情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)日隅一雄

知らなきゃ判断できないじゃないか! ということで、情報流通を促進するために何ができるか考えていきましょう

【表向き】憲法記念日までに国民投票法案を通過させたい~【本音】早く改憲しないと北朝鮮が民主化される…

2007-04-23 01:31:40 | 憲法改正国民投票法案そのほか
 徳島新聞(共同配信)によれば、【国会は週明けから、参院では憲法改正手続きを定める国民投票法案の成立を視野に入れた与野党攻防が展開されそうだ。24日には、衆院本会議でイラクでの自衛隊の活動を2年延長するイラク復興支援特別措置法改正案も審議入り予定で、与党は5月の連休を控え、重要法案の審議をさらに加速させる構えだ】という。【与党の国民投票法案を審議する参院憲法調査特別委員会は、既に約14時間半の審議を終了、23日には参考人質疑、24日には仙台、名古屋両市で地方公聴会も開く】予定であり、【与党は「毎日審議すれば憲法記念日の5月3日までの成立は可能」(国対幹部)として、連休の前にも「採決の目安」(同)としている審議時間30時間前後を確保、特別委や本会議での可決、成立をうかがう】というのだ。

 これに対し、【野党側は民主党が衆院に続き対案を提出することを決定】したこともあり、【与党内には「無理に5月3日にこだわる必要はない」(自民党幹部)との意見も出始めている】らしいが、そんなのは当てにならない。

…というか、このあせりぶりは、現時点での改憲の最大のテーマである9条2項削除が不可能となることへの不安からくるものではないかと思う。

 つまり、北朝鮮が民主化ないし崩壊し、周辺での具体的な脅威が無くなった場合、日本の市民は、9条2項を削除する必要性を感じなくなるだろうし、そもそも、平和的手段による平和実現を体感するため、平和憲法維持への意欲を増すだろう。

 そうなったら、しばらくは、9条2項削除を実現できなくなってしまう…。

 その前に、改憲するしかない!

 改憲手続法(国民投票法)案成立を急いでいる裏には、このような「恐ろしい陰謀」(コピーライト:外山恒一氏)があるのだと思う。そうでなければ、政府のあせりぶりは説明がつかない…(もちろん、この背景には参院選が近いことがあるが、単に参院選対策なら次期国会で成立させれば済む話…)。単におじいちゃんの意思を実現するためだ、などという甘い見方をしていたら、大変なことになりますよ。
 
 最後まで抵抗しよう!温暖化については時間は私たちの敵だが、改憲については、時間は私たちの味方です。頑張りましょう。

■■佐世ちゃん日記引用開始■■

(以下、ぜひ転送お願いします)
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憲法審議ってば、今どうなってるの?国会速報No.31(07/04/21)
 <国民不在の国民投票法(憲法改正手続法)>~ 弁護士 猿田佐世 ~ 
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★★★★★★★★
 ●4月26日(木)にも、参院・強行採決の可能性あり
  安倍首相が5月3日に勝利宣言をあげたいらしい
 ●23日(月)東京で参考人質疑、24日(火)仙台・名古屋で公聴会(確定)
 ●25日に東京で質疑・あるいは公聴会か そして26日強行採決?(未定)
                           ★★★★★★★★
●すぐ、今やること
(1)なんといっても参議院・傍聴!!!!!!!!!
(2)慎重審議・強行採決反対!・最低投票率入れろ!と求めて、参議院の自・公の理事にファックス!
   連絡先→http://www.news-pj.net/kenpoushingi/sangiin-20070416.html
(3)25日と26日に傍聴に行くべく、手帳を空けて日程を確保すること

●速報
金曜を除いて連日審議を行った先週一週間。それにより審議時間が積み重ねられたとして、与党が今週後半にも強行採決という可能性がでてきた。

来週の予定としての確定事項は次の通り。
23日(月)13時~16時 参考人質疑
24日(火)13時~16時 仙台、名古屋にて地方公聴会 

25日以降の予定は未定であるが、ある議員からは25日・東京公聴会、26日・委員会強行採決、27日・本会議強行採決という可能性あり、という話を聞いた。この強行日程は自民党が委員会の理事レベルを超えて、もっと上の党の国対委員会の判断で組んでいる。この強引さは安倍首相の指示によるものであろう。

