カダヤシ

メタボオヤジの近隣の森林公園を散策に行ってみると・・・
５月の連休に訪れた時には、まだまだ草の丈も短かったのだが・・・
今では、既に向こう側が見えないくくらいに育っている・・・

更には、トンボなども少し飛んでいたのだが・・・今でも殆ど飛んでいない・・・
まだまだ、虫たちが乱舞する夏には、遠いのかもしれない・・・

　　

そんな中、湧水が流れる途中の水たまりを見てみると・・・
春に生まれたカエルの卵が孵り・・・やっとカエルらしくなったと思ってお尻を見ると・・・
シッポが付いていた・・・確か、この水たまりで卵を見つけたのは、３月下旬か４月上旬頃・・・
既に６月も中旬 のこの時期にシッポ？？・・・ここのカエルは発育が遅い種類なのかも知れない・・・

　　

そして水たまりのには・・・定番のメダカの学校が・・・でも、よく見ると・・・何だかメダカよりも体が大きい・・・
園内の説明書きを見ると・・・カダヤシ・・・１００年前に海外から持ち込まれた外来種のようだ・・・

こんな小さな魚を食べる訳でもないだろうに・・・何故、輸入されたのか？？と調べてみると・・・
名前のとおり・・・「蚊を絶やす」としてボウフラを食べ水質を改善するためと言うことだったようだが・・・
今では、メダカ等の小魚を駆逐し・・・福島以南の日本全国に分布しているようだ・・・

なお、カダヤシは、外来種のため ・・・捕獲、運搬、飼育は禁止されている・・・
※違反者は、３年以下の懲役又は３００万円以下の罰金と言うことのようだ・・・

　　

その後、園内を見て回っていると・・・アメリカザリガニが動き出していた・・・
この森には、ヤマゲラやカワセミ、ウグイスなどの日本古来の野鳥がいる中で・・・
小川には外来種だらけのようだ・・・