富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

満開のコスモス祭りで 世界遺産 富岡製糸場と絹産業遺産群 広報活動

2019年09月24日 20時22分53秒 | 世界遺産伝道師協会

満開のコスモス祭りで

世界遺産 富岡製糸場と絹産業遺産群 広報活動

高崎市鼻高町「第19回コスモス祭り」が開催され、高崎市鼻高町の観音山丘陵にある鼻高展望花の丘にて世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群広報活動」を満開の黄花コスモスの迷路近くで、9月14日(土)・15日(日)・22日(日)行いました。

 

初日!9月14日(土)オープンイベントが盛大に行われ、鼻高をきれいにする会の戸塚理事長の挨拶に始まり、高崎市長、市議会議員、関係者の祝辞のあと、アトラクションとして、安中総合学園高校の和太鼓の演奏、鼻高こども園 園児の風船飛ばし、お楽しみ抽選会が芝生広場で盛大に行われました。    

 

「第19回コスモス祭り」はコスモス4種40万本、百日草、サルビア、とろろ葵、千日紅、ソバの花、ヤナギバヒマワリ、アメジストセージ開花”・・・との案内通り、花いっぱいそして上毛十山を見渡す見事な景色です。

 

初日の14日(土)8:30集合 活動準備を行い、伝道師ブースにはすでに訪れているお客様がおいでになられ、まゆクラフト無料体験(ぐんまちゃん作り)を、お楽しみながら蚕、繭のお話しに始まり、富岡製糸場と絹産業遺産群のお話しなどなどされて行かれました。

ご来場者は

小さなお子さんを連れたご家族が多く、可愛いお客様が沢山来てくれました。この優しい風景の中、皆様楽しい思い出を作られたことでしょう。

 

かつてこの丘は桑畑で、地域には沢山の大型養蚕農家があったそうです。また近くでは亜炭が産出され、大半は富岡製糸場で使われたとのこと。平成13年より地域の約80名が、笹薮と化した遊休農地3.6haを伐根から行い、ホスピタリティにあふれた美しい花の丘に変えました。花のまちづくりの頂点である農林水産大臣賞をはじめ、環境大臣賞の栄誉に輝き数多くの賞を受賞しています。「鼻高展望花の丘」の名称は、自分たちの故郷は自分たちで守るという思いとアイデアのこもった命名でした。

 

養蚕と富岡製糸場に深く関係する鼻高、戸塚実代表はじめ会の皆様に親切にして頂き、まるで何年も前から活動しているような気持になりました。

戸塚代表からは、桑切鎌、桑こき、桑摘み爪等を春、夏、秋でどう使い分けたもお聞きできました。養蚕をやっていらしたその手で説明を頂くと、感慨もひとしおです。

鼻高の歴史と地域を支える素晴らしい活動を知る機会を頂き、この風景の美しさと直売所の農産物の美味しさには、やはりこんな物語があったのだと納得いたしました。

家族や友人との楽しい思い出が沢山あるこの地での活動を通し、伝道師に参加して本当に良かったと思う一日でした。

環境大臣賞を受けられた、NPO法人鼻高町をきれいにする会の皆様、鼻高町地域づくり活動協議の皆様、大変お世話になり有難うございまた。

コスモス祭りは9月14日(土)~10月13日(日)まで、続きます。

活動伝道師は

14日(土)S藤裕子・Y井恵美子・N島常雄・I川武男、

15日(日)K池志津子・n島常雄・I川武男

22日(日)K澤壮子・I田みち子・I井規雄・I川武男

でした。

(K池志津子 記)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下仁田バイブレーションテーブルで世界遺産の伝道活動

2019年09月21日 18時14分16秒 | 世界遺産伝道師協会

下仁田バイブレーションテーブルで伝道活動

9月15日(日)に第10回下仁田バイブレーションテーブルがあり、本年も伝道活動を行いました。開催場所はほたる山公園及び町中(まちなか)(こんにゃく手作り体験道場広場・駐車場がメイン会場)で下仁田バイブレーション現実化委員会(家庭や仕事を持った地域の人々で構成)が「緑豊かな下仁田の高台(テーブル)から平和の音楽を発振(バイブレーション)する」という目的で始めたものです。最初はほたる山公園だけの野外フェスであったが、町の人から町を活性化するためにも、町中でもやって欲しいという要望が出てエリアを拡大して町中会場が生まれたのでした。

現在では、音楽、フード、雑貨等家族で一日楽しめる入場無料の野外イベントとなっており、出演出店数150組、ステージ6か所、ボランティアスタッフ150人以上という大規模な催しです。半年以上の企画会議を重ねて準備をして今日を迎えているということです。

私たちの伝道活動は町中の下仁田こんにゃく手作り体験道場西駐車場の北、四阿で行いました。昨年は中央ステージ前ということで、奏でる音楽や放送で伝道活動にもやや支障があり、今年はお願いしてできるだけ静かな場所を設定してもらいました。おかげさまで快適な場所で伝道活動ができました。

本日の伝道はS藤和男伝道師、S藤裕子伝道師、S藤登伝道師、T田洋子伝道師、M寺清江伝道師、Y村和子伝道師、I井規雄伝道師の7名が参加して行いました。会場に隣接する駐車場は車3台までと制限されており、4名の伝道師はS藤和男伝道師とS藤登伝道師の車に分乗させてもらい集合ということにしました。I井伝道師は資材運搬のため1台で向かいました。

午前8時30分に集合ということでしたが、お願いした二人の車は余裕をもって到着してくれました。そして早速資材(パネル解説・座繰り・繭クラフト・パンフレット)を車から出して全員で会場設営に入りました。皆で力を合わせ短時間で準備も整いました。ふと空を見ると青空一杯で、初秋の清々しい風が顔を撫でました。

