富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

伊勢崎市境小学校での活動報告 (世界遺産学校キャラバン)

2019年03月31日 18時56分54秒 | 世界遺産伝道師協会

伊勢崎市境小学校での活動報告

 

平成31年1月24日(木)伊勢崎市立境小学校三年生の学校キャラバンを行いました。

12時50分集合と言う事でしたので、余裕をみて行きましたが、皆さん随分早く着いた様子で、もう準備が終わっていました。

いつもは図書室に集合し挨拶をしてから生活科学室へ戻るということでしたが、急遽生活科学室に全員集まり児童たちが動いてくれました。と、いうのは私達が図書室へ行ったり生活科学室へ戻るのは迷路の様な廊下と階段で大変な事なのです。

三年生は2クラスで1クラスは世界遺産についての学習を広岡さんから、1クラスは座繰り体験で安田さん、梨木さん、金井さん、渋澤です。

安田さんは全体を指導しながら煮繭をし、気配りをして下さいます。

座繰り体験が始まる前に、先ず安田さんから皆さんたちにお願いがありますと言う事で「熱いお湯があるので危ないから気をつける事」「指に絶対糸をまかないこと、とれなくなってしまいます」との注意があって、いよいよ座繰り体験が始まりました。

座繰り器の横に座ると皆どうしても右手を出し、回したがりますが、左手で回し右手は大事な作業をするのですよと伝えました。

だいぶ慣れ、皆で教え合いながら交代で行い、その間に、繭を足して糸が引き込まれていく感触も体験していただきました。

境小三年生は蚕の卵をかえすところから飼うそうです。

蚕はかわいいと皆思っていますが、座繰りをしていて、いざサナギが出てきたら、びっくりしている子供、また興味ぶかくおそるおそる触れる子供、感心していた子供もいました。

最後に改めてどうして左手で回すのだろうか?右手はどうするのかなあ?と質問すると「うーん」と考えこんでしまう場面もありました。

金井さんが説明しましたら納得しましたが、足まで使って作業するの?といってびっくりしていました。

安田さんが、境には世界遺産があるのよ、すごい所よねと話していました。改めて児童たちも、世界遺産との係わりの知識を広めたと思います。

境には他に境赤レンガ倉庫があります。大正八年に繭の保管庫として建設されたレンガ造りの倉庫です。

今は、展示・イベント等あり、田島弥平旧宅又は赤レンガ倉庫でスタンプ台紙をいただき、島村地区養蚕農家群スタンプラリー等あります。大勢の皆さんに出掛けてほしいです。

授業が終わり、北側門の玄関で荷物を積んでいたら男子児童がわざわざきて、「今日はありがとうございました」と挨拶をしていただきました。そのあとに又「インフルエンザにかからないように」と言われ広岡さんと私は、反対にビックリしました。風が強くふいているのにかえって恐縮してしまいました。子供たちの態度等にも感心し境小を後にしました。

あっという間の学校キャラバンでしたが私自身勉強させていただき有難うございました。

そして大変お疲れ様でした。

本日の担当はY田、H岡、N木、K井、S澤の5名でした。 (S澤:記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡銀座まちなか交流館「平成31年2月の活動報告」

2019年03月31日 15時28分51秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡銀座まちなか交流館「平成31年2月の活動報告」

 

◯2月3日(日)2月最初の日曜の「節分」を前にして、当交流館多くの立寄り者が見られた。本日の担当者は二名であったが、解説回数は8回を数えた。来館者は県内関係者10名、東京都10名、神奈川県横浜市より6名、北海道より3名。いずれも解説に耳を傾けてくれた。K澤壮子伝道師がお昼近くに所用で見え、活動をお手伝い下さったので大変助かりました。有難うございました。(N嶋 弘 記)(活動伝道師 U原一美 N嶋 弘)

・勉強になりました。本当に来れて良かったです。(北海道)

・6才になった日に作りました。(群馬)

・繭と触れ合う事もできたし、手作り体験もできたので、楽しい一日となりました。ありがとうございます。(東京)

・素敵なお時間をありがとうございました。楽しかったです!(神奈川)

🏠北海道1・群馬2・東京5・神奈川2(ご感想記入10名/組)(製糸場入場者1122名)

 

