富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「とみおか夏まつり」で世界遺産伝道活動

2015年07月31日 00時24分17秒 | 世界遺産伝道師協会

「とみおか夏まつり」で世界遺産伝道活動

富岡製糸場と絹遺産群が昨年6月世界遺産登録と成りました。

世界遺産の町 冨岡で恒例の第7回「とみおか夏まつり」が12:00~21:00

メイン会場を宮本町駐車場に於いて開催されました。

宮本町商店街も併せて七夕祭りの飾りが 施されお祭りムード一色です。

雲ひとつない青空 太陽がギンギンと容赦なく照らしています。

 

伝道師協会メンバーも11:00に集合 座繰り・まゆクラフト無料体験・世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」価値のパネル解説の準備を、始めていました処ドキュメンタリージャパンのデレクター 菅家様が伝道師協会の活動を準備の段階から 撮影させて欲しいと、カメラを担いで現れ いろいろな角度から取材・撮影・インタビューなど、各伝道師に取材して、14:30頃「渋川へそ祭り」の取材に渋川に行かれました。

この頃には、路面温度と併合して、温度計も38℃に上昇致しました。

ステージ上ではヘリテイジ仮面 フラダンス 和太鼓の競演で夏祭りの気勢が上がっておりました。

伝道師コーナーに岩井市長 大手県議様が陣中見舞いに お出で戴きました。

 

伝道師のテントは西向きに設定されており、午後の陽がテント内にも入り,お客様はアイスドリンクと、うちわ片手の、座繰り、繭クラフト体験でした。

猛暑の為 座繰りの繭糸が乾いて小枠に貼り付いたり、切れたりで大変でした。

主催者のとみおか夏祭り実行委員会のスタッフさんの、お気遣いで、冷たい霧の出るミスト扇風機を用意して戴き、ブース内に早速使用させて戴きましたので、お客様も気持ち良く、体験を行う事が出来ました。

    

 

大田方面からお出で戴いた男性のお客様は熱心にパネルに目をやり、伝道師の解説に耳を傾けていました。

お客様は日中の外出を避け、涼しい夕方からの夏まつり(盆おどり・花火大会)

参加の方が多いのでしょうか!人影も少なく成って参りました17:00

伝道師の皆さんは 暑さにも負けず元気に、活動を終了いたしました。

   

猛暑の中 健闘された伝道師は T柳枝芸子・U原一美・T比地規雄・T江康・I川武男の面々でした。

(T.I)記

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伝道活動報告(第32回渋川へそ祭りでの世界遺産活動;平成27年7月25日)

2015年07月28日 19時43分58秒 | 世界遺産伝道師協会

伝道活動報告(第32回渋川へそ祭りでの活動;平成27年7月25日)

 

第32回渋川へそ祭りでの活動を報告します。

今年の活動場所は、例年と同じ駅前と、ぜんこくへそのまち協議会の8市町村が集まり、その物産展がおこなわれる本部テント前の2箇所で、活動内容は、パンフレットの配布で行いました。

当日の参加メンバーは、K下部邦、I上雄、N島進、I正、S藤久美、I井玲、T刀川浩、N木多、N屋和の9名でした。

13時30分に蚕糸技術センターへ集合し、2台の車に分乗し渋川へ向かいました。

14時過ぎには、渋川駅前に到着し、資材を下ろし、のぼりも立て準備万端です。

今回は、活動場所が、2箇所でしたので、最初は、2グループ、後半は、3グループに分けて、それぞれフリーの時間も織り交ぜてローテーション表を作り各自の時間毎の活動場所を決めて行いました。

本部テント前の物産展は、各市町村の物産がズラリ、特に沖縄のへそのまちからのマンゴーは、人気があり、14時から売り出して、1時間で売り切れていました。

また 岡山のへそのまちのスタッフは、昔自分のところで蚕を飼っていたと言っていました。

本部テント前は、立ち止まっている人に声をかけてのパンフレット配布が多くなり、群馬絹遺産のパンフレットもスムーズに受け取っていただけました。また 祭りの会場近くなので、お祭り気分も満開という感じでした。