参議院、先週審議始まったばかりじゃん?と思うのですが、審議時間をある程度積み重ねればそれで十分ということらしい。国民不在。

●24日公聴会での公述人一覧
<仙台>
宮城県議会議長                相沢光哉 さん
弁護士                    佐々木健次さん
福島県立医科大学医学部人文社会科学講座教授  藤野美津子 さん
(1名未定)
<名古屋>
愛知県国民健康保険団体連合会専務理事     鈴木勝美 さん
三重県いなべ市長               日沖 靖 さん
弁護士                    笠松健一 さん
名城大学法学部教授              網中政機 さん

●全国各地の弁護士会から、続々と、強行採決に抗議!反省を求める!廃案を求める!との反対声明があがっています。
→ http://www.news-pj.net/

●街頭アンケートにご協力ありがとうございました。
4月12日までのアンケート最終集計結果。全国30箇所 (総回答者1789名) で実施。
 (集計のまとめ) → http://www.news-pj.net/kenpoushingi/20070412-ank-matome.pdf
 (集計結果) → http://www.news-pj.net/kenpoushingi/20070412-shukei.pdf
 (アンケート内容) → http://www.news-pj.net/kenpoushingi/20070412-ank.pdf

国会での配布資料は、衆議院HPにも掲載されています!!!すばらしい!
→ http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_kenpou.htm

国会で結果が提出されただけでなく、朝日新聞(全国)、報道ステーション(全国)、毎日新聞(和歌山)、静岡新聞、赤旗(全国)、沖縄タイムズ、(順不同)・・・などのマスメディアに取り上げられました。ほかにも、、、、失念してしまいましたが、多くのメディアに取り上げられました。どのメディアも世論調査に取り組んでいない間に取り組み、審議不十分!最低投票率導入を!との結果が出た事は、審議の強引さや法案内容の不十分さを露呈し、また、メディアや世論の注意を喚起したものとなりました。ご協力いただいた方本当にありがとうございました。

●緊急!傍聴に行かねば! 4月23日東京
傍聴のお手伝いを、近藤正道事務所にお願いしております。(別の事務所にご挨拶をしてお手伝いのお願いをする余裕が私にないので、再びですが、お願い致します。すみません。)

(傍聴方法)
1 まず、事前申込をする
傍聴希望の方は、4月23日午前10時までに、名前、住所、電話番号、年令、職業を明記の上、「4月23日の憲法調査特別委員会傍聴希望」として、近藤正道議員の議員会館事務所宛てに、ファックスしてください(FAX5512-2740)。

2 当日(4月23日)
国会議事堂・参議院議員面会所に集合。
午後12時40分に集合
傍聴は途中抜けはOKですが、一度出ると再度は入れません。

●次々と企画があるよっ!参加しよう!「企画名」[主催](最寄駅)
・4月24日(火)総評会館 203号室 開場18時、開会18:15[憲法行脚の会]
 映画『ディア・ピョンヤン』上映会 & 梁英姫監督と佐高信さんの対談(国民投票法とダイレクトにはつながりませんが是非来てください!)
・4月26日(木)18:30~ 衆議院第2議員会館前集合
 ヒューマンチェーン第4波(人間の鎖)
  → https://form1ssl.fc2.com/form/?id=181483
・4月27日(金)正午 参議院会館前 [憲法と人権の日弁連をめざす会]
・5月3日12時開場、13時開会、パレード15時~(日比谷・霞ヶ関)
 「2007年憲法集会&1万人銀座パレード」入場無料(カンパ募集あり)
 スピーチ 植野妙実子、浅井基文、福島瑞穂、志位和夫
 歌&コント オオタスセリ 会場 日比谷公会堂とその周辺
[5・3憲法集会実行委員会 問い合わせ03-3221-4668]

●このメルマガの過去ログはこちら
→ http://www.news-pj.net/kenpoushingi/index.html
憲法改正国民投票法についての詳細は、上記HPのほかに、下記もどうぞ
→ http://web.mac.com/volksabstimmung/
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→ http://www.news-pj.net/kenpoushingi/i/
(16:22)
 
■■引用終了■■
 









★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
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