立場を逆にすれば、反日デモの原因は簡単だと思う。
まだ、存命な人も多い祖父祖母の世代に攻め込み、多くの同胞を殺した国が、最近になって、また、軍隊を海外に派遣し、さらに、より容易に軍隊を派遣できるような憲法に変えようとしている。しかも、その国の指導者は、前の戦争のことを反省していないかのように、前の戦争を指導した者が祭られている宗教施設の訪問を止めようとしない。さらに、敗戦国としての反省も忘れた状態で、国連の常任理事国になるとまで言い出している。
あなたは、そんな国が隣国だったら、どうしますか?
まだ、存命な人も多い祖父祖母の世代に攻め込み、多くの同胞を殺した国が、最近になって、また、軍隊を海外に派遣し、さらに、より容易に軍隊を派遣できるような憲法に変えようとしている。しかも、その国の指導者は、前の戦争のことを反省していないかのように、前の戦争を指導した者が祭られている宗教施設の訪問を止めようとしない。さらに、敗戦国としての反省も忘れた状態で、国連の常任理事国になるとまで言い出している。
あなたは、そんな国が隣国だったら、どうしますか?
・1870年代のビルマのヤンナン地区侵略の数十万人のイスラム教徒の被害者
・1870年代と80年代の台湾原住民の数千人の虐殺の被害者
・1979年のベトナム侵略についての数千人の兵士や民間人の被害者
その他多数
に対して謝ってから偉そうなことを言って欲しいものです。
さかのぼれば、日本との間だって多くの紛争があったわけですから…。
いま、中国の市民が抱いている危機感について理解することができなければ、われわれだって、中国の行為について、偉そうなことは言えないはずです。
以前トラックバックいただいたときから、時々は意見させていただいてました。
相手の事を考えることができるだけで、世の紛争はだいぶ減ると思うのですが・・・。
僕だったら、そんな隣国”NIPPON”は不安で仕方が無いです。
常任理事国入りに反対すること自体は中国の自由でしょう。反対していけないということはない。
でもそれを理由に大勢の群衆で外国の公館や個人の店を取り囲んで投石等を繰り返す行為が正当化されるとは思えない。
単なる憂さ晴らし・鬱憤晴らしのレベルであって、真の愛国的行為とは到底言えない愚行です。このようなことを続けていると中国自身に対する国際社会の評価も厳しくなることを自覚すべきでしょう。
「くに」はそこに住んでいる者のためにあるのではないでしょうか。
そして、「くに」という概念はヨーロッパ統合からも明らかなように必ずしも固定的なものでなければならないことはなく、アジア連合なんてものを目指したっていいわけですし…。
愛国的行為ですか…
論点をずらしてはいませんか。
私に問うよりデモ行進している人たちに問うべきでしょう。
彼ら自身が「愛国無罪」というスローガンを叫んでいますよね。
私が言いたいのはあのような破壊行為はどう考えても「愛国」とは無縁だということです。
身内が殺され略奪されたわけです。自分の家族がそのような目に遭ったら、死ぬまで忘れないでしょう。
…というようなことは改めて書くまでもないと思ったので、前のようなコメントとした次第です。
「愛国」という言葉について、中国の市民が使用しているスローガンについての批判だったということであれば、私の前のコメントは撤回します。
一言書かせて戴きます。
自分の身内や家族を殺されたら、殺した相手に憎しみを抱く。
当然のことだと理解します。
ですが、今現在反日デモをしている殆どの方は、当時の戦争を知らない若者です。
これも反日教育の賜物だと思います。
中国の方が、よく仰います。
「日本は反省も謝罪もしない」
ならば、誰が、誰に、何を、どんな風に、反省と謝罪すれば、先にも書きましたが、反日教育を受けた中国の方々は、それを認めてくれるのでしょうか?
私は日本最大の反省は「戦争をしない」だと思うのですか?