富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

サントリー地域文化賞を受賞(富岡製糸場世界遺産ん伝道師協会)

2015年08月30日 11時29分01秒 | 世界遺産伝道師協会

8月26日、サントリーからマスコミへの発表があり、富岡製糸場世界遺産伝道師協会が団体として第37回サントリー地域文化賞に選定されました。全国で5件選定されました。

上毛新聞の記事

世界遺産伝道師協会にサントリー地域文化賞
http://www.jomo-news.co.jp/ns/8114406365637654/news.html

サントリー文化財団による授賞の視点と評価は次の通りです。

富岡製糸場と絹産業遺産群の文化的価値を伝える活動が世界遺産登録として結実し、地位の活性化にもつながっている点が高く評価された。

 

伝道師協会のプロフィールから

伝道師が果たした役割とこれからの活動への期待が次のように述べられています。

「約250名の伝道師たちは、県や市町村、地元企業と連携してのイベントや学校での解説、蚕の繭から生糸を作る体験学習などを、年間300回余り手弁当で行っている。また製糸場をはじめとする絹産業関連の歴史や文化の調査研究と資料収集を行い、その成果を出版している。

 2014年「富岡製糸場と絹産業遺産群」が世界遺産に登録されるにあたって、ユネスコへの推薦書に伝道師協会の活動が市民活動の代表例として記載された。絹産業は日本の近代化の礎であり、世界の絹産業にも影響を与えた日本の財産であると訴え続けてきた、10年に及ぶ伝道師協会の普及啓発活動が登録推進の大きな力となった。

しかし、世界遺産登録は彼らにとってゴールではない。」登録後も、協会では県内絹産業遺産群の調査と評価、次世代の伝道師の育成、自立した組織づくりに取り組んでいる。伝道師の一人は「聞いてくださる方の関心に合わせてお蚕さんや生糸の話をするのは楽しいんです」とはなす。それぞれの土地の絹にまつわる文化、歴史を丹念に見直し、市民一人一人に魅力的に語りかけていく伝道師たちの地道な活動はこれからも続き、地域の活性化にもつながっていくことが期待される。」

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伝道活動報告(粕川歴史民俗資料館での活動「繭から生糸を作ってみよう」 ;平成27年8月2、9、22日)

2015年08月25日 16時27分16秒 | 世界遺産伝道師協会

伝道活動報告(粕川歴史民俗資料館での活動「繭から生糸を作ってみよう」

;平成27年8月2、9、22日)

 

粕川歴史民俗資料館で「繭から生糸を作ってみよう」の伝道活動を今年始めて行いました。

今回は、前橋市の文化財保護課の小島課長からのご依頼で座繰り体験に特化しての伝道活動でした。また 当日は、勾玉づくりも並行して行われました。

夏休みの3日間で、活動した伝道師は、

1日目(8月2日(日))は、K嶋静江、N屋和幸

2日目(8月9日(日))は、Y澤朗夫、S澤美代子

3日目(8月22日(土))は、N木多恵子、T平和子

の計6名でした。

事前のPRは、7月15日の前橋市の広報と8月8日と8月21日の上毛新聞への掲載でした。

それぞれの活動の様子は、次の通りでした。

1日目(8月2日(日))は、10時からの活動を待ちきれないで来られた方を含めてつぎの4組のお客様で体験は、9名でした。

1.神奈川の藤沢からのお客様(女性)が、群馬の実家へ里帰りで、お子様とおじいさんおばあさんを連れて3世代で和気あいあいと楽しんでいました。

2.実家が前橋で製糸工場をやっていたという初老の女性が、体験しながら「繭を煮ている“におい”が懐かしい」と言い、終わった後「バラ園での活動の時もお邪魔します」と言っていました。

3.元総社と田口の2家族(子供連れ)のお客様は、一人の子がとてもやんちゃで

 なだめながらの とても賑やかな体験ぶりが印象的でした。

4.最後の方は、週末は、家にいても家族と一緒に過ごすより一人でぶらりと地方の小さな美術館や博物館めぐりが趣味になっているという東京からの中年の男性が、資料館を見学後に、もの珍しそうに体験していました。

