富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

「藤岡まつり」での世界遺産活動報告

2016年08月21日 15時13分03秒 | 世界遺産伝道師協会


 

7月24日(日)午前10時から午後3時30分まで、藤岡市中央公園において開催された「藤岡まつり」で活動を行いました。夏休み最初の日曜日で、ちびっ子相撲大会等が開催されていることもあり、大勢の親子連れで賑わっていました。当日の天気は、曇り時々晴れで午後は結構日差しがありました。

活動内容は座繰り体験、繭クラフト制作、及びパネル展示等であり、参加者はI川武男さん、O田三枝子さん、Y村和子さん、Y井恵美子さん、N岸五百子さんとI﨑の6名で、隣接する高山社顕彰会のブースで活動していたM寺清江さんもお手伝いしてくれました。

私が会場に着いたのは午前8時30分頃でしたが、ちびっ子相撲大会の会場は既に多くの観客が集まっていて賑やかでした。午前9時前にI川さんとY井さんが見えたので私たち3人でブースの場所を確認した後、I川さんの車から資機材を降ろし活動の準備にとりかかりました。午前9時過ぎには参加者全員が集まったので、机や椅子及び幟旗等の設置、並びに座繰り体験及び繭クラフト制作の準備等、I川さんの指示の下、資機材の配置を要領よく行いました。準備完了後、I川さんから注意事項確認等のミーティングがあり、参加者全員の意思疎通を図った後、活動を開始しました。

Y村さんが煮繭された繭を持ってきてくれた関係もあり、Y村さんが座繰り体験の主担当で、O田さんとI川さんも担当し、その他の人は繭クラフト制作を担当することになりました。

座繰り体験は小さな子供達の参加が多く、座繰り器があまり調子良くないこともあり、しばしば糸が切れてしまう状況でしたが、子供たちは珍しい体験ができたことと小枠に巻き取られた生糸を貰うことができることもあり、大変満足の様子でした。なお、群馬テレビが録画をしてくれました。

また、繭クラフト制作では、I川さん考案の繭カットセットにより繭を安全に効率的に制作することができました。なかには、現在も養蚕をしていて、市に繭を提供していると話してくれた年配の女性もいました。

座繰り体験と繭クラフト制作で結構忙しく活動していると正午近くになったので、私はO田さんとY村さんの3人で食事に行くことにしました。会場内にはお昼になるような食べ物を販売している店がなく、市内のファミリーレストランに行ったのですが、「藤岡まつり」による混雑のため約2時間もかかってしまいました。他の3人の方には大変迷惑をかけてしましました。

午後は日差しが結構出るようになり、I川さんの指示により座繰り体験器と繭クラフト制作の机が日陰になる様に移動しました。また、時折はテーブルに置いてあるパンフレットに興味を示し持ち帰る方もいらっしゃいました。午後2時過ぎには時折さわやかな風も吹くようになり、活動をしていても快適でした。午後3時30分を過ぎたので、活動を終了し後片付け作業にかかり、午後4時頃には帰宅の途につきました。

なお、当日はO田さんが冷たい飲料を提供してくれた上に、活動終了時に天然氷を使用した美味しいかき氷を提供してくれ、O田さんに参加者全員からお礼を申し上げます。座繰り体験と繭クラフト制作への総参加者数はおよそ150組ほどでした。「藤岡まつり」での活動で楽しい一日を過ごすことができました。

   (S.I 記)

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「おぎのや横川店」での世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の広報活動

2016年08月21日 15時04分25秒 | 世界遺産伝道師協会

「おぎのや横川店」での広報活動

 

 「おぎのや横川店」での広報活動は、本年4月以来、2度目の活動となります。7月30、31日両日の活動は、学生が夏休みに入り梅雨明け後の最初の土日に重なり各足の動向を伺うには好条件が整いました。活動内容はパンフレットの配布、パネル解説、繭クラフトのグンマちゃん作りの体験コーナーを備えているのが強みです。

荻野屋は明治18年に横川駅前に開業し、構内で駅弁を販売し始めます。転機は昭和42年に「釜めし夫婦」のTV放映で知名度があがり、「釜めし」の老舗として現在に至っています。とりもなおさずこれが主力商品なわけです。

さて、活動の準備が整い、お客様の来場を待つだけとなりました。本日の団体客の予定や、来場時間などを確認後徐々にこられた方々への対応にと活動が移っていきました。今回の活動内容を<お客様の動向>から始めます。

大型バスの団体客が到着すると、パンフレットの売れ行きが一気にアップし、特に夏季林間学校で埼玉県などから学生や引率の先生方が来るとあっという間に学生向けパンフがなくなるという状況でした。四国愛媛からの団体客を含め東北仙台やからの家族連れ、バイクでのツーリング各など比較的遠方からこられる方が目に付きました。外国からの団体客、中国語、韓国語とは違うイントネーションで、お国を聞いたところベトナムとのこと、本国では日本からの出店の食事処も多く、日本食がかなり浸透している由、日本で食べた寿司は本国で食べたのより味が良かったとの事でした。外国からのお客が増えていることはTVなどで承知していましたが、横川でこれを実感できるとは思いがけない体験でした。さすがに世界遺産の日本語のパンフレットは残念ながら受け取ってもらえませんでした。

次に<繭クラフトのエピソード>です。協会の活動の強みのひとつは繭クラフトや座繰りなどで繭体験できることです。老若男女問わず興味ある人は繭を見つけると集まってきます。時間のあるときは養蚕・製糸の話まで、背にしたパネルを使い説明し、出来上がった「グンマちゃん」は記念にお持ち帰りいただき、いつも好評です。最近は学校で蚕を飼育している所も多くなり、父兄の方も承知しているようでした。愛媛県から来方は、話の中に以前は養蚕の盛んな土地であったことを出したところ、ご存知なかったようで、大変驚いていました。またニュージーランド出身の若い女性は、「グンマちゃん」つくりに興味深々取り組み、お国柄でしょうか、出来上がった時は歓声をあげ喜んでいました。小学生以下の児童には「グンマちゃん」自体が人気で、繭玉からの制作には親子ともども真剣に取り組んでもらいました。出来上がったときの笑顔はなんともいえない光景でした。

<食事風景から感じたこと> 「峠の釜飯」といえば横川の定番ですが、来場者の目当てもこれにあることは出された釜容器の圧倒的な多さから伺い知ることが出来ました。店長さんに予め聞き及んでいたことですが「コア」商品をいかに維持するかに日夜苦労している事でした。以前商品の多様化を考え、いろいろと試みたが、結局「釜めし」に特化してうまくいくようになったことを述懐していました。午後2時過ぎまで食堂の客足は途切れることもなく、私どもが昼食にありつけたのはその後交代で取ることとなり、おかげで美味しくいただくことが出来ました。

今回「おぎのや横川店」にお邪魔をし、毎回同じではない人に「絹産業遺産」に関する記憶に残るような解説や話が何か出来るかを考えながら活動していく中で、「おぎのや」さんでは、「コアの商品」を大切にしてきた経緯があり、そのことが現在につながっていることを新たに知ることが出来ました。伝道師協会の「コア」の活動を考える良い機会となりました。繭から糸を引いたり、クラフトでストラップを作ったりすること、これを通しての絹文化の伝承は確実に重要な広報活動であることを再認識しました。

 

 今回の活動に参加された伝道師は、30日(土)K下部、S藤(英)横田、M下、H岡、31日(日)Y村、M寺、A澤、K淵、K下部の計10名でした。夏本番を迎え、熱い道中を含めた長時間の活動お疲れ様でした。合わせて、設営に配慮頂きました「おぎのや」の関係者の皆様に感謝いたします。  

                           (M.H記)

 

 

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前橋の絹遺産を歩いてみませんか?

2016年07月17日 14時20分20秒 | 世界遺産伝道師協会

 前橋絹遺産散歩                                   行 程 表          

  前橋公園駐車場(大手町)・・・星野翁碑臨江閣(大手町)・・・・・・

               9:00 出発   9:05               

 

    藩営前橋製糸所跡(岩神町)・・・日本最初機械製糸場跡(住吉町)・・

    9:50       10:10       10:25           10:50                                                                                                             旧安田銀行担保倉庫(住吉町)・・・交水堰(千代田町・広瀬川)・・・                 10:55    11:10          11:30          11:40                   12:00

 

  前橋残影(住吉町)・・・(昼 食・大手町)・・・前橋生糸改所跡(本町)   12:10   12:20    12:35 13:25  13:35        13:40

   ・・・旧勝山社煉瓦蔵(本町)・・・下村善太郎(紅雲町・龍海院)・・・

     13:45  13:50 14 15      14:45

 

 

清光寺(大手町)・・・下村善太郎銅像(大手町)・・・前群馬県令楫取素彦君功徳(大手町・前橋公園) 

14:55    15:35   15:45     15:55    16:05      16:20

前橋公園駐車場(大手町)           

16:30  到着予定                                            

     

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絹遺産研究会リポート』第7号

2016年07月16日 12時17分26秒 | 世界遺産伝道師協会

絹遺産研究会リポート』第7号

 

7月12日(火)13:30から第7回目の研究会を、県庁舎10階101会議室において発表者のK爪伝道師を含めた6人で実施しました。

 

 今回は、K爪伝道師から「生糸の町 前橋と共に-勝山宗三郎-」と題して、初代前橋市長となった下村善太郎とともに生糸の町の繁栄に大きな役割を果たした生糸商(後に製糸場経営者)として名を馳せた勝山宗三郎の生涯について、江戸末期から明治初期における国内・外の蚕糸絹業の動向と併せてその研究成果のお話を伺うことが出来ました。

 

 特に、日本最初の器械製糸といわれる前橋製糸所が、藩営から小野組への払い下げの後、休業状態にあったものの経営を引き継ぎ、生産規模の拡大・品質改良等を積極的に行うことにより、個人経営製糸所としては当時日本四大製糸所の一つに数えられるに至る等、世界に向けた「マエバシ」ブランドを確立する一翼を担った彼の業績は注目に値するとともに、「彼は藩営事業に関与しつつ自らの知見を磨き、それを藩、県の活動に生かす機会を得たという幸せな一生であったと思う。」と結ばれた発表者のご意見には一同首肯した次第。

 

語られることの少ない勝山宗三郎の群馬の蚕糸絹業に果たした役割については、先行研究が乏しい中で、彼の生糸に関する品質管理や製糸改良に関わる動向等を含めた功績についてこれまで以上に注目する必要があるのではないでしょうか。

(A.T 記)

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「片品村の第24回ふれあいバザール」で絹産業遺産伝道活動

2016年07月16日 12時12分17秒 | 世界遺産伝道師協会

「片品村の第24回ふれあいバザール」で伝道活動

7月3日(日)午前10時より午後3時まで、片品村鎌田の花の谷公園(役場隣)で開催の第24回宝さがしin片品ふれあいバザールに参加して来ました。

 来年で四半世紀になるという恒例の村民バザールですが、2015年より伝道師協会としては参加しています。昨年同様、今年も、地元の連携団体「紺周郎とお蚕さまについて語る会」(シルクカントリーぐんま連絡協議会メンバー)とテントを共同使用しました。

それ故、蚕種やその成長過程が分かる小中大の蚕やカラフルな繭の展示に恵まれました。繭クラフトづくりを担当した語る会の宮沢福寿さん(養蚕研究家)が自ら飼育している蚕が提供されたからです。

その日は、時折、小雨や強風に見舞われるなど必ずしも恵まれた天候ではありませんでしたが、来場者は切れ目がなくあり、午前中そして午後も対応に追われました。

伝道師は、K下部、M田、I上(雄)、T丸の4名でした。テントの設置場所は比較的良かったので、展示パネルの紹介に困ることはありませんでした。

片品村は、温暖育「いぶし飼い」の師匠・永井いとさんが「かかあ天下」しっかり者の象徴だとして日本遺産の地。したがって、群馬の世界遺産群啓蒙だけではなく、気持ちの伝わりやすい日本遺産・ぐんま絹遺産のPRにも自ずと力が入りました。

午前10時のバザール開始に先駆けて、記念写真を撮りましたが、伝道師協会のメンバーたちもそこに加わりました。主催者に続いて千明金造・片品村長がマイクを握り、「ただ単に一生懸命働くというだけではなく、家計の財布の紐をしっかり握る者が正真正銘のかかあ天下でありますけど、そうしたかかあ天下ばかりの皆さんの協力で(このバザールが)盛大に開催できましたことをお慶び申し上げます」と話をまとめられました。まるで伝道師協会の活動を意識して下さっての発言だろうなと思えたので、気のせいか啓蒙活動に拍車が掛かりました。そして、順調に終了時間を迎えました。

片品村を含め、北毛における広報活動に尽力してゆくうえで、さらに良いきっかけとなった7月3日の活動でした。遠方から参加された伝道師の皆様におかれましては、その熱意と努力にあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。

(H.T 記)

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