戦争は人の命を犠牲にした外交です。政府が無策なときに戦争を行う羽目になるのです。しかし、個々人はなぜ国の利権争いともいえる戦争に協力することができるのか?それは戦争に協力する人にあの世への期待を持たせるからだと思う。霊に関する放送番組の問題が頭にひっかかりながら、次のような記述をみたとき、そう思った。
彼ら(保守主義者)は天上の神について話します。
私たち(社会民主主義者)は人びとの間にある神について話します。
【全ギリシア社会主義運動PASOK党首ゲオルギオス.A.パパンドレウ氏の社会主義インターナショナル議長就任のスピーチ(2006年1月30日、社会主義インターナショナルアテネ理事会】(『憲法は誰のもの』(福島みずほ・著)の孫引き。ここ←参照)
なぜ、彼らは天上の神について話すのか。それは天上の神が戦争で死んだ立派なあなたを救ってくれるとあなたを信じ込ませたいからだ。
霊がなく、この世で全てが終わりと認識したなら、戦争なんて馬鹿らしくてやってられない。自分が死ぬこと=自分にとってのこの世の終わり…。国が栄えようとも死者であるあなたには何の関係もない…。
霊がなく、この世で全てが終わりだと認識したならば、それでも死ぬかも知れない戦争に行ってくれと命令することができるのだろうか…。
霊に、あの世に、頼るべからず。頼れば、それだけあの世に近づく…。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事,分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また,このブログの趣旨の紹介及びTB&コメントの際のお願いはこちら(←クリック)まで。転載、引用大歓迎です。なお、安倍辞任までの間、字数が許す限り、タイトルに安倍辞任要求を盛り込むようにしています(ここ←参照下さい)。
彼ら(保守主義者)は天上の神について話します。
私たち(社会民主主義者)は人びとの間にある神について話します。
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なぜ、彼らは天上の神について話すのか。それは天上の神が戦争で死んだ立派なあなたを救ってくれるとあなたを信じ込ませたいからだ。
霊がなく、この世で全てが終わりと認識したなら、戦争なんて馬鹿らしくてやってられない。自分が死ぬこと=自分にとってのこの世の終わり…。国が栄えようとも死者であるあなたには何の関係もない…。
霊がなく、この世で全てが終わりだと認識したならば、それでも死ぬかも知れない戦争に行ってくれと命令することができるのだろうか…。
霊に、あの世に、頼るべからず。頼れば、それだけあの世に近づく…。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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人間に降りかかる不自由の原因は自然、社会、人間自体の中に在るのであり、超自然、超社会、超人間の存在などないのです。
ゆえに、自然、社会、人間自体に不自由の原因を認識していく実践と理論活動が科学です。
人間は生まれながらにして、戦争、犯罪、官僚主義の遺伝子が組み込まれた反社会的な存在ではないと断じることが科学であり、断じないのはすべて宗教ではないでしょうか?
人間を生まれながらの犯罪者、戦争主義者、官僚主義者だと思い込む宿命論的退廃的絶望的オカルティストとそれを完全否定するサイエンティストのヒューマニズムが対決するのは当然の民主主義であるが、どちらに軍配が上がるのかは明らかです。
オカルティズムは明確に敗北させねばなりません。それが社会、政治、経済を人間化、社会化する真の文化イデオロギー活動ではないでしょうか?このことを自覚的に認識する良識、良心の基づく報道、教育がなされることが当然です。
引用されている社会科学の社会民主主義も当然思想信条の領域である。
霊を認めるべきではない・・という思想は尊重されうるだろうが、その霊魂によって戦争を説明することは十全ではないだろう。
この程度は小学生でも理解してくれる範疇であると思う。
しかして、戦争論において致命的な視野狭窄があるだろう。
>戦争は人の命を犠牲にした外交です。政府が無策なときに戦争を行う羽目になるのです。しかし、個々人はなぜ国の利権争いともいえる戦争に協力することができるのか?それは戦争に協力する人にあの世への期待を持たせるからだと思う
問題なのは冒頭からだろう。そもそも戦争という概念からして曖昧なのだが、人間が自分の思想の実現のために行う行為(自決権・自然法における抵抗権)を否定しているのである。これは拡大解釈すれば、デモやサボタージュすらも否定することに他ならない。法律で一義的に「戦争」が悪いと吹聴しても人間生来もっている自己決定権の領域での戦争(抗争)は否定されるものではない。