2日目(8月9日(日))は、女性三世代(祖母・母親・中三)の1組で3名でした。

中学三年生の子は、夏休みの宿題を「富岡製糸場と絹産業遺産」をテーマに取り組み中で、

前日の8日の上毛新聞、座繰り体験の記事に出合いテーマの仕上げを目的に来場された

そうで、座繰り体験とパネルによる世界遺産の説明を聞き、宿題をまとめる大きなヒントを得たと喜んでいました。「これを機に富岡製糸場にも足を運び宿題を完成させたい」と言い会場を後にしていきました。

3日目(8月22日(土))は、前2日間が、お客さんが少なかったのでどうかと思っていましたら、最終的には7組18名の方の体験していただき皆さん満足そうにして帰られました。

その中で特筆すべきお客様は、3世代そろってきた方で、前日の新聞で10時から15時までと載っていたのでその時間拘束されると思ったらしく、お弁当持参で楽しみにしてこられ体験しました。そしてその娘さんは、「信州大学でもらった蚕を育てて、家に繭がある」とか、おじいさんは、「繭から糸を取る際のいろんな種類の糸を作る研究を企業とタイアップしてされている」とか言って、話が弾みそのうち「家にある繭で糸を取ってみたい」と言って、わざわざ家まで繭を取りに行って、その繭を煮て 再度座繰りに挑戦して、楽しんでいらっしゃいました。

3日間を通して感じたのは、繭から生糸を作ってみようのテーマに3世代そろったご家族が、いずれの日も興味をもって来られたことです。これこそ 養蚕が、大家族の中で育った産業だったことの表れではないでしょうか?現在 核家族化が進み なぜか家族間でのコミュニケーションの取り方が上手くいかないための事件もあります。

この体験が、少しでも家族間の和やかな話題作りになったとのではと思っただけでも幸せな気持ちになれました。

はじめてのなれない場所での活動でしたが、それぞれに充実した活動でした。

前橋市の小島課長には、3日間とも御立会いいただきどうもありがとうございました。

また 伝道師の方には、急な要請にもかかわらず気持ちよく参加していただきどうもありがとうございました。また よろしくお願いします。

 

(K.N 記)

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群馬サファリパークで世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」伝道活動

2015年08月24日 18時42分05秒 | 世界遺産伝道師協会

群馬サファリパークで世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」伝道活動

 

8月23日(日)昨夜からの大雨は今朝8:00頃上がりました。

あの暑い日差しは無く、空は曇り いくぶん涼しさがある25℃の一日、

富岡市の群馬サファリパークに於いて、昨年度に続き「世界遺産伝道活動」が行われました。

パーク内は夏休みも終わりに近い日曜日と、あって駐車場は満車状態で

お客様は ご家族連れで超満員です。

 

AM10:00レストラン、土産売り場の隣り「無料休憩所」をお借りして

伝道活動スタート致しました。

まゆクラフトの案内パネルを目にして、早速ご家族連れ、チビッ子ご兄弟様のご来場です。

伝道師の優しい、指導、ご案内で見る見るうちに、可愛いまゆクラフト

「ぐんまちゃん」が、出来上がり、ご兄弟で腕自慢が始まりました。

お父さんはデジカメを向けてパチリ、しかし、繭の中から出てきたサナギに

ビックリして、おりました。

夏休みの宿題とお土産が出来ましたと、お母さん共々笑顔でお帰りになりました。

パネル解説を受けられたお客様は、これから富岡製糸場に行きたいので と

パネル解説の担当伝道師にいろいろと、長い間 質問等されていました。

群馬サファリ様の場内放送で、伝道活動のご案内をして、戴きましたので、

お客様は更に増え、伝道師は交代で、昼食を戴きながら活動いたしました。

東京 埼玉 神奈川 茨城 長野 新潟近県から、いらした お客様と、お聞き致しました。

持参した、まゆクラフトセット、パンフも底をついた15:00盛況の内に

伝道活動終了させて戴きました 後、サファリパーク様のご好意に預かり、パーク内をゼブラ模様のサファリバスで見学させて戴き、運転手さんのガイドで、可愛らしい猿の赤ちゃん、キリン 水牛 サイ 象 熊 チータ ホワイトタイガー 狼 悠々と車道に寝て車の通行を妨害している百獣の王ライオン 等その他 沢山の動物を目の前に見る事が出来ました、また動物の見かたや、性格、習性など、往路 何回も車を停めて丁寧に解説をして戴き、大変勉強に成りました。