伝道活動準備が整うと輪になって簡単な打ち合わせをしました。私からは下仁田の養蚕のことや荒船風穴に関連することなどを少し触れさせていただきました。いろいろ話も弾みましたが、来客者も見え始めたので、「今日一日よろしくお願いします」と声を交わし合い早速伝道活動に入りました。

各ブースの幟が立ち並び、ちんどん屋さんが懐かしい歌謡曲を奏でて会場を盛り立てました。ちんどん屋さんはご厚意で私たちの四阿の前に訪れ、演奏をしてエールを送ってくれました。

本日の伝道活動で印象に残っていることは、「へー、そうだったのですか」という驚きや感激の声が随所に聞かれたことです。高齢者の方は別ですが、ほとんど養蚕経験がなく、蚕の生態や蚕の一生のことを話すと「なるほど…初めて知りました」と感心する人も見られました。

座繰りでは鍋から数本の繭糸が引かれていく様子をじっと見つめ、座繰り器の構造に関心をもつ男性の方もおりました。座繰り器を初めて目にする人も多かったようです。富岡から訪れた小学校低学年の女の子が、「学校で座繰りをやったことがある」と言って挑戦してくれました。自分でとった生糸をおみやげに持ち帰ってもらったが、パンフレットに挟んで両手で支え大切そうにして帰って行きました。

繭クラフトも老若男女楽しそうに体験してくれました。体験者は繭の中に入っている「蛹」に着目する人が多かったようです。中には先日イオンモール高崎で開催された「シルクカントリーぐんま2019」で伝道師協会の活動を見ましたよ、などという女性もおり、生きた蚕が展示されていたが触れなかったなどと話していました。繭クラフトでは来場者といろいろ蚕に関する会話を深め、時には聞き手になり楽しく伝道することに努めました。

パネル解説では地元の荒船風穴を中心に据え、4資産が世界遺産になったわけを解説しました。荒船風穴のパネルでは「この荒船風穴に貯蔵された蚕種がやがて良質な生糸の大量生産により世界に輸出されて、世界の服飾文化の向上に大きく貢献したのです。下仁田町の荒船風穴は世界の宝なのです」などと結び、ぜひ荒船風穴を訪ねてほしいことを伝えました。「ほかの資産は行ったが、田島弥平旧宅にはまだ行っていない。公共交通機関を使って行くことにしているのだがどうせ行くならほかの名所も一緒に回りたいので今いろいろ考えている」と関心をもって話してくれた男性もいました。

昼食は下仁田名物のソースカツ弁当を町中から調達して、伝道の合間に代わる代わる摂りました(出来立てで温かかったのでとてもおいしかった)。

今日一日天候に恵まれ、いろいろな人に出会い、協力し合って楽しく充実した伝道活動が出来たと思っています。気温が上昇し、高温の中での伝道だったので水分補給にも意を注ぎました。そんな天候の中で伝道師の皆さんは終始熱心に伝道してくれました。

定刻の午後3時30分には後片付けを完成させ、簡単な終わりの会をして家路に就きました。本日参加してくれた伝道師の皆さん、本当にお疲れ様でした。齊藤和男伝道師、齋藤登伝道師には往復、車の提供大変お世話になりました。

 末筆になりましたがバイブレーションテーブル事務局の黒澤雅史様には準備の段階からいろいろとご配慮とお世話になったことに対し厚く御礼申し上げます。

                                (I井 規雄記)

 

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡銀座まちなか交流館「令和元年8月の活動報告」

2019年09月16日 13時37分28秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡銀座まちなか交流館「令和元年8月の活動報告」

 

◯8月4日(日)7月は雨が多くてジメジメしていましたが、8月に入り連日の猛暑で街中を歩くのが大変で、交流館に入ると「涼しーい」と、一同に話す。「この中にずっと居たい」と、話す。愛知からいらしたお客様の男性は、荒船風穴の場所を確認して、「これから寄ってみます。」との事。高校の同級生で社会人(東京在住)4人の美女は、ゆっくりと話しもいろいろして、「これから食事をして帰るので美味しいお店を教えてください。」と尋ね、お店を教えてあげるとお礼を言い交流館を出て行きました。

 杉並の小学校で蚕を繭にした話から、「蚕蛾は飛ぶのですか?」との質問があり、天井まで移動し、卵を産み付け、「ポタリ」と、下に落ちたとの事。「ぐんま黄金」を見せると、「それより黄色かったです。」と答え、蚕は白が普通だったのに!!いろいろ質問あり、こちらも勉強になりました。

 交流館のおばさまは活動伝道師に気を使っていただき、冷たい飲み物等有難うございます。まだまだ夏休みが続きます。ちびっこ達にはむずかしい世界遺産ですが来館してくれる事を願っております。(O田三枝子 記)(活動伝道師 S田道代 K澤壮子 O田三枝子)

・涼しく楽しい時間をありがとうございます。(千葉)

・楽しくかわいいものが出来ました。(^^♪ カバンにつけます。(東京)

・おみやげがふえました。ありがとうございました。(愛知)

・とても楽しく作ることができました。ありがとうございます。(奈良)

🏠群馬2・千葉1・東京4・長野1・愛知1・奈良1(富岡銀座まちなか交流館ご感想ご記入組数と人数 10組29名)(富岡製糸場入場者 2093名)

 

○8月11日(日)くもり空にホッとする一日のスタート。さっそく金沢市からのお客様が繭クラフトに挑戦し、「童心にかえることができました。」と、感想を書き残してくれました。

