情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

住田弁護士、消費者委員会委員長を辞退~変革の手応え

2009-09-01 18:13:37 | そのほか情報流通(ほかにこんな問題が)
 「行列のできる法律事務所」の住田弁護士が消費者委員会の委員長含みで委員になる予定だったが、市民や弁護士会の「委員も決まってないのに何で委員長が決まってんねん」という批判の声を受け、住田弁護士が辞退した。
 
 ツイッターで自民党支持を明らかにした(?)産経新聞は、この動きを

【食品や家電製品などの事故や悪徳商法などの問題を、消費者の立場から一元的に対処する消費者庁が1日、発足する。縦割り行政の弊害を取り除き、迅速に問題を解決することが期待されている。中央官庁がまったく新しく組織されるのは昭和46年の環境庁(現環境省)発足以来。
 ただ、衆院選で勝利した民主党は、長官人事や拙速な発足に反対を表明。鳩山由紀夫代表は31日、「民主党がいよいよ政権を取るというときに、なぜ、駆け込みで発足させるのか」と批判した。また、消費者庁の監視機関「消費者委員会」の委員長に就任予定だった元検事で弁護士の住田裕子氏(58)が就任を辞退したことが31日に分かるなど、波乱のスタートとなる】

と伝えている。

 その報道からは、委員長が先に決まっていたことへの批判精神はまったく感じられない。

 …と、もう後ろ向きなことを書かなくても、世の中は動いていく!

 こういう不明朗な人事を防ぐことができたというだけでも、政権交代がなされてよかったと実感できる。個人的にも、一時は、住田弁護士が委員長になったら、「個人的には期するところあり」と書かせていただきましたが(http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/e23d736aef805c2fadf04141c1d9cfaa)、いまではそれも「何が期するところありやねん。何様やねん」と笑って(笑われて)済むわけだ。

 沖縄密約事件でも外務省は吉野文六元アメリカ局長の証人尋問をOKした。

 メディアも、市民感覚で、おかしいことはおかしいと書ける時代が来た。

 …とはいえ、韓国の李政権が反動的な政策推し進めているように、市民が油断をしたら、また、知らされざる搾取が始まる。

 そうならないように、情報の自由な流通(Free Flow of Information)を民主党政権時代に実現したいですね~。 




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★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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