吉永小百合さんから、年賀状(郵便局発送)をいただいたので、
最近作「母べい」を観てきました。
映画は、「良かった」&「とっても良かった」。
原作は、黒澤映画のスクリプターを長年努めた、
野上照代さんの幼い頃の、家族の思い出を綴った作品。
昔、松竹映画を観終わって、物語を一つ一つ反芻し、
心に響かせていったような気分になる
(今も続いていますが・・・)映画でした。
ドラマチックな筋書きでは無いけれど、丁寧につくられて無理な所もないし・・・。
吉永小百合も、自然な演技で好演しているし、
子役の女の子が、2人共素晴らしかったと思います。
又、最近話題の、浅野忠信と言う俳優、初めて見ましたが、
これもとっても良かった。
私が観たのは、夜の部だったせいか、かなり若い層の観客が多かったが、
涙をそっと・・・なんて人もいて、エレベーターホールの前は
優しい雰囲気に包まれていました。