ありがとうございました。

これも、伝道活動の冥利と、参加した皆さんで、歓びを分かち合い16:00

解散しました。来季もまた宜しくお願い致します。

本日の活動は Y井恵美子 T柳枝芸子 T比地規雄 I川武男の4伝道師

でした。

(T.I)記 

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富岡製糸場世界遺産とみおか伝道師協会 平成27年 9月の活動等予定

2015年08月22日 17時05分26秒 | 世界遺産伝道師協会

伝道師協会 平成27年 9月の活動等予定

 

○  9月 2日(水)18:30~19:30 「いわみざわ市民大学」で講演

活動場所:北海道岩見沢市生涯学習センター「いわなび」

 富岡製糸場世界遺産伝道師協会会長 近藤  功

○  9月 3日(木) 14:00~15:30 「高崎市立西小学校」で学校キャラバン)

活動場所:高崎市並榎町 高崎市立西小学校 

 

○  9月 5日(土)11:00~12:00 「富岡青年会議所9月公開事業」で講演

  場所:富岡市富岡 信州屋駐車場

  富岡製糸場世界遺産伝道師協会会長 近藤  功

○  9月 5日(土)~ 6日(日) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト体験))

活動場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

 

○  9月12日(土) 10:00~15:00 「バイブレーションテーブル2015」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト体験)

活動場所:甘楽郡下仁田町・ほたる山公園

 

○  9月12日(土)~13日(日) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト体験))

活動場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

 

○  9月13日(日) 10:00~16:00 「前橋けやき並木フェスタ」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト体験)

活動場所 前橋市表町 JR前橋駅前並木通り

 

○  9月18日(金)~20日日) 11:00~18:0030 「伊香保まつり」で伝道活動(チラシ解説)

活動場所:渋川市伊香保町 伊香保温泉石段街

 

○  9月19日(土)~23日(水・祝) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト体験)

活動場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

 

○  9月26日(土) 10:00~16:00 「ツーリズムエキスポジャパン」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト体験)

活動場所:東京都江東区 東京ビッグサイト

 

○  9月26日(土)~27日(水・祝) 10:00~16:00 「富岡銀座まちなか交流館」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説、繭クラフト体験)

活動場所:富岡市富岡 富岡銀座まちなか交流館

 

○  9月27日(日) 10:00~15:00 「片品村収穫祭」で伝道活動(パネル解説、チラシ解説)

活動場所:利根郡片品村鎌田 笠科神社周辺

 

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「はにわの里夏まつり」における世界遺産伝道活動

2015年08月17日 07時27分22秒 | 世界遺産伝道師協会

「はにわの里夏まつり」における伝道活動について

 8月9日(木)に行われた、「ぐんま『はにわの里』夏まつり」における活動について報告します。
 同まつりは、宅地化の進む旧群馬郡群馬町(市町村合併後は高崎市群馬町)の夏の風物詩として今回36回目をむかえる地域を挙げて行われる行事となっています。
会場は群馬支所に隣接する市民活動センター(ソシアス)の芝生の前庭で、暦の上では立秋を過ぎたにも関わらず相変わらず猛暑日が続く中で行われため、来場者用の日除けテントや参加団体のテントが林立する一角に設けられた伝道師協会用のテントの中で主としてパネル展示、パンフレット・リーフレット配布、座繰り体験及び繭クラフトの諸活動を行いました。

