北海道新聞が社説で取り上げた(※1)のに続いて、中日新聞(※2)が、コラム「中日春秋」で、佐藤正久ひげ隊長の「駆け付け」警護企図を文民統制に反すると批判、自衛隊が省格上げで過信しているのではないか、とちくり。記事では東京新聞が大きく取り上げ、毎日、共同通信も報道しているが、社の姿勢を示しているところは、まだまだ、少ない。テレビできちんとコメントしたのは、最初に報道したTBSくらいだ。ぜひ、他社も続いてほしいし、私たちも、メディアが続くよう呼びかけよう!10本電話がかかったら、書いていないところも掲載を考えざるを得ないはずだ。
■■中日春秋引用開始■■
相手の言葉を額面通りに受け取れないことがある。小池百合子防衛相の発言もそう。内閣改造を機に、イージス艦の情報流出事件の責任を取って退任し、「一兵卒」として安倍政権を支えていきたいという
▼昨日まではインドとパキスタンを訪問し、政府要人らとテロ対策をめぐり会談している。続投するつもりがなくては組めなかった日程に見える。誰もが、在任四年を超えた大物事務次官の交代をめぐる混乱が原因では、と思うだろう
▼続投しても省内をまとめられない。こんな声が自民党内から上がっており、首相も交代を考えているとの観測が最近流れたらしい。それなら自分から辞めた方が「次につながる」と、小池さんは判断した。こんな解説もある
▼真偽は定かでないが、政治家という文民の大臣が自衛隊員である次官と対立した後、ほぼ同時に退任する結果になったことは確か。これで自衛隊発足以来の大原則である「文民統制」が利くのか不安になる
▼陸上自衛隊がイラクに派遣されていたとき、活動をともにしていたオランダ軍が攻撃されたらどうしていたか。防衛相が応戦せよと指示するはずがない。でも現場の隊長だった自民党の佐藤正久参院議員は「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」意思があったと発言している
▼海外派遣の実績を積み重ね、省への昇格も果たした今、自衛隊は自信を深めているのかもしれない。それが過信となっていつか暴走しないよう、文民統制の在り方を国会で徹底的に議論してほしい。材料はそろっている。
■■引用終了■■
冒頭の写真は、秘密主義で悪名高い自衛隊の実態を暴いた読売記者の取材の際に撮影されたもの(※3)
※1:道新が社説で佐藤正久「巻き込まれ」企図を批判!~続くのはどこだ… (http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/9629a654d96a0f1d792ec4db58328b59)
※2:中日春秋(http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2007082602043928.html)
※3:徹底したイラク陸自取材妨害(怒!)~飯塚恵子記者二度目のチャレンジ! (http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/6167d26ce8358dd8ed3119b44c06c4b9)
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしています(ここ←参照下さい)。
■■中日春秋引用開始■■
相手の言葉を額面通りに受け取れないことがある。小池百合子防衛相の発言もそう。内閣改造を機に、イージス艦の情報流出事件の責任を取って退任し、「一兵卒」として安倍政権を支えていきたいという
▼昨日まではインドとパキスタンを訪問し、政府要人らとテロ対策をめぐり会談している。続投するつもりがなくては組めなかった日程に見える。誰もが、在任四年を超えた大物事務次官の交代をめぐる混乱が原因では、と思うだろう
▼続投しても省内をまとめられない。こんな声が自民党内から上がっており、首相も交代を考えているとの観測が最近流れたらしい。それなら自分から辞めた方が「次につながる」と、小池さんは判断した。こんな解説もある
▼真偽は定かでないが、政治家という文民の大臣が自衛隊員である次官と対立した後、ほぼ同時に退任する結果になったことは確か。これで自衛隊発足以来の大原則である「文民統制」が利くのか不安になる
▼陸上自衛隊がイラクに派遣されていたとき、活動をともにしていたオランダ軍が攻撃されたらどうしていたか。防衛相が応戦せよと指示するはずがない。でも現場の隊長だった自民党の佐藤正久参院議員は「情報収集の名目で現場に駆けつけ、あえて巻き込まれる」意思があったと発言している
▼海外派遣の実績を積み重ね、省への昇格も果たした今、自衛隊は自信を深めているのかもしれない。それが過信となっていつか暴走しないよう、文民統制の在り方を国会で徹底的に議論してほしい。材料はそろっている。
■■引用終了■■
冒頭の写真は、秘密主義で悪名高い自衛隊の実態を暴いた読売記者の取材の際に撮影されたもの(※3)
※1:道新が社説で佐藤正久「巻き込まれ」企図を批判!~続くのはどこだ… (http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/9629a654d96a0f1d792ec4db58328b59)
※2:中日春秋(http://www.chunichi.co.jp/article/column/syunju/CK2007082602043928.html)
※3:徹底したイラク陸自取材妨害(怒!)~飯塚恵子記者二度目のチャレンジ! (http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/6167d26ce8358dd8ed3119b44c06c4b9)
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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一日で使用した爆弾39トン、金額にして3億円。
何のために実弾を使い、無駄に3億円も使えんの???
