年末の奈良

年末、奈良へ行ってきました。

夫は何故か、年末になると「大仏様を観たい」と言い出し、これで3度目です。

西ノ京から、唐招提寺、薬師寺。

次の日はホテルからタクシーで二月堂へ。

坂道を下って、東大寺の大仏様に。

興福寺国宝館の阿修羅像や、金剛力士像、沢山の仏様にお参りしてきました。

舞台の長い廊下を、僧侶が燃え盛る大きな松明を振りかざしながら走る二月堂。

松明から降り落ちる火の粉を被ると、無病息災ををもたらすと、

大勢の参拝者が、舞台の下に集まるそうです。

前日小雪が降ったそうで、寒い朝、参拝者が少なかったです。

運転手さんは、この近くで生まれ育ったとか、

「何十年経っても、何にも変わりませんわ」と、二月堂や三月堂

これは僧侶の銭湯だったとか、色々な話をしてくれました。

「お出かけ」の所で、三鷹の天文台「アインシュタイン塔」がある、

と書きましたが、ホテルのロビーには、

アインシュタインが、滞在中弾いたというピアノがあります。

日本に来る途中、船の中でノーベル賞受賞を聞いたそうです。

今年もつつがなく年を越せそうです。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えください

嬉しい頂き物！

スモークチーズです。

寒かった日曜日に、お庭でスモークしたと、又、友人が届けてくれました。

スモークしたチーズは、今迄ほとんど食べたことがありませんでした。

頂く前に、ほんの少し焙ると一段と美味しくなると、別の友人のアドバイス。

私は一瞬レンジで、「チン」します。

今迄、この味を知らなかったことが、悔やまれます。

骨が痩せないように、顔の皺が伸びますようにと、祈りながら頂きます。

エッセイ カラスの赤ちゃん

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　カラスの赤ちゃん　　課題【子供・赤ちゃん】　２０１１・１０・２８

　　　　　　　　　先生の講評…テーマをどう取り込むか。さらりとした頭脳プレー。

　　　　　　　　　つつじのつぶやき・・・10年以上目の作品、日常は相変わらずです。

　　カラスの赤ちゃんなぜ泣くのーと、愛のチャイムがなった、

　　もう４時半、夕方だ。

　　お米が無かったことに気が付いた。

　　今からでも、配達してくれるだろうか。

　　古い付き合いのお米屋さんは、いつ閉めてもおかしくないような

　　商売をしている。

　　お店は古いパソコンと黄色くなったポスター、、最近は週に３日しか

　　営業をしていない。

　　だから今日配達をしてもらわないと、明日のお米も困る。

　　電話をすると、間もなく軽自動車が止まった。

　　おだやかな笑顔のお米屋さんは、律儀に領収書を書いてくれる。

　　「今年は福島のコメが入っていないので、いつもの産地ではない

　　のです」とコメ事情を話してくれる。

　　私はどこの産地のコメでもお米屋さんが、これがいいでしょうと言うのを

　　買っている。

　　他市の、お米屋さんに嫁いだ友人がいる。

　　「どう、お店の景気は」、時々聞くことがある。

　　「だめよ、今はインターネット販売が中心、そのうち精米機が壊れたら

　　閉めるわ」と言う。

　　どこの店でも、そんな状態なんだと改めて思う。

　　精米したてのおいしいお米は、簡単に手に入らなくなるのかと

　　心配になる。

　　我が家はご飯好きで、おいしいご飯が第一。

　　それを美味しく食べられるおかずになり、漬物や汁ものを添える。

　　ご飯の締めは、夫の高血圧予防にトマトと緑茶になる。

　　これで大抵、「あー美味しかった」となる。

　　一週間に一度、配達される生協のものを使いまわし、

　　使い切るようにしている。

　　冷蔵庫を覘いて考える。

　　豆腐と豚肉はもうそろそろ、賞味期限が近い。

     暫くぶりに、豚汁と魚を焼こう。

　　秋の日は早い、曇った空に冷たい風が吹いている。

　　愛のチャイムは、夕方の目覚まし時計のようだ。

お出かけ。

文学散歩、今月は三鷹の国立天文台。

先月の戸城邸と同じ、とっても良いお天気でした。

昭和5年に建てられた太陽塔望遠鏡。

塔全体が望遠鏡の筒の役割をしているそうです。

ドイツのアインシュタイン塔と同じ研究目的で造られていることから

「アインシュタイン塔」と呼ばれているとか。

森の中、静かなたたずまい、長い年月、時を刻んでいるようでした。

今日は良いお天気でした。

おとといの寒さが嘘のような、とっても良いお天気です。

外に出して置いたブーゲンビヤも、家に入って日向ぼっこ。

夏用の敷物も変えないと・・・。

午前中に、お掃除と洗濯を沢山しました。

生協で届いた大根を千切りし、葉と一緒に、昆布と塩だけの即席漬け。

今夜の食卓で、一番美味しいと言われました。