つつじの書・・

霧島つつじが好きです。
のんびりと過ごしています。
日々の暮らしを、少しずつ書いています。

エッセイ 大皿

2018-08-21 16:24:39 | エッセイ

エッセイ 大皿  課題 【食器】     2018年7月28日

夫の転勤である時期地方都市に住んだことがある。
知らない土地は知人もなく、子供が学校に行った日中、デパートや町の商店街によく出かけた。
若い頃と違って洋服などにはあまり目が向かず、食器や小物雑貨、インテリア等に興味をもった。
デパートは季節ごとに目新しくレイアウトされている。
巡っているうちに、器などの良さを知った。

町の中心のアーケードに、老舗の瀬戸物屋があった。
長い時間、棚のあちこちを見て回り一つの物を決める。
決めても迷う。そんな風にして、少しずつ自分の物になった。

刺身を盛るであろう大鉢は、今はお正月にお節の盛り合わせに使う。
フルーツの大皿は息子たちが来た時など、何種類かの果物をカットして一つに盛り合わせる。
最近出番の少なくなった大きな土鍋はおでんを入れる。
蓋を取った時の湯気もご馳走になる。

あの時買った駒盆も大切に使っているが、魚の盛り付けに使う皿は勿体なくて、普段は引き出物に貰った皿を使っている。

孫が泊まりに来て、刺身が食べたいと言う。

三人でデパート地下の魚売り場に行った。
夫はいいところを買えと言うが予算もある。

それに中トロばかりを食べさせるのは贅沢だ。
一柵は中トロ、もう一つはいつも買う物と二柵買った。

家に帰ってパックから外した。
水洗いをし、キッチンペーパーで拭き取り、まな板に並べると見分けがつかない。

黒の大皿に大根のけんの白、庭で摘んがシソの緑、赤い刺身のご馳走が出来た。
孫はいつも食事の手伝いをするが、さっきからまな板から目を離さない。

「はーい、食卓に運んで」
「中トロはどの辺?」
「言わない、聞いたらそこを食べにくいでしょ」

銘々の器に盛ってもいいのだが、折角の食事、大皿から取り分けた方が楽しいはずだ。

  先生の講評・・・孫に使った大皿は転勤先で買ったもの?

 

 

 

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息子のアルバム

2018-08-17 16:53:51 | つぶやき・・

息子は自分のアルバムを実家に置いたきり
新しい家庭には持っていきませんでした。

ので、以前アルバムから写真を外し、スキャンしてCDに
作り直したのですが全然見ないという。

暇に任せて、外した写真をまたスキャンし、ワードに
切り抜きして写真用紙に印刷しました。

本人の小さいときのことは、多少コメントも入れないととおせっかい。

誕生日に間に合いました。
珍しく長々とおしゃべりしましたが、何か、お説教をされました。

 

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レンゲショウマ

2018-08-13 13:26:12 | 夫と・・・・。

レンゲショウマを旗印に、歩数計にこだわわる夫と御岳に行きました。

バスを降り、滝本駅のケーブルカーに乗るための坂道に「フーフー」
小雨が降ってきて、見物客もまばらでした。
レンゲショウマは3分咲き程度、まだきれいな薄紫の色は見られませんでした。

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お宿 なごみ野

2018-08-05 15:54:34 | 夫と・・・・。

今年も信州安曇野、「お宿 なごみ野」に
2泊お世話になってきました。

赤松の林の中にある静かな宿。
個々の創作懐石料理は絶品、
おいしさと心憎い趣向には驚かされます。

一人、露天風呂につかると「あ~」とため息が出ます。
(もちろん、気持ちがいいからです)

今年で3度目、来年も早くに予約をしようと思います。

ちひろ美術館へは宿の車で送ってもらい、半日を過ごしました。
「ちひろさん」と、館長の黒柳徹子さんの「トットちゃん」がうまく溶け合ています。

紫の花ブルーサルビアの咲く丘の向こうに、
トットちゃんが通った、トモエ学園の教室を

復元した電車があり、トットちゃんが迎えてくれます。

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