・・・てんてんてん。

とっぴーの非生産的な日常とその実態。

深淵を覗くとき、深淵もまたこちらを覗いている?

2024-03-21 21:30:37 | weblog
クルマにも道路にも薄く雪が積もって、寒い一日の始まりだった。

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出勤する時、よく見掛けるクルマがある。

私とは反対方向に向かうクルマで、毎回だいたい同じ場所ですれ違う。三菱のランサーエボリューション(以下、ランエボ)だ。色は黒。ナンバープレートが、真ん中から少し左側(私から見て右側)にずれた場所に取り付けられている。

私はあんまりクルマには詳しくないから、型式とか仕様だとか詳しいことは分からない。ただ、そこまで新しそうなクルマには見えないし(ランエボ自体もう生産されていないけれど、それにしても、である)、フロントグリルも改造してあるっぽいし・・・きっとクルマにこだわりのある人が乗っているのだろう。そう思っていた。

ところが・・・?

つい先日、同じ時間帯、同じ場所で白色のランエボを見掛けた。
失礼ながら、ランエボも今となってはそんなに見掛けることのないクルマである。だが・・・いや、それ故に、新しさすら感じるきれいな佇まいは目を引いた。しっかり手入れをされているのだろう。カッコいいクルマだった。

ただ、ナンバープレートの取り付け位置が、あの黒ランエボと全く同じなのが気になった。これはもしや?と思い、運転席を見やると、どうやらドライバーさんも同じ人っぽい。断言はできないけれど、多分同じだ。そんなにランエボが好きなんかい!


今のところ、白ランエボを見たのはその1回きりである。
また黒ランエボに戻ってしまった。また見たいぞ。


そして私は思う。
ランエボの運転手も、私の赤アクセラを見て『アイツいつも同じ場所で見掛けるな』なんて思っているのだろうかと。

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朝だけだったとは言え、この時期にしてはなかなかの雪の降りっぷりだった。
春は遠いよ。

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