 時折吹く風にパネルが煽られ危険なため、パネルは午前中で撤収し、午後からはその他の活動に専念することとなりました。
 座繰り体験や繭クラフトに参加するお子様連れのお母様方にリーフレットを渡しながらお話しすると「富岡製糸場」の混雑も落ち着いたようなのでこれから出掛けるつもりであるという方や、他の構成資産は見学したので今度は「荒船風穴」に出掛けてみたいという方が多い印象でしたので、風穴の世界遺産としての価値や交通手段等についても話をさせていただきました。


 群馬町には、今では養蚕は行われていないものの越屋根を設けた建物が数多く残り、養蚕体験者もたくさんおられることから、養蚕時期にはどんな生活、どんなお手伝いをしていたかをお孫さん達に懐かしそうに語る微笑ましい様子が見られました。
伝道活動を通じて、養蚕・製糸業の伝統を少しでも引き継ぐお手伝いが出来たのかなと感じた次第です。
 そして、座繰り体験やぐんまちゃんの繭クラフトに挑戦したご家族からは、「夏休みの良い思い出となった。」とのお言葉をいただき、額に汗しながら活動した伝道師の面々も思わずニッコリしてしまいました。 

 今回の活動参加者は、F田友三郎伝道師、K藤基晴伝道師、Y口敏仁伝道師、O田三枝子伝道師、K谷美千代伝道師、T越朗伝道師の6名でした。
(A.T 記)

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みなかみ町たくみの里で世界遺産伝道活動

2015年08月11日 15時40分30秒 | 世界遺産伝道師協会

たくみの里で活動

 

8月8日(土)みなかみ町須川にある「たくみの里」で「富岡製糸場と絹産業遺産群」の広報活動を行いました。この場所で活動するのは今年で3年目、延べ6回となります。

参加伝道師はU澤祐一、M田睦、I上雄二、N島進、K谷美千代、N田裕美子の6名です。

朝9時半には現地に着き、横山総務課長に挨拶をしたのち、パネル展示、座繰り器設置、まゆクラフト用道具を配置するなどの準備を終えました。

その直後からお客様が立ち寄り「ぐんまちゃん作り」「糸取り体験」を楽しんでいきました。来場者のほとんどが神奈川、千葉、埼玉など県外の家族連れで、「有意義な課外活動になった」と話してくれました。宿泊先は水上温泉、草津温泉など群馬の温泉だということです。

なかでもU澤伝道師が用意してくれた「生きた蚕」の展示は好評で桑やりをしたり触ったりしていきます。横浜から来た園児は、幼稚園でも飼っていると言い、ペットを可愛がる感覚でしばらく遊んでいました。

活動終了の午後3時までは人の絶え間がなく、伝道師もそれぞれに会話を楽しんでいたようです。場所が屋根付きで直射日光が当たらず、高原の爽やかな風が吹くなかでの活動のため熱中症の心配もありませんでした。後片づけをしてから事務所へ報告をして活動を終えました。

その後、U澤さんの配慮で「たくみの里」の体験工房のひとつ、「蚕・繭・絹の家 工房」を見学しました。案内役の新治村元助役・河合さんは「今年の連休にオープンした工房です。日本の経済を支えた養蚕を見てもらいたいという思いで、蚕の飼育から繭の加工までを行っています」と話してくれました。

 

次に新治村入須川の大型養蚕農家を見学。桁違いの大きさに参加者は感心しきりでした。少し離れた高所の道路からは3軒の大型養蚕農家が一望でき、水田の風景と一体となり一幅の軸を見ているようでした。

(U.N 記)

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かぶらウォーターランド夏祭り」(一日目)での世界遺産伝道活動報告

2015年08月10日 19時29分26秒 | 世界遺産伝道師協会

「かぶらウォーターランド夏祭り」(一日目)での世界遺産伝道活動報告

 

8月8日(土)午前10時から、富岡市と甘楽町との行政界付近に位置する「かぶらウォーターランド」で伝道活動を行いました。夏休み中で、しかも夏祭りのイベント開催日ということもあり、親子連れで賑わっていました。当日の参加者は、I川武男さん、T本忠久さんとI正始の3名で、T本さんは遠路はるばる太田市内からの参加でした。

