■ 下水道のマンホール蓋の絵柄にはどんなモチーフが多いのだろう。マンホール巡りをしていれば当然抱く疑問。
日本マンホール学会のHPに掲載されている長野県の全77市町村(*1)について調べてみた。
その結果は次の通り。
植物(花や木など) : 39.2 ( %)
動物(野鳥など) : 16.8
自然(山や川など) : 11.6
作物(リンゴなど) : 8.8
人(キャラクターを含む) : 5.1
人工物(建物や工作物など): 12.1
幾何学模様(地紋) : 6.4
例えばこの麻績村のマンホール蓋には村の木・コブシの花と村の鳥・カッコウ(ツバメだと思っていた)が描かれている。このような場合には植物1、動物1とカウントした。
それぞれの数を示していないのは、農集排のマンホール蓋や合併前の自治体のマンホール蓋の扱いを曖昧にしたこと、複数の絵柄が描かれている場合の数え方をきちんと決めていないことなどの理由により、数が正確ではないから。
具体的な数が知りたかったわけではなく、およその傾向が知りたかった。だから正確でなくてかまわない。それでこのように把握した。
植物と動物で56%、5割りを超えた。山や川などの自然を加えると67.3%、7割近くになることが分かった。ここで、他県はどうだろうという新たな疑問が・・・。
*1 下水道未整備の自治体があるので77より少ない。