして「働く」ということ≫
家族支援プロジェクトや知る見るプログラムの開発をされているので
本人への支援の質・量に比べて、家族全体への支援の質・量は
不十分すぎると指摘されています。
さすが!判っていらっしゃる!!(T_T)

その結果、家族が多くの事を背負いこなしていかざるを得なくなり、
その歪みは障がい児の親の”うつ”の発症率の高さや、
ヤングケアラー(子どもなのに家族をケアする役割を担う人)の発生となって現れています。
と、書かれています。
おそらく、このヤングケアラーは障がいのない健常な”きょうだい”に発生していると思います。

吉川かおり先生は、ご自身に障がいのあるお兄さんがいらっしゃいますので、
障害のある人が家族にいると、どんな問題が起こりうるのかということを
身をもって経験されていらっしゃいます。

これから吉川先生のエッセイは連載されていくようですので、
もし、この冊子を読める環境にあるかたはぜひ、読んでみてください。


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