私が前橋市内の自宅を、出る時の空模様は曇りでしたが、午前9時30分に現地に着いた時の空模様は晴れで暑い一日となる予感がしました。しかも、第1駐車場は満杯で、少し遠い駐車場への駐車となりました。

私は下仁田町出身ですが、「かぶらウォーターランド」は初めてで、こんな朝から混雑しているとは予想もしていなかったので少し驚きつつ施設に入りました。(入場者2800人)13:30現在

私たちの活動場所はプールサイドのイベントステージ横にあるテント内でした。幟旗の設置や繭クラフト制作の準備等、3人で要領良く進めていると、午前10時前に、早くも繭クラフトをしたいというお客様がやって来ました。早速、T本さんが親切に対応しました。

10:00からオープンイベントが始まり、甘楽町長さんの挨拶でスタート致しました。

会場にはぐんまちゃん かんらちゃん お富ちゃんのキャラクターも集まり、会場は盛り上がっていました、。

吉本のお笑い芸人、風船を使った手品のお姉さん フラダンスのチームのお姉さん達が夏祭りの雰囲気を更に盛り上げて居りました。

繭クラフト制作には小さな子供達の参加が多く、中にはプールで一生懸命に泳いできたためか、唇が少し紫色で体が震えている子供もいました。プールサイドということもあり、プールから出てきたばかりのため手が濡れている人もいて、繭をさわることから、手を乾燥させてから参加してもらうようにお願いすることもありました。

なお、使用した繭は白色の「ぐんま200」と黄色の「ぐんま黄金」の2種類でしたが、「ぐんま黄金」の方がやや人気がありました。

繭クラフト制作のアドバイスをしながらも、イベントステージ横ということもあり時には漫才や歌などを楽しみながらの活動となりました。

3人で結構忙しく活動していると正午近くになったので、昼食を交代で施設内にある売店から焼きそばやカレーライス等を購入して、プールサイドで美味しく食べました。

引き続き忙しく「繭クラフトぐんまちゃん」制作のアドバイスをしていると、午後1時10分となり

伝道師協会の「富岡製糸場○×クイズ」の時間となりました。「富岡製糸場○×クイズ」は、テント横のイベントステージで行いました。

I川さんがクイズを出す係り、T本さんと私が「○」と「×」のカードを掲げる係と景品を配る係、

施設の方々に「○」と「×」の境界を示すロープを張る係と写真係をお願いして、クイズが始まりました。

約10問のクイズをI川さんがユーモアを込めて愉快に楽しく出題しました。問題が簡単だったためか、

I川さんのヒントが素晴らしかったためか、参加者の正解率が高く正解者は景品を嬉しそうに受け取っていました。3問を連続正解した人が景品をもらえました。なお、「富岡製糸場○×クイズ」への総参加者数は約150名でした。

会場が「富岡製糸場○×クイズ」で大いに盛り上がった後も、引き続き繭クラフト制作のアドバイスを行いました。

午後2時過ぎ頃には暑さが最高になり、私たちは しばしば飲料を飲みながらの活動となりました。

午後3時を過ぎたので活動を打切り、明日(9日)二日目の準備を行い 帰宅することにしました。

繭クラフト制作への総参加者数は約70組でした。真夏のしかもプールサイドという場所での伝道活動に参加されたI川さんとT本さんに感謝申し上げます。お疲れ様でした。

また、伝道活動の場を提供して頂いた「かぶらウォーターランド」と、「富岡製糸場○×クイズ」に、

ご協力をいただいた皆さんに、心からお礼を申し上げます。

(S.I記)

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かぶらウオーターランド夏祭り(8/9)世界遺産伝道活動二日目

2015年08月10日 19時20分08秒 | 世界遺産伝道師協会

かぶらウオーターランド夏祭り(8/9)伝道活動二日目

 