 夏休み中なので家族連れが多く、何故か横浜市からの方が目立ちました。富岡と横浜はシルクつながりで、話すことがたくさんあります。港としての横浜の価値はとても大きく、内陸県の群馬にとって横浜がなければ製品の輸出は考えられません。そんなつながりから、シンポジウムを行う機会があることまで話が発展しました。富岡だけでなく関東甲信地方とのつながりも大きかったことでしょう。世界への玄関口としての横浜は興味が尽きないところですが、先程世界遺産に決まった大阪からのお客様が来館されたので、この辺でペンを置きたいと思います。(O形榮一 記)(I田みち子 O形榮一)

・仙台から来ました。実際に繭にさわることが出来て良い経験になりました。(宮城)

・群馬のおみやげができました。ありがとうございました。(神奈川)

・タメになるマユのお話が聞けました。かわいいぐんまちゃんができました。(京都)

・世界に一つだけのものが作れてよかったです。ありがとうございました。(大阪)

🏠宮城1・茨城1・東京4・神奈川2・石川2・京都2・大阪1(12組29名)(3947名)

 

○8月18日(日)お盆明けということもあり、来客者はやや少なかった。パネル解説では世界遺産としての4資産としての価値、かかわりを少しでも理解してもらうよう、わかりやすく解説するよう努めた。まだ富岡製糸場だけが世界遺産ととらえている人が多いようである。しかし解説終了後は納得して帰ってくれた。繭クラフトも来館者は楽しそうに体験してくれた。体験中には、蚕の生態、神秘性など解説しながら、蚕、繭、養蚕等に関心を持ってもらうよう努めた。

来館者は近県から訪れた家族連れが多かった。思わぬ体験ができたと喜んで帰る人も見られた。富岡でよい思い出が生まれたと多くの人が語ってくれた。掲示物の配置を解説しやすいよう移動させた。(I井規雄 記)(S川文子 Y村和子 U原一美 I井規夫)

(I井規雄様ご提供の「玉繭」と「ぐんま黄金」)(繭掛け台につるしてお客様に見ていただいています。

とても好評です。有難うございました。)
 

・とてもかわいいまゆ玉を、思いがけず作らせていただきました。娘のお土産にします。(埼玉)

・家族みんなで作って楽しくできました!よかったです。(神奈川)

・楽しく、かわいいマスコットが作れました。ありがとうございます。(神奈川)

・製糸場を見に行って絹について学べたあと、まゆで工作を作れてよかったです。(京都)

🏠茨城1・群馬1・埼玉1・神奈川2・長野2・京都1(8組24名)(2157名)

 

○8月25日(日)夏休み最後の日曜日(富岡市では。8月末までの学校も多いようですが。)晴天の一日で、子どもを連れた家族、若いカップル、県外に嫁いで里帰り中の娘と母など、様々なお客様が寄っていかれました。

 世界遺産になって5年。当時のような、人、人の波は静かになりましたが、若い世代の人につながっているなと感じます。次の世代に語り継がれていくことが大切なことだと思います。そんなことを伝道師で話しをしていた午後2時過ぎ、祖父母の金婚式をお祝いに集まった三世代12人のお客様が寄ってくださり、皆さんで楽しそうに繭クラフトをしてお話しを聞いて下さいました。埼玉から来て、伊香保に泊まり、沼田を観光した帰りに、富岡市の観光課で交流館を紹介され寄ったとの事。良い思い出になったとおっしゃって下さいました。

(たくさんのお客様と、S藤裕子様とK澤壮子様)

 O田三枝子伝道師が8月4日に持ってきて下さったトイレットペーパーの芯の繭から蚕蛾が出て、きれいな形で残っていたので、小袋に入れて繭と一緒に展示しました。

(O田三枝子様ご提供の繭から蚕蛾が出てきました。(展示させていただきお客様にとても好評です。有難うございました。)
 

県世界遺産課より♡形繭の作成依頼があり、K澤壮子伝道師、U原一美伝道師、S藤裕子伝道師で、試作品を数個作成しました。(S藤裕子 記)(K澤壮子 I川武男 S藤裕子)

・子供には体験出来ない事が出来たり、見たり、話を聞けてよかったです。大切にします。(埼玉)

・気に入るかんじにできました☆ かわいい!(千葉)

・楽しい体験を家族三人でさせて頂きました。(東京)

・いろんなお話も聞けてよかったです!思い出になりました!(新潟)

🏠群馬2・埼玉2・千葉1・東京2・神奈川1・新潟1(9組30名)(2257名)

 

◎お客様の都道府県内訳:宮城1・茨城2・群馬5・埼玉3・千葉2・東京10・神奈川5・新潟1・長野3・愛知1・石川1・京都3・奈良1・大阪1(計1都2府11県 計39組112名)

 

 8月は日曜日の4日間活動が行われました。7月下旬の梅雨明け後は厳しい暑さが続きました。夏休みに入りお子様連れのお客様や友人や親族の皆様でといった4~6名のお客様がたくさん来館されました。金婚式のお祝いの3世代12名のお客様も見えました。いらした皆様が涼しい館内で4資産の解説と繭クラフトを楽しみながらホッとできる空間であればと思います。「富岡銀座まちなか交流館」伝道活動をよろしくお願い申し上げます。(U原一美 記)

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

前橋・けやき並木ストリートフェス2019での世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群の伝道活動;令和元年9月8日

2019年09月15日 14時11分27秒 | 世界遺産伝道師協会

けやき並木ストリートフェス2019での伝道活動;令和元年9月8日

 

けやき並木ストリートフェスでの活動を報告します。

毎年実施されているイベントですが、伝道活動をするのは、4年ぶりです。

元伝道師の碓井洋子さんが実行委員長をされている縁で実施することができました。

 

