富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

本庄市児玉町「K宅」伝道活動報告

2024年03月02日 10時32分36秒 | 世界遺産伝道師協会

     本庄市児玉町「K宅」伝道活動報告

 本庄市児玉町K様から、座繰り体験と講話の依頼を受け、令和6年2月15日(木)にM寺・U原・K澤の3名の伝道師はKさん宅へ行ってまいりました。Kさんは、「児玉再発見の会」「高山社顕彰会」「富岡製糸場を愛する会」などでボランティア活動をなさっている方です。

児玉町のメインストリートに面したKさん宅へは早めに到着。Kさんと奥様が笑顔でお出迎え。白壁の蔵続きの古い養蚕農家、ここが本日の活動の場です。児玉小学校3年生3組77名、先生5名。午後1時15分から2時30分の予定です。午後1時過ぎ、小学生がヘルメットをかぶり元気に到着。庭で一緒にご挨拶。東京国立市からT原さん、養蚕農家だったという90才を超えたKさん知人男性も交えて、総勢80余人。座繰り体験と講話の2班に分かれての体験学習でした。

座繰りは、二人一組になり、真剣に、みごぼうきとハンドルを廻す子供達。興味津々ながらとっても楽しそうでした。流石ベテランのM寺伝道師、やさしく声掛けしながらの手さばき。補助のU原伝道師と一緒に座繰り体験の流れは順調でした。

講話はK澤でした。世界遺産富岡製糸場と高山社を中心にお話をしました。富岡製糸場にはまだ行ってない子供がほとんどでしたが、耳を傾け、次々と質問する子供達。近い将来きっと富岡製糸場に来てくれるのではと確信しました。

講話の最後はKさん。Kさん宅の蔵からの宝物、昔のアイロンや紙で作った火おこし器など珍しいものを見せて下さり、ワッと歓声があがりました。

短い時間でしたが、校外学習に力を注いで下さった先生方、未来に繋がる子供達に貴重な体験の場を提供して下さったKさん、そのお手伝いが出来た事に感謝して帰途につきました。春一番が吹いた暖かな一日でした。

 東京都国立市からT原美智子さんも参加して下さいました。T原さんは、「富岡市指定重要資源」『上野の蔵』の持主で、東京農工大絹サークルで作成した真綿のウェディングドレスを県立世界遺産センターで昨年10月展示されました。その後にKさん宅でも展示し好評だったそうです。今年は県立世界遺産センターで絹布を使った吊るし雛を2月29日~3月20日まで展示します。是非見に来て下さい。(K澤壮子 記)

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