「かぶらウオーターランド夏祭り」二日目 最高の天候に恵まれ今日も猛暑です。

9:00から入場口では家族連れのお客様で長蛇の列です。

(16:00現在で入場者2600名とお聞き致しました)。

準備の途中 「まゆクラフトぐんまちゃん」作りが待ちどうしくて、「クラフトさせて下さい!まだですか~」と、お客様にせかされました。

昨日と違い本日は、女性伝道師が2名参加して戴き、会場に華が盛り上がりました。

ステージでは、フラダンスのチームの皆様が艶やかな衣装を身につけ、華やかにハワイの涼を踊って会場を盛り上げています。

11:00から「ヘリテイジ仮面ショー」第一部が始まり、「世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群のパネル解説を行いながら悪人共を、なぎ倒し

終了後に、伝道師のブースにも現れ、記念写真をパチリ!です。

 

ブースには、水着姿のチビッ子とお母さんが、プールから上がり、ずぶ濡れで「まゆクラフト体験ぐんまちゃん作り」です。

次から次からと順番を、お待ち戴き参加され、クラフト体験コーナーは大人気でした。

お客様は伝道師に作り方とまゆの知識を学びながら、クラフト体験を行いました。

 

お客様と伝道師の対話です

・お客様 「いくらですかー?クラフト代は・・・」

・伝道師 「無料です、富岡製糸世界遺産の宣伝です―」

・お客様 「やるー うれしい」

・お客様 「黄色のまゆは染めたんですか」?

・伝道師 「ぐんま黄金と言う種類です」。

・お客様 「キャー凄いのがでてきたー」

・伝道師 「それは、さなぎです。蚕がまゆを作ったら、さなぎに、なったのです、

まゆは糸にすると1200m~1500m」の長さに成るんですよ」!

・お客様 「すごーい!」 

・お客様 「可愛いぐんまちゃんが出来た~ ありがとうございました。」

それぞれ、記念に笑顔で、お持ち帰りました。

15:00 ヘリテイジ仮面第二部ステージに続き、伝道師協会「富岡製糸場○×クイズ」の始まりです。

場内放送の案内で、ステージ前は大勢のお客様でいっぱいになりました。

クイズの問題[例] 

・富岡製糸場は明治五年にできました。○か×かー

お客様が○コーナーへ ドーと 移動します。

正解:○です 富岡製糸場東繭倉庫アーチの上に明治5年と刻印されています。

 

問題が10問出ましたが、お客様は全員正解です。

お客様はそれぞれ 沢山のクイズの景品を手に、笑顔がこぼれていました。

世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の認識が深いのが、大変良く解りました

イベントでした。

 

時刻も16:00となり、伝道活動の終了となりました。

8/9(日)二日目の活動は Y井恵美子 T柳枝芸子 I垣和敏 I川武男の

4伝道師でした。

猛暑の中 お疲れ様でした。

(T.I)記

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学校公開講座「木村久蔵・競進社と世界遺産」に参加

2015年08月09日 10時52分40秒 | 世界遺産伝道師協会

学校公開講座「木村久蔵・競進社と世界遺産」に参加

8月2日(土)13時、「埼玉県立児玉白楊高校 学校公開講座 木村久蔵・競進社と世界遺産」に参加しました。

情報は昨日の「史跡高山社跡 付属建屋修復工事現地公開」に参加した時に“チラシ”に目に停め参加してみることにしました。

「競進社模範蚕室」は何度か見学させていただいていますが、埼玉県立児玉白楊高校内にある「競進社記念館」を見学するのは初めてです。

どのような貴重な資料があるのか興味津々、期待感を持って参加しましたが、大変勉強になりました。(飛び入り参加でしたので受け付けて貰えるか心配でしたが、事前の告知がどうだったのか拍子抜けする人数でした)

「競進社時代の実験器具」、「競進社に関する資料」、「組合人名簿」、幻だった冷蔵庫「日本蚕種貯蔵株式会社」について、等など貴重な資料を見学することができ、猛暑も忘れ充実した時間でした。

「富岡製糸場と絹産業遺産群」の登録一周年を迎え、各所で記念公開や公開講座が開催されています。

情報に敏になり、伝道師の皆様には時間の許すところで参加されてはいかがでしょうか。

 

