米軍再編の交付金がここまで思うがままにできるなんて防衛省も思ってなかったんじゃないだろうか…。それを裏付ける文書が出てきた。その前に、まず、実態を確認すると、冒頭の表のように、米軍の受け入れを表明したところ（右側の○）だけ、交付金の支払い対象とし、それ以外のところ（岩国、座間、名護、宜野座、恩脳、金武）は受けられない。宜野座村は２カ所で対象になりながらも反対しているのでもらえない。
やっぱり、これって変。だって、来てもいいよ、って受け入れている人よりも絶対に来るなって言っている人たちの方が苦痛は大きいのだから、受け入れに賛成している自治体よりも反対している自治体の方により多くの交付金（迷惑料）を支払うべきではないだろうか。これじゃぁ、只で殴られるのと、治療費を少し払って殴られるのとどっちを選ぶのかって言われているようなもんだ。
ということは防衛庁もよく分かっていたのか、事前に各所での説明に使用したと思われる下記書面には、そんな露骨なことは書いていない。
むしろ、（注２）を見ると、【市町村が再編に一定の理解を表明し、市町村において当該姿勢を保持している場合が典型的な場合であるが、それに限定されるものではなく、再編の円滑かつ確実な実施に資するか否かという観点から判断】と書いてあり、一応、反対していても迷惑かけるところには支払おうとしていたようだ。
ところが、ふたを開けたら、上記のとおり、はっきりと色分け。おそらく、このような方針が事前にあちこちでリークされ、新聞などが書いてもあまり、市民が反発してこない…これなら、一気にはっきりと賛否にしたがって札びらを切って、反対派の住民を動揺させようってことになったのだろう。メディア、市民の怒りが足りなかったのだ…。
そして、防衛省の思惑通り、受入派のみに支払う旨発表しても、まだ市民の怒りは沸騰しない。メディアがおかしさをきちんと追求し続けないのが原因だけども…。
というわけで、この問題に怒りを表明したい人のための３５０円１０００万人寄付運動（※１）はおかげさまで下記のとおり第１回寄付金送金をし、受領してもらいました。これからも輪を広げることにご協力を！
※１：http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/1024e23b6593bae40d90381a6048177b
【関連イベント】
軍事問題研究会月例研究会
テーマ：「北朝鮮10.9核実験は創作？」
日 時：08年1月12日（土）午後3時～5時（2時45分開場）
06年10月9日に北朝鮮が実施した核実験は世界中を震撼させたが、とりわけ同国弾道ミサイルの射程にある日本にとってはその深刻さはより一層のものであった。
北朝鮮の核実験結果については様々な評価がある。韓国の月刊誌「月刊朝鮮」07年3月号は、この核実験がそもそもでっち上げられたものとのユニークな記事を掲載した。陸上自衛隊基礎情報隊が邦訳したその記事から、でっち上げをせざるを得なかった北朝鮮の事情を考察する。
場 所：赤城会館（ＪＲ・地下鉄東西線「飯田橋」駅下車）
参加費：本会正会員・賛助会員1千円/その他2千円。
参加方法：予約制。
1月10日（木）までに軍事問題研究会（TEL/FAX 03-3778-3752）まで。
FAXでの参加申し込みの場合は氏名/住所/TEL・FAX番号を添えて申し込みのこと。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして，国民は，つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては，われわれは攻撃されかかっているのだと伝え，戦意を煽ります。平和主義者に対しては，愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」（ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて）
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ（笑）」（ヤメ蚊）
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事，分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また，このブログの趣旨の紹介及びＴＢ＆コメントの際のお願いはこちら（←クリック）まで。転載、引用大歓迎です。
なお、現在、こちらで（←クリック）、３５０円、１０００万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、ＳＯＢＡさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
１月１７日にはＮＰＪ／PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催します。吉岡忍さんの講演など…。詳しくは上のバナーをクリックして下さい。
やっぱり、これって変。だって、来てもいいよ、って受け入れている人よりも絶対に来るなって言っている人たちの方が苦痛は大きいのだから、受け入れに賛成している自治体よりも反対している自治体の方により多くの交付金（迷惑料）を支払うべきではないだろうか。これじゃぁ、只で殴られるのと、治療費を少し払って殴られるのとどっちを選ぶのかって言われているようなもんだ。
ということは防衛庁もよく分かっていたのか、事前に各所での説明に使用したと思われる下記書面には、そんな露骨なことは書いていない。
むしろ、（注２）を見ると、【市町村が再編に一定の理解を表明し、市町村において当該姿勢を保持している場合が典型的な場合であるが、それに限定されるものではなく、再編の円滑かつ確実な実施に資するか否かという観点から判断】と書いてあり、一応、反対していても迷惑かけるところには支払おうとしていたようだ。