太刀川さんは、正式には初参加でしたが飛び入り参加の経験があるせいか、最初から気後れせず配っていたのが印象的でした。

また 16時頃には、8市町村長が、次々と挨拶し自分たちのまちをPRしていました。

駅前は、電車から降りてくる人が対象で、歩いてくる人にどんどん配るという感覚で、電車が到着後の繁忙さと待ち時間帯の閑散さと両極端でした。

15時30分頃渋川駅で電車を待っている人に話しかけられ、「以前、梨木さんに紹介されて、富岡製糸場に行って、蚕をもらって育てました。また、8月にもらいに行きます」と言って とても嬉しそうに話をしてくれたのが印象的でした。(赤城町の方でした)

盛んに「N木さんのおかげだ」と言っていました。

その時N木さんは、本部テント前の方で活動中だったので会えなかったのは、残念でした。

そうこうしているとドキュメンタリージャパンの方が、約束通りに取材にこられ、我々伝道師の活動状況を映像に撮りながら、色々とインタビューをして帰られました。彼の感想として、「登録後の活動が取材として価値があると思いました。」と言っていましたので、伝道師協会の良いPRになっていればと思います。

また 活動場所を2箇所で行ったので駅前で流れてくるお客さんには、物怖じせずパンフレットを配っていたが、本部テント前で立ち止まっている人には、最初なかなか向かっていけないというシャイさを見せている伝道師もいました。

その伝道師も取材のカメラを向けられるとだんだんと度胸がついてきたのか取材後には、各市長さんへのパンフレットを直接渡していました。

活動場所を変えたり、取材の対応をしたりしているうちに持ってきていたパンフレット(メイン1000部、子供用200部、ぐんま絹遺産400部)もほぼ終わり、時間も予定していた、18時近くになりました。

今年は、活動場所が増えて、人数を増やしたおかげで、ローテーションが出来フリーの時間が持てました。そのため、改めてお祭り気分も味わう必要がなさそうなので、明るいうちの18時過ぎには活動を終了しました。

最後に 日下部さんのご縁で、地元渋川の旅先案内人のI塚裕美さんから差し入れの赤飯を頂き、ありがたい気持ちで家路につきました。

最後に、当日対応してくださいました渋川市の齋藤さんと山上さん、また駐車場を提供してくださったエクセルイン渋川様どうもありがとうございました。

とても暑い1日でしたが、それにも負けず暑い活動ができました。

また 参加された伝道師の皆さん どうもありがとうございました。これからも活動は続きます。

飽きずにどんどん参加してください。よろしくお願いします。

(K.N 記)

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第57回藤岡まつりで世界遺産の伝道活動(世界遺産フェアブース)

2015年07月24日 07時01分31秒 | 世界遺産伝道師協会

第57回藤岡まつりが7月18日、19日両日藤岡中央公園にて行われた。

伝道師協会は19日のみの参加でしたが、9時30分に集合してのぼり旗、パネルのセッ
トをしてテーブル上に繭クラフトの準備に汗だく、朝からの強い日差しと芝生から
の照り返しは相当のものでした。

世界遺産フェアと題したテントには富岡製糸場伝道師協会、高山社顕彰会、繭花の会、が並び友好都市である中国江陰市物産展示販
売会、藤岡市物産展などなど所狭しとテントの数でした。中央の広場土師の辻子供相撲大会が学年別で行われ時々上がる歓声に元 気をいただき試合の終わった力士と応援の家族の人たちに解説、ぐんまちゃんを作ってもらう作戦にでましたが暑さのせいか、なかなかきてくれませんでした。

それでも用意したうち70個ほどの繭クラフトのセットで子供たちが楽しみ、個性豊かな作品を嬉しそうに、友達と見せ合ったりしていました。体験するのは小さい子が多いため、カッターで切り込みまで入れてあげおのおのの顔を書いてもらうともう一つ、もう一つの声がありましたが体験なのでごめんなさいと言う場面もありちびっ子達から元気をいただきました。

ここ藤岡ではやはり高山社を中心に養蚕の話が多く聞かれましたが、暑いせいか立ち止まる方は少なかった様です以前藤岡公民館での活動でお世話になりました沢入繭花講師に声をかけられ色々参考になり頑張っている姿に勇気を いただきました.。交代で食事をとり終えたころからミュージュック、ダンスが始まり、大音響の中、絆太鼓、チアリーデング、フラダンスなどアイドル顔負けのイケメンダンスなどなど・・・若鳶会の梯子乗り、マーチングバンドを始めとする市民パレードが始まる4時頃から交通規制が始まり祇園山車行進は諏訪、浅間神社で13町の出場し、18日は大人神輿、企業や共済会など8
チームが出場したそうです。