イベント会場は、前橋駅北口の駅前とけやき並木通り西側半分を歩行者天国にしての大掛かりなイベントです。駅前は、“まえきフェスまえばし物産まつり”が同時開催され、

 

“けやき並木ストリートフェス”は、“公共交通エリア”、“駅前ライブエリア”、“親子っちエリア”、“パルストリートエリア”の4エリアに分かれており、我々の活動場所は、“親子っちエリア”でケヤキ並木サロン近くの駐車場の一角を使わせていただきました。活動内容は、パネル解説、繭クラフト、パンフレット配布でした。

当日の参加メンバーは、N島進、U澤祐一、K島静江、N木多恵子、S澤美代子、T刀川浩美、N屋和幸の7名でした。

イベント開始は、10時でしたが、9時には、全員集合し会場の設定をしました。

 

テントも事前準備していただき、相談しながら活動しやすい場所に移動させ、パネルも人の動きにあった場所に並べることができました。

10時頃になると少しずつお客さんが往来し、我々の繭クラフトのお客さんは、どんどんと増えていきました。

台風が近づいていて 夜から雨風の予報でしたが、活動中は、天気に恵まれました。

お客様は、“親子っちエリア”の名前通り親子連れが多く、繭クラフトは、小さな子が意外と多く(4,5歳くらい?)カッターを使わずに顔を描くだけの子が多かったようです。

 

“ぐんまちゃん”を作りながら“繭をテーマ”に伝道師は、様々な会話をし、さなぎに興味を持って持ち帰った子もいたほどです。(お母さんは嫌がっていたので大丈夫だったでしょうか?)

お昼は、用意していただいたお弁当を、2~3人ずつ交代でいただきました。

(当初は、予定していなかったので碓井さんありがとうございました)

反応の良いお客様に恵まれ、あっという間に時間が過ぎ、周りの子供相手の活動が15時過ぎにそれぞれ終わりだしたので我々の活動も相談して、15時半ごろに終わりにしました。

ほとんどのエリアは、17時で終わりですが、“パルストリートエリア”は、21時までの予定で開催されていました。台風もそのあとに来たようでほっとしました。

昼食以外は、ほとんど休みなく、充実した活動を行えました。

繭クラフトは、“リリアン”がなくなりそうで途中で補充したほどでした。

参加された伝道師の皆さんは、長時間の活動でしたが、小さなお子さんのお客様は、大満足のようで、何よりでした。

また 碓井委員長には、時折顔を出していただき声をかけていただきいただきありがとうございました。

楽しい活動が出来ました。

これからもよろしくお願いいたします。

 

(追記)今回、会長から臼井さんに依頼しておきながら、会長が活動に参加できなかったことについて申し訳なく思っています。次回は出られるようにしたいと思いますので今後ともよろしくお願いします。(富岡製糸場世界遺産伝道師協会会長 K )

(N屋 和幸

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゆうあいフェスティバル」で世界遺産の伝道活動 

2019年09月08日 23時29分09秒 | 世界遺産伝道師協会

「ゆうあいフェスティバル」で伝道活動 

9月1日(日)、渋川市の県立ゆうあいピック記念温水プールで行われた「第21回ゆうあいフェスティバル」で伝道活動を行いました。5年前に続き2回目の訪問です。

 

 

スポーツやイベントを通じて障害者・健常者の交流を図り、共に支え合い、共に生きる地域社会づくりを目指して開催されています。

会場は水沢観音から2㎞ほど東方の高地にあり緑豊かな林に囲まれています。曇りがちの一日だったので屋外の活動には幸いでした。

 

当日、では障害者施設等の作品展示や福祉バザー、室内プールでは水泳記録会やキッズチャレンジレースが行われました。

駐車場のスペースでは福祉施設バザーのテントや農産物・焼きまんじゅうなどの販売テントが10数張ほど並びました。

施設の東側の子供広場に数張用意されたテントの一画が伝道師の活動場所です。

 

テント内に机・椅子を並べ繭クラフトのコーナーを作ります。パネルを並べ、4本のノボリを立てました。パンフレットはメインと子ども用・ぐんま絹遺産ガイドの3種類です。

9時半からイベント開始です。親子連れを中心とした来場者で各テントも人だかりができています。繭クラフトも多くの体験者で賑わいました。出来上がった「ぐんまちゃん」を手にして嬉しそうな表情を見せてくれます。会場周辺地域の小・中学生や幼児とその保護者がほとんどでした。毎年ここへ来るのを楽しみにしている感じです。渋川市の高木市長も笑顔で繭クラフトの体験をされました。

 

少数ながらも解説を熱心に聴いてくださる方もいます。かつては養蚕も盛んで、昭和の終わり頃までやっていた家も多かったそうです。今でも納屋に養蚕道具がごろごろしているという話もありました。並べたパネルの中では、荒船風穴に関心を示す方が多く、解説を聞いて納得という顔をされます。「ぐんま絹遺産ガイド」を開いて、折を見て面白そうな所を訪ねてみたいという方もいました。世界遺産4資産のうちの3資産を「あったんですか」と驚いたように声を上げる方もいて、「あったんですよ」と答えて解説し、知識が増えたと喜ぶ姿には、こちらも嬉しくなります。

 

2時近くになると急に人の姿がまばらになり、他のテントが片付け出したので、頃合いを見て資材の片付けに入りました。午後3時頃、主催者に挨拶をして帰途につきました。

活動参加者はN屋、Y田、N木、Y澤、S澤、I田、I上雄の7名です。

参加の皆さん、充実した活動お疲れ様でした。

最後に、伝道活動に理解を示され、好位置にテントを割り当て、特別にテントの近くに駐車させてくださった担当者の加藤さん・横手さん・職員の方々に感謝いたします。

            (I上 雄二 記)