◯2月10日(日)本日は三連休の真ん中、昨日は関東地方大雪の予報でしたが、心配されたほどではなく、富岡はまったく降らず。本日は、風は冷たかったけれど良い天気に恵まれ、製糸場も朝から久しぶりにお客様の列が出来ていました。交流館も、小さな子どもさんをつれた家族連れが大勢みえて、賑やかな一日でした。繭クラフトを作らない大人のお客様も伝道師の解説を熱心に聞いてくださり、関心の高さに楽しく活動することができました。お話しを聞くと、製糸場のほか、県内のサファリパーク、こんにゃくパーク、伊香保、わたらせ鉄道をまわって下さるとの事、うれしい限りです。三時過ぎまでお客様が途切れず、たくさんの笑顔を見ることができました。

 太田市から家族4人で寄ってくださった狩野さんの御長男(小4)が、群馬プログラミングアワードで2年続けて入賞していて、交流館の写真を撮って自分でプログラミングしたインターネットのアプリに載せてくれるそうです。「🔍 スクラッチ tsumugiK  」で見る事ができます。是非見て下さい。N島副会長より逆バレンタインプレゼントいただきました。有難うございました。(S藤裕子 記)(I井規雄 U原一美 S藤裕子)

・楽しく作れて良かったです! よいお話しを聞けました。🔍スクラッチ tsumugiK  (群馬)

・繭の中にサナギがいたのは驚きでした。楽しくお話ししながらストラップ工作体験できました。(神奈川)

・楽しく作らせていただきました。(大阪)

🏠栃木1・群馬2・千葉1・神奈川2・大阪1(7)(1873)

 

◯2月17日(日)風が冷たい一日でしたが、5組20名の家族連れの方々が足を運んでくれました。本日は皆さん、関東からの方で、なかには蛹をいやがる男の子もいました。繭を初めて見るお父さんもいて、皆さん興味津々に繭クラフトを体験してくれました。なかには、富岡の町が好きで、市内の食べ歩きを目的に寄ってくれた親子さんもいました。お客様と会話を楽しみながら、先輩伝道師の黒澤さん、除村さんに助けていただきながら、一日楽しく活動をする事ができました。上町駐車場には大型バス13台でした。バスのお客様はこちらをのぞきながら駐車場に向かっていかれました。(K暮和子 記)(Y村和子 K澤壮子 K暮和子)

・かんたんでかわいくできました。(群馬)

・つくれてよかったです。(群馬)

・楽しかったです。じょうずにできました。(千葉)

🏠群馬3・埼玉1・千葉1・東京1・神奈川1(7)(1462)

 

◯2月24日(日)天候に恵まれ、穏やかな一日でした。午前中は来客者が少なかったが、午後から多くの人が訪れ楽しそうにぐんまちゃんの繭クラフトに挑戦してくれました。来客者が少なくなると、交流館の外に出て「繭クラフトをしていきませんか。」「寄っていって下さい。」などと声掛けをして交流館に寄ってもらうようにしました。「寄ってよかったです」「楽しい体験ができました。」「またよろしくお願いします。」などと感激して帰られる人もいました。繭クラフト体験中に四資産の世界遺産とのかかわりや、蚕の神秘性などをわかりやすく解説するように努め、なかには握手を求めるような人もいました。伝道師として少しでも役に立てたのか、あのような解説でよかったのか、などと、喜びとともに自問をする場面もありました。パネル解説に真剣に聞き入る姿を見て、さらに楽しく、わかりやすい解説に努めていかねばならないと痛感した次第である。わざわざ立ち寄ってくれた来館者によい思い出となるよう伝道を深めていきたい。外に出て呼びかけをすると入館者が増えることを実感した。(I井規雄 記)(Y村和子 U原一美 I井規雄)

・ありがとうございました。また来ます。(福島)

・子供2人とホルモン揚げ食べに来ました! かわいい繭クラフトが作れて嬉しかったです。(群馬)

・とても勉強になりました。ありがとうございました。(千葉)

・楽しく作ることができました。ありがとうございました。(山梨)

・楽しかったです。ありがとうございます(^^)/ (三重)

🏠福島1・茨城1・群馬8・埼玉1・千葉1・山梨1・三重1(14)(1547)

 

◎お客様の都道府県内訳:北海道1・福島1・茨城1・栃木1・群馬15・埼玉2・千葉3・東京6・神奈川5・山梨1・三重1・大阪1(計1都1道1府9県 計38名/グループ)

 2月は日曜日計4日間活動が行われました。当館は、主に関東地方のお客様が多いのですが、厳寒の当月にもかかわらず、北海道、福島県、山梨県、三重県、大阪府の遠方からのお客様もお寄りいただきました。寒さ厳しい2月にいらしたお客様、活動伝道師の皆様、有難うございました。(上原一美)

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蔵の町、速水堅曹生誕の地川越で伝道活動

2019年03月29日 16時51分37秒 | 世界遺産伝道師協会

蔵の町、速水堅曹生誕の地川越で伝道活動

3月22日(金)午後1時より午後4時まで東武線4駅キャラバンの一環として、K下部邦彦、O田三枝子、N塚晶彦、I井規雄の4名(順不同)の伝道師が参加して東武東上線川越駅で伝道活動を行いました。同川越駅改札口前のコンコースには川越のシンボルである「時の鐘」を模した案内板「驛の鐘(えきのかね)」が設置され、川越をPRしていました。

川越は、明治3年前橋町細ケ沢(現前橋市住吉町)に日本で最初の器械製糸を導入した藩営前橋製糸所の創設者でありその時代から富岡製糸場の開設に深く関わり、富岡製糸場の所長を2度務め、草創期の富岡製糸場の経営に敏腕を振るった速水堅曹の生誕の地です。このようなことを考えると川越が身近に感じられ、伝道にもなぜか力が入ってきました。また、世界遺産富岡製糸場の礎を築いた速水堅曹の生誕の地で伝道活動ができることを光栄に思ったりしました。

さて、今回の伝道はバンフレット配布(メインを中心に、絹めぐり等)を主としたものですが、ときにはパンフレットを開きながら4資産の価値や関係をわかりやすく解説しながら配布することに努めました。駅長さんも私たちの伝道を歓迎してくださり、多忙な仕事の合間を縫って私たちのパンフレット配布にも加わってくれました。

私たちの伝道は東武川越駅改札口を出たところと、直結したJR川越駅との共通の連絡通路(東口と西口に通じる)で行いましたが、乗降客や通路を利用する人たちで混み合い、パンフレットを快く受け取ってくれる人が多く見られました。ときには背後から「そのパンフレットください」とか「前から関心をもっていたのでそのパンフレットいただけませんか」と自らパンフレットを求める人もいました。また、「がんばってください」という激励の言葉も多く聞かれました。

中には「ツアーで行きたいので何部かください」というやや年配の女性からの声掛けもありました。パンフレット解説後心に響くものがあったのか、「すみません。あなた様の名刺をいただけませんか」などと請う人もおりました。相手が何を求めているのかをよく知り、ときには聞き手になり、相手の心に迫る伝道に心掛けねば…と痛感した一瞬でした。

なお、この日は外国の若い人が在籍する日本語学校の卒業式があったようで、英語版「富岡製糸場と絹産業遺産群」のパンフレットがたちまちのうちになくなりました。

本日は3時間立ち通しといった状況でしたが、疲れも見せず全員が全力でパンフレット配布に当たってくれました。

定刻の午後4時に伝道活動を中止し、簡単な反省会を持ち、川越を後にしました。天候に恵まれ、田島駅長さんや駅員さんから温かいもてなしや心遣いを受け、たくさんの人々と出会い伝道活動ができたことを感謝しつつ家路に向かいました。

末筆ながら東武鉄道営業統括本部の広瀬さんには終始お世話になったことを付記しておきます。皆さん本当にお疲れ様でした。    

 (I井 規雄 記)

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡製糸場世界遺産伝道師協会、煮繭と座繰り講習会

2019年03月29日 11時29分11秒 | 世界遺産伝道師協会

煮繭と座繰り講習会
3月9日(土)、群馬県立日本絹の里にて「煮繭と座繰り講習会」が開催されました。今回の参加者は、N塚、J保明、M寺、I井規、S藤裕、S藤登、O塚初、Y田知の8名と研修担当の井上雄さんでした。講師は元県蚕糸園芸課・絹主監の狩野寿作さんでした。


午前は、製糸技術の移り変わり、座繰り生糸の特徴、座繰り製糸法、座繰り製糸上の注意事項、用語の説明のレクチャー、その後座繰り実習を行いました。糸を挽くのに繭を煮るのが一番難しい、糸をひく時の一番の注意点は、同じ太さの糸を挽く、左手はゆっくり廻して右手は素早く廻すことだそうです。


午後は座繰り生糸の揚げ返しの実習を行いました。ネパールに滞在して現地の製糸産業に関わる仕事の経験のある講師の先生からは、日々の地道な努力が感じられました。一日有難うございました。また、一日実習の補助をしてくださった伝道師の安田さん、朝から講習会を見守ってくださった事務局の石原さんに感謝いたします。


もっとたくさんの人に「座繰り体験」を楽しんで頂けるように今回の講習会で学習したことを今後の伝道師活動に活かしていきたいです。

 

 

 


(Y田知子 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富岡製糸場世界遺産伝道師協会が境島村の「見本桑園」改植に協力

2019年03月24日 23時16分22秒 | 世界遺産伝道師協会

境島村の「見本桑園」改植に協力

                                                     31.3.7

                                                            

3月7日(木)、世界遺産の田島弥平旧宅北の桑畑で「ぐんま島村蚕種の会」による「見本桑園」の改植作業に伝道師協会が協力して実施されました。

この島村の見本桑園の始まりは、平成20年に開催された「全国植樹祭」の「桑の海」として使用された桑の提供を受けて、伝道師協会が植栽に協力して実現したものです。

その後、群馬県原産の品種や県内で広く普及していた桑を中心に、21品種の桑を植栽して「見本桑園」としたものです。その桑も今は立派に生長し、現在では島村を代表するビュースポットの「桑の海」を出現するとともに、桑の葉は「桑茶」に加工され島村を訪れた観光客の土産物として販売されているほか、地元で養蚕に挑戦している金井伝道師に提供されているそうです。

しかし、近年、桑の病気である紋枯れ病に罹って枯死する桑が多くなったことから、3ケ年計画で改植されており、今年はその3年目の改植となったものです。

朝方まで降っていた雨も止みどんよりとした空模様の中、集合時間の10時には、作業服に身を固めスコップを手にした「ぐんま島村蚕種の会」から10名、伝道師協会からは13名が参加し、総勢23名で桑苗の植え付け作業が行われました。作業開始に当たって「ぐんま島村蚕種の会」の栗原会長から挨拶があった後、一斉に作業に取りかかりました。すでに桑を植栽する場所は桑株を伐根し整地されてありましたので、植栽作業はスムーズに進捗しました。植栽した桑苗は、かつて島村地域で一番多く作付けされていた「一ノ瀬」という品種で、100本の苗を2か所の畑に分けて植え付けしました。

桑苗の植付け方法は、株間90cm、畝間180cmで深さ20cmほどの穴を掘り、L字形の根の先端を北側に向けて土を埋め、地上10cm位の所で剪定し、作業終了です。

慣れない桑植え作業も参加者が多かったため、11時前には終了してしまいました。

このため、昼食には少し早いことから参加した伝道師全員で近くの田島弥平旧宅を訪れ、展示室で弥平に関するビデオを見てから、復元作業中の通称「別荘」と云われている建物の現場で解説員の説明を受けて見学しました。その後、旧島村小学校に向かい校舎を改修して再オープンした「田島弥平旧宅案内所」の資料展示室を見学しました。以前の案内所よりも展示室が広くなり、資料の展示数や展示内容も充実しており島村の歴史や遺産を知るガイダンス機能を有する立派な施設となっていました。30分ほど見学してから伝道師が経営する「そば店」で昼食を摂り、当日の日程は終了しました。

なかなか体験することの出来ない桑の植栽と併せて、島村の遺産や先人の偉業を知る研修会となり大変有意義な一日を過ごす事が出来ました。(M田 睦 記)

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東武池袋駅(袋駅西口付近のコンコース)での世界遺産伝道師協会活動報告

2019年03月23日 22時27分38秒 | 世界遺産伝道師協会

3月14日(木)池袋駅西口付近のコンコースで1300~1600の間、伝道師5名による伝道活動を行いました。

今回は、活動時間、スペース等の関係でパンフレット配布のみの活動となりました。

活動中、気がついた事は、歩きスマホで足早に通り過ぎて行く通行人が多かった事です。その為、人の流れを阻害しないように声掛けや御案内をするタイミングを各人が工夫をこらしての活動となりました。

また、今回はインバウンドで増加している外国人の方にも対応できるよう英語版の公式ブックレットも準備し積極的に声掛けを行いました。

配布のみならず、お話をさせていただいた方には各構成資産の改修工事進捗状況や周辺の観光情報も併せて御案内させていただきました。

最後になりますが、事前送付した資料等の保管や活動場所の調整に御協力いただいた東武鉄道の根本様に感謝申し上げます。



今回参加の伝道師は、K下部邦彦、K谷美千代、S田道代、T平和子(順不同)及びT越朗の5名でした。皆さんお疲れ様でした。
(T越朗 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

伝道活動報告(石段ひな祭りでの伝道活動;平成31年3月2日、3日)

2019年03月22日 19時09分48秒 | 世界遺産伝道師協会

伝道活動報告(石段ひな祭りでの伝道活動;平成31年3月2日、3日)

 

伊香保温泉石段ひな祭りでの伝道活動の報告です。

参加した伝道師は、2日は、Ñ島進、K嶋静江、I田みち子、M下寿美江、N屋和幸の5名、3日は、M田睦、I上雄二、K井拓美、O田三枝子、N屋和幸の5名でした。

活動内容は、パンフレットの配布を行いました。

両日とも、蚕糸技術センターに9時半に集合し、1台の車に同乗して会場に向かいました。

1日目は、穏やかな比較的暖かな日で、寒さを覚悟してきた割には、過ごしやすい1日でした。

2日目は、1日目と打って変わって寒い1日となり、お昼ごろには、雪がぱらつき始め、

ひな壇には、子供たちへの雨雪対策のブルーシートが、張られていました。

(何とか準備したかいがあったものでした)

1日目は地元の保育園児が、2日目は、一般公募の子供たちがお雛様の格好をします。今年で公募は、20回目だとのことです。1日目に比べて2日目のほうが若干人出は多かったようです。

パンフレットは、比較的スムーズに受け取ってもらえましたが、最終的には、1日目も2日目も約350部と例年の半分ぐらいで全体の人出は、少し少なかったのかもしれません。

また 世界遺産の紹介ですというと「もう行ったよ」という方が多く話をすると相変わらず富岡製糸場のことしか知らない人がほとんどなのは、例年と変わらず残念な限りです。

プロ・アマカメラマンの中には、伝道活動のたびにお会いする何人か顔なじみの方もいらっしゃいました。「良い写真取れましたか」と聞くとどなたもニコニコ顔でした。

無料の“お餅”の配布、 “甘酒”のふるまいもありわれわれも少しありつけました。

“お餅”の配布は、長蛇の列でその都度大人気でした。

餅つきは、2日目は、渋川市の高木市長も行い体験した伝道師もいました。

活動場所では、伊香保商工会、伊香保観光協会、渋川市観光課の方たちを中心としたいくつかの団体が連携しての見事な活動ぶりが印象的でした。

また 丸本館には、荷物の保管等いつもお世話になっています。

今回もどうもありがとうございました。

 

参加された伝道師の方もどうもありがとうございました。

(庭屋 和幸 記) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沿線に二つの世界遺産 ー東武・北千住駅キャンペーンー

2019年03月22日 18時47分38秒 | 世界遺産伝道師協会

沿線に二つの世界遺産

ー東武・北千住駅キャンペーンー

 

「千じゆと云所にて船をあがれば、前途三千里のおもひ胸にふさがりて、幻のちまたに離別の泪をそそぐ。 行春や鳥啼魚の目は泪。」 (『奥の細道』松尾芭蕉)

松尾芭蕉が今から330年前の、元禄2年(1689)3月、船から上がって奥の細道への第一歩を記した千住の地、東武鉄道北千住駅構内のコンコースにおいて、3月8日(金)午後1時から4時までの予定でキャンペーンを行った。参加者は都内からY海玲子伝道師、富岡からS藤登伝道師、前橋からM田夕香伝道師、O田から築比地の4名である。

北千住駅は東京の北の玄関口にあたり、JR常磐線、東京メトロ千代田線・日比谷線、東武伊勢崎線、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)の5路線が乗り入れており、1日の乗降人員は約160万人で、新宿、渋谷、池袋に次ぐ都内第4位、世界第6位のターミナル駅である。

東武鉄道は日光市の「日光の二社一寺」と伊勢崎市の「富岡製糸場と絹産業遺産群、田島弥平旧宅」の二つの世界遺産を沿線にもつ、JRを除いた関東唯一の私鉄である。

  

午後1時、東武北千住駅長や助役が激励に見え、先週(1日)の浅草駅同様に記念の写真を撮り活動を開始した。「伊勢崎線の伊勢崎市に世界遺産の田島弥平旧宅がある」を強調することにし、東武境町駅から島村の渡しや伊勢崎駅からバス利用など利根川北岸からのアクセスをPRしながらチラシを配布した。