小池大臣は嬉しそうに参加してたけどさ。
頭おかしいんじゃないの???
こんなことやってるから、武器を持たせりゃ使ってみたくなるんだって!!!
絶対に追求の手を緩めちゃいけない!!
当初の佐藤発言から、自衛隊内部の資料が見つかったことについて弁護士有志と市民が記者会見をしている映像も丁寧に放送していました。
最後に、毎日新聞社の岸田氏が、的確にこの問題点の指摘をし、批判的な意見を述べていました。
たまたま、今日20代の青年10数人に、東京大空襲の話をする機会がありましたので、日本の現状ということで、この番組のビデオを解説を加えながらしっかり見てもらいました。
危機的な問題であることに共感を持ってくれました。
「国民が増税してくれと頼んで来るまで、福祉を削れ!」と指令しはったお方のご命令は、絶対だっせ。
勿論、増税しても福祉に流れるのは雀の涙、とは映画「シッコ」の世界が現実になんなんとしてる日本では常識でおま。
この間の選挙も、最低サクラ300人は用意しろ!とキツい仰せで。
未だ衰えぬ小泉人気は、学会の演出っちゅうお話。
文民統制を中心に論が進んでいますが、佐藤隊長の発言は、戦闘的な状況を望んでの発言なんでしょうかね。その辺りが曖昧なまま、話が進んでいる気もします。
カンボジアに派遣された時にも、同じような問題が話題になったと記憶しています。未だヨルダン、イラクで空輸を続けている航空自衛隊員の苦渋が最近、中日新聞に連載されていました。
自分は戦争は嫌いです。軍隊も無くなればいいと思っている。ただし、急迫の状況で身を守れないなんていうのは、かなり馬鹿馬鹿しく、派遣された人たちは哀れだとも思うのです。
「現実的な対応」という言葉は、危ない方向性も持っていますが、的を得た「現実的な対応」を見出して欲しいと望みます。
コレは「ファシズムのプロ」の言葉です。
そして現在の日本政府も、このナチスの幹部の言葉を使って憲法を改悪し、戦前回帰の世の中にしようと企んでいる分けです。
隣人が襲ってくるかも知れないから武器を蓄え準備をしておこう、とすれば、隣人は「これは危険だ。コチラも一層武力増強を進めないと大変だ」と云う、悪循環にハマります。
全ては「反映」です。
もし~されたら、と云う妄想に支配されない事が非常に重要ですね。
実際、攻めてくる他国などあり得ない分けですから。
ソレを言うなら、マジで昨日の奈良発のニュースなど、恐らく「(経済的)一家心中」の一種なんでしょうが、お婆ちゃんと母親と子供達数名が自動車の中で焼死したけど、その自動車は2時間も側溝に脱輪したままで、しかも誰も近寄らなかったとか、そういう事に胸を痛めて欲しいですよ!
軽い装備で、何で戦闘に自ら巻き込まれに行くのが、「身を守る事」で、ド田舎の無理心中が軍拡を含む資本肥大化の犠牲者として、同情を集めないんだ?!
絶対、変!!!オカシいよ!!!!!
文民統制の文民って、今はなき小池百合子や居座り安倍カイゾウでしょう? 佐藤のアホが大臣ってこともなきにしもあらずだし。
アメリカでの文民はラムズフェルドやブッシュですよね。確かにラムズフェルドは追放されたけれど、メチャクチャになった後だし・・。
最高指揮官はいくらアホでも首にならないし・・。
やはり、結論は、「バカな味方は敵より怖い!」
多分、権力闘争が激しい分、足の引っ張り合いで「私利私欲派」が軍人として出世出来ないシステムなのか…?
それとも、軍人にこそ、文官的な儒教的礼節や教養が絶対的に求められている…?
判んないけど、中国人は子供の頃から「こういう場面にはこういう表情をする」って言うのが礼節だって、(表情筋まで)徹底して教育されるんで、日本や米国に見られる「場面に会わない全く逆の表情が却って情感を生む」的な文学表現は有り得ません、つうか、単なる無礼としか受け止められないです。
何故なんだろう?と研究中なんですけど。