陣中見舞にM田、K下部、I上伝道師がN田理事もかけつけてくれました。暑い中ありがとうございました。本日の参加者はS楽、I垣、I井、Y井さんO田の5名でした。威厳のある山車を横目に交通誘導の指示に従い会場をあとにしました.みなさん暑さの中本当にお疲れ様でした。


(M.O5記)










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千代田町高齢者教室における伝道活動報告(講演会)

2015年07月22日 21時38分51秒 | 世界遺産伝道師協会

千代田町高齢者教室における伝道活動報告

 

 7月22日午後1時30分より3時まで邑楽郡千代田町教育委員会主催の高齢者教室に於いて「世界遺産 富岡製糸場と絹産業遺産群」と題して築比地が講演してきましたので報告いたします。

 

 千代田町民プラザのホールを会場に約300人強の高齢者の方々が36度以上の猛暑の中(隣町の館林は本日、日本一の38.2度Cの暑さ)参加していただき感激するばかりでした。

 

 講演に先立ち、町立千代田中学校のブラスバンド部の2曲ほどの演奏により会場が和んだ後、約1時間15分、県世界遺産課で用意してくれたパワーポイントに基づきお話をしました。

 

 冒頭、富岡製糸場を見学した人に挙手願ったところ、なんと、3分の2の人が手を挙げるではないですか。東毛ではいつも1~2割なので、関心の高さに驚きました。

 その他の3資産についての見学者は、荒船風穴は十数人、田島弥平旧宅、高山社は数十人と少なく、富岡製糸場とその他との関心度に格差があり、見学するようお願いしましたが、総合的なPRの必要性を改めて感じました。

 また、養蚕経験のある方について尋ねたところ、約3分の1で、西北毛と違い米麦を中心とした農村地帯で経験者が少ないようでした。

 

 最後に、「世界遺産 富岡製糸場と絹産業遺産」について理解を深めていただくとともにボランティア活動に参加している先輩たちを見ると85~6歳でも元気に活動しており、私自身の体験からも、身近のお宝の再発見やお宝を磨き上げる活動などに参加することが老化防止につながると思いますと結んで講演を終了しました。

 

千代田町民プラザの橋本稔様、教育委員会田村恵子係長様、大変お世話になり有難うございました。

(N.T記)

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富岡市銀座まちなか交流館での富岡製糸場世界遺産ん伝道師協会の活動報告

2015年07月22日 21時11分11秒 | 世界遺産伝道師協会
おはようごだいます。
 
6月・7月の活動写真をお送り致します。
 
 
「富岡の銀座まちなか交流館では 土日を中心に活動を続けています。
 繭クラフトでぐんまちゃん作りをしながら構成資産の解説です。
夏休みに入って子供たちが賑やかです。親子で共同作業ができる貴重な体験と時間を提供しています。
団体で時間が忙しい方も残念そうにしていきます。会員の皆様にも是非この活動に参加してください。
子供の声を聞くと元気がでますよ。」(M.T記)
 
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富岡製糸場に世界遺産の3構成資産外観模型を展示。

2015年07月18日 16時25分54秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡製糸場に3構成資産の外観模型が展示されました。

 

この程 世界遺産 富岡製糸場東繭倉庫パネル展示前に

「富岡製糸場と絹産業遺産」の構成資産 

・田島家旧宅(昭和初期)伊勢崎市  100分の一模型

・高山社跡(明治末期)藤岡市    100分の一模型

・荒船風穴(大正初期)下仁田町    50分の一模型

の外観模型がガラスケースに入り展示されました。

ご来館のお客様は現地に行くことなく、ここで、「富岡製糸場と絹産群」を構成する

資産を理解する事が出来る様になりました。

 

お客様のご意見 反応は

・富岡製糸場と絹産業遺産群が一度に観れて嬉しいです。

・素晴らしい模型ですね、現地に行ってみたい~

・全部を一日では、廻りきれないので有りがたいです

・世界遺産は富岡製糸場だけと思いました、他に3箇所も有るのですか、知らなかった。

 

・ここ(富岡製糸場)からどの位の時間で、それぞれの資産に行けますか

・車で行けますか、バスとかありますか

・行き方 地図等有りますか

・模型は素晴らしいが、説明員がいないので、良く理解出来ない

・構成資産模型の解説員はいないのですか

・パンフレットも欲しいです

・・・等 嬉しいお言葉や要望のご意見も耳に致しました。

(市川武男)記

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藤岡歴史館「日本を導いた高山社~養蚕教師の足跡」を見学しました・ 世界文化遺産登録記念一周年