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡銀座まちなか交流館「令和元年7月の活動報告」

2019年09月07日 21時51分16秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡銀座まちなか交流館「令和元年7月の活動報告」

 

◯7月7日(日)富岡市内は大雨で9時頃には止みました…その為少し蒸し暑く心配していましたが、午後少しパラパラ来た程度で一日曇り空でした。(前橋、高崎はほとんど降りませんでしたが。)10時頃より満席の状態が続き、お昼休みもほとんど無しで応対しました。横浜から三組の家族がいらして11時30分~13時30分位まで体験後にU原伝道師の解説を聞いていました。東京、静岡、埼玉の他、群馬からの3家族も楽しそうに繭クラフト作りを楽しんでくれました。二時間ずっと楽しくされたご家族はご主人が熱心に聞いてくれ、一人息子(小学3年生)さんも、ずっと関心を持って聞いてくれていました。いろいろな家族あり、その生活あり、お話をする事により知識が増え得をした気分になります。今日も一日楽しく過ごせました。感謝します。

I川武男伝道師よりご寄付いただいた上毛新聞(世界遺産5周年記念号)配布終了いたしました。1部は保存させていただきます。有難うございました。(O田三枝子 記)(活動伝道師 N嶋 弘 K澤壮子 U原一美 O田三枝子)

・さなぎを初めて見ました。少しびっくりでしたが楽しかったです。(群馬)

・とても楽しかったです。繭を実際にさわってみて驚きと感動を覚えました。(東京)

・繭が思ったより固かったのに驚きました。(神奈川)

・初めて伺いました。思い出の品になります。(静岡)

🏠群馬4・埼玉1・東京1・神奈川3・静岡1(富岡銀座まちなか交流館ご感想ご記入組数と人数 10組27名)(富岡製糸場入場者 1713名)

 

○7月14日(日)雨模様の日でしたが製糸場も混み合い、まちなか交流館へも大勢のお客様が見えました。埼玉からの16人のお客様、富岡での法事で来られたそうで、にぎやかに繭クラフトをしていかれました。小学生の子供さんは「群馬に来てとてもよかった。」と、うれしい言葉を残され喜んで帰られました。富岡市へお嫁さんに来たという中国の方、慣れない日本語でお土産にと作られました。にぎやかな一日でした。(K澤壮子 記)(I田みち子 S田道代 U原一美 K澤壮子)

・とても良かったです。蚕はかわいい(^^♪(群馬)

・群馬に来てよかったです。☆(埼玉)

・初めて貴重な体験ができました。(埼玉)

・雄大な建物に感動です。(島根)

🏠群馬4・埼玉4・東京1・神奈川1・新潟2・島根1(13組39名)(3926名)

 

○7月15日(祝月)一日曇り空でした。交流館入口を半分開けておくと涼風が吹き抜けていきます。上町駐車場にバス4台と聞きました。団体さんは横目で見ながら通り過ぎて行きます。それでも人通りがあることは良いことです。「帰りに寄って行きま~す。」と小さな女の子が四人声を掛けてくれました。「待ってま~す。行ってらっしゃい。」と返事を返しました。約一時間後、戻ってきてくれました。お聞きすると、全員小2で同じバレーボール教室に行っているとの事。引率の女性の方の話では、「練習がなかったので繭クラフトに来ました。」とのことです。にぎやかに繭クラフトを仕上げ、そろって「ありがとうございました!」ときちんと挨拶し帰っていきました。その笑顔がうれしかったし、ちゃんと約束を守って寄って行ってくれたことがうれしかったです。繭クラフトの力を実感しました。(O形榮一 記)(S藤 登 I井規夫 O形榮一)

 

・二回目だからかわいくできて楽しかったし、これたらまた作りたいです。(群馬)

・丁寧な対応と事前に準備をしていただき工作が苦手だった自分でも上手にできました。また、蚕の話なども聞けたのでとても楽しかったです。また機会があるので作りにきたいと思います。ありがとうございました。(埼玉)

・初めて来て繭ストラップ作りも体験できて、とても楽しい一日でした。有難うございました。(新潟)

・今日はとっても楽しい一日でした。(神奈川)

🏠群馬8・埼玉1・神奈川2・新潟4・不明4(19組37名)(2622名)

 

○7月21日(日)梅雨のくもり雲の蒸し暑い一日でしたが、夏休み最初の日とあって小学生位の子どもさんを連れた家族の姿が多かったと思います。午前中は普通あまり来客が少ないので、今日も出足は遅いものと思っていたら10時半過ぎに千葉県からの家族連れの方々が続けてお見えになり思いのほか賑やかな午前でした。

子どもの勉強にと熱心に資料を読んだり、伝道師の話に耳を傾けたりと、一組の滞在時間も長く、様々なお話をする事ができました。これからの長い休み、大勢の方が訪れてくれることでしょう。いろいろな出会いが楽しみです。リリアンは全て本日の伝道師でカット済です。様子をみて補充して下さい。

I井規雄伝道師より富岡製糸場当時の錦絵をご寄付いただき製糸場パネルの下に掲示しました。J保千代子伝道師よりチラシを利用したお手製のくず入れをたくさんご寄付いただきました。また、テーブルクロス(緑色)を洗濯のために持ち帰ってくださいました。有難うございます。(S藤裕子 記)(Y村和子 S井広志 J保千代子 S藤裕子)

 

 

・良い体験ができて良かった。(群馬)

・ぐんまちゃんが繭で作れてよい体験ができました。楽しかった。やさしく教えてくれてお話しして、あっという間だった。(群馬)