 

         (K.K 記)

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活動に生かす「煮繭と座繰り」講習会(世界遺産伝道師協会)  

2015年08月04日 21時03分00秒 | 世界遺産伝道師協会

活動に生かす「煮繭と座繰り」講習会

 

7月5日(日)・6日(月)の2日間、日本絹の里の染織体験室で「煮繭と座繰り」の講習会が行われました。梅雨の季節柄、曇り空で時に雨という両日でした。

 絹の里の座繰り器保有台数が8台なので、各日とも8名の受講者と研修担当のI上雄が参加しました。そして指導補助をお願いしたM山伝道師が2日間ともご主人と二人で手伝ってくださいました。本当に助かりました。受講者中7名はこの2月の養成講座で伝道師になったばかりの人達です。積極的な姿勢に感心します。初日の日曜日には世界遺産課のK原さんも休日返上で受講しました。

午前9時に開講、講師は前県蚕糸園芸課絹主監で、大日本蚕糸会蚕糸・絹業提携アドバイザーの狩野さんです。毎年お世話になっていますがユーモアを交え分りやすく説得力のある説明は相変わらずです。まずは狩野さん作成のテキストに沿って講義です。製糸技術の移り変わり、座繰り生糸の特徴、煮繭することの意味、繭の煮方、座繰り糸の挽き方、座繰り生糸の揚げ返し、座繰り製糸の注意事項、用語の説明について等です。

続いて本題の煮繭と座繰りの実習です。産地や生産時期により繭の品質が異なると煮繭時間も変わるということで試し煮繭の必要性を強調されました。繭が湯によく沈むように落し蓋をする、煮繭中に差し水をし温度差で繭の中を負圧にして外のお湯を浸透させる等、受講者も納得顔です。

糸を最も引き出しやすい状態の繭にする工夫を考えて煮繭をすることが肝心だと説明されました。糸が切れた場合の効率的なつなぎ方の実習も行いました。座繰りではミゴボウキなどで繭糸を引き出す「索緒」、操糸中に別の糸を補填する「接緒」が一番重要だと強調されます。また鼓車に生糸をまいても「より」はかからないということを太い糸で実証してくださり、受講者は目を丸くして聴き入っていました。鼓車の役目は水分を切ることと糸同士をしっかりくっつけるということだそうです。

左手でハンドルを回し、右手でミゴボウキの操作と、ぎこちなかった受講者も次第に慣れた手つきになっていきます。使用する繭は「ぐんま200」で、8台の座繰り器の小枠に純白の糸が巻かれていきます。昼近くその小枠を座繰り器からはずし、糸が乾かないように小枠ごと流しの水に浸します。各自使用した道具類を洗剤で洗い上げた後、昼食休憩です。

 展示室では日本絹の里第70回特別展「いせさき銘仙の美力(みりょく)」が開催されています。伊勢崎銘仙の素晴らしさを伝える数々の展示に受講者も一般の来場者も見入っていました。

午後は「揚げ返し」の実習からです。2台の揚げ返し器にそれぞれ4人ずつ付き、床に置いた小枠から揚げ返し機の大枠に巻き取ります。

巻き終わると最初と最後の糸口がわかるように一緒に結び(くち留)、カセの形がくずれないよう「あみそ」をかけます。あみそ針を抜差しするタイミングを、班の人たちが合唱してあげ仲間意識が育まれていました。揚げ返し機からはずしたカセを竿にかけて乾かします。その間に最後の講義が行われました。暫くして竿からはずした純白に輝くカセに両腕を通して、受講者は一様に満足の笑みを浮かべていました。

 受講の皆さんには一日熱心な取り組みでお疲れ様でした。今後の伝道活動に活用されることを期待しております。

最後に、毎年熱心に指導してくださる講師の狩野さん、「日本絹の里」の職員の皆さん、そして2日間に亘って終日手伝ってくださったM山伝道師ご夫妻に心より感謝いたします。 

            (Y.I記)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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