情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

韓国の市民を応援しよう!~マスメディア系列化に反対が過半数との世論調査

2009-02-04 08:12:14 | メディア(知るための手段のあり方)
 韓国では、マスメディアのクロスオーナーシップ=系列化に対し、市民が警戒心を持って受け止めていることが、世論調査の結果、明らかになった。日本で同じようなアンケートをしたときに、このような警戒心をもって判断することができる人はどのくらいいるだろうか?そのような警戒心を抱くことさえできないような情報しか与えられていないこと自体が、日本の完全系列化に問題があることを示しているように思う。

 ハンギョレ新聞日本語サイトを創る会(http://blog.livedoor.jp/hangyoreh/archives/450409.html)によると、【大企業と新聞社が公衆波放送と放送ニュースチャンネルを所有することができるように法を改定することに対して、反対意見が賛成より倍近く多いことが分かった。】という。

【<ハンギョレ>が ‘リサーチ プラス’ に依頼して去る31日、全国19才以上の男女1000人を対象に実施した電話面接調査結果によれば、放送法改定に対する反対が57.7%,賛成は31.4%であった。政府・与党は2月の臨時国会で大企業・新聞社の公衆波放送進出を許容するなどの内容で言論関係法改定を推進中だ。】

 韓国でなぜ、こんなに反対が多いのか、それを考えることで、日本の現状の問題点も改めて考えることができるのではないでしょうか?

 いずれにせよ、このまま、韓国でこの法案が通過しないように韓国市民にエールを送りましょう!





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★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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