・大好きな群馬で可愛い私だけのぐんまちゃんを作れて楽しかった(^^♪やさしく教えてくれてありがとうございました。(東京)

・久しぶりにまゆをさわれて良かったです。ありがとうございました。(神奈川)

🏠群馬3・埼玉1・千葉2・東京1・神奈川1(8組22名)(1879名)

 

○7月28日(日)台風6号の影響を心配しながらお客様をお待ちしていますと、天気もお客様の来館も有難い程に、外は暑過ぎ、交流館で体を冷やす時間、解説や繭クラフト作りにチャレンジ。かわいい表情の繭クラフトを手に持ち、製糸場へと向かう家族連れの方々。「富岡製糸場を見ることができ、また説明もあちらこちらで聴けて勉強になりました。」と喜びの声が届きました。

 朝の製糸場でのパネル掲示時に、J保千代子伝道師よりテーブルクロス(洗濯済)を製糸場にて受け取りました。有難うございました。(Y村和子 記)(O形榮一 T江 康 Y村和子)

・解説の中で、群馬の世界遺産のことがよくわかりました。(千葉)

・何もかも初めてで、楽しくて、とても勉強になりました。(東京)

・繭の中をさわったらツルツルしてた!!かいこや富岡製糸場のことをたくさん教えてくれてうれしかったです!!たのしかったです(^^)/(神奈川)

・説明や繭クラフト楽しかったです。(山梨)

🏠山形1・栃木1・群馬2・埼玉2・千葉1・東京2・神奈川1・山梨1・岐阜1・三重1・長崎1(14組55名)(1947名)

 

◎お客様の都道府県内訳:山形1・栃木1・群馬21・埼玉9・千葉3・東京5・神奈川8・新潟6・山梨1・静岡1・岐阜1・三重1・島根1・長崎1・不明4(計1都13県 計64組180名・不明4)

 7月は日曜日と祝日の計5日間活動が行われました。7月下旬の梅雨明けとなり、活動日は曇と雨模様の日が多かったです。夏休みに入るとお子様連れのお客様が増えてきました。じっくりと解説を聞いてゆっくりしていかれるお客様が増えている事を感じます。また、様々なご寄付本当に有難うございます。「富岡銀座まちなか交流館」伝道活動をよろしくお願い申し上げます。(U原一美)

 

 

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第16回シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン 第2日

2019年09月05日 21時49分50秒 | 世界遺産伝道師協会

 

第16回シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン

 

「シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン」は、シルクカントリーぐんま連絡協議会が主催し、群馬県が共催、(公財)イオン1%クラブの協賛により開催され、平成19年から年一回イオンモール高崎で、平成23~25年にはイオンモール太田でも開催されるなど、行政・県民・企業が連携して継続開催する世界遺産キャンペーンとして今回16回目(13年目)となる歴史あるイベントのひとつです。

 

また、シルクカントリー群馬連絡協議会は2007(平成19)年4月に結成し、当初は県内6団体の構成で世界遺産キャンペーンを毎年主催し、現在は9団体の構成により世界遺産・日本遺産・ぐんま絹遺産に関連するPRと団体相互の連携を図っています。

今回は、8月24日(土)25日(日)の2日間、イオンモール高崎セントラルコートで開催し、ここでは2日目となる25日(日)の様子を報告します。

この日の企画“お楽しみおベント”では「ヘリテイジ仮面」ショーや養蚕唱歌の披露(藤岡地方ユネスコ少年少女合唱団)、富岡製糸場紙芝居「赤れんが物語」(富岡製糸場を愛する会)が、“シルク縁日”では繭つり、工女ぐんまちゃん「ぬりえ」、“体験コーナー”では繭クラフト、座繰り(高山社顕彰会)、桑の木クラフトの体験が、ほかにも“シルクカントリーぐんまクイズラリー”や「生きた蚕」の展示、世界遺産・日本遺産・ぐんま絹遺産などの“展示・解説”、絹遺産応援キャラクター(県・富岡市・富岡製糸場を愛する会)の登場など、盛りだくさんの内容でした。

 開店前の9時集合にあわせて従業員入口より入場し、10時の開店に向けセントラルコートで会場準備。セントラルコート直近の出入り口が工事による閉鎖となっていたことから、お客さんの動線が気になりましたが、心配には及ばす、徐々に来客者も増え、イベント会場にも多くの人たちが立ち寄られました。子供連れの若い家族も多く、小学生以下がメインターゲットとなる“シルク縁日”では「ぬり絵」、「繭つり」から「繭クラフトづくり」へと順次誘導しました。人の流れは不思議なもので、ちょっとした呼び込みから賑わいが生まれます。繭つりでは2度3度と現れる子供がいるなど楽しんでいる様子も窺えました。ぬり絵では集中力を発揮する子供とやさしく見守る親の姿など、ほのぼの感が溢れます。

 絹遺産応援キャラクターは工女ぐんまちゃん、シルキーちゃん、お富ちゃんが登場すると子供たちは記念撮影に群がります。久しぶりに目にしたヘリテイジ仮面ショーでは、観客の一人として板についた演技を楽しめました。

 16時の終了とともに片付け作業を進め、終了により解散となり、1日の活動を終えました。子供たちの笑顔に元気を頂いた一日となりました。(感謝!)