2015年07月17日 11時34分52秒 | 世界遺産伝道師協会

世界文化遺産登録記念一周年特別企画展

藤岡歴史館「日本を導いた高山社~養蚕教師の足跡」を見学しました

 

世界文化遺産登録記念一周年記念特別企画展~「日本を導いた高山社~養蚕教師の足跡」が藤岡歴史館で8月30日(日)まで開催されています。

主催は藤岡市教育委員会です。7月13日(月)に時間が取れましたので見学させていただきました。

展示は、養蚕教師の足跡を展示したコーナー、と高山長五郎が改良した養蚕具を含めた「清温育」の指導に役立てられた養蚕道具の展示コーナー、漫画「高山長五郎の生涯」を描いたふくやまけいこ先生の原画の特別展示コーナー、及び「世界遺産認定書」のコーナーとなっております。

養蚕農具として珍しいのは、「手塚式安全蚕種催青器」や「雌雄鑑別機」、奥州座繰り器、養蚕用乾湿計などなかなかお目にかかれないものや、高山長五郎が明治40年第二回共進会記念絵葉書に載っているA~Eの養蚕具が展示されています。

「養蚕教師の足跡」の展示室は残念ながら撮影禁止となっておりますので、ここに紹介することができませんので是非ご自分の目で見ていただきたいと思います。

時間とすれば約1時間程で見学ができますので、伝道師の皆さまには是非見学して頂きたいと思います。

藤岡歴史館(藤岡市白石1291-1)電話0274-22-6999

         (K.K 記)

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6月21日「田島弥平旧宅・世界遺産登録一周年記念フェスタ」に行ってきました

2015年07月06日 05時58分50秒 | 世界遺産伝道師協会

6月21日「田島弥平旧宅・世界遺産登録一周年記念フェスタ」に行ってきました

 

6月21日「世界遺産登録一周年記念フェスタ」が田島弥平旧宅とその周辺で開催されました。

境島小学校の体育館では八木節や桑摘み唄など芸能発表や、目で見る島村の歩み」写真展が行われました。

メインは大型養蚕農家2軒の公開です。田島武平旧宅・桑麻館(現当主・田島信孝氏)の2階では養蚕に関する書類や道具が数多く展示されており、なかなか見ることが出来ない貴重な資料・道具を見ることができました。

現当主にお聞きしますと「田島弥平旧宅」を訪問される方々から“中を見学したい”との希望が多く寄せられているのに応えて、公開することにしたとのことです。

(5月15日から二階の公開が始まり、月・木を除く10時~12時、13~16時、大人200円、学生100円、中学生以下は無料)

二階の北側の窓が開けられていましたので「世界遺産・田島弥平旧宅」を二階から見ることが出来ました。

進水館(現当主・田島善一氏宅)では4階と言われる櫓に上ることができました。二階建てですが櫓は4階になるとのことです。

櫓の中は中央に柱があり左右に分かれているのが田島弥平旧宅と違っていました。桑麻館と同じく北側の窓が開けられており、そこから「世界遺産・田島弥平旧宅」を見ることができました。

イベント広場では「うどん・煮ぼうとう・野菜の販売」、新地集落センターでの「お茶会」もあり、世界遺産登録一周年を記念する催しとして賑わいました。

今回は大型養蚕農家二階の公開を目的に訪問しましたが、「世界遺産・田島弥平旧宅」を訪れる皆様にどのようにもてなしをしたらいいのか、の解の一端を感じました。

 

         (K.K 記)

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2015春4回目の「前橋市蚕糸記念館」の世界遺産伝道活動・座繰り製糸、桑の木クラフト体験活動報告

2015年07月04日 12時03分35秒 | 世界遺産伝道師協会

春4回目の「前橋市蚕糸記念館」の伝道活動報告
6月7日(日)、天候には恵まれましたが、バラ園のバラの花は満開を過ぎて花の数、来場者も少し少なく感じました。
しかし、バルコニーでの「桑の木クラフト」では準備が済んだと同時に来場者が見えられました。
その後も来場者が途切れる事なく、他のベンチでアンケートを渡して待って頂きました。