戦争は相手があって成立するものであり、無策であろうと万全を期しても戦争は他律的に発生する。そこには法理を超えた領域の国家の自由権が存在するからである。
個人が国家間戦争に参加する理由は、自国を守ることだけではない。国家を守るための戦争という概念が総じて、国家以外の総体的な社会の保護意識を喚起するからである。
もし、この精神性を否定するなら、母性を否定することと同義である。守りたいものを守るために手段として国家を使うことも自由のうちの一つである。国内治安維持の側面でも戦争が存在することも忘れてはならないだろう。戦争のない国家については論じるだけの知識がないが、あまりにも視野狭窄な記事であろう。
冥王星からすれば、現代人類は抵抗する意思を如実化できなくなった人民だと言える。まるで武器を持つことが許されないが如く発言されるが、武器そのものは発動しない限りは無害であり、それを使用するものこそが問題なのである。アメリカを銃社会として批判する人間が同じように銃社会であるスイスがなぜ銃犯罪が日本よりも少ないのか?ということを知らない・・・それは理性ある人間の行動を想定できないからである。これも視野狭窄に構造である。銃社会=銃による犯罪発生率が高まる・・・・ナンセンスである。(スイスの事例については、検索でも出ます)
武器を持つことは当事者の理性が試されているものであるが、武器を没収された状況が健全だと思う精神性こそ、近代自由主義社会の権利を亡失した悲しい「飼い犬」の人民なのかもしれない。
銃刀法などに不満があるわけではないが、結局は規制されないと社会維持できない、という視座で法を考えることも忘れてはならないだろう・・・これは、霊についても同じことで、規制されないとダメなほどの実害があるわけではないのである。言うまでも無いが、法律は実勢を重んじるものであって、立証性が皆無な霊などを取り扱うものではない。
http://self0507.blog52.fc2.com/blog-entry-342.html
それと、人民から武装する自由を奪うことは、議会制民主主義の発達する社会では当然ではないですか?問題は議会制民主主義を一層拡大していくのか、人民の武装化を拡大していくのか、にあるのでは?
そもそも、人間社会に殺し合いが実現する原因はどこにあるのでしょうか?これへの回答が科学と宗教を分かちます。
そいじゃ。アディオス。グッドラック(笑)
私は、「自分は奴隷になってもいいから戦争には行かないでほしい」、そう言うでしょう。というか、それ以前に戦争が起きないように必死に努力をします。そして、占領されても、人権が踏みにじられないよう努力するでしょう。
結局、政治家は自分や家族が死ななくてすむから安易に戦争を選択するのです。そして、靖国などで騙された市民がその選択に従う…。
政治家が、まずは、戦争絶滅受合法案を成立させてから、9条うんぬんの話をするなら、霊の話もしないで済むですがねぇ…。
戦争絶滅受合法案
「戦争行為の開始後又は宣戦布告の効力の生じたる後、十時間以内に次の処置をとるべきこと。即ち下の各項に該当する者を最下級の兵卒として召集し、出来るだけ早くこれを最前線に送り、敵の砲火の下に実戦に従わしむべし。
一、国家の元首。但し君主たると大統領たるとを問わず、尤も男子たること。
二、国家の元首の男性の親族にして十六歳に達せる者。
三、総理大臣、及び各国務大臣、並びに次官。
四、国民によって選出されたる立法部の男性の代議士。但し戦争に反対の投票を為したる者は之を除く。
五、キリスト教又は他の寺院の僧正、管長、その他の高僧にして公然戦争に反対せざりし者。
上記の有資格者は、戦争継続中、兵卒として召集さるべきものにして、本人の年齢、健康状態等を斟酌すべからず。但し健康状態に就ては召集後軍医官の検査を受けしむべし。
以上に加えて、上記の有資格者の妻、娘、姉妹等は、戦争継続中、看護婦又は使役婦として召集し、最も砲火に接近したる野戦病院に勤務せしむべし。」
不戦条約の有効性については議論するつもりはないが、冥王星などの部類は、「良心的兵役拒否権」という法理を知っているので、指摘の事象は回避できることも知っている・・・それともヤメ氏は良心的兵役拒否を知らないのだろうか?
もっとも、軍法がないせいで良心的兵役拒否権も認められないのは、軍法や特別裁判所がないせいであることはほとんどが認めないことだが・・・・
少し賢ければ、戦争を思想性で忌諱する手段があるのである。それがないなら、それを拡充すればいいのであって、根絶できない戦争を根絶する意思は尊重するが、現実的選択肢を想定して語る人間も当然いるのが普通である。
もっとも、日本の弁護士に「良心的兵役拒否」の取り扱いができるわけでもないことから、想定しないだけのことだろうが・・・
心霊問題の本義を逸脱しているので、戦争論はこれ以上はいいませんが、戦争においても、思想、信条を法理にして回避できることは正確に理解してもらう必要があるだろう・・軍隊は地獄だが、思想信条の自由がない公職でもないのである。あくまでも、自立的にその自由を制約する意思を軍人が抱いているだけのことである