ところが、ふたを開けたら、上記のとおり、はっきりと色分け。おそらく、このような方針が事前にあちこちでリークされ、新聞などが書いてもあまり、市民が反発してこない…これなら、一気にはっきりと賛否にしたがって札びらを切って、反対派の住民を動揺させようってことになったのだろう。メディア、市民の怒りが足りなかったのだ…。
そして、防衛省の思惑通り、受入派のみに支払う旨発表しても、まだ市民の怒りは沸騰しない。メディアがおかしさをきちんと追求し続けないのが原因だけども…。
というわけで、この問題に怒りを表明したい人のための３５０円１０００万人寄付運動（※１）はおかげさまで下記のとおり第１回寄付金送金をし、受領してもらいました。これからも輪を広げることにご協力を！
※１：http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/e/1024e23b6593bae40d90381a6048177b
【関連イベント】
軍事問題研究会月例研究会
テーマ：「北朝鮮10.9核実験は創作？」
日 時：08年1月12日（土）午後3時～5時（2時45分開場）
06年10月9日に北朝鮮が実施した核実験は世界中を震撼させたが、とりわけ同国弾道ミサイルの射程にある日本にとってはその深刻さはより一層のものであった。
北朝鮮の核実験結果については様々な評価がある。韓国の月刊誌「月刊朝鮮」07年3月号は、この核実験がそもそもでっち上げられたものとのユニークな記事を掲載した。陸上自衛隊基礎情報隊が邦訳したその記事から、でっち上げをせざるを得なかった北朝鮮の事情を考察する。
場 所：赤城会館（ＪＲ・地下鉄東西線「飯田橋」駅下車）
参加費：本会正会員・賛助会員1千円/その他2千円。
参加方法：予約制。
1月10日（木）までに軍事問題研究会（TEL/FAX 03-3778-3752）まで。
FAXでの参加申し込みの場合は氏名/住所/TEL・FAX番号を添えて申し込みのこと。
★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして，国民は，つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては，われわれは攻撃されかかっているのだと伝え，戦意を煽ります。平和主義者に対しては，愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」（ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて）
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ（笑）」（ヤメ蚊）
※このブログのトップページへはここ←をクリックして下さい。過去記事はENTRY ARCHIVE・過去の記事，分野別で読むにはCATEGORY・カテゴリからそれぞれ選択して下さい。
また，このブログの趣旨の紹介及びＴＢ＆コメントの際のお願いはこちら（←クリック）まで。転載、引用大歓迎です。
なお、現在、こちらで（←クリック）、３５０円、１０００万人寄付運動を展開しています。ぜひ、ご覧のうえ、行動にしてください。バナーは、ＳＯＢＡさんの提供です。ご自由にお使い下さい。手のひらに何も乗っていない猫の手には、実は、知恵、呼びかける力など賛同するパワーが乗っているということです。まさに、今回の運動にぴったりですね。
１月１７日にはＮＰＪ／PEOPLE’S PRESS設立記念集会を開催します。吉岡忍さんの講演など…。詳しくは上のバナーをクリックして下さい。
で！ウチの裏山にも一つ、西行法師の歌碑があり、「ソレはブログで見てもう別の若い人を派遣して写真とか取ったんで良いんだけど、誰が何時建てたか」調査を依頼されまして。
でも、その碑は歌と詠み人以外は裏面にも何も記入されてない謎の碑で、ライオンズ・クラブでも市の教委でもないって事は、ウチの近所の高齢の、矢っ張り郷土史家が電話調査済みなんです。
山の上のもう一寸奥まった所にはお寺もあり、その初護摩の日に登って、お話を聞いてきた所、「何か自衛隊がレーダーの反射板を山頂（歌碑よりは南へ数百ｍ）に設置したのと時期が近いような気が…？でも当山とは関係ないです」とのお返事。
で！本日、電話を自衛隊駐屯地に掛けた所、録音取られちゃった上に完全に白を切られてしまって…！ううっ、不覚…！ツイお育ちがイイもので（洒落です）、向こうに別の電話が掛かって来たら、焦って電話を切ってしまいました…！
でもね、「風雨が激しくなって来てて、３年前には７つ８つあった碑が半減してて、どうも転げ落ちたんじゃないかと思う、肝心の西行の歌碑とかも危ないので設置者を突き止めて是非補修を！」と危機感を明かすと、食いつき激しかったです、「下の家屋に被害は？」とか。
（ま、被害状況までは私も現時点では知らないんですが。）
思えば、大概ね、古代神宮大麻の栽培地と昭和の麻薬王が押えた栽培地と重なるとか、九州の大宰府周辺の土盛り防御壁跡は白村江と元寇とＷ.Ｗ.Ⅱと３度は悠に重なってるとか、地理的／気象的（温暖化前）条件が替わらない以上は「重なって当然」って歴史を見る際には常識なんですよ。
その歌碑の有る峰も、古代から見晴らしが良く、水運などに指揮所として使用されたものと思われるんで、下からレーダーを当てる反射板がその近辺に設置されるのも不思議ではない、けど何で！ソレを白切らなきゃなんないんだか？！流石は東条英機の憲兵隊さん以来の伝統だね！みたいな。
一体、何に使う目的なんですか？全面茶色の薄っぺらい縦長方形の看板みたいなアレは。