伝道師協会参加者は11名(K藤功、N嶋弘、A見隆、K原実、U澤祐一、K井拓美、N屋和幸、T山真大、N嶋常夫、I田みち子、I井規雄)

(文:K原実)

 

2日目25日(日)の伝道師協会は、「桑の木クラフト体験」、「生きた蚕の展示と絹関連資料の展示」に加えて体験コーナーでは、「繭クラフト体験」、シルク縁日では、「工女ぐんまちゃんの「ぬりえ」」、「繭つり」、ステージでのお楽しみイベントは、ご当地ヒーローショー「ヘリテイジ仮面」の活動をしました。

午前中は、少し人の入りが少なく心配していましたが、午後は、多くのお客さんが見えて大盛況でした。

「繭クラフト体験」は、小さい子が楽しそうにぐんまちゃんの顔を描いているのが印象的でした。

「工女ぐんまちゃんの「ぬりえ」は、ぬりえの紙を机の上に置いておくだけで、次から次へと子供たちが席について思い思いに絵を描いていました。中には、お母さんも一緒になって描いていました。また 「繭つり」は、一番の人気で、ぬりえをしながら気になる子、何回も繭を返しては、挑戦したがる子と面白いくらいでした。

そうしながらも繭の中に興味を持つ子、黄色い繭に興味を持つ子いろいろでした。

「ヘリテイジ仮面」のショーは、開始時間近くになると観客席はほぼ埋まり、その間は

体験コーナー等は、人が少なくなっていました。

司会のお姉さんはもとより、ヘリテイジ仮面自身からの世界遺産紹介もあり楽しいひと時でした。

朝の集合は駐車場がわからず指定駐車場に止められたのは3,4人で午前9時集合が、最終的に全員そろったのは午前9時40分と心配したスタートでしたが、(繭クラフトの器材も午前10時過ぎの到着)伝道師の皆さんは慣れたもので各自それぞれのコーナーについてこなしていました。2日目の担当者は、K藤会長、N嶋(弘)、A見、N嶋(常)、K原、U澤、K井、T山、I田、I井、N屋の11名でした。

 

その他、2日目の協議会のメンバーは、「NPO法人富岡製糸場を愛する会」がキャラクター登場&紙芝居を、「高山社顕彰会」が座繰り体験指導等の活動を行い、また「藤岡ユネスコ少年少女合唱団」が明治期に生まれた養蚕唱歌の披露をしていました。

午後4時ころには、お客さんのいないコーナーから順に片づけをして終わりにしました。

何とか暑い夏ですが屋内での活動なので活動は楽でしたが駐車場の往復は大変でした。

皆さんどうもありがとうございました。

(N屋 和幸 記)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第16回シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン イオンモール高崎 第一日

2019年09月05日 17時09分18秒 | 世界遺産伝道師協会

 

~世界遺産登録5周年記念~

シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーン

 

 8月24日(土)~25日(日)の2日間、今年で世界遺産登録5周年を迎えた世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の「次世代につなぐ世界遺産」をテーマに高崎市棟高町「イオンモール高崎」の1階センターコートをメイン会場にシルクカントリーぐんま連絡協議会(近藤 功会長)の主催で群馬県(企画部世界遺産課)との共催で開催されました。

 近代化の礎となった世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」について改めて、その価値をPRするとともに県内にある絹産業や絹遺産が日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹物語―」や「ぐんま絹遺産」に登録されており、より理解していただく機会として“絹文化の未来への継承”を目的とし幅広い層が参加できるイベントとしました。

 24日(土)は、富岡製糸場世界遺産伝道師協会と群馬県とで「シルクカントリーぐんまクイズラリー受付・おたのしみ抽選会・きぬめぐりノベルティプレゼント・アンケートの収集」などを、富岡製糸場世界遺産伝道師協会としての伝道活動は「桑の木クラフト体験」と「生きた蚕の展示と絹関連資料の展示」で、それぞれの活動を行いました。

 「桑の木クラフト体験」コーナーは老若男女の幅広い多くの方々が桑の木の木片に描かれている絵にそれぞれが色付けをし、そこに願い事の文字を書き入れます。その木片にリリアン紐を通しニスを塗り、ニスが乾くと出来上がりです。一日を通して終始満席の盛況で担当した伝道師は、うれしい悲鳴をあげておりました。

一方「生きた蚕の展示と絹関連資料の展示」コーナーでは、「生きた蚕」に園児や児童が、引きも切らず押しかけて、生きた蚕を手に取って見たり、桑の葉を与えて食べる様子を見たりと、嬉々とした様子を見ることができました。子供たちが蚕と戯れている間に保護者の皆さんには展示されている「蚕の一生、まぶし、いろいろな繭、生糸、絹織物」など解説を、それと傍に並べてある「世界遺産」「日本遺産」「ぐんま絹遺産」のパネル前へと導いてパンフレットをお渡しして多くの方々に理解を深めていただきました。

「工女ぐんまちゃん」も時折、イベント会場に姿を見せて幼い子供に愛嬌をふりまき子供たちに取り囲まれ、また、多くの家族と写真に納まっておりました。その人気は相も変われずの集客に貢献する姿は今も続いております。

 それぞれが、それぞれを担当し、あわただしくも充実をした活動で一日を過ごしました。

 この日の担当者はK藤会長、N嶋(弘)、Y田、I上(雄)、M田(睦)、K下部、N島(進)、A見、H岡、S場の10名でした。

 その他、この日の協議会メンバーの活動は「ぐんま島村蚕種の会」(伊勢崎市)は世界遺産の構成資産の一つ「田島弥平旧宅」のパネル展示や書籍販売、リーフレット配布を、「荒船風穴友の会」(下仁田町)は世界遺産の構成資産の一つ「荒船風穴」のパネル展示、グッズ販売、リーフレット配布を、「桐生本一・本二まちづくりの会」(桐生市)は「桐生新町重要伝統的建造物群保存地区」のパネル展示と関連グッズ販売を、「赤岩伝統的建造物群保存地区委員会」(中之条町)は組み紐づくり体験、パネル展示、グッズ販売とリーフレット配布を、「紺周郎とお蚕さまについて語る会」(片品村)は日本遺産「かかあ天下―ぐんまの絹遺物語―」の一つ永井流養蚕伝習所のパネル展示と繭クラフト体験を、「よみがえれ新町紡績所の会」(高崎市)はぐんま絹遺産の一つで国重要文化財「新町紡績所」のパネル展示、書籍販売、リーフレット配布を、「NPO産業観光学習館」(伊勢崎市)は手作りハーバリウム体験と、それぞれ活動を行いました。

