”農”と言える!?

元・食推おばさんのソムリエ日記

久々のキルフェボン 山北印って何?

2015-05-22 10:06:36 | お菓子

ケーキの上に、生のフルーツがどっさりのっているものは

どうも好きになれなくて、

キルフェボンに行っても、食べられるタルトは限られています。(T_T)

 

 

  

昨日は、久々に静岡店に行き、

気になるキーワードたっぷりの

「山北印 三島甘藷とよこすかしろのタルト」を買いました。

いや、買ってもらいました・・・。^_^;

  

  

この春限定の、しかも静岡店でしか味わえないタルトで

3月1日から販売されています。

 

  

 

三島甘藷は、三島市佐野地区で栽培されている

糖度が14にもなるというさつまいもです。

品種は、10月~1月頃までが紅あずま、

1月~3月頃までが紅高系。

  

箱根西麓にあたるこの地域は、

水はけの良い火山灰と保肥力のある赤土が混じり合い、

さつまいもの生産に最適だと言われています。

 

 

  

そして、気になる「山北印」ですが・・・。

これは、三島甘藷のトレードマークと言ったらよいでしょうか?

(三島甘藷.com様のページよりお借りしました。)

 

「山北」の「山」は、箱根山を示しています。

そして、「北」は昭和初期、三島市佐野が

北上農協の管轄であったことに由来しています。

つまり、「山北印」というのは

「箱根山の北上農協の甘藷」という意味。

  

昭和初期、さつまいもの一大消費地は、大阪、京都およびその周辺で、

各地で生産されたさつまいもは、

大阪、京都の市場に集められました。

その中で、最高のものが三島甘藷。

当時、日本のさつまいもの相場は、

三島甘藷「山北印」で決まると言われていたそうです。

 

 

  

さて、このタルトの中には、その「山北印」がぎっしり!!(*^_^*)

 

  

掛川市の地砂糖「よこすかしろ」でキャラメリゼされています。

しっとり感とホクホク感が同時に味わえる三島甘藷に

さらなるコクが加わります。

たっぷりの生クリームも上品な甘さで

三島甘藷の味が生かされています。

  

 

何となく、足が遠のいていたキルフェボンですが、

たまに行くと、色々なことが調べられておもしろいですね。

 

  

あっ、遠州地方の特産である「よこすかしろ」については

また、じっくりご紹介させていただきます。(^o^)丿

 


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