富岡製糸場世界遺産伝道師協会 世界遺産情報

「富岡製糸場と絹産業遺産群」は日本で初めての近代産業遺産として2014年6月25日付でユネスコ世界遺産に登録されました。

富岡市立西小学校で学校キャラバン実施

2020年01月30日 11時31分52秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡市立西小学校で学校キャラバン実施

去る11月5日(火)富岡市立西小学校でY村和子、T越朗、M寺清江、S藤和男、宮下禮子、I井規雄の計6名の伝道師が参加して学校キャラバンを実施しました。

本校は明治6年8月2日に旧前田藩の御殿(現 群馬県立富岡高等学校)を校舎として借用し七日市小学校として開校しました。この御殿は明治6年6月19日に昭憲皇后、英照皇太后が皇居を出発し開業間もない官営富岡製糸場を行啓された折に宿泊されたところです。

本校はその後富岡小学校に合併し、昭和32年に富岡市立西小学校として新たに開校し現在に至っています。校区は富岡市のほぼ中央に位置し、本校から直線で約300mのところに世界遺産「富岡製糸場」があります。

さて、本校キャラバン実施に当たっては「児童が新しい発見をし、楽しく聴いたり、体験したりする時間にしたい」とキャラバン方針を立て、講話はT越伝道師、1年生の座繰り体験指導はY村伝道師、S藤和男伝道師、3年生の座繰り体験指導は、M寺伝道師、M下伝道師が担当し、II井伝道師は全体の立場から伝道に当たりました。

当日は午後1時50分より午後3時15分まで2コマを取り1年生35名(生活科室)、3年生45名(視聴覚室)を対象に実施しました。1年生は1コマ目の座繰り体験のみ、3年生は2クラスを講話と座繰り体験を、ローテーションを組んで行いました。従って座繰り体験は1年生と3年生は同時進行で座繰り器が2台必要となり、県世界遺産課と富岡行政県税事務所に保管されている座繰り器を使用しました。

開始1時間前の12時45分に集合し、簡単な打ち合わせをして早速1年生組と3年生組に分かれて準備に取り掛かりました。特に支障もなく座繰り器、講話のパワーポイントの設営を済ませ、児童とあいさつを交わし予定通り学校キャラバンに入りました。

講話では塚越伝道師が「富岡製糸場と絹産業遺産群について知っている?」と題して自作のパワーポイントを使い、併せて収集した「蚕種紙」や「絹織物」等の実物を提示しながら蚕の生態から個々の4資産まで詳しい解説をしてくれました。そしてパワーポイントでは現在稼働している自動繰糸機の動画を取り入れ、子どもたちは最新の繰糸の姿に驚いたように見つめていました。最後は「みんなで世界の宝物を大切に守っていこう」と子どもたちに投げかけ、子どもたちの心に響く講話をしてくれました。

座繰り体験では、担任の先生の話によると「子どもたちは今日の日を楽しみに待っていた」とのことでした。

1年生3年生とも2人の伝道師が協力し合い、ぴったりの呼吸で、子どもたち一人一人に優しく、ときには手を携えてやり、右手、左手の動きを励ましの声をかけながら指導をしてくれました。子どもたちの目は終始座繰り器に集中し、よそ見や無駄話をするような子は一人もいないといった状況でした。特に1年生は興味津々で自分の順番が来るのが待ち遠しそうで、中には座繰り器の構造に関心を持つ男の子もいました。担任の先生方も笑顔を浮かべながら優しく見守ってくれました。

また途中で学年に応じて、繭や蛹のこと、蚕の一生・数え方等わかりやすく解説を加えました。3年生には、「こうして仲間にいれてください」と接緒の体験をしてもらい、子どもたちは数本の繭糸が1本になることを不思議そうに見つめていました。また、ミゴボウキを使って繭から糸を引くことも体験してもらいました。

本日の講話や座繰り体験を終了し、整列して教室に帰る子どもたちの後ろ姿は「よい体験をした」と満足そうにも思われました。本日の講話や座繰り体験が少しでも将来に役立ってくれればという思いです。

末筆になりましたが、校長先生、教頭先生、担任の先生には終始お世話になり、ありがとうございました。

また本日参加された伝道師の皆様には、熱心に全力で伝道に当たってくれたこと感謝申し上げます。

                               (I井 規雄 記)

 

 

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富岡市立妙義小学校で学校キャラバン実施

2020年01月30日 11時01分28秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡市立妙義小学校で学校キャラバン実施

10月30日(水)富岡市立妙義小学校で学校キャラバンを実施しました。妙義小学校は明治6年9月民家を借用して開校(統合妙義小学校は明治19年4月設立)し、上毛三山の一つ、妙義山麓に位置する児童数65名の学校です。

地域には国指定重要文化財の妙義神社(創建は宣化天皇の時代、537年と伝わる)や学問の神、菅原道真を祭神とする市指定重要文化財の菅原神社があります(校歌の歌詞に菅原道真が出てきます)。

本校から約2kmのところに県立妙義少年自然の家があり、妙義小学校の長期宿泊体験活動(妙義の宿)の宿泊施設としても利用されています。11月に入ると3年生以上が『妙義の家』が始まり、今準備を進めているようです。

さて、当日はj保千代子伝道師、H岡誠伝道師、Y村和子伝道師、I井規雄伝道師の4名が参加し、3年生16名(男子12名、女子4名)を対象に2階の多目的教室で「講話」と「座繰り体験指導」を行いました。今回は妙義小学校から体験を重視したいという要望もあり、講話を30分間、座繰り体験を60分間という形で実施しました。準備も手際よく進め、10時40分児童の来室を待つばかりになりました。

やがて、業間休み(中休み)が終わり担任の先生に引率されて先程まで校庭で元気に遊んでいた児童が整列して教室に入ってきました(顔にはまだ汗を浮かべながら本日の活動への期待がみなぎっているようにも思われました)。

児童とあいさつを交わし合い、伝道師自己紹介のあと早速広岡伝道師が「富岡製糸場と絹産業遺産群」と題して黒板を使って講話を行いました。

第1段階として「絹産業」と「遺産群」を対比させた形で板書(ばんしょ)し、4つの資産が世界遺産であることをとらえさせました。また「資産」という用語を、学校を例に取り上げるなどわかりやすく説明しました。

第2段階としてそれぞれの資産が「何をしたところなのか」ということを「繭」や「蚕種紙」等の実物を見せながら児童の関心を引くような形で説明(特に今回は4資産の中でも「荒船風穴」を強調)し、まとめとして4資産が世界遺産になったわけを絹製品と世界との関わりの中で説明しました。そして絹産業を通した世界遺産が私たちの群馬県にあることを誇りにしたいと結びました。

最後には児童からの質問も受けましたが、「昔のことなのに何で富岡製糸場は今残っているのですか」などと大人でも疑問に思うような質問も出され、広岡伝道師は「それはね…。」と優しく、わかりやすく解説してくれました。

少し休憩をはさんで、座繰り体験に入りました。神保伝道師と除村伝道師が連携し合い、まず児童全体に座繰り器についての簡単な説明をし、操作の仕方を、動作を示しながらわかりやすく説明しました。そして二人一組になってもらってハンドルを回す人、実子箒(みごぼうき)を使って繭の入った繰糸鍋に水流を起こす人の役目をしてもらいました(2人は交互に体験をしてもらう)。神保伝道師は主「繭」や「座繰り器」などについてわかりやすく解説してくれ、除村伝道師は」「座繰り体験」を児童に優しい手を差し伸べながら熱心に指導してくれました。広岡伝道師も座繰り器に近寄り構造を見つめている児童に、「これが『山路』と言ってこの綾を振らせるのですよ」など絡交装置について丁寧に説明してくれました。

児童ははじめての経験なので、はじめは慎重な態度でしたが、慣れるに従って手さばきもじょうずになってきました。「うまくなってきたね」「じょうずじょうず」と賞賛しながら座繰り体験指導を進めました。今回は時間的余裕ができたので、児童から質問を受けたり、神保伝道師の指導のもと児童一人ひとりに、繭数個から直接糸を取る経験(新聞の広告を折って作った糸巻きに巻く)をしてもらったりしました。この体験も児童にとっては感激の様子でした。

最後に児童全員に座繰り器の周りに集まってもらい、担任の先生に小枠に巻いた生糸をはさみで切ってもらいました。児童からは「わあ-」という歓声が上がり、一人ひとりが生糸に触ったり、なでたりしていました。「髪の毛みたい」「髪の毛と比べてつるんとしている」などと思い思いに感想を述べていました。

座繰り体験後、終わりのあいさつを交互にして児童が教室に帰ったあと、先程座繰り器からはずした生糸を担任の先生にお渡しし(担任の先生も感無量といった様子でした)、本日の学校キャラバンを終了しました。

 今日一日短い時間でしたが、児童数も少なかったせいかゆっくりと時間がとれ、充実したキャラバンができたと思っています。児童も何ごとにも真剣なまなざしで取り組んでくれました。「児童が満足してくれれば…」という思いを胸に帰路につきました。

 末筆ですが、校長先生、担任の先生には終始お世話になり本当にありがとうございました。

                                (I井 規雄記)

 

 

 

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富岡市立一ノ宮小学校で学校キャラバン実施

2020年01月30日 10時49分28秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡市立一ノ宮小学校で学校キャラバン実施

過日10月16日(水)Y村和子伝道師、S藤登伝道師、K渕秀子伝道師、U原一美伝道師、I井伝道師の5名が参加して一ノ宮小学校で学校キャラバンを実施しました。

一ノ宮小学校は、学制発布後間もない明治6年6月28日に三会寺を仮校舎として創立された歴史あるある学校で、現在306名の児童が在籍しています。校区にはご存じのように上野国一之宮の貫前神社が鎮座しています。

本日のキャラバンでは「児童が新しい発見をし、楽しく聴いたり体験したりする時間にしたい。そして子どもたちの心に響く講話や座繰り体験にしたい」という方針を立てて実施しました。

午後1時55分より午後3時30分まで4年生49名を対象に、2組のクラスごとに講話(2階の4年1組の教室)と座繰り体験(1階の多目的室「夢里人教室」)を、ローテーションを組んで実施しました。

講話はI井伝道師が担当し、『蚕とまゆ、世界遺産』と題した自作のパワーポイントを使い、映像を通して説明を加えながら「蚕の生態」や「富岡製糸場と絹産業遺産群」について楽しんで理解してもらうように努めました。また、大きな蚕の標本や、蚕種紙、黄繭、生糸の綛など実物を提示しながら講話を進めました。そして4資産が世界遺産になったわけ等単なる理解に留めるのでなく、終末にはさらに進めて「みなさんはこれから4資産をどのようにしていきたいと思いますか。」と投げかけ(この講話ではこの部分を重視したかった)、自分の思いを発表してもらいました。子どもたちからは「外国の人にも宣伝したい」「富岡製糸場の機械を動かしてみたい」「これから大切に保護していきたい」(4年生なのに「保護」ということばが使われ驚きました)というような意見が出されました(グループでの話し合いも取り入れた)。

2クラスとも私語は一つもなく、全員の子が一生懸命講話に集中してくれました。この講話で何か一つでも子どもたちの心に残り、これからの実践につながればと思っています。

座繰りでは、Y村、K渕、U原、S藤の各伝道師が協力・連携し合い、準備から実施まで計画通りに進めてくれました。特に今回はこれから始まる富岡市小学校キャラバンの最初の学校ということで実施方法や役割分担、方針等参加伝道師の打ち合わせ会をもって臨みました。

座繰り体験を始める前に伝道師が操作をして見せるとともに、児童全員に座繰り器のしくみや操作の仕方(右手、左手の動きなど)を説明し、事故のないよう諸注意も話しました。体験中は個に応じた支援をし、楽しく充実した経験になるよう配慮しました。また併せて「繭糸の長さは1,300mくらいあります」「繭はさなぎの家なのです」などと実物を見せながら解説を加えました。

子どもたちは上州座繰りを体験してうれしかった、糸を挽くとき、両手の動かし方が違うのでむずかしかった、楽しく体験できた、おもしろかったなどと感想を述べていました。また、「繭を煮ると繭糸が優しく挽けることがわかった」「繭糸が集まると強くなる」「繭糸(生糸)が光っていてきれい」「生糸の意味がわかった」と新しい発見を口にする子もいました。

下校時階段で子どもたちに行き会うと、一人ひとりが「ありがとうございました」とあいさつしてくれました。また、資材を車に積み終わり帰るとき、下校中の数人の女の子が私たちを見つけ、「さようなら」と大きく手を振ってくれたことが印象的でした。私たちも一ノ宮小学校の元気でがんばる子どもたちに会えて、満足して家路につきました。

なお世界遺産課からN島さんが一ノ宮小学校へ表敬訪問をしてくださり、私たちの活動を側面からバックアップしてくださいました。

私は帰路、県から借用した座繰り器を今後保管することになる富岡行政県税事務所に中島さんと立ち寄り、所定の部屋に収納して帰りました。

本日参加してくれた伝道師の皆さんには子どもたちに温かく接し、全力でキャラバンに当たってくれたことに感謝したいと思います。

末筆になりましたが、校長先生、教頭先生、1組2組の担任の先生、公務員さんにはいろいろお世話になりありがとうございました。

                              (I井 規雄記)

             

 

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世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群広報活動in スターバックスコーヒージャパン富岡店 伝道活動

2020年01月30日 10時25分02秒 | 世界遺産伝道師協会

世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群広報活動in

スターバックスコーヒージャパン富岡店 伝道活動

 

スターバックスは1971年アメリカ シアトルで開業した世界規模で展開する、コーヒーのチエーン店で富岡店も2019・5月に開店しました。

スターバックス富岡店様より地域密着型経営推進の為、スタッフ様が伝道活動の「富岡銀座まちなか交流館」U原理事を訪ね 打ち合わせ会議を数回重ねた結果

スターバックス富岡店伝道活動が1月29日(水)14:00~15:30開催されました。

 

店内に伝道活動場所を特別設けて頂き、予めスターバックス富岡店さんで、参加者のお客様を募って頂きました。参加者は女性10名男性2名でした。

14:00スタバマネージャー様より伝道師協会の紹介のオープニングセレモニーがあり、I川理事が参加者のお客様、スタバ富岡店様への御礼挨拶に始まり、活動伝道師の紹介と本日の流れをご案内した後、用意して置いた、メインチラシ・子供チラシ・ぐんまの絹遺産・世界遺産センターオープン告知チラシ入り セット袋をお渡し致しました。

他にも店舗におられるお客様やスタバ スタッフ様全員に、差し上げさせて頂きました。

 

初めにI川理事が司会進行の担当を受け持ちながら「世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群パネル解説」と、富岡市に3月27日(金)オープンの「世界遺産センター」のご案内をされ、富岡製糸場や関連構成資産に行った事のある人をお尋ねしながら、世界遺産に登録された理由等、話されて進めて行きました。

・次にK澤壮子伝道師が富岡製糸j場の解説をボードや写真を使って工女 横田 英や西置繭所の改修後の活用案内のお話を致しました。

 

・次にJJ保千代子伝道師が大きな蚕の縫いぐるみ、蚕の種紙を使い、各種繭の見本を作成して持参 蚕の話や繭の話、生糸の話等々行いました。

・次にK澤壮子伝道師が世界遺産クイズを行いました。

問いは5問、クイズの答えの解説をしながら、正解合わせを致しましたところ、全員が満点でした。パネル解説をよく聴いて頂いたのでしょうか!素晴らしいです!

賞品の満点賞を全員が戴き、笑顔満面です。

 

・次にU原理事がまゆクラフト指導を行いました。

時間の関係で、すでにカッターを入れて置き、バレンタインデーも近いのでピンク色ハートまゆクラフトを 全員和気あいあいで作成 笑顔の完成です。

 

世界遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」の、まだ見学してない資産見学と3月27日オープン「世界遺産センター」見学のお約束を頂き15:30スタバマネージャー様のご挨拶で終了いたしました。

活動時間はお店の運営上の都合で1時間30分と短い時間でしたが、伝道師スタッフの連携が上手く運び、新イベント活動は、充実した活動が出来ました。

 

スターバックス富岡店様 貴重な、お時間と貴店舗をお借りした上で、準備などいろいろとして頂き、店長はじめ、スタッフの皆様 ありがとうございました。

次回においても、宜しくお願い申し上げます。

 

本日の活動伝道師はJ保千代子・K澤壮子・U原一美・I川武男4名でした。

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藤岡市立神流小学校で学校キャラバン実施

2020年01月29日 11時12分21秒 | 世界遺産伝道師協会

藤岡市立神流小学校で学校キャラバン実施

12月18日(水)標記神流小学校で、Y村和子、T越朗、U原一美、K渕秀子、S藤和男、I井規雄の6名の伝道師が参加して、3・4時限(総合的な学習の時間)、3年生74名を対象に学校キャラバンを実施しました。

本校3年生は市で推進する「高山社学」の一環としてすでに養蚕を経験しており、4年生になると「高山社跡」の見学が計画されているようです。そのような状況と学校の要望を踏まえ、今回も「キャラバン方針」を立て、共通理解をもって臨みました。

 さて、当日は3年生3クラスをA班とB班の2班に分け、講話(2階図書室)と座繰り体験(隣の多目的室)をローテーションを組んで実施しました。座繰り器は2台使用し、1台はT越伝道師が県庁の世界遺産課より、I井伝道師が富岡の行政県税事務所より搬入しました。I井伝道師が校長室へあいさつに行っている間に参加された伝道師が資材を手際よく運び入れてくれ、予定通り設営・準備が進められました。

準備がほぼ整った段階で、伝道師同志朝のあいさつと本日の段取り等打ち合わせをして児童の来室を待ちました。定刻には先生に引率され、全員が多目的室に集合し児童と伝道師があいさつを交わし、伝道師は自己紹介をいたしました。子どもたちの顔はいきいきと輝き、今日の日を楽しみに待っていたかのような感じを受けました。きっと高山社学に基づいた指導や養蚕経験が児童のものとなり、身に付いているのだろうと思われました。その後はA班、B班に分かれ、いよいよキャラバンの実施です。

講話はT越伝道師が「お蚕さんから絹織物まで―群馬にある世界遺産が果たした役割」と題して自作のパワーポイントを使い、収集した資料を交えながら、楽しく解説してくれました。どうやったら3年生にわかりやすく解説できるのか、画像作りにT越伝道師のアイディアと温かい配慮が見られました。特に地域の「高山社跡」を強調しながら世界遺産の4資産について幅広い角度から解説され、児童も真剣そのもので講話に集中していました。最後は「みんなで世界の宝物を大切に守っていこう」と締めくくり、残った時間は児童を前に集め、自己が収集した絹製品を児童に見せたり触れさせたりして「絹」や「絹産業」について理解を深める配慮もありました(「ミニ博物館」として事前に長机に展示)。

座繰り体験では導入としてI井伝道師が群馬県では昭和の初期ころまで座繰り製糸が広く行われており、農家では特に女性が大きな役割を果たし、養蚕農家の必需品であったことや座繰り器が江戸時代後半に私たちの群馬県で発明され、「上州座繰り器」として全国に伝播したことを解説しました。そして上州座繰り器の構造やこれから体験してもらう糸の取り方(製糸)を概括的に解説しました。また繰糸には「煮繭」の段階が重要で、繭をしっかり煮るために「落し蓋」が使われることにも言及しました(現物を説明)。

Y村伝道師、S藤伝道師、K渕伝道師、U原伝道師が2組の座繰りに分かれ、子どもたちは待ちに待ったように各伝道師の話を聴きながら自分の順番が来るのを待っていました。子どもたちは二人一組になり、ハンドル操作と実子箒(ミゴボウキ)の扱い方を交互に体験してもらいました。それぞれの伝道師の熱心な指導でたちまち操作が上達していきました。また、併せて「蚕」「繭」「蛹」「生糸」等について子どもたちの関心を呼び、理解を深めてもらうよう適切な解説も加えてくれました。薄くなった繭を取り出し、繭糸や蛹を観察してもらいましたが、初めて手にしたようで、興味を持ち、新しい発見が得られたようでした。

子どもたちが一番の驚きを見せたのは、伝道師が繰糸鍋に浮かんだ繭の表面を実子箒でこすると実子箒に繭糸が絡みつき(索緒)、絡みついた糸口を手で引っ張って数本の繭糸を集めて一本にする作業(抄緒・集緒)で、「繭糸」と「生糸」の違いや「製糸」ということが自分の目を通してしっかり理解できたようでした。

最後に全員で取った糸枠の糸を担任の先生に切ってもらいましたが、児童は「わあきれい」と感激した様子で、その感触を確かめ合っていました。自分たちで丹精込めて養蚕をし、生産した繭だったので感慨深いものがあったのでしょう。

体験中児童からは「繭がいくつあると着物ができるのですか」「繭と蛹がほしい」など様々な質問や感想が述べられ、伝道師からは「よい質問ですね」と優しく対応されていました。

本日は短い時間でしたが、児童は真剣に、追及心を持って臨んでくれ、児童が躍動するキャラバンであったように思います。

終了時間5分前に全員が一堂に会し、本日の世界遺産の講話や座繰り体験を生かし、さらに高山社学の勉強を深めてくださいと結び、児童からは心のこもったお礼のあいさつをいただき、神流小学校を後にしました。

末筆になりましたが、校長先生、教頭先生、学年の先生方、また職員の皆様には大変お世話になりありがとうございました。

本日参加された伝道師の皆さんには一枚岩になって全力でキャラバンに当たってくれ、子どもたちも一生懸命取り組んでくれました。ありがとうございました。

                                (I井 規雄 記)

 

 

 

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「高山社跡 世界遺産登録5周年フェスタ」in 世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群広報活動

2020年01月21日 19時33分36秒 | 世界遺産伝道師協会

「高山社跡 世界遺産登録5周年フェスタ」in

世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群広報活動

10月20日(日)「高山社跡世界遺産登録5周年フェスタ」にて広報伝道活動を行いました。朝から「高山社跡」の上空には美しい絹雲と鰯雲が現れ、清々しく晴れやかな空気に包まれました。道沿いの三名川には台風の爪痕も残っており、メンバーでお互いの台風被害を気遣いながら活動をスタートしました。

世界遺産伝道師協会コーナーは高山社跡の庭内、藤岡市による記念缶キーホルダー作りコーナーのお隣に設置して頂きました。世界遺産・総本山での活動です、心して取り組まなくてはなりません。この日、母屋兼蚕室内では三味線体験、マジック披露、床の間de展覧会が行われました。また小学生向けの体験型「リアル謎解きゲーム」、お茶会、藤岡北高校によるお菓子の販売会、ゆかりんカフェ等、5周年を祝い高山社跡を盛り立てようという熱意いっぱいの企画には頭が下がります。

まゆクラフト体験コーナーには、「長五郎の宝」をめざしてゲームに参加するお子様連れのご家族のほか、地域と絹産業遺産群に熱い思いのある方が次々と訪れて下さいました。

 

武蔵村山からお越しの進藤さんは大変な農業 また蚕糸関連資料のコレクターで、蚕種についてまとめた資料集を5冊も見せて下さり、その多様さに目を見張りました。11月17日(日) 境島村の進成館の公開にあわせ、蚕神の資料を展示して下さるそうです。

 

皆様の思いと賑やかさに、高山社に全国から人々が集まった往時が想われました。

また長五郎さんからは、伝道師たるものもっと勉強せよ、史料を守れと言われているように感じました。

群馬県世界遺産課のI上次長、高山社顕彰会のA井会長、K山伝道師には陣中見舞いに来て頂き有難うございました。

また藤岡市文化財保護課及び高山社顕彰会の皆様、今回も大変お世話になりました。

また藤岡茶道会各位、北藤岡高校の皆様とも楽しい時間をご一緒できて何よりでした。

終了後は菊花に包まれながら一服のお茶で和み、今日の恵まれた生活は長五郎さんのおかげと感謝しつつ伝道師の絆を深めました。

活動はI川(武)、S藤(和)、M寺、Y村、K池(志)でした。

(K池志津子 記)

 

 

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富岡市での世界遺産学校キャラバンの児童の感想文集から

2020年01月21日 19時09分26秒 | 世界遺産伝道師協会

学校キャラバンで子どもたちがとらえたもの

先日学校キャラバンを実施した富岡市の小学校(4年生)から担任の先生がまとめてくれた一冊の子どもたちの感想文が送られてきました。ご多忙の中本当にありがとうございました。早速読ませていただきました。私たち伝道師にも大変参考になり、「私たちの宝」としてこれからのキャラバン活動に活かしていきたいと思います。

子どもたちの感想の一例(全文)を紹介します。

 

「ぼくは4つの世界遺産とカイコについて聞いて、カイコについてはくわの葉を食べるとか、二日かけてまゆを作るとかいろいろカイコについて分かりました。

4つの世界遺産についてこれからしていきたいことは、この4つの世界遺産についてもっと知ってたくさんの人にそのよさを教えていきたいと思います。

ざぐりについてはハンドルを回すスピードなど考えてやらないといけないことが分かりました。鍋のお湯をミゴボウキで回しながら糸を何本かのかたまりして生糸になってじょうぶになることもわかりました。

そして荒船風穴に行ってみたくなりました。もっとざぐりをしたくなりました。」

 

そのほか子どもたちからは次のような感想が見られました(文章抜粋)。

○世界遺産に4つで登録されたことを聞いて、1つでも何かがかけてしまったらだめなのだなあと思いました。

私は富岡製糸場や荒船風穴などを大切に保存していくべきだと思います。そして、世界にどんどん広めていきたいと思いました。

○ぼくは富岡製糸場にあるような機械でずっと生糸を作っていたと思っていたけれどざぐりというもので作っていたのを知りました。女の人は左手でハンドルを回し、右手はみごぼうきを持って作業をしていたのを知ることができました。糸をねじってかせにしてそのかせをまとめて売ったりするのが分かりました。平成生26年6月25日に世界遺産になったのを知りました。

ぼくの家のある市に世界遺産があるので富岡製糸場を世界に広めたいと思いました。

○ざぐり体験をして左手でハンドルを回すと分かりました。昔の女の人は両手を使って生糸を取ると知ってびっくりしました。私は世界遺産を外国の人にもたくさんおしえたいと思いました。

○自分はざぐりのことや富岡製糸場と絹産業遺産群のことや、蚕のことが分かりました。…ざぐり体験をして昔の人はすごい苦労をしていたことが分かりました。

○私はざぐりというものを初めて聞いて、ざぐりとはハンドルを手で回して、糸取り枠を回転させて糸を取るのもので、上州ざぐりは群馬県で生まれた。そして糸をねじってかせにすることやかせをまとめることを知ることができました。…富岡製糸場の工女さんは糸が上手に取れるようにぬき前神社に行ってお願いをしたことや、あら船風穴では「第1号風穴」「第2号風穴」「第3号風穴」と続いていることが分かりました。

○富岡製糸場へ1か月もかかってやってきた工女さんもいたと聞いて、遠くからくるのはすごいと思いました。…みんな高山社も荒船風穴も田島弥平旧宅もつながっているのだと思いました。

 

子どもたちの感想文を読んで、こどもたちは本当によく講話を聴いてくれ、自分のものとしてとらえ、世界遺産に対してこれからどうしていかなければならないか考えてくれたこと、また初めての座繰り体験も真剣に臨み、当時の人々の製糸や座繰りに取り組む姿などを想像しながら体験してくれたことが分かりました。私たちが学校キャラバンで願っていたことが、一人ひとりが一生懸命書いた文字に表現されているように思われました。4年生という段階で、こんなことまで理解してくれたのだな、すごいことだなと感心した次第です。まだまだ感銘を受ける感想がありますが省略します。

私たちはさらに研修を深め、将来を背負う子どもたちの心に響き、子どもたちの期待に応える学校キャラバンにしていかなければと決意を新たにした次第です。

 

 (令和元年12月23日 学校キャラバン西部担当理事 I井 規雄 記)

 

 

 

 

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秋の上州どっと楽市での世界遺産伝道師の活動

2020年01月19日 13時40分39秒 | 世界遺産伝道師協会

秋の上州どっと楽市での伝導活動

令和1年10月19日(土曜)9時~5時まで高崎問屋町のビエント高崎(ビックキューブ・問屋町公園)にて、ぐんまの名店80店大販売会上州どっと楽市が行われました。群馬パース大学と連携、スタンプラリー(ビンゴ大会)、ぐんまの地域キャラが会場内に出没、今回の目玉として美ら海移動水族館が問屋町公園にやってきました。見るだけでなく直接触れ合えるとあって,たくさんの子供たちが水の中に手を入れていました。魚の他、ヒトデ、サンゴなど海を表現したプールに数多くのチビッコの手が魚に近づくと、素早い動きをします。これが頻繁になるとストレスになり元気がなくなるそうです。午後になると、水も汚れていました。日曜日に備え早めに切り上げ、水の入れ替えと循環に気を付けたそうですが、ここで蚕に触れるイベントとかさなり、人寄せの為にはやむをえないが犠牲になる生き物がかわいそうに思えるのでした。

富岡製糸場世界遺産キャンペーン、祝世界遺産登録5周年、ビックキューブロビーにてパネル展示、ぐんまちゃんの繭クラフトの案内がいつものように大チラシで紹介されていました。19日はN島(進)I井(規)U原、O田(三)の4名の少ない人数での活動でしたが、久しぶりの梅原さん大活躍です、来場者に笑顔で応対し、ソフトな声で語りかけやさしく、ぐんまちゃんを作るお手伝いをして人の波が収まるとパネル解説の要点を解説慣れしている伝道師に再確認する勇気、久しぶりの活動にも気合が入っていました。以前にも久しぶりだからと根岸伝道師が積極的に伝道師に聞いたりして時間内はフル活動、伝道師の鏡です。

イベント内容でキングオブパスタ優勝店(バンビーナ)のえびジェノパスタには長蛇の列で大人気。試食したらすごく美味しかったです。また、台風の影響で時間をずらしたり中止になったのもあり、(問屋町公園)前回の春の入場者と同じ2万人に来てもらえたようです。20日はM田(睦)T比地、N島(常)、S田、O田(三)の5名、13時からのヘリテイジ仮面ショーには中島副会長他数名の伝道師で活動、ショーが終わったのち、会場内を歩きヘリテイジ仮面のはいった名刺を配っており、ヘリテイジのパフォーマンスをパネル前で披露、男の子は触ったり、握手して喜んでいました。

今回もT比地さんの流暢な解説、M田さんのパンフレット配布時に繭クラフト体験への誘導により、たくさんの体験者で4時近くには繭が足りるか心配に成る位の盛況ぶりで前回で覚えたからと上手にできる女の子、前橋から初めて来たという3世代親子は老眼で顔が描けないからと孫に助けを求める仲の良さ、お母さんよりお婆ちゃんが好きだと教えてくれました。午前中結婚式に出てアルコール入ってるから娘に迎えに来てもらったので、何か買ってあげようとここに来たと話す婦人など、理由はそれぞれの人たちと会話しながら世界遺産の4資産につなげていくのも活動の醍醐味です。晴れて出足の良かった2日目ですが途中暗くなりまたの雨、高崎市をあげてのマーチングフェステバル30周年のイベントにおびえながらの楽市でしたが、雨に助けられ、屋根のある場所を求める人で、いつもより多めの20000人、2日間で約40000人でした。卸商社協同組合の永井課長、組合員の方々、毎回お世話になり、ありがとうございました。参加伝道師の皆さん大変お疲れ様でした。そして駐車場を毎回使用させて下さる絹小沢の土井さんに感謝いたします。

O田 三枝子

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富岡銀座まちなか交流館「令和元年12月の活動報告」

2020年01月19日 13時01分36秒 | 世界遺産伝道師協会

富岡銀座まちなか交流館「令和元年12月の活動報告」

 

◯12月1日(日)「富岡製糸場に来てみたかったんです。」「どうしてですか?」「私、世界遺産に興味があるので、それで主人に話をして来てみました。」「だんな様共々来て頂きありがとうございました。」遠く春日井市(愛知県)から、新幹線→在来線と乗り継いで来られ、『ぐんまちゃんまゆクラフト』に挑戦してくれました。この後、他の3つの構成遺産について触れ、養蚕農家が近所にもあり、桑畑や蚕の感触にまで話が及びました。

 朝夕冷え込む毎日ですが、今日は風もなく、とても穏やかな一日でした。入館者はけっして多くありませんでしたが、又一つつながりを作ることができました。S井広志伝道師が差入れ持参でひょっと立ち寄ってくれました。(O形榮一 記)

 O形榮一伝道師が四資産の絵(カレンダー)4枚を額に入れ御寄付下さいました。市観光交流課にお話し館内チラシ置場のテーブル上に掲示致しました。パネル説明の活動時等に役立たせていただきます。本当に有難うございました。(U原一美 記)(活動伝道師 O形榮一 O田三枝子 u原一美)

・カイコ初見!! いい体験、ありがとうございました♡ (東京)

・親切に教えていただき、楽しく作れました。(愛知)

🏠群馬3・東京1・愛知1(富岡銀座まちなか交流館ご感想記入組数と人数 5組9名+不明名)(富岡製糸場入場者 1719名)

 

〇12月8日(日)師走の風は冷たく日曜日というのに道行く人も疎ら、午前中は来館者もなく…。これ幸いにと、日頃出来なかった備品の整理整頓やら、リリアン、繭のカットなど下準備をしておきました。昼頃ようやく賑やかに。家族連れ、一人旅の男性など、「群馬は良い所ですネ」と語らいながらのぐんまちゃん作り。又、「富岡市×リアル宝探し」クイズのお客様が多く、交流館2階へ、仲間同士、親子連れ、それぞれ楽しそうに、頭をひねっている人、真剣な面持ちでそそくさと次の場所へ向かう人など、東京や遠方からの方もおられ、本日の来館者は大半が宝探しクイズの人でした。

 世界遺産課より紹介されたという方が見えられ、「スターバックスコーヒー富岡店」での出張イベントの協力依頼を受けました。J保千代子伝道師がスターバックスコーヒー店の地域貢献事業を知っておられました。「世界遺産富岡製糸場と絹産業遺産群」伝道のいいチャンス、県を通して下さるようお話し、前向きにお話を伺いました。

 おやきの糸の奥様とキリン屋の奥様が差し入れを持って見えられ、和気藹々、地元の方達とも製糸場を軸に交流を深めました。(K澤壮子 記)(S田道代 J保千代子 U原一美 K澤壮子)

・繭の勉強にもなりましたし、かわいいぐんまちゃん作れました。(群馬)

・群馬楽しんでます。かわいいー!!(大阪)

🏠群馬2・東京3・大阪1(6組9名)(1347名)

 

〇12月15日(日)朝はスッキリ晴れ、気持ちの良い日と思いきや、冷たい風が吹き始め、お昼頃になると雪雲のようなどんよりした雲が出始める。午前中は、「トミーの名推理、生糸が導く工女の宝」のクイズで寄られる方々がいました(12月7日~3月31日開催)。その後、クイズだけで寄られる方々が多くいらっしゃいました。繭クラフトも家族連れの方が多いので楽しそうに取り組んでいかれ、とても喜ばれていたのは、やはりクイズのおかげでしょうか。

帰り際、5組くらいのご家族が寄って下さり、楽しく繭クラフトを、又、解説を聞いて下さいました。(午後は大変賑やかだったと思います。)(M寺清江 記)(Y村和子 U原一美 M寺清江)

・たいへんよくできました。(群馬)

・初めてまゆを触って良かったです。(埼玉)

・記念になりました。(香川)

🏠群馬6・埼玉4・東京1・香川1(12組35名+不明1組)(1106名)

 

〇12月22日(日)夕方から雪が降るかもしれないとの予報があり、曇りがちの寒い一日。本年最後の交流館活動でした。集まった伝道師7名で賑やかに活動し、交流館の片付けも行い、新しい年を迎える準備を整えました。

来館のお客様も思っていたよりも多く、「トミーの名推理」のクイズで立ち寄られた方々も、繭クラフトに取り組み、世界遺産の解説にも耳を傾けていってくれました。クイズの方は県内の親子連れの方々で、富岡製糸場や富岡のまちを知る良いきっかけになっているようでした。埼玉県から来られた何組かは、埼玉県と富岡製糸場と絹産業遺産群との強い繋がりに関心を持っていただきました。

平成31年、令和元年、節目の年の活動を無事に終えることができました。皆様大変お疲れ様でした。来年も元気で頑張りましょう。よいお年を!!

 イーゼルを市川武男伝道師が黒く塗り直して下さり、とても綺麗になりました。I川武男伝道師とK澤壮子伝道師とU原一美伝道師が区長さん他関係の方々に挨拶まわりして下さいました。(佐藤裕子 記)

(S井広志 I田みち子 I井規雄 I川武男 K澤壮子 U原一美 S藤裕子)

・主人と二人で来ました。皆様のお話が楽しくて又来たいです。製糸場もきれいなのでびっくり!もっと栄えるといいですね。ありがとうございました。(埼玉)

・いい思い出ができました♡ (山梨)

🏠群馬2・埼玉3・山梨5(10組35名+不明名)(921名)

 

◎お客様の都道府県内訳:群馬県13・埼玉県7・東京都5・山梨県5・愛知県1・大阪府1・香川県1+不明1(計1都1府5県 計34組(不明1組) 88名(+不明3組名))

 

 12月は日曜日に計4日間活動が行われました。風も冷たさを増し寒くなりました。交流館2階に掲示の「トミーの名推理」で来館された方がそのおりに繭クラフト作成やパネル解説を聞いて下さいました。本年は「平成」から新しい元号「令和」に改元されました。ご協力いただいた全ての皆様に感謝と御礼を申し上げます。(U原一美 記)

 

 

 

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