(N島  進 記)

 

8月24日土曜日

第16回シルクカントリーぐんま世界遺産キャンペーンがイオンモール高崎で開催されました。

お楽しみ抽選会、展示、解説、体験コーナー等、盛りだくさんの内容で、訪れた方々も楽しんで参加していました。そのコーナーごとに様子を紹介します。

クイズラリーでのお楽しみ抽選会では、店内1、2階に設定された世界遺産に関するクイズに答え、その結果をもって、抽選会に参加というもので、多くの参加を得、賞品が当たり鐘がよく鳴り、盛況でした。

展示、解説では、生きたカイコに多くの関心があり、懐かしい昔の話をする年配の方、子供に本物のカイコを見せたいという親御さんで賑わいました。県西部から来た年配の女性は、「実家では、120gも飼っていました。そのおかげで、育ててもらいました。」としみじみと話していきました。また、埼玉北部から来た若い女性は、児玉駅の近くに住んでいるが、「児玉の方も、養蚕が盛んだったんですか。」と大変に驚いていました。「帰宅後、祖父母に話を聞いてみたい。」と言っていました。身近な歴史、文化を家族で話す機会も少なくなっているのかと感じました。

体験コーナーでは、組紐体験が込み合い、赤岩の方々が丁寧にアドバイスしながら体験を指導し、参加者も質問しながら喜んで体験していました。高齢な女性がお孫さんに、「絹の輝きはこんなにきれいなんだよ。」と説明していたのが印象的で、絹を通じた触れ合いが見られました。また、桑の木クラフトでは、多くの方が参加し、準備した桑の木がやっと間に合うほどの込みようでした。そして、繭クラフトでは、若い家族が多く参加し、子どもの作品を手伝いながら、「お母さんも、自分のものを作りたい。」と意欲的に参加していたのが印象的でした。

 随時登場する「工女ぐんまちゃん」のキャラクターがセントラルコートに登場すると、みんなの関心がそちらに向かい、参加したボランテイアの面々も「工女ぐんまちゃんには勝てないなー。」と感じました。

 

 このような世界遺産キャンペーンの機会があり、多くの方が参加してくれ、多くの方と語り合う中で、シルクの文化、群馬の文化を再認識することができ、郷土愛につながるのではないかと感じました。

 世界遺産課の方々、参加した各種団体の方々、お疲れ様でした。参加した伝道師は、会長以下11名でした。

      (Y、S)

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さいたま新都心の「コクーン」で世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群の伝道活動・生きた蚕が人気!

2019年09月03日 20時07分22秒 | 世界遺産伝道師協会

「コクーン」で伝道活動

 

 7月28日(日)、さいたま新都心駅に隣接するコクーンシティ(片倉工業が施設を所有・管理するショッピングモール)の「コクーン2」で、昨年に続き伝道活動を行いました。

活動場所も昨年同様、3階のエービーシー・マート前のスペースです。9時に従業員入り口内に集合した9名の参加者は、伝道師協会事務局の中島さん、コクーンの営業担当者と挨拶・打ち合わせのあと、事前に届いていた資材の梱包を解き、会場作りに入りました。

活動内容も昨年同様のパネル展示・解説、生きた蚕や各種の繭・生糸等の展示、繭クラフト、世界遺産クイズ、パンフレット配布です。

午前10時の開店とともに活動開始です。3階という場所のせいか、来場者もポツポツという感じでしたが、やがて親子連れや友人同士などの姿が増えてきました。

いつものことですが一番人気は、5齢の生きた蚕です。年配の方、若い方、小学生、幼児と蚕に対する反応はまちまちですが、人寄せには一番のアイテムと言えます。手に乗せたり、恐る恐る指で触れたりと常に賑わっていました。繭クラフトコーナーも「ぐんまちゃん」作りに喜々として取り組む親子連れの姿が常にありました。世界遺産クイズは2択形式で5問題です。親子で真剣に取り組んでいました。

パネルの前で足を止める方も少なからずいました。荒船風穴のパネル写真を見た方から、時たま出る質問があります。今回も「この石垣は城跡ですか」と聞かれました。分かり易く解説すると驚き、感心され「大変勉強になりました」と知識が増えたことを喜んでいました。解説を行った複数の伝道師も多くの交流ができたそうです。

群馬県出身ですという方も少なからずいて、懐かしいと寄ってくれました。

ただ、この場所はかつて片倉の製糸工場だったところで、そこで扱っていた繭の英語名「コクーン」を施設名にしたということを多くの人が知らないようです。

時間は、あっという間に過ぎ午後4時で活動は終了、資材の片付けに入りました。

今回の参加者はI川武、O田三、K林春、N塚、K澤、S田、Y井、I田、I上雄の9名でした。

昼食時以外、ほとんど休まず活動された参加者の皆さん、お疲れ様でした。

最後に、活動の機会を与えてくださったコクーンの皆様、周到な準備と当日も一緒に活動された事務局のN島さんに感謝いたします。

 

            (I上 雄二 記)

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする