伊勢崎市境小学校での活動報告
平成31年1月24日(木)伊勢崎市立境小学校三年生の学校キャラバンを行いました。
12時50分集合と言う事でしたので、余裕をみて行きましたが、皆さん随分早く着いた様子で、もう準備が終わっていました。
いつもは図書室に集合し挨拶をしてから生活科学室へ戻るということでしたが、急遽生活科学室に全員集まり児童たちが動いてくれました。と、いうのは私達が図書室へ行ったり生活科学室へ戻るのは迷路の様な廊下と階段で大変な事なのです。
三年生は2クラスで1クラスは世界遺産についての学習を広岡さんから、1クラスは座繰り体験で安田さん、梨木さん、金井さん、渋澤です。
安田さんは全体を指導しながら煮繭をし、気配りをして下さいます。
座繰り体験が始まる前に、先ず安田さんから皆さんたちにお願いがありますと言う事で「熱いお湯があるので危ないから気をつける事」「指に絶対糸をまかないこと、とれなくなってしまいます」との注意があって、いよいよ座繰り体験が始まりました。
座繰り器の横に座ると皆どうしても右手を出し、回したがりますが、左手で回し右手は大事な作業をするのですよと伝えました。
だいぶ慣れ、皆で教え合いながら交代で行い、その間に、繭を足して糸が引き込まれていく感触も体験していただきました。
境小三年生は蚕の卵をかえすところから飼うそうです。
蚕はかわいいと皆思っていますが、座繰りをしていて、いざサナギが出てきたら、びっくりしている子供、また興味ぶかくおそるおそる触れる子供、感心していた子供もいました。
最後に改めてどうして左手で回すのだろうか?右手はどうするのかなあ?と質問すると「うーん」と考えこんでしまう場面もありました。
金井さんが説明しましたら納得しましたが、足まで使って作業するの?といってびっくりしていました。
安田さんが、境には世界遺産があるのよ、すごい所よねと話していました。改めて児童たちも、世界遺産との係わりの知識を広めたと思います。
境には他に境赤レンガ倉庫があります。大正八年に繭の保管庫として建設されたレンガ造りの倉庫です。
今は、展示・イベント等あり、田島弥平旧宅又は赤レンガ倉庫でスタンプ台紙をいただき、島村地区養蚕農家群スタンプラリー等あります。大勢の皆さんに出掛けてほしいです。
授業が終わり、北側門の玄関で荷物を積んでいたら男子児童がわざわざきて、「今日はありがとうございました」と挨拶をしていただきました。そのあとに又「インフルエンザにかからないように」と言われ広岡さんと私は、反対にビックリしました。風が強くふいているのにかえって恐縮してしまいました。子供たちの態度等にも感心し境小を後にしました。
あっという間の学校キャラバンでしたが私自身勉強させていただき有難うございました。
そして大変お疲れ様でした。
本日の担当はY田、H岡、N木、K井、S澤の5名でした。 (S澤:記)