情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

女性の抱いている赤ん坊を崖下に投げ捨てる~「不戦」09年春季号

2009-06-29 23:20:23 | 有事法制関連
 戦争体験は悲惨だ。殺した者も殺された者も。けがをした者もさせた者も。だからこそ、戦争体験を伝えなければならない。「不戦」09年春季号には、読み進めることが出来なくなるような体験が記されている。これを読めば、それを伝える責任が生じる、伝えなければならない、そう思う。

■■引用開始■■

私の中隊が30歳前後の若い女性を捕まえて、例のごとく輪姦した。普通だったら、あとくされないように、その場で殺してしまう。ところがなぜか連れて歩くことになったのです。逃げられては大変ということで、裸にして身につけているものは靴だけです。
休憩のときに、古い兵隊が立ち上がったと思ったら、女性が抱いていた赤ん坊をヒョイと取り上げ、崖からパーッと投げ捨てた。あっ、ひどいことをするとハッとしたら、その母親は赤ん坊の後を追って、崖下に飛び込んだ。

■■引用終了■■



■■引用開始■■

訓練中に、藁人形でやっている場合にはいいのですが、生きた人間は、いくら目隠しされて縛られていても、足音と気配で、近付くと身体をひねるんです。だからとんでもない所の、腕突っついたり、変な所を突っついたりして、急所にいかない。だから、かえってかわいそうです。いつまでたっても絶命しないのです。
5人も6人もが入れ替わり立ち代わり、「もういっぺん、もういっぺん行けっー」「もういっぺん、行けっ!」と命令される。「ヤアーッ!」と言って突くんですね。もう血だらけで、蜂の巣のようになってうなっている。

■■引用終了■■


■■引用開始■■

私たちの隊で、捕まえた中国人の300人ほどを、ある駅まで貨車で送るために駅に連れてきました。しかし、どういう手違いがあったのか貨車が配車されていないのす。(中略)小さな小屋がありました。(中略)300人ぜんぶを入れました。とても300人など入れるはずはないと思いましたが、命令ですから、私たちは銃剣で突っつきながら、「入れ、入れ、入れっ!」と押し込みました。ぎゅうぎゅう詰めです。(中略)「なーんだ、折角引っ張って来たのによー、半分いかれちゃったじゃないか。しようがねえなぁ。いやあ、足らなければまた引っ張ってくればいいさ。いくらだっているんだから…」とこうなんです。

■■引用終了■■


同じ体験をしたら、このことを語ることができるだろうか?語る人を支えなければならない、そう思う。




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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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