ご家族連れなど多人数のグループでいらして、お一人、お一人がお守りを作られるので、待ち時間も少しかかりました。
しかし、お待ち頂いたにも関わらず、A見伝道師の豊富な会話と世界に一つのお守りの出来上がりで喜んで頂きました。
富岡製糸場のすぐそばに住んでおられたご夫婦、片倉時代にお勤めされていらした方のお話等、毎回、参加させて頂くたびに、群馬の事を学ばせて頂いております。


お守りの乾くまで館内の「座繰り体験」をご案内致しました。
館内では列をなした来場の方々に座繰り指導と解説をK嶋伝道師、Y澤伝道師が活動致しておりました。
団体でいらした方々は集合時間に間に合わなくて、体験を断念された方もおられました。



また、「桑の木クラフト」でも、お時間がなく、半乾きのお守りを手に提げて、お持ち帰りになられました。
県内をはじめ、東京、栃木等各地から85名の方が体験されました。

 
A見伝道師のお守りが「世界のたからもの」の仲間入りをして1年の群馬県の世界遺産も守って頂けるようにと、一つ一つお持ち帰り頂くと共に是非、今度はお時間を作り、おいで頂きたいとの伝道師の気持ちをお伝え致しました。


本日の活動参加者はK嶋静江、Y澤朗夫、A見隆、T平和子でした。
(K.T 記)

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2015年春世界遺産運動・「蚕糸記念館体験アンケート」(前橋市)から見えること

2015年07月03日 19時52分01秒 | 世界遺産伝道師協会

2015年春「蚕糸記念館体験アンケート」から見えること

 

前橋市・敷島公園ばら園内にある蚕糸記念館で春と秋の“ばら園祭り”期間中に、伝道師協会では前橋市文化財保護課からの依頼を受け、座繰り・桑の木クラフト体験及びパネル展示・解説を各日4名の伝道師で行っています。

今春も4日間活動を行い、体験者にアンケートの協力をいただきました。

この度、同課蚕糸記念館担当者から「アンケートの集計報告」をいただきましたので以下に取り纏めて見ました。

*座繰り・桑の木共に体験され、両方のアンケートに協力いただいたケースの把握はしていません。

◆アンケートの回収状況について
・座繰り体験者204名中110名の方に協力いただき⇒53.9%の回収率でした。

体験された方の個々にアンケートの協力依頼がしやすいといった点があります。
・桑の木クラフト体験者は286名中108名の方で⇒37.8%でした。

家族みんなで体験しても代表が協力するということもあり、低くなっていると思います。

◆どちらから来られたか聞いていますが、座繰りは前橋市内(29%)県内(40%)県外(31%)、桑の木は前橋市内(29%)県内(44%)県外(27%)でした。

◆体験された方は、座繰り・桑の木共に年代を問わず皆様に体験いただいことが改めて分かりました。また女性の方が多い(座繰り・桑に木共には68%)のも実感です。


◆蚕糸記念館を知っている方が予想以上に多く(座繰り40%、桑の木51%)、蚕糸記念館に関する設問を増やすことを提案したいと思います(知っているか、というだけの設問です)。


◆桑の木クラフトは赤見隆伝道師が以前からされている木のクラフトに、世界遺産に因み桑の木と絹糸で作成するストラップで、14名が知っていて体験したというのは人気があるということと、前橋近辺では“赤見伝道師と桑の木クラフトは一体として知名度があるということとだと思います。

◆設問「座繰りを知っていたか」、前橋市内、県内・県外別にみると次のようになりました。
前橋市内は、知っていた15名:知らなかった16名と拮抗も僅かに知らない方が多い。
県内では、17名:24名と約6割は知らなかった。
県外の方は、7名:25名と約8割が知らなかったという結果でした。
この設問から、世界遺産を理解いただくうえで、製糸法の歴史を知っていただくことも大事だと思います。

 蚕糸記念館は「旧蚕糸試験場事務棟」として群馬県重要文化財に指定され、又室内に展示の養蚕・製糸用具は「前橋の養蚕・製糸用具及び関連資料」として国登録有形民俗文化財に指定されています。

いずれも「ぐんま絹遺産」として世界遺産の4資産と共に登録されており、“ぐんまのたからもの”をネットワーク化し、保全や絹産業や観光の振興、地域活性化に活用を図ろうとするものです。

秋の活動は10月17日(土)~11月8日(日)の「ばら園祭り」期間中に4日行いますので是非ご来館頂きたいと思います。(見学は9時~16時、入場は無料です)

(K.K記)

 

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