 また、島村から車で10分程の利根川北岸には新田次郎の小説『八甲田山死の彷徨』が映画化された際、高倉健が演じた福島大尉の菩提寺や、徳川家康の先祖徳川(世良田)義季の建立した長楽寺、2代将軍秀忠建立の東照宮が移築されていること。周辺には『太平記』の舞台の一つ国指定史跡「新田の荘遺跡」が広がり、20~30分車に乗れば、国宝の妻沼の聖天様や足利の国宝大日尊鑁阿寺、日本遺産の桐生などの情報も付け加えながら活動した。

 中央改札口のコンコースへは電車が着くたびに人が行きかい、慌ただしくなる中で4名は四方に分かれて効率的にチラシを配り、2時間弱で持ち込んだ500枚を配り終えることが出来た。さすが世界第6位のターミナル駅である。

4人でチームを組むのは初めてなので、残りの1時間程は駅ビル北千住ルミネ8階の喫茶店において、自己紹介を兼ねて伝道師になった動機や最近の活動についてなど情報交換を行った。

東武北千住の駅長さん、助役さん、金田さんには構内放送で世界遺産キャンペーをやっていることをたびたび告知していただくなど大変お世話になり有難うございました。

参加伝道師の皆さんお疲れ様でした。             

 (T比地規雄)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

群馬プレディストネーションキャンペーン  JR上尾駅で世界遺産伝道活動 

2019年03月21日 20時51分39秒 | 世界遺産伝道師協会

群馬プレディストネーションキャンペーン

 JR上尾駅で伝道活動      

去る3月2日(土)JR上尾駅で「心にググっとぐんまわくわく体験新発見」をテーマに群馬プレディストネーションキャンペーン(ググっとぐんま観光宣伝推進協議会等主催)が催され、S藤和男、T田洋子、M寺清江、I井規雄の4名の伝道師が参加して伝道活動を行ってきました。

前日は雨天でしたが幸運にも天候に恵まれ、朝から快晴。改札前の自由通路で伝道活動が行われるので、昨年のことも考慮に入れ、「防寒への配慮」を各伝道師にお願いしましたが、その心配はほとんどありませんでした。

当日は高崎始発の電車に乗り合わせ、会話を交わしているうちにあっという間に上尾駅に到着。今回は会場の関係からパンフレットの手配り配布(各500部)のみの伝道活動で、簡単な打ち合わせの後、早速袋詰めの作業に入りました。パンフレットを揃えワンセットにする人、キャンペーン用のビニル袋を開ける人、パンフレットを袋に入れる人、そして袋詰めされたパンフレットを配布しながら伝道する人、と分業で作業を進めました(皆無言で袋詰めに集中)。500部の袋詰め作業はかなり時間を要しましたが、伝道師は少しも疲れも見せず「何のその」といった様子でした。

袋詰めをしている段階から「すみません。いただけませんか」と申し出る人もかなりみられました。なかには「これおいくらですか」と尋ねる方もおりました。たくさんの方が自らパンフレットを求めてくれる様子を見て、幸先のよい伝道活動のスタートを感じ取ることができました。

10時にはイベント代表者が集合して朝礼があり、本県観光物産課のH口さんから会場責任者としてのあいさつ並びに諸連絡がありました。予定通り10時30分のオープン前にはわが伝道師協会の準備はすべて整い、みんなで袋詰めされたパンフレットの配布・伝道に移りました。

会場中央に特設されたステージではぐんまコンシェルジュの娘さんがぐんまの観光PRを盛んに行うとともに、「ぐんまちゃん」とのじゃんけん大会やぐんまちゃんとの写真撮影などを呼び掛けていました。上尾の駅長さんは安中出身の方で、私たちの伝道を温かく迎え、いろいろと配慮してくれました。途中堀口さんから「ステージで富岡製糸場と世界絹遺産群のPRをしませんか」とお声がかかり、どうしようかと思ったのですが折角の機会を与えられたので、ほかの伝道師の人にもステージに上がってもらいPRをさせていただきました。足を止めて聞いてくれる人がいたり、人々の真剣な眼差し、拍手等に接したりしたとき私たちもさらにがんばらねばならないと痛感した一瞬でした。

ほかのイベントと重なったためか昨年に比べ参加団体はやや少なかったようですが、どの市町村も声を張り上げ盛んに観光PRしていました。私たちも、群馬県の世界遺産に訪れてほしい旨PRしながら力を合わせてパンフレットを配布しました。群馬県出身の人も何人か見られ、懐かしい養蚕の話などに花が咲くようなことがありました。概して、富岡製糸場は見学したことがあるが、ほかはまだ…という人が多かったように思います。「行かなくてはねえ…」と恐縮して応える人もおり、群馬の世界遺産に関心をもち「いつかは行ってみたい」とする人も多かったように思います。

本伝道活動では、多くの人が快くパンフレットを受け取ってくれ、終了時刻を待たず用意した500部が全部無くなってしまうという状態でした。全員の伝道師が力を合わせ、全力で伝道に当たってくれた一日であったように思います。午後3に終了し後片付けを済ませ、電車に乗り込み高崎へと向かい家路に就きました。

なお、上尾駅長さんには私たちのために控室(会議室)を用意してくださり、昼食にはほかほかの「かつライス弁当」のご厚意にも預かり、申し訳なく思っています。舌鼓を打つほどおいしいお弁当で、疲れもどこかへ吹き飛んでしまいました。上尾駅長さんはじめ駅員さんの温かいおもてなしを受け存分に活動ができたことに感謝したいと思います。

今日一日を振り返っていろいろな人と出会い、私たちの伝道を真剣に受け止めてくれた人々のことを思い「楽しい伝道だった」と感想を述べる伝道師も見られました。

                              (I井 規雄記)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一般モニターツアー(臨江閣)での座繰り体験指導;平成31年3月16日

2019年03月20日 22時31分15秒 | 世界遺産伝道師協会

一般モニターツアー(臨江閣)での座繰り体験指導;平成31年3月16日

 

前橋観光コンベンション協会が、前橋市内で「発酵」をテーマにしたバスツアー「まえばし発酵めぐりの旅」を開催するにあたり、そのコースに臨江閣見学を入れそこでの座繰り体験指導を依頼され実施しました。

様々な発酵食品を楽しんでいただく合間に、前橋の絹文化の一端を理解してもらおうとのことです。

これは、昨年9月に実施したマスコミ向けのツアーに続いての一般公募のモニターツアーです。

無料というのが興味を引いたのか15名程度の募集に300名以上の応募があり、人数を絞るのに大変だったとのことです。

(夫婦あるいは友人同士で参加したいという複数参加希望は困ったとのこと)

基本的には、今後のご意見を戴ける方ということで13名の方の参加になり、埼玉の方が多いいとのことです。(当日は、キャンセルもあり、10名の参加でした)

順路は、高崎駅、前橋駅を出発して午前中は、“原島屋総本家(焼きまんじゅう)”経由で“臨江閣”見学でその時に座繰り体験をしてもらうという試みです。

当日は、9時半ごろから準備に入りお土産用の座繰り糸を作って待機していました。

待機している間に一般の親子連れが興味を持たれたので体験していただきました。(丁度朝、臨江閣で“ほたるの幼虫の放流”の体験後だったとのことです)

予定した11時頃にツアー客は、到着しました。

皆さんへ、世界遺産のパンフレットを配布し、体験前に前橋観光コンベンション協会の方から伝道師協会の紹介もしていただいての体験指導になりました。最初は皆さん恐る恐るという感じでしたが、一人が体験しだすと皆さん自分が体験したり他の方の体験中を撮影したりと大忙しでした。ほとんどの方が、座繰りを見るのは初めてで興味津々の様子でした。ただし、富岡製糸場に行ったことのある方は聞いたところ皆無でした。今後の見学に期待したいです。予定の30分はあっという間に過ぎツアー客は、次の予定場所の“とんとん広場”(生ハム醸造庫の見学&昼食)へ向かいました。その後は、“チーズ工房スリーブラウン”“柳澤酒造”を見学の予定だそうです。

とにかく 短時間の密度の濃い伝道活動でした。

この内容をモニターの方の意見も参考に、一般ツアーへとつなげたいとのことでした。

今回の活動は、K嶋静江さんM下寿美江さんの2名にN屋が写真と報告書のために参加しました。

実施に当たっては、臨江閣の担当者、前橋観光コンベンション協会の赤堀課長、藤田係長徳田さんには、大変お世話になりました。

今後もよろしくお願いいたします。

(N